XCOM: Enemy Within(エックスコム)攻略記(その1)ワイが司令官で大丈夫?!

こんにちは、ゆうじんです。

牧場経営ゲーム(スターデューバレー)の攻略記を書き終え、アットホームな人間ドラマに心が洗われましたが、その反動でハードなゲームをしたいなあと、積みゲーの中をあさり、次に攻略するゲームを選びました。

今回、攻略にチャレンジするゲームは「XCOM: Enemy Within(エックスコム・エネミー・ウィズ・イン)」です。XCOMはFiraxis Gamesが開発し2K Gamesから2012年に発売されたターン制のシミュレーションRPGです。非常に人気のあるタイトルで、Windows、Mac、PlayStation 3、Xbox 360、iOS版が発売されています。今回の攻略では、そのXCOMに拡張パックの「XCOM:Enemy Within」を追加して攻略していきます。ちなみに、毎度の通り、STEAMから購入していますが、Mac版も公式で日本語対応しています(感謝)。

 

今更、何故このゲームを攻略するの?とつっこまれるか思うのですが、購入した後も難易度がすごく高いとの評判にビビって一度も遊ばないまま積みゲー化していました。しかも、XCOM2も買ったまま積みゲー化しており、娘の「無駄遣いばっかりして」との真っ当な指摘にやっと重い腰を上げた次第です。シミュレーションRPGは好きですが、得意ではないので、下手の横好きの珍プレイになるかもしれませんが、長い目で見てやってください。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

オープニング

ワクワクしながら電源をオンします。うーん、SFチックで気分はアゲアゲです。マルチもできるようですが、今回はお一人様なのでシングルプレイヤーを選択します。

すると、早速、オープニングが始まります。

軍隊のようなロゴが現れ、ナレーションが流れます。「遺伝子操作は、新しいもので上書きすることができる。

何じゃろと思っていると、一文のエピグラフが現れます。まるで映画のようですね。う〜ん、高まるぅ。

悪魔の火遊びに興じれば、やがて地獄の業火に包まれるであろう。R.バックミンスター・フラー

そして画面が変わり、宙から火の玉が墜落してくる映像が流れます。

落下物がすごい衝撃とともに地面に衝突します。

でかい穴ぼこができますが、幸いに無事だった人たちが「何だろう」と集まってきます。

穴ぼこの中心には見たこともない装置が落ちています。

1人の男性がその装置を触ろうとします。それ触っちゃダメ、絶対。鈍感なワイでもわかる危なさです。

しかし、その心の叫びは通じず、男性の手が装置に触れようとした瞬間、装置から緑色の煙?が吹き出します。

装置を取り巻いていた人たちも、流石に「こりゃ、絶対、危ないわ〜」とパニックになりながらッシュで逃げ出します。逃げ惑う人々の頭上に同じような落下物が続いて落ちてきます。そして、逃げきれなかった人たちは緑色の煙?に捕まります。

緑色の煙?に捕まった人たちは、やがて動かなくなり、固まってしまいます。そして、装置のあたりには動くものはいなくなります。何かとんでもないことが起こったようです。

そして場面が切り替わり、男性が画面越しにプレイヤーに話しかけてくる映像がながれます。男性の顔は逆光で見えません。

謎の男性「司令官、昨今の地球外生命体による侵略行為に対抗するため、評議会が召集され、XCOMプロジェクト発動の認可が遂に下りました。」

アヒャ、先ほどの宙からの落下物は、見たまんま地球外生命体の侵略行為だったんですね。。。XCOMプロジェクトって何?と思いますが、おいおいわかってくるでしょう。ナレーションの間も、XCOMの基地の内部らしき場所が映されます。地球外生命体とやりあおうっていうだけあって、めちゃくちゃハイテクっぽいです。

さらに、ナレーションは続きます。

謎の男性「そこで全てを統括するリーダーに、あなたが選ばれました。」

ププ━(〃>З<)━ッッ!!!、地球の運命がかかったプロジェクトの責任者がワイ?!

