Baldur’s Gate 2 EE(バルダーズ・ゲート2EE)SoA攻略記(その24)

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたバルダーズゲート2EEの攻略記その24です。

前回、グレイヴヤード地区でボーディを退治し、イモエンの魂を取り戻したガラコ一行。魔法のランタン「リーン・ランソーン」を手に入れ、サルダネッセラーまで来ることができました。

●主人公ガラコ:人間。邪神バールの子の一人。イレニカスに魂の一部を奪われてしまう。バールの獣性の化身スレイヤーに変身可能。デアルニス・キープの新領主でもある。
ミンスク:人間。新たにエアリーをウィッチにむかえた脳筋レンジャー直球な性格だが、ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面も。きんに君&あばれる君。
ジャヘイラ:ハーフエルフ。夫カリードをイレニカスに殺されたハーパーズのドルイド未亡人。夫の死を懸命に耐える反動で、泣き言を言い続けるエアリーと大喧嘩をしてしまう。
イモエン:人間、女。ガラコとともに育った幼馴染。しかし実は、ガラコと同じくバールの子。つまり異母妹。ボーディから魂を取り戻し、回復。ガラコを支え続けるけなげな娘。
エアリー:有翼エルフのメイジ/クレリック。奴隷生活で翼を切断されるも、汚れのない無垢な女の子。奴隷生活がたまにフラッシュバックし、感情の起伏が極めて激しい時がある。
ナリア:人間。デアルニス家現当主のシーフ/メイジ。世間知らずのお嬢様だったが、領地がモンスターに襲われ、父も殺される。苦難を経験し、大人に成長しつつある。

本作シャドウ・オブ・アムンでの最終章となり、気分もはやります。ガラコは魂を取り戻せるのか、イレニカスの本当の目的とはなど、まだまだ見所はたくさんあります。

さあ、今回は、イレニカスからサルダネッセラーを解放し、ガラコの魂も取り戻すよう頑張りましょう。

では、はじまり〜、はじまり〜。

蹂躙された町

サルダネッセラーの町に入ると、故郷を守ろうとして倒れたエルフの遺体がたくさん転がっています。イレニカスがすでにこの町を手中に収めているのは間違いはなさそうです。

エルハン「サルダネッセラーはイレニカスに支配されてしまった。これだけ奴の手下の魔物が多いと、奴を倒すのはとても難しいはずだ。」

( ゚Д゚)ドルァ!! 泣き言は許さんぜよ。

ガラコ

「これ以上被害が増えてほしくはない。一番良い方法はどうすればいいんだ?」

エルハン「エレシーム女王を見つけるのだ、彼女は君とは違う形で神との繋がりをもつ者だ。それがダメなら、女教皇のデミンを探して欲しい。イレニカスに対抗し得るのはその二人だろう。」

伝承知識に詳しいジャヘイラは聞いたことがあります。エレシーム女王は、エルフの神リリフェンの子孫で、伝説的に美しく、不死だという噂を聞いたことがあります。本当かどうかわかりませんが、イレニカス打倒の強力な助っ人であることは間違いなさそうです。早速探しに出かけましょう。

強敵がわんさか!!

町を探索しますが、イレニカスによってアダマンタイト・ゴーレムや、スケルトン・ウォーリアなどの強力なモンスターがそこかしこに配置され、ガラコたちの行く手を阻みます。

ちなみに、アダマンタイト・ゴーレムは通常の武器も魔法も無効で、+3以上の魔法武器でしかダメージを与えられません。めちゃくちゃ強敵でした。

強力なモンスターばかりなので、一戦一戦が命がけの戦いになります。

少しずつ敵を倒し、慎重に探索を進めて行きます。

女教皇デミン救出!

