Baldur’s Gate EE(バルダーズ・ゲートEE)攻略記(その9)

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしました。バルダーズゲートEEの攻略記その9です。

さて、前回、ガラコ君一行は連絡員トランジックから、タゾクの隠れ家らしき場所を絞り込みました。それは、ベレゴストの北東の森、ベルドベールとラースウッドです。

タゾクは、ハーフオークのムラヘイにナシュケル鉱山で鉄が取れないようにさせる一方、自ら野盗を率いて、街道沿いの物流を機能させないようにしていた模様です。

となれば、タゾクの隠れ家にはそれなりの野盗がいるはずで、厳しい戦いになるのは必至でしょう。

我が主人公ガラコ君は、冒険の途中で手にいれた魔法の武器・防具を装着して、強くなっているものの、徒党を組んだ盗賊団に勝てるでしょうか。少し自信がありません。。。

そんな時は、サブクエストで経験値稼ぎと、今回はサブクエストをいくつかこなしてみましょう。

●主人公ガラコ:人間、ファイターの脳筋好青年。心当たりはないけど、行く先々で命を狙われ続ける。不幸を引き寄せる男。主人公の特権で、手にいれた良い武器・防具をつけている。強化人間ですな。
イモエン嬢:人間、シーフ。妹的幼馴染。でも年下に見えない。多分、メインヒロイン。言葉通りの押しかけ女房。ガラコに、サンダーハンマー・スミシーの魔法のシャドウアーマーをおねだり中。
カリード:ハーフエルフ、ファイター。臆病だが、名誉を重んじる人。比較的良識派で、パーティの精神的支柱。ジャヘイラさんの旦那さん。名声が高まると毎度、褒めてくれる人。パーティのタンク役。
ジャヘイラ:ハーフエルフ、ドルイド姉さん。麗しい見た目と違い、棒(クォータースタッフ)を持てば人が変わったように敵を打ちのめす。カリードの奥様。今回はなかなか魔法を覚えてくれない。
アジャンティス:人間、熱血パラディン。ちまたで増える野盗の狼藉ぶりに公憤を覚え、いざ冒険者の道へ。熱血同士、脳筋好青年の主人公ガラコと波長が合う。猪突猛進の危ないお方。しかし、パーティの濃いキャラに押され、影が薄いとお嘆き。
ニーラちゃん:ハーフエルフ、ワイルドメイジ。能力は高いが、たまに予期しない結果を生んでしまうドジっ子魔法使い。最近デレっぱなし。パーティの宝石袋、スクロール袋、ポーション袋を一手に持つ女。新しいスクロールを見ると衝動買いする。

また、イモエン嬢からはベレゴストの鍛冶屋で売られている超高級アーマーをおねだりされています。サブクエストでお金も溜まったらいいな。。。

では、はじまり〜、はじまり〜。

※なお、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完して追加している部分がありますので、ご容赦ください。

漁村へGO!

ベレゴストのすぐ北には、ガラコ一行が序盤に訪れて、敵が強かったので逃げ帰った漁村があります。アジャンティスとはそこでナンパされ出会っています。

せっかくなので、この漁村を探索してみましょう。漁村への道を歩いていると、野盗に襲われます。野盗の勢力が拡大しているのを感じます。

数人の野盗なので、ガラコ一行の敵ではありません。あっという間に倒し、そのまま漁村に向かいます。

邪悪な海の女司祭を倒せ!

漁村に入ると、3人の漁師が何やら話をしています。とりあえず話しかけてみます。何か仕事になりそうなことはないかな。

話によると、彼らが漁に出る時に、ウンバーリーに仕える女司祭が天候を荒らすため困っているそうな。女司祭は北のある小屋にいるとのこと。

これまた脳筋好青年のガラコ君には、ウンバーリーが何の神かわかりません。ジャヘイラ姉さんから教えてもらいます。「ウンバーリーは海の女神よ。」

そうとなったら、早速、女司祭を懲らしめにいきましょう。

バルサン! バルサン! バルサン!

女司祭がいるという小屋を探して、道沿いに北に歩き続けると、今度は、ゲルデという女性が話しかけてきます。

ゲルデ「今はアンクヘッグの発情期なのよ。だから、主にメスが栄養を蓄えるために、地上まで上がってくるわ。メスはお腹が空いていてとても凶暴。でも、数が多すぎるので、数匹間引いて欲しいとのこと。

これまた別のご依頼。モンスターを倒すのは問題ないので、この申し出も引き受けます。

ゲルデと別れ、しばらく付近を散策すると、カシャカシャと気味の悪い音が聞こえてきます、、、。嫌な予感。甲虫が鳴らすような音を立てながら、とんでもなく大きな虫が地面から出現します。

地面からわいてくる巨大な昆虫がたくさんわいてきます。気分はスター○ップ・トゥルーパーズです。

アンクヘッグは結構硬いのですが、前衛陣がそれぞれ魔法武器を装備しているので、囲んで叩けば倒せます。

アンクヘッグを数匹倒した段階で、ゲルデに報告に行きます。ゲルデからお礼を言われ、1匹あたり75ゴールドもらえます。

乱獲、そして散財!