謎の男性「司令官の働きが、この惑星の未来を支えてゆくでしょう。そのことを念頭に置き、行動なさってください。」

ワイの働き次第で地球の命運が決まると言われれば、ビビる反面、やってやろうじゃないか!という気持ちがむくむくわきあがります。そして、兵士たちを乗せた戦闘機が基地の中を垂直に上昇して出撃していきます。

王道ではありますが、こういうガジェットや演出、、、大好きです。本当にツボを心得ていらっしゃる。控えめに言ってカッコイイです。

謎の男性「それでは、幸運を祈っております。」

そして、タイトルがカットインして表示されます。「XCOM: Enemy Within」

初ミッション「デビルムーン作戦」

そして画面が切り替わり、インカムをつけた緑のセーターの男性が何かの映像を見上げています。

緑のセーターの男性「ブードゥースリーワンにつないでくれ。」

ブードゥースリーワンというのは、先ほど兵士たちを乗せて発進した戦闘機のようです。緑のセーターの男性の映像が戦闘機の中に表示され、ミッションの説明を行います。ミッション名は“デビルムーン作戦”とあります。

緑のセーターの男性「出動先はドイツです。グリニッジ時間19時に数体の未確認物体が墜落しました。墜落した衛星の可能性を除いた結果、我々はそれらの物体が、地球外のものであると考えています。墜落直後、ドイツ当局者のもとにある墜落地点周辺で、集団ヒステリーと異常気象が報告されました。そして、さらに事態は悪化しています。21時、ドイツ軍の偵察部隊を乗せた1機のヘリが、攻撃を受けたという報告を寄こしたのち、当該地区に墜落しました。知っての通り、ドイツは評議会加盟国であり、我々に支援を求めています。そこで今回のミッションは、地上の状況評価からドイツ軍偵察機の現状確認、そして地球外からの物体の調査を行います。本部からは以上です。」

どうやら、緑のセーターの男性はミッションの説明をしてくれる役目のようです。一瞬、主人公かと思いましたが、違うみたいですね。現場で状況を把握し、ドイツの偵察チームや、地球外物質を調査しろとのこと。了解です。

ミッション開始のボタンを押すと、画面が変わり、空からの暗視カメラの映像が流れます。ブードゥースリーワンが墜落現場に到着したようです。

パイロット「本部、こちらビッグスカイ。墜落地点と思われる場所を発見した。」

ブードゥースリーワンが、ドイツの偵察ヘリが墜落した場所を発見します。

本部「了解、ブードゥースリーワン。何か動きは?」

ビッグスカイ(パイロット)「ありません。動いているものは見られません。」

本部「OK、近くに着陸しろ。」

周囲に動くものがないことを確認したブードゥースリーワンは、本部の指示通り、ヘリの墜落現場の近くに着陸します。

周辺には黒煙をあげて、燃える自動車など、被害の跡が見受けられます(2012年発売のゲームなのですが、映像は綺麗だと思います)。そして、ブードゥースリーワンが着陸すると、デルタ部隊の兵士たちが周囲を警戒しながら降りていきます。

そして、兵士たちに本部から、周囲に警戒しろと指示が入ります。

本部

「デルタ部隊。まず一番大事なことは、開けた場所から離れて物陰に隠れることだ。あれが一体何者であれ、まだその辺りにいるはずだ。」

その後、ミッションが始まりますが、チュートリアルとして手ほどきを受けます。XCOMを初めて遊ぶので、丁寧なチュートリアルに好印象です。。。チュートリアルの説明によると、キャラクターは1度に2回行動することができます。また、2回分の行動を一度に使うことでダッシュして移動距離を増やすこともできます。

そして、何より重要なのが、遮蔽物を利用することです。壁などの障害物に身を隠すことで、敵からの攻撃を防いだり、防御力を上げることができるようです。

チュートリアルなので、本部からの指示通り、兵士たちを動かします。遮蔽物に隠れながら、デルタ部隊の4名の隊員を前進させて行きます。

無線から流れる“うめき声”