探索を続ける中で、ある家に入ると女性がモンスターのラクシャサたちに取り囲まれています。女教皇のデミンです。

デミン「お願い!追放者の手下のものでなければ、私を助けて、この化け物どもを倒して!」

明らかに凶悪なモンスターが襲おうとしているので、頼まれなくても反射的に体が動くガラコたち。前衛、後衛の連携で何とか敵を倒します。

エルハンから言われたキーパーソンのうちの一人です。突然の救出でしたが、助けることができてよかったです。

イレニカスの過去

デミンは助かると、ガラコたちに礼を述べます。

デミン「た、助けてくれて有難う、見知らぬ人よ。ただ、普通、この町は外部の者が入ることはできません。しかも、追放者が魔法を使って閉ざした今なら尚更です。偶然とは思えないわ。」

ガラコ

「あんたはイレニカスを追放者と呼んだな。どうしてだ?エルハンは理由を言わなかったが、教えてくれないか。」

デミン「エルハンは他人を巻き込みたくないのです、許してやってください。でも、もう私達だけでは解決できなくなってきたわ。イレニカスとボーディが我々の恥だなんて言ってられないわ。彼らも昔はあんな奴ではなかったのよ。評判も良く、我々にとって賞賛に値する者たちだったのです。しかし、彼らは禁忌を犯した。そしてエレシーム女王によって追放されたのです。」

なるほど、で、その禁忌を犯したって、具体的に何をしたんですか?

デミン「イレニカスもボーディも、エルフの宮廷で名の知れた者でした。我々の種族にとっての宝ともいうべき存在だったのです。イレニカスは最高のメイジで、エレシーム女王も気に入り、いえ、それ以上に愛していました。しかし、妹のボーディは強欲で彼女の狂気に引きずり込まれ、イレニカスも堕落してしまったのです。結果を考えず、神の力を望んだのです。彼らは闇の儀式を行い、何と、生命の樹と融合して、樹のエネルギーを盗もうとしたのです。」

_人人人人人人人人人_
 > ハイ、キターー!!  <
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^ ̄
\\\ (งꐦ☉д☉)ง ////

前作ではサレヴォクがバールの力を欲し、今作ではイレニカスが生命の樹の力に引き寄せられていました。やはり強大な神の力を欲する者はいつも絶えないようです。

デミン「そしてその代償を我々は払わされました。エルフの大地と自然の結びつきが断たれ、ここサルダネッセラーにも大きな衝撃が走り、多くのエルフが死にました。そして、エレシーム女王は彼らに厳しい裁きを下しました。エルフであることの大切さを思い知らせようと、エルフらしさを全て剥奪して追放したのです。エレシーム女王は神の力を借り、彼らとエルフの結びつきを断ち切る呪いをかけたのです。彼らの寿命は、定命の人間と同じとなったのです。」

ふむふむ、デミンさん、これまでの謎を解いてくれます。イレニカスたちがエルフを毛嫌いしていた理由が、非常に良くわかります。

デミン「ボーディは神の呪いに対抗するため、自らバンパイアになりましたが、そんなことで呪いは解けません。イレニカスはそのような危険は冒しませんでした。その代わり、イレニカスは自分たちを復活させるため、邪悪な者たちと手を結び、再び神の力を手にせんと企んだのです。」

ガラコ

「奴らは呪いを解いて復活するために、俺たちから神の魂を盗んだというわけか。」

これまでの謎がどんどん氷解していきます。

リリフェン神の力を借りよ!

デミンはイレニカスに近づく方法を教えてくれます。

デミン「イレニカスは通りに魔物を放ち、エレシーム女王を宮殿に監禁し、その入り口を固く封印したのです。宮殿の封印を解くためには、エルフの神リリフェンの力を借りなくてはならない。」

そして、デミンはリリフェン神の力を借りるためには、リリフェンの寺院から盗まれた3つの神器を捧げる必要があると言います。その神器とは、「リリフェンのタリスマン(お守り)」「金のゴブレット」「ムーンブレード」です。

神器は町の中でイレニカスの手下たちが守っている、そのうち一つは北西にいるブラックドラゴンが守っているだろうとのこと。うーん、非常にざっくりしたアドバイス。ここからガラコの苦闘が始まります。