しかし、アンクヘッグは数匹倒し終わった後も、地上にわき続けて、こちらを攻撃してきます。

しかも、アンクヘッグを倒すと落とす「アンクヘッグの殻」は、ベレゴストにある鍛冶屋サンダーハンマー・スミシーで、1個500ゴールドという高額で買い取ってくれます。

となると、金のなる木、、、いや、降りかかる火の粉は払わねばなるまいと、ゲルデに「数匹以上、狩るな。畑の収率が落ちて、不作になる」と釘を刺されたのを忘れ、アンクヘッグを狩りまくります。そして、殻を持てるだけ持ってベレゴストに戻ります。

なんだか、密漁で荒稼ぎするような気がしないでもないですが(実際、その通りです、、、)、背に腹はかえられないので、目をつぶります。ガラコ君、あなた、本当にローフルグッドかい。。。

かなりな数の殻を売ったので、財布は人生史上最高に重くなります。それをみたイモエン嬢が、以前からおねだりしていたこの店のシャドーアーマー「影鎧」を買ってちょうだいと、ガラコに猛烈プッシュです。そのお値段、なんと驚愕の14910ゴールド!

しかし、ガラコも人生初の大金を持って舞いあがっており、正常な判断ができません。イモエン嬢に言われるがままご購入。

このアーマーは、シャドウ・シーフの最高位シャドウマスターのために作られた+3のスタッデッドアーマーです。装備時にはハイド・イン・シャドウ+15%のボーナスがあります。完全にプロの暗殺者仕様の鎧です。

落ち着いて考えれば、単なるシーフのイモエン嬢には早すぎるような気がします。あんた、暗殺者になる気かい?

しかし、イモエン嬢は、黒光りするアーマーを着て、満足げです。もうイモエンは手放すことはないでしょう。仕方ない、高級品の性能がどんなものか、どこかで活躍してもらいましょう。

さて、脱線しました、、、。今一度、漁村に戻ります。

行方不明の息子を探して欲しい

さすがにアンクヘッグを乱獲したので、付近の畑の様子が心配です。このあたり、小心者の集まったパーティです。

漁村の畑を見て回っていると、畑の脇に農夫がぼーっと立っています。「アンクヘッグを狩りすぎたのバレたか」とドキドキしながら、知らないふりして話しかけてみます。

農夫ブラン「お願いじゃ、誰か助けてくれんか。息子のネイサンが迷子の子牛を探しに出かけてそのまま消えてしまったんじゃ!」とのこと。

アンクヘッグを狩りすぎた罪悪感もあり、即答で「我々に任されよ」と引き受けます。

農夫ブランは「西に向かって足跡みたいなものを見た」と言っていたので、西に向かって少し歩きます。すると、すぐ近くの地面にびっくりするほどの大穴が開いています。

さっき、地面にわいてくるアンクヘッグを乱獲していましたが、まさか、このサイズのアンクヘッグはいないでしょう? ビビりながら、穴に降りて行きます。穴の中は迷路のようになっており、探索の開始です。

そして、やはりいましたアンクヘッグの群れです。サイズは普通サイズでした、ホッ。どうやら、ここはアンクヘッグの巣のようです。繁殖期に向けて栄養をつけるアンクヘッグ、息子ネイサンの身が気がかりです。

ちなみに、ガラコ一行は一度、殻集めで味をしめているので「よっしゃ、また狩るでぇ!」と違う方向に力を入れそうな雰囲気。善人の集まりのパーティなのに、方向性が違うような、、、。

アンクヘッグを狩るにしても、穴の中を探すのは一緒なので、さっさと探索を行いましょう。

ニーラちゃんからのお願い

巣を探索し、息子ネイサンくんを探していると、ニーラちゃんが思いつめた様子で、声をかけてきます。

ニーラちゃん「ねえ、ガラコ。色々と考えたんだけど、あなたに頼みたいことがあるの」

ニーラちゃん「最初は怖くて向き合えなかったけど、破壊的な魔法を生じさせてしまう予測不能な効果を抑える方法を見るけるべきと考えるようになったの

さらに話を聞くと、ワイルドメイジの老人アドイに、ワイルドマジックとうまく共存する方法について教えを請いたいとのこと。

これはニーラちゃんのためにもなるけど、パーティ全体のためにもなることなので、全員快諾します。でも、とりあえずは、ネイサン探しと女司祭討伐のあとでね。

ネイサンくん発見

巣の中を探索すると、何やらいろんなものが溜まっているところを見つけます。金属やゴミなどが溜まっているようです。

そこを探索すると、残念ながら、息子ネイサン君の遺体を見つけます。

ネイサン君の遺体を回収し、父親ブランのもとへ連れて帰ります。ブランは一人息子を失った悲しみで、茫然自失です。

農夫ブラン「そんな、わしのたった一人の息子なのに、、、。悪いが、わしを一人にしとくれ」

息子を失った悲しみはどうしようもないですが、生活の足しになればと、ンクヘッグで儲けたお金を分けてあげましょう。しかし、露骨に渡すと断られるため、配慮して話しかけます。

ガラコ「ブラン、荷物がいっぱいなんだ。頼むからこれを持ってくれないか。重すぎて疲れるんだ」

すると、ブラン「見知らぬ方たちよ、ありがとう。あんた方のような立派な人にはもう会うことはないだろう」と感謝されます。

嘘をついているのはどっち?

