海外ドラマ「アウトキャスト(Outcast)」オカルト系なのに人間ドラマがすごい!

こんにちは、ゆうじんです。

海外ドラマって面白いですよね。英語の勉強という大義名分にかこつけて見ているのですが、純粋に面白いです。

ER、フレンズ、24、heroes、フリンジ、ブレイキング・バッド、ウォーキング・デッド、グリムなどどれも面白かったですが、また、最近見て面白かったものがあるので、ご紹介します。

それは、こちら「アウトキャスト」です。

アウトキャストとは

アウトキャストはロバート・カークマンの原作コミックに基づくアメリカのテレビドラマです。悪霊との闘いというオカルトホラーをベースにしつつ、繰り広げられる人間ドラマが魅力です。

原作を手掛けるロバート・カークマンは、あの世界的ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」の生みの親でもあり、本作も世界中で大きな注目を集めています。

現在、シーズン1(全10話)、シーズン2(全10話)が制作されています。日本では2017年6月からちょうどシーズン2が放送され始めたところです。私は、dTVで一気に見てしまいました。

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(導入のあらすじ)
 カイルは幼少時に悪霊にとりつかれた母から虐待を受けていた。カイルは大人になり、家庭を持つが、幼い娘を傷つけたとされ、妻子と別れて故郷の田舎町で一人淋しく暮らしている。
 ある日、街で悪霊に取り憑かれた少年の噂を耳にしたカイルは、除霊者としても名高い街のアンダーソン牧師の元を訪ね、除霊に協力する。自身に霊的能力があることに気づいたカイルはなんとか除霊に成功するが、悪霊はカイルを「アウトキャスト(仲間はずれ)」と呼び、「大融合が近い」と謎の言葉を残して消えた。
 果たして、カイルを待ち受ける驚愕の真実とは、、、。

主人公カイル・バーンズをパトリック・フューギット、また、アンダーソン牧師をフィリップ・グレニスターが演じています。

主人公を演じているパトリック・フューギットは、「あの頃ペニーレインと」で主役を演じており、「ゴーン・ガール」や「ER緊急救命室」などにも出演している注目の若手俳優さんです。

私が面白かったところは

見て面白いと思うところは人それぞれですが、私が面白いなあと思ったポイントは以下のようなところです。

人間ドラマが丁寧に描かれている

本作の悪霊払いが一つの見所ですが、それぞれのストーリーにおける登場人物の心情を丁寧に描写しているのが見所でもあります。悪霊払いの裏にある人々の心の変化や機微を深く描いています。

例えば、主人公のカイルも当初は幼少期のトラウマから人々との関わりを避けていましたが、悪霊に立ち向かうことで積極性を取り戻していきます。一方、カイルとともに悪霊に立ち向かうアンダーソン牧師ですが、牧師としての仕事に自信を失いかけたり、カイルに嫉妬したりします。

このように、単にオカルトホラーの枠に止まらない人間ドラマの深さによって、見応えある作品に仕上がっています。

謎がなかなかとけない

悪霊に憑かれた人間の口から出てくる黒い物体の正体や、「大融合」「アウトキャスト(のけもの)」という言葉が、序盤から出てきますが、なかなか真相が明かされません。つい、「なぜ?次の話がみたい」と止まらなくなります。

話が進むにつれ、適度に情報が増えていくので、これまた「次の話をみたい」となっていきます。

カイルがとても良い人間で格好いい

主人公のカイルは、除霊する能力がどうしても目立ちますが、身内の人間への深い愛情、優しさを持つ人間として描かれており、とても共感しやすいです。

身内の人間に危機が迫ったら、自分のことは顧みず危機に立ち向かっていきます。

元妻アリソンを守るために罪をかぶったり、妹メーガンを助けるために自分より強い人間相手に喧嘩をしたり、病院での介護がきちんとされていないと植物人間の母を連れて帰ったり、ヒヤヒヤしますが、ベースにある優しさを感じます。

シーズン2も放送がスタートし、カイルが自身のルーツを辿る中で、世界を揺るがすさらなる脅威へ迫っていきます。目が離せない展開です。

とても面白しろい海外ドラマので、ぜひ、気になった方は、一度チェックしてみてください。

では。