返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その8)意外にも複雑な家庭環境…

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしました返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その8)です。

前回、生徒指導室への行き方を探して校内を探索するレイ。無垢なる者の血として、ウェイ君の血を使って「占術経典による印と数字の対応表」を手に入れます。

そして、その対応表を使って、レイは生徒指導室へ続くと思われる階段を閉ざしていた南京錠を開くことに成功します。今回は、新たに進むことができるようになった階段を登って、三階の生徒指導室へ向かいましょう。

では、はじまり〜、はじまり〜。

主な登場人物(クリックすると開閉します)
レイ 翡翠高校3年の女子学生。なぜか講堂で眠っていた。とりあえず学校から出るために構内をうろつく主人公。何かを忘れているのかも?
ウェイ 翠華高校2年の男子学生。電話で助けを求めに出かけてレイと別れたが、講堂で亡くなった模様。
イン先生 歴史の女性教師。バイ教官に何かのリストを確認させられていた。
バイ教官 制帽を被った怖そうな教官。生徒たちに恐れられている。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

鍵かかってるし、追いかけられるし…

南京錠を開けることができたので、レイは早速階段を登っていきます。2階では廊下に出れないようなので、そのまま3階へ向かいます。

3階へ上がって進むと、逆側の階段からでは鉄格子で行く手を阻まれていた場所へ行くことができました。

そして、さらに奥へ続く扉を通って行くと、目指す「生徒指導室」へ到着します。いや〜、ここまで来るのは長かったです。。。

万感の思いで、生徒指導室の扉を開けようとすると、、、なんと、鍵がかかっています。

せっかくここまで来たのに、また焦らされるとは、、、お主なかなかやるな。ため息まじりにどうしようかと考えていると、画面が右へ勝手にスライドしていきます。

えっ?!と驚いていると、突然、大柄な影が現れ、レイに襲いかかってきます。幽霊かと思って、息を止めてやり過ごそうとしますが、そのまま襲われて首を絞められてしまいます。大柄な影、帽子をかぶった姿はまるで軍人のようです。そして、首を絞められたレイはあっけなく、やられてしまいます。

幽霊にやられると画面が暗転します。そして、画面が現れると、レイは再びあのモノトーンの場所に立っています。このゲームでは幽霊にやられてもゲームオーバーにならず、セーブポイントから再開になります。今回もセーブポイントへ戻るべく、モノトーンの世界を戻っていきましょう。すると、またあの老婆が現れます。老婆は独り言を呟きながら、レイの横を通り過ぎていきます。

謎の老婆「数多の魂を運ぶ魔物…あれは影に隠れ、人の恐怖を餌にする。あれに睨まれたら…走るしかない。振り返ってはならない。」

どうやら老婆は、レイへあの大きな影の幽霊への対処方法を教えてくれるようです。息を止めるのではなく、走って逃げろということですね。了解です。

再び3階の生徒指導室の前まで戻ります。すると、先ほどと同じように大きな影が襲ってきます。今度は振り返らずに走って逃げます。影もレイを捕まえようと手を伸ばして走って追いかけてきます。

ひゃ〜、危ない、捕まる!と思った瞬間、通路の行き止まりに着いて、扉が現れます。すんでのところでレイは影の手を逃れ、扉の中に駆け込みます。

奇妙な場面転換

レイが逃げ込んだ部屋は奇妙なことに、壁一面に“阿弥陀仏、阿弥陀仏、阿弥陀仏…”という文言が書かれています。

うーん、不気味。。。恐る恐る部屋を見渡すと、部屋の中央にポツンとある机の上に何かが置かれています。

手に取ってみると、それは生徒の『指導記録』です。ということは、やはりこの部屋が生徒指導室なのでしょうか。影に追いかけられて慌てて飛び込んだのでわかりませんでした。指導記録は半分に千切れており、生徒の名前は読めません。内容は「年齢17歳。母は専業主婦。自信がなく、悩みが多い。遅刻頻繁。徐々に改善が見られるが引き続き指導が必要。読書等、気分転換になる活動を推奨」とのこと。

指導記録には担当教諭たちの署名もあります。どうやらイン先生が担任のようですね。。。イン先生って、レイの担任でもあります。この生徒はレイのクラスの生徒でしょうか?