さて、漁師たちからお願いされていた件がありました。

邪悪な女司祭が隠れているという小屋を探し回りますが、漁村のマップでは見つけられませんでした。マップの端から端まで歩き回ったので、ヘトヘトです。

ひょっとして、漁村のマップの北にあるのかとマップを移動して探します。すると、ビンゴ! 目的の小屋がありました。

小屋の前に、女の子が一人で立っています。

テンヤ「あなたたちは私の土地に入ってきているわよ。そんな武装してここにくる人はいないわ。あのいやな漁師たちに雇われてきたんでしょ?どうなの!」と問いかけてきます。

どうやらこの女の子が、探していた女司祭のようです。

詳しい事情を聞こうとすると、テンヤは敵対的な態度を取り、攻撃しようとしてきます。仕方ないので、ガラコ君が軽く一発お見舞いすると、「あいつらが何をしたか知っているの?」と彼女にとっての真相を話しはじめてくれます。

テンヤの話によると、「元々は漁師たちが悪い。テンヤの母親もウンバーリーの司祭で、海を使う人たちからお布施を集めていたが、漁師たちは母親から魔法のボウルを奪い、召喚の魔法を使えないようにして拷問し、母親は殺した」とのこと。

そして、テンヤは、もう心が折れそうと、逆にガラコたちに助けを求めてきました。

うーん、どう考えたらいいんだろう。漁師たちか、女司祭テンヤのどちらかが嘘をついている模様。どちらが嘘をついているとしても、嘘をついている確証がないとどうとも判断できません。

ガラコたちは一旦、彼女に「助けよう」と応えます。

女司祭テンヤ「ありがとう!漁師の集団はこれ以上野放しにはできないわ。ボウルは多分、他の寺院で別の神の元に隠されているでしょう。漁師たちが知っているかもしれないわ

では、漁師たちに今一度、真実を問いただすことにしましょう。

漁師たちに確認

漁村に戻り、漁師たちに話をします。

漁師「お前たちはあいつの嘘を信じたんだろう。なんと言ってた。我々がボウルを盗んだとでも?そんなことで我々を殺すのか?」

うーん、ボウルの話はまだ我々から漁師にはしていないので、なぜ知ってるのでしょうか? 若干、怪しくはありますが、でもまだ漁師側が嘘をついているという確信は持てません。

漁師が3人いるので、それぞれに繰り返し話を聞きます。

そうこうしていると、漁師の一人が「あのふざけた女司祭は、わしたちから何年もお布施を取っているだ!金額も上がっていくばかりで、海の神ウンバーリーを満足できなければ船を出せないときている!バルダーズゲートでーロス神のクレリックが言ってた、、、と漏らします。

ターロス神?? これまたジャヘイラ姉さんが補足してくれます。ジャヘイラ「ターロスは、嵐の神よ」

漁師たちは、最初「女司祭が海を荒らして困る」としか言っていなかったのですが、実際にはお布施に不満があったようです。しかも、なんか嵐の神様も信奉している様子。別の神の信者だったんですね。

うーん、漁師たちが怪しい気がしますね。もう少し話をすると、「みんな神々の争いの犠牲になっているんだよ」と言い出します。

うーん、まだ確信は持てないが、一回カマをかけてみましょう。

ガラコ「ボウルをよこせ!2度は頼まないぞ!」

漁師「他に打つ手はないな。隠し持ち続けていたのだ。それが一番安全だと思ったからな」と、ボウルを隠し持っていたことを白状します。やっぱり、漁師側が嘘をついていたようです。

漁師は抵抗せずボウルを渡しますが、「欲しかったものを手に入れたんだろ。もう行け。俺がお前だったら、ターロス寺院には近づかないね。神は執念深いからな」と捨て台詞を吐き、「その子供は我々がなんとかする」と攻撃してきます。

漁師たちごとき、今のガラコたちの敵ではありません。あっという間に倒します。

では、このボウルをテンヤに返しに行きましょう。

テンヤにボウルを返却

北の小屋に行き、テンヤに真相を伝え、ボウルを返します。

女司祭テンヤ「ウンバーリーは本当に喜んでいるわ。ターロスは失敗した漁師たちを見捨てるでしょう。今、あなたにあげられるものはないけど、“海の女王”はあなたを忘れないわ。報酬は後ほど、、、あげられると思うわ」と言い、魔法ディメンジョンドア(次元扉)を唱え、かき消えます。

テンヤは12歳くらいの少女でしたが、司祭だったからか、なんだか子供を助けた気がしません。神同士の縄張り争いに巻き込まれたような感じです。

これで女司祭のクエストは終了ですが、経験値が2500も得ることができました。当初の狙い通り、タゾクの隠れ家に行くための経験値稼ぎはできました。

次は、ニーラちゃんから頼まれた老ワイルドメイジのアドイを訪ねて、タゾクの追跡を続けましょう。

では。