部隊を慎重に前進させていると、前方に横転した警察車両を発見します。

デルタ隊の隊員「本部、何か動くものが見えます。現在地から30m北、警察車両です。」

本部

「了解、デルタ3。デルタ4、確認して来い。そこから遠いが、その間は遮蔽物がないため、急いで移動せよ。」

デルタ部隊がダッシュして、警察車両に近づくと、カメラワークが変わります。ターン制シミュレーションなので、キャラクターを駒として動かす静的なイメージでしたが、所々でこのような躍動感たっぷりの演出が入るので本当にかっこいいです。

横転した警察車両の陰を確認すると、偵察部隊の1人が倒れています。助けようと近づくと、残念ながら生き絶えます。

その瞬間、今度は無線からうめき声が聞こえてきます。そして、無線から流れるうめき声を本部のドクター・バーレンが補足します。

ドクター・バーレン

「…『助けてくれ』と言っています。あの無線通信は部隊の現在位置から北の地点から発信されています。この強さからすると、おそらく建造物の中からです。」

電波の強さから発信元を特定するところをみると、ドクター・バーレンは技術博士というところでしょう。

本部

「ありがとう、ドクター。デルタ、前進してその建物に侵入しろ。忘れるな、身を隠しながら行くんだ。」

救助を求める無線が北の建物内から流されているので、発信元を確認しろってことですね。このフラグの立ち方、絶対に危ねえと思いますが、チュートリアルなので逃げようがありません。。。デルタ隊は黙々と前進します。

奇妙な死体と装置を発見…

建物に向けて進むと、偵察部隊のものと思しき遺体をさらに1体見つけますが、奇妙なことに死体になってから1週間は過ぎているようにみえます。また、何かが体内から飛び出したかのような損傷があります。

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル、地球外からの墜落物、そして内臓を食い破られてるって…エイリアンやん。ビビりながら前進を続け、北の建物の前に到着します。すると、建物の前にはあの装置が緑色の光を発しています。そうです、オープニングで宙から落下してきた装置です。隊員が装置に近づき、調べます。

デルタ隊の隊員「正体はわかりません。しかし、衛星ではないことは確認できます。」

本部

「了解。デルタ部隊、もうすぐ建物だ。そのまま移動してくれ。」

気は進みませんが、助けを求める無線を無視するわけには行きません。建物に突入しましょう。

ファースト・コンタクト!

窓や扉を蹴破って、建物の中に入ります。建物の中は倉庫なのか、ドラム缶や資材がおかれています。デルタ隊はそれらで身を守りつつ、前進します。すると、建物の奥で突っ立っている男を発見します。

男の顔は暗闇で見えませんが、どうやら武装しており、服装からもドイツ偵察隊の一員のようです。ドクター・バーレンが男に無線で話しかけてみます。

ドクター・バーレン

「あなたを助けにきました。武器を捨ててください。」

しかし、ショックを受けているのか、男はドクターの呼びかけにピクリとも動きません。仕方ないので、強制的に武装解除を試みます。

本部

「デルタ3、中に入って男の武装を取り上げるんだ。油断するなよ。」

慎重に間合いを詰めて、ついに隊員の1人が男の前に到着します。

近くに寄っても顔が見えないため、デルタ隊員が照明を当てて男の顔を確認します。

デルタ隊の隊員「これは一体…」

( ๑´•ω•) あんた、大丈夫?男は顔色も悪く、白目です。男の顔からは意志が感じられず、尋常な相貌ではありません。

男に目を取られていましたが、男の背後で何かが動いた気がします。デルタ隊員は背後を覗き込みます。

物陰に隠れ、ゴソゴソ動くものがあります。見えにくいので、隊員はあかりで照らします。

すると、全身が灰色で、頭が大きく目がギョロっとした生き物が、何やら毒電波を出しています。

灰色のサイバイマン…思わず、そう言いそうになりますが、確実に宇宙人です。宇宙人は自分の姿を照らされて怒ったのか、超常的な力で男を操りってデルタ隊員に発砲します。至近距離から撃たれた隊員は吹き飛び、命を落とします。さらに操られた男は手榴弾で自爆します。

