返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その11)国のためによくやってくれた?

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしました返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その11)です。

前回、校舎の中を探索したレイ。その結果、黒白無常の彫られた扉から失われていた『羽根扇』と『令牌』を見つけます。レイがそれらを扉に戻すと、扉は音を立てて開きました。レイが扉をくぐると中庭にでます。

中庭を挟んで校舎の向かいには、日本式の木造建築の建物が現れます。レイの記憶によると、建物の中には職員室があるはずです。職員室に先生がいれば助けを求められるかもしれません。今回は、職員室があると思われる建物の中へ入ってみましょう。

では、はじまり〜、はじまり〜。

主な登場人物(クリックすると開閉します)
レイ 翡翠高校3年の女子学生。なぜか講堂で眠っていた。学校から出るために構内をうろつく主人公。両親は不仲で、将来に希望がもてない。他にも何か忘れているのかも?
ウェイ 翠華高校2年の男子学生。電話で助けを求めに出かけてレイと別れたが、講堂で亡くなった模様。
レイの両親 夫婦仲が悪くけんかが絶えない。母は専業主婦で、神にもすがるほど悩んでいる。
イン先生 歴史の女性教師。バイ教官に何かのリストを確認させられていた。レイの担任教師。
バイ教官 制帽を被った怖そうな軍事指導教官。生徒たちに恐れられている。元軍人。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

校長室の黒電話?

中庭を通って木造建築の建物を発見したレイは、その中の探索をはじめます。建物には裸電球の明かりがついていますが、所々暗い場所があって不気味です。。。入り口からすぐのところに扉があります。部屋があるようなので、入ってみましょう。

部屋の中に入ると、窓全体にお守りのお札がベタベタと貼られています。。。なんちゅ〜部屋や、すぐに出ようと思いますが、部屋の真ん中に電話があります。これどこかでみたことのあるような気が、、、。

近づいてみてよくみると、それは校長室にあった電話機です。

以前見かけたときは、生徒指導室へ誘う電話がかかってきました。今回も何かあるかもしれないと思い、受話器をとってみますが、向こう側からは何も聞こえてきません。うーん、一体どうすれば、、、。

はっ、電話なので当たり前ですが、こちらから電話をかけることができるかもしれません。ダイヤルを調べてみると、、、ビンゴ!ちゃんとダイヤルがまわります。こちらから電話するというのは当たりのようですが、一体どこへかければ、、、。かけるべき電話番号の情報が残念ながら今はありません。仕方なく、受話器を元に戻します。

番号が手に入ったらまた調べてみましょう。とりあえず、部屋の他の場所を探してみます。すると、部屋の奥に書類棚があります。

レイ「この書類棚、見覚えがあるような…」

どこで見かけたっけ?やっぱり校長室だったような気もしますが、定かではありません。何れにせよ、以前に訪れた校長室とは、内装も場所も全然違います。なぜかわかりません。不審、不安になりつつ、書類棚を調べると鍵を見つけます。どこの鍵だろうと思いますが、アイテムの名称は『屋上の鍵』

なんと丁寧な、、、。さっきまでいた校舎の屋上へ続く階段が鍵がかけられていましたが、そこの鍵に間違いありません。早速、校舎に戻って屋上へ行ってみましょう。

血染めのフィルム…

校舎に戻って屋上への階段に設置されている柵に先ほど手に入れた『屋上の鍵』を使うと開きます。早速、屋上へ上がってみます。

レイが屋上を探索すると、屋上の隅に不要物なのか、ゴミがかためて置かれています。

その中を調べてみると、レイは『血染めのフィルム』を発見します。

なぜフィルムが血まみれになっているのでしょうか? フィルムに何が写っているのか気になります。フィルムといえば、校舎の2階に映写機と視聴室があるので、そこで確認できるはずです。早速、手に入れた『血染めのフィルム』を持って確認しにいきましょう。

謎の数字

フィルムの中身を確認するために、まずは映写機のある映写室へ向かいます。途中、幽霊「提灯持ち」が現れますが、息を止めてやり過ごします。

提灯持ちをやり過ごすと、映写室はすぐそこです。レイは映写室へ入って映写機に『血染めのフィルム』をセットします。

レイ「このフィルムはどんな内容だろう?視聴室で映像を確認してみよう。」

すぐにレイは隣の視聴室へ向かい、ドキドキしながら中へ入ります。

視聴室の中に入ると、スクリーンに『血染めのフィルム』の内容が映し出されています。内容は、数字を写したスライドが数枚繰り返し流れているというものです。

1枚目のスライドには「025」と書かれています。

2枚目には「1」。

3枚目は「2」。

そして、最後の4枚目には「1」。そして、再び1枚目に戻って映像は繰り返されています。

フィルムが血まみれになっていただけに、凄惨な映像があるのでは緊張していましたが、そういうおどろおどろしいものではありませんでした。ホッ。でも、この数字はどういう意味なのでしょうか?

「025」「1」「2」「1」

うーん、数字、、、どこかで使えるかなあ。強いて数字が使えそうなところといえば、電話番号がわからないあの黒電話ぐらいしか思いつきません。確証はないですが、ダメ元で調べにいきましょうか。

「国のためによくやってくれた」とは?