とりあえず、場所が特定されている北西のブラックドラゴンの元へ向かいましょう。

ゲンキンなブラックドラゴン

町の北西には広場があり、そこにブラックドラゴン“ニジドラマニート”が鎮座していました。

ブラックドラゴン「やっと、イレニカスが食事を寄こしてきたな。我は古びたカップを守るだけのつまらぬ兵士ではないぞ。」

強力で知性も高いドラゴンがなぜイレニカスの言いなりになっているのか?そこを突けば無駄な戦闘が避けられるかもしれません。ガラコ君が声をかけてみます。

ガラコ

「なぜ力ある偉大なドラゴンが、単なるウィザードのいいなりになっているのだ。」

しかし、ガラコの質問は、いたくドラゴンの自尊心を傷つけたようです。

ブラックドラゴン「よくも言ったな!我は奴隷なぞではない!楽な仕事のわりに、奴は多量の財宝を約束したのだ!!」

なんじゃい、金かいな…。ま、憎めない人間的なドラゴンではあります。ガラコたちとしては、ドラゴンとの戦闘はできるだけ避けたいので、口でなんとかしようとします。

ガラコ

「金のために働くことはない。そんなくだらないものを守る必要があるのか。」

しかし、ドラゴンは頑なです。

ブラックドラゴン「お前の提案も考えなくはないが、狙いはわかっているぞ。わしはお前のために行動するつもりはない。お前が手にするのは死だ!」

そういうと問答無用に攻撃してきます。うーん、説得は失敗してしまいました。残念ですが、力で押し通るしかありません。

さすがドラゴンだけあって、めちゃくちゃ強いです。いつも通り、前衛の物理攻撃、後衛の攻撃魔法とサポートの波状攻撃です。しかし、ドラゴンの硬い鱗の前で、前衛組も苦戦します。

今回はドラゴンの牙でガラコが負傷し、瀕死一歩手前となりました。ポーションをがぶ飲みして回復し、タッチの差でドラゴンを打ち倒すことができました。心臓に悪いです。

ドラゴンの骸から、金のゴブレットを回収します。

残り2つの神器も発見!!

残り2つの神器の場所はわからないので、強力なモンスターが闊歩する街中を足を棒にして探し続けます。そして、ついに、残り2つの神器を見つけることに成功します。

まずは、町の南にあった民家にあるエルフのパズルボックスを解いて、リリフェンのタリスマンを手に入れます。

リリフェンのタリスマンの見た目はこんな感じです。

次に、町の中央付近にあった民家の2階で、ムームブレードを持ったエルフが悪魔と戦い、共倒れになったところで、ムーンブレードを手に入れました。

強敵との連戦で、ガラコ一行もかなり疲弊します。

しかし、やっとこれで3つの神器が揃いました。すぐさま、リリフェン神の寺院に向かいます。

夜が明けて

神器の探索に時間がかかり、寺院に向かうころには朝となっています。寺院の前にはラクシャサなどのモンスターがいましたが、蹴散らして中に入ります。

寺院の中にもモンスターが入り込んでいます。魔法使いやアイアンゴーレムなど、イレニカスの手下が祭壇を守っていました。

ガラコ一行はこの敵も退け、祭壇に集めてきた3つの神器を捧げます。すると、ゴーレムのような大きな姿のリリフェンの化身が現れます。

リリフェンの化身「追放者が戻ってきたのだな。奴はまた生命の樹を冒涜しておる。エレシーム女王を使って樹の力を吸い取っているのだ。イレニカスはセルダリン、神になろうとしている。さあ、宮殿への扉を私が開けてやろう。お主は彼女を解放するのだ。

リリフェンの化身が話す内容は、デミンが言っていた内容と同じです。やはり、イレニカスは神になろうとしているようです。しかも、その媒体として、エレシーム女王を使っているとのこと。これは救出するしかありません。リリフェンの化身は、宮殿の扉も開けてくれました。宮殿に急いで向かいます。

宮殿内部へ!

イレニカスを追い、エレシーム女王を助けるために宮殿に入ります。宮殿の扉は開かれいました。

中に入ると、ホールの中にどでかい木が生えています。何かあるかと調べると、実がなっているようです。その実にエネルギーを感じ、触れると、驚くことに全ての実が落ちてきます。

実は、生命の樹の果実だったようです。地下から伸びた生命の樹の枝がここまで伸びてきていたんですね。

何に使うかわかりませんが、回収しておきます。

宮殿の更に奥へ!!