ま、今はわからないので、指導記録から目を外すと、いきなり画面が切り替わります。レイは生徒指導室ではなく、私服で自室に立っています。突然のことにも関わらず、なぜかレイは取り乱すこともなく落ち着いています。。。

レイちゃんもちょっとおかしいんじゃない??? 奇妙な違和感が澱のように積み重なり、いろんな疑念が湧き上がりますが、今は決定的には判断できません。ま、おいおい分かるでしょう。とりあえず、先に進むことにします。。。

レイは机の上の鏡を覗き込みます。すると、独り言を呟きます。

レイ「若いうちは楽しめって言われるけど、私にはそれが難しい。卒業したらどうなる?どこへ行けばいいの?母さんみたいになるだけ?」

レイは将来への希望を持てないのか、悩んでいるようです。この場面は、レイの過去を追体験しているのでしょうか?わかりません。何れにせよ、悩むレイは元気を出そうと鏡に映る自分自身に話しかけ続けます。

レイ「はぁ、あんまり悩むのは良くないぞ、レイ!どうせ人生は続いて行くんだから。希望を持って!少なくともこの週末は…」

週末に楽しい予定があるのか、前向きになろうとします。笑顔はいつものレイです。鏡から顔をそらすと、レイを自由に操作できるようになるので、レイの部屋の中を色々調べてみましょう。

両親の不仲、過干渉気味な母親

窓の外が暗いので夜なのでしょう。うら若き女子高生の部屋を調べるのは気が引けますが、ウキウキした気分は全くありません。部屋の隅のゴミ箱をみると、何かが捨てられています。

レイ「何これ!?母さんが勝手に私の持ち物を捨てたみたい…」

ゴミ箱から拾ってみるとそれは写真です。『捨てられていた写真』をみると、写真には格言が書かれています。「希望は善。この世で最も良いものが希望だろう。良いものは決して死なない」とのこと。格言の内容から察するに「前向きにならなくちゃ」と思っていたのでしょう。逆にいえば、それだけ悩みが深いともいえそうです。

それにしても、娘のそういう写真を無断で捨てるのは賛成しかねますね。レイと母親との関係も複雑なのかもしれません。そして、レイの部屋の扉を調べてみると隣の部屋の様子がわかります。両親がけんかしているようです。

レイ「またけんかしている…」

うーん、レイは家庭環境が良くないようで、悩んでいるようです。。。両親のけんかの様子を確認すると、両親の荒々しい声を聞きたくないのか、レイはベッドに入ります。

レイ「ちょっと眠たくなってきた…ベッドに入ろうかな…」

レイがベッドに入ると、画面が暗転し、メッセージが現れます。

『紙飛行機が私の夢を運んでくれて…次に目覚めたら知らない国にいて…見知らぬ町で新しい人生を始められたら…そうだったらいいのに。』

レイのことを元気そうな女の子と思っていましたが、意外に複雑だったようです。深く悩んでいますね…悩んでる…悩んでいる… そう考えると、先ほどの生徒指導室の『指導記録』はレイのものかもしれません。そうだとすると辻褄も合いますね。

また時と場所が変わる

レイが目覚めると、また画面が変わります。真っ暗な中、レイは椅子に座っています。

レイが辺りを見渡すと、場所は講堂のようですがボロボロに朽ち果てており、まるでグラウンドの真ん中にいるようです。

つい先ほどまでは、ウェイ君の死体はあったものの、講堂そのものは普通に建っていました。それがいまは、荒れ果てた状態です。場所だけじゃなくて、時間軸も違うのでしょうか? 足元にはたくさんの紙飛行機が落ちています。レイがベッドで願ったように、紙飛行機がレイを違う場所へ連れてきてくれたのでしょうか? わかりません。不安になりますが、とりあえず辺りの探索をはじめます。

道の片方は地面が崩れており、行き止まりです。向こうは真っ暗で何も見えません。

仕方ないので、逆に向かって歩いていきます。すると建物がみえてきます。校舎でしょうか?中に入ってみましょう。

建物の中に入ると、少なくとも生徒指導室を探してウロウロしていた校舎ではありません。しかし、入ってすぐのところ翡翠高校の校章が飾られているので、やはり校舎な気もします。。。なぜこんなことになったのかはわかりません。

さて今回はここまで。

今回は思いがけず、レイを取り巻く環境のことを知りました。しかし、再び目覚めた世界で、なぜ校舎が変わってしまったのかわかりません。次回は戻ってきた校舎の中を探索することにしましょう。

では。