血塗れのフィルムから得た数字を持って、校長室の黒電話のある部屋に戻ります。

そして、黒電話の受話器をあげて、ダイヤルを回します。「025121」

すると、電話がどこかにつながります。そして受話器の向こうから、誰かが話しかけてきます。

謎の声「ファンくん、国のためによくやってくれた。」

あんた誰?国のためにやってくれた??何もしてませんけど???聞きたいことはたくさんありますが、電話の相手はそれだけ言って電話を切ります。残されたのはツー、ツー、という音だけです。

意味がわからず、しばし立ち尽くすレイ。しかし、電話が切れると、突如何か大きなものが地響きを立てながら近づいてくるのが聞こえます。

たまらず、レイは部屋の端に逃げて、身をかがめてうずくまります。すると、部屋の外の廊下を巨大な何かが通り過ぎていきます。その様子が、障子にうつる影でわかります。

あんな大きな幽霊相手に戦うのか?!と焦りますが、巨大な影はそのまま去っていきます。ホッ。。。しかし、「国のためによくやってくれた」という電話の後に巨大な影が現れるとはどういうことでしょうか。このゲームのこれまでの感じからすると、ただ単に怖がらせる目的ではないはず、何かの意味があるように思うのですが、やはりわかりません。。。

憲兵の人形だったの?

電話もかけ終わり、やることがないので、恐る恐る廊下に出ます。まさか、さっきの巨大な影がいたら、、、。

怯えるレイですが、廊下に出ても巨大な影はいません。よかったと思うレイの足元に何かが置かれています。

手に取ってみると『憲兵の人形』です。憲兵とは軍における警察任務を担っている組織で、当時の台湾では、公安や治安維持等の役割を担っていたようです。アイテムの説明をみると「憲兵の制服を着た人形。手に拳銃を持っている」とのこと。

巨大な影が通り過ぎた後に人形があるということは、さっきの巨大な影はこの憲兵の人形だったのでしょうか?何かの暗喩??? 憲兵は警察機能を持っているので、なんとなくレイが憲兵を怖がるのはありそうですが、その理由はわかりません。根拠のない推測は避けておきましょう。。。

やっぱり怖い音楽室…

他に行くところもないので、電話のある部屋から出て建物の中を探索します。

廊下を進むと、幽霊の「提灯持ち」が現れますが、息を止めてやり過ごします。簡単簡単。さらに廊下を進み、柵のようなものの横を通り過ぎて突き当たりにくると、扉があります。

扉の先も廊下が続いており、教室が並んでいます。一つめの教室は『音楽室』です。

学校ホラーものの定番、音楽室。絶対怖いわあとドキドキしつつ、中に入ります。。。音楽室の中には、観客席のように椅子がたくさん並んでおり、部屋の中央に何かがぶら下げられています。

近づいて調べてみると、鳥かごです。そして、鳥かごの中には“頭が袋で覆われた奇妙な人形”が入っています。頭が袋で覆われている人形をどこかで見た気が、、、。そういえば校舎の地下の独房でみました。袋で頭を覆われるとなると、監禁や拷問などをされるような人物を表していると思うのですが、、、意味がわかりません。

人形を手に取ってみようとしますが、鳥かごには鍵がかかっているのか開きません。仕方ないので、人形はおいておき、音楽室を調べます。すると、音楽室の奥に“ピアノ”がおかれています。

ピアノは古びており、鍵盤の表面は剥がれている部分があり、何かのしみ(血痕?)もついています。あまり触りたくはないですが、調べてみると、それぞれの鍵盤を押すことができて、音を鳴らすことができます。

音がなる意味があるのではと、ひとしきり色々押してみますが、何も起こりません。特別な操作が必要なのでしょうか? 音楽室には他に何もないようなので、別の部屋の探索を続けましょう。

機材の揃った放送室

音楽室を出て進むと、隣には『放送室』があります。

放送室の中に入ると、校内放送用の機材が揃えられています。

机の上に一際目立つ機材があるので調べてみると、どうやら『カセットテープの再生機』のようです。トラック切替用のスイッチもあり、一つのテープに録音された複数のトラックを再生できる機能があるようです。

ボロボロになっていますが、再生機の電源は入っており、カセットテープさえあれば再生することができるようです。しかし、いまは手元にカセットテープはありません。。。どこかで手に入れば戻ってくることにしましょう。

他に放送室を調べてみますが、特にめぼしいものはありません。ただ、放送室の壁を木が突き破っていたり、どこかしかも苔むしています。機材の電源が入るのはよいですが、少し前まで、レイやウェイ君が過ごしていた学校だったとは思えません。

どう考えても、違う学校にしか思えません。仮に同じ学校だったら時間が随分すぎてしまっているはずです。異次元に迷いこんだか、時間を飛び越えているのか、、、レイを取り巻く環境がどうなっているのか、謎は深まります。

さて、今回はここまで。

次回も引き続き、探索を続け、レイのおかれた環境がどうなったのか、また、学校からの脱出方法を探しましょう。

では。