宮殿の奥はすぐに行き止まりになっています。それ以上進むことができません。部屋には石像が飾られ、滝が流れています。

部屋にそぐわない像なので、調べてみると何かをセットできるようです。先ほど、3つの神器を探して、町中をくまなく探索しましたが、その際に、石のハープと、石のホーンを回収していたのを思い出します。セットしてみると、ビンゴ!滝の流れが止まり、階下に降りるための階段が現れます。

この下にイレニカスがいるはずです。おそらく最終決戦となるでしょう。相手はガラコの神性を奪い、今は生命の樹からエネルギーを吸っている強敵です。生きて帰れる保証はありません。むしろ、生き残ることはできないという感覚がガラコの体を包みます。しかし、ガラコには選択の余地はありません。

ガラコは仲間の一人一人に声をかけます。まずはイモエン。

ガラコ

「イモエン、お前は俺の妹で、親友だ。今からイレニカスと対決しに行く…嫌なら来なくていいんだよ。」

イモエン

「いいえ、私はどこにも行かない。あなたと一緒にいるわ。」

次はミンスク。

ガラコ

「お前は強い、ミンスク。しかし、イレニカスは強力だ。もしその気がなければ、危険に身を晒すことはないんだ。」

ミンスク

「奴はダイナヘールを殺した。借りを返す番だ。俺はどこにも行かないぜ、どこにもだ。」

そして、ナリアに。

ガラコ

「ナリア、イレニカスは知っているだろう。これ以上、危険を冒すことはないんだ。」

ナリア

「私…よくここまで来たわよね?彼が力を手に入れたら多くの人が苦しむわ。だめよ、ガラコ。私、戦うわ。」

次にジャヘイラ。

ガラコ

「ジャヘイラ。君が復讐を誓っているのは知っているが、危険も伴うんだ。」

ジャヘイラ

「随分昔にゴライオンに助けてやってくれと頼まれた約束はまだ有効よ。それに、あなたはそうする価値がある人よ。ついてこいと言ってくれれば、あなたのために立ち上がるわ。」

最後にエアリー。

ガラコ

「イレニカスは強力だ。エアリー、無理に来る必要はないんだよ。」

エアリー

「どれほどの犠牲を払っても、もう立ち止まらないわ。」

誰一人として、欠けることはありません。思いは皆同じです。これ以上何も言うことはありません。一点の曇りない気持ちで、前の階段に向かいます。イレニカスを倒しに行きましょう。

寄生生物を駆除せよ!

階段を降りると、そこは生命の樹に繋がっていました。生命の樹は巨大で、その枝ぶりはまるで迷路のようです。ガラコたちが前に進もうとすると、誰かが声をかけて来ます。

エレシーム女王

「私はサルダネッセラーの女王、エレシーム。ジョネルスとともに樹の中心におり、なんとか思念を飛ばしてあなたと話をしています。ジョネルス、あなたがイレニカスと呼ぶ者は、樹につけた寄生生物からエネルギーを汲み出しているのです。寄生生物を殺してください。」

エレシーム女王

「寄生生物を殺してくれれば、ジョネルスと生命の樹との関係を私が断ちます。そうすれば、あなた達の攻撃も届くようになるはずです。さあ、急いでバールの子よ。もしジョネルスが樹の力を全て吸い尽くせば、彼は望んでいた力を手に入れることになります。彼を止めてください!」

ガラコ達は樹の上を歩き、寄生生物を倒しに行きます。道が切れている場所もありましたが、「生命の樹の果実」があると道が繋がります。どうやら、木の実から新しい枝が伸びるようです。

寄生生物は樹に密着し、エネルギーを吸っています。繋がった枝を渡り歩き、寄生生物を全て倒します。

寄生生物を全て駆除し、樹の中心に向かいます。そこには、イレニカスと、囚われたエレシーム女王がいました。

女王エレシームの説得!

寄生生物から送られて来るエネルギーが切れ、イレニカスは驚いています。

イレニカス

「何… 誰が… 誰の仕業だ!」

ガラコ

「正義のために、お前を滅ぼしに来た!!」

ガラコが生きているとしり、驚くイレニカス。確かに、スペルホールドの収容施設以来の再会です。

イレニカス

「お前は…お前はまだ生きていたのか? 魂のかけらもないのに、まだ私に抗おうというのか。樹の力が消えてしまった。お前の忌々しい企みは成功したようだな。だが、虫けらめ、もうおわりだ!お前を殺し、再び樹から力をいただこう。」

エレシーム女王

「いいえ、ジョネルス。そうはさせません。」

イレニカス

「その名で我を呼ぶな!エルフの資質を奪われた時に、その名は捨て去ったのだ。」

エレシーム女王

「確かに過酷な罰でした。けれども、大切にしていた全てを汚したのはあなたなのよ。お前の復讐は心を毒してしまったようですね。お前の心に人を愛するという部分は無くなってしまったのですか?お前の中に私達の愛を覚えている部分はないのですか?かつて、私たちが分かち合ったものを。」