手榴弾の爆発音とともに、建物内に隠れていた宇宙人たちが複数現れ、一斉に攻撃を仕掛けてきます。

デルタ隊は宇宙人に反撃しつつも、包囲されていたため被害を受けていきます。そして、1人、2人と倒れてしまいます。

このまま全滅かと思いますが、デルタ隊員の残りが1人となったところで、なんとか宇宙人たちを殲滅することができました。

戦闘が終了し、隊員は戦闘結果を本部に報告します。

デルタ隊の生き残り「本部、以上です。終わりました。」

本部「了解、デルタ。死体を確保し、緊急脱出のためにスカイレンジャーに戻れ。」

行きは4名のチームでしたが、帰りは1人となってします。チュートリアルなので、ほぼ操作に幅がありませんが、非常に厳しいゲームであることがわかります。

そして基地に戻る途中、基地の本拠地をどこに置くかの選択が迫られます。基地の位置は、北米、ヨーロッパ、アジア、南米、アフリカの5大陸から選べます。どの大陸を本拠地にしたかで違ったボーナスを得られるようです。

正直、どのボーナスのメリットが良いのかわからないので、フィーリングで決めておきます。今回は北米にしてみましょう。基地の場所を決めると、兵士たちはその基地に帰還することになります。

司令官としての挨拶

初めてのミッションが終わり、兵士は基地に帰還しましたが、司令官となった主人公(プレイヤー自身)は、基地の中で司令官をサポートしてくれるメンバーたちと挨拶をかわします。

ブラッドフォード

「XCOM本部へようこそ、司令官。私が本部を統括しているブラッドフォードです。本プロジェクトでの私の役割は2つ。1つは作戦時、部隊に戦術的アドバイスを与えること。もう1つが司令官への定期的な現状報告です。」

なるほど、彼は本部にいて戦闘やマネジメントの際にサポートしてくれるってことですね。よろしくお願いします。挨拶の後、ブラッドフォードの案内で、XCOM本部の中をまわります。

そして、ブラッドフォードは、先の戦闘で唯一生き残った隊員を昇進させるようにアドバイスしてきます。昇進とは言いますが、いわゆるレベルアップのことです。兵士を育てることで、兵種毎に固有の追加能力を得ることができます。

また、先ほどの戦闘支援で登場したドクター・バーレンにも挨拶しておきます。

ドクター・バーレン

「司令官、私は研究施設を統括しているドクター・バーレンです。XCOMのあらゆる研究開発がここで行われています。」

なるほど、この博士は技術部門の長とのこと。思いの外、美人!と嬉しくなりますが、エイリアンとの戦闘で回収された戦利品をもとに、兵士たちの装備に活かす研究をしているようです。「これからも戦利品を回収したら、ぜひ研究させてください」というあたり、マッドサイエンティスト属性バリバリです。。。

先ほどの戦闘でも戦利品があったようで、研究の選択をすることができます。「武器のパーツ」と「エイリアン物質」のどちらかを研究することができます。前者は武器の強化、後者は防具の強化につながるとのこと。色々悩みますが、まずは火力重視ということで「武器のパーツ」を研究することにします。

研究期間は8日とのことですが、どんな武器ができるのかワクワクします。

さて、今回はここまで。

初めてのプレイなので要領がまだつかめていませんが、SF的なギミックや戦闘シーンの演出がカッコよくワクワクします。また、兵士の育成や、研究など、選択すべきことも多く、楽しめる要素がたくさんありそうです。

とにかく、私のようなへっぽこ司令官が人類を守れるのか不安ですが、なんとか頑張りたいと思います。長い目で応援いただければ幸いです。

では。