懐かしい雑誌「ハッカージャパン(白夜書房)」ITセキュリティを楽しく学べた

こんにちは、ゆうじんです。

最近本はほとんどKindleで購入するので、昔に比べて本棚がすぐにいっぱいになるということは減りましたが、少量ながらも紙媒体でも購入するため、徐々に本棚の空き容量が厳しくなってきました。

そのため、久しぶりに本棚を整理したのですが、整理している中で、懐かしい雑誌が出てきました。手を止めて読んでいるうちに面白くて止まらなくなってしまいました。

それは白夜書房の「ハッカージャパン」です。

ハッカージャパンとは

ハッカージャパンは、白夜書房が発行していた隔月刊のネットワーク、ITセキュリティ関連の雑誌です。

雑誌の名前に「ハッカー」という言葉があるので、よく知らない方には「いかがわしい雑誌では?」と勘違いされてしまいますが、そんなことはなく、ITセキュリティについて、一般の読者にもわかりやすく、面白く解説していました。

しかし、ハッカージャパンは残念ながら、2013年に休刊となってしまいました。そのため、今読もうとすると、中古で探すか、特別号がKindleで何冊か販売されていますので、それで読むかということになります。

私は好きでした 。Arrivederci !

当時は仕事の関係で、ITセキュリティに少し関わりがあったことや、個人的に関心もあったので、私はかなり早い段階からハッカージャパンを購読していました。

主に娯楽として読んでいましたが、内容が面白いので、毎号発売されるのをとても楽しみにしていました。確かに悪用してしまうと危ないものもありましたが、それは攻撃側の手口を学ぶことで、逆にセキュリティ意識や技術を向上させるためで、私にとっては随分勉強になったと思います。

休刊の理由は、一切明らかにされていませんでしたが、昨今の本(紙媒体)離れや、ウェブで鮮度高いセキュリティの情報も手に入りやすくなったのも影響があったのではと推測されます。

確かに、ウェブでも調べればわからなくはないですが、私としてはライターの方がまとめて面白く書いているのを読むのが面白かったので、当時は本当に残念でした。素人にとっては、専門書を読むだけでは、なかなか頭に入って来ず、やっぱり面白くないのです。その点、ハッカージャパンでは記事が面白くて、読んでて飽きませんでした。

時事ネタの情報雑誌だったので、読んである程度溜まったらゴミで捨ててしまっていたのですが、面白かったものは何冊か手元に置いています。

手元に置いてあるものも、今となってはネタも少し古くなっていますし、普段読むようなことはないのですが、たまに読むとやっぱり面白いですね。

復刊は難しいのかもしれませんが、また、いつか、新しいハッカージャパンが読めたらいいなっと思います。

では。