イレニカスとエレシーム女王は、遠い昔愛し合っていた中だったようです。イレニカスの方も、愛するがゆえに憎しみも深かったのでしょう。エレシーム女王の渾身の説得がイレニカスにとどいたのでしょうか。

イレニカス

「私は…」

互いに愛した日々を覚えているのか、どうだ。

イレニカス

「私はお前の愛を覚えてはいない、エレシーム。思い出そうとはした。再現しようともした。だが、もう無くなっていた… 虚ろで死んでいた。」

なるほど、最初にガラコ達がイレニカスに囚われた時、ダンジョンでイレニカスがクローンの実験していたのは、エレシームを再現しようとしていたんですね。今頃わかりました。

イレニカス

「長い間、私はその思い出にしがみついていた。それからその思い出の思い出に。そして何もなくなった。それさえ、奪われたのだ。今は復讐だけを望んでいる。そして、私は…実行する!!」

エレシーム女王

「私はあなたをもう一度愛せたのに。でも、昔のあなたはもういない。お前はジョネルスではない。お前はイレニカスです。そしてあなたに待っているのは死だけよ。」

イレニカス

「それはどうかな、見ているがいい。昔の恋人よ。」

そうなるとは思っていましたが、完全に決別です。

ザ・ラストバトル!

説得が失敗に終わると、エレシーム女王はエルハン達の仲間を呼びに転移して行きます。残されたのは、イレニカスとガラコ達だけです。

イレニカス

「ガラコ、お前の魂はまだ私の中にある。これが望みなら取り返してみろ。お前とやりあうだけの力はまだ十分にあるぞ。」

ジャヘイラ

「あなたの魂は借り物で、いつか返されるべきものなのよ!」

イモエン

「ガラコの魂は取り戻すは、そしてお前は地獄に行くのよ!」

そして、イレニカスとの戦いが始まります。

イレニカスは冒頭に、呪文アブソリュートイミュニティ(絶対無敵)、スペルシールド(呪文防ぎの盾)、スペルトラップ(呪文捕獲)、プロテクション・フロム・エナジー(エネルギーから保護)、ミスリード(誤導)を自分にかけて防御を固めます。

後衛陣が唱えようとしていた魔法も、相手が不可視になってしまい、キャンセルをかけられます。

呪文アブソリュートイミュニティ(絶対無敵)は、術者はあらゆる武器に対して不死身(ただし+5以上の魔法の武器は例外)となるため、物理攻撃も効きません。

!?(゚〇゚;)マ、マジ… やりすぎでっせ。

しかし、ガラコ側も逃げ回ったり、魔法で攻撃したり、物理攻撃したりと、チクチク、チクチクと地味に攻撃します。永劫にも続くかと思われる時間が経ち、とうとうイレニカスが倒れる時が来ます。

イレニカス

「私は…お前は、私をこ、殺したのか…。こ、これは違う…違う」

そしてイレニカスは倒れます。

地獄へ

イレニカスが倒れ、辺りを不思議な静寂が包みます。ガラコはこれが本当の勝利なのか、これで本当に全てが終わったのかと考え始めます。イレニカスを倒したのであれば、彼がガラコから盗んだ魂が戻るはずです。ガラコの元へ魂が戻って来た感覚はまだありません。

しかし、しばらくすると、ガラコは何かしら引かれる力を感じます。それはすぐに強烈な感覚となってガラコを襲います。

イレニカスが死んだことでガラコの魂が戻るはずでしたが、魂は戻ってきていません。なんと、イレニカスはガラコの魂をあの世に連れて行ったようです。ガラコ自身もイレニカスが落ちた先、つまり地獄へ引きずられます。

そして、ガラコ達は倒れ、画面が暗転します。ガラコ達の痛みが薄れ、気がつき、目を開けると、異様な雰囲気の場所、地獄に来ていました。

さて、今回はここまで。

イレニカスとの戦いに勝利し、これで終わりと思った瞬間、地獄行きだなんて、なんて展開!!地獄まで、ガラコの魂を持っていたイレニカスも凄まじすぎる。

次回は、今度こそイレニカスからガラコの魂を取り返しましょう。地獄まで取り立てに行きます。

では。