Wasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その1)世紀末救世主伝説?!荒野の4人!

こんにちは、ゆうじんです。

今回、攻略にチャレンジするゲームは「Wasteland 2: Director’s Cut(ウェイストランド 2 ディレクターズカット)」です。「Wasteland 2」は1988年に発売された名作ポストアポカリプスRPG「Wasteland」の続編として、2014年にリリースされた作品です。翌年2015年に今回、攻略するDC版が発売されています。PC版は長らく日本語化されておらず、いつか攻略しようと思いつつ、積みゲー化して忘れていましたが、なんと日本語化MODが有志の方々によって完成したとのこと。これはすぐに世紀末の世界でヒャッハーせねばと思った次第です。有志翻訳の皆さん、本当にありがとうございます。

さて、今回もいつもと同じくSTEAMでダウンロード購入し、Mac版を日本語化してプレイしていきます。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。

まずは分隊結成!

有志の方が翻訳したMODを入れてゲームを起動します。設定画面もメインメニューもきっちり日本語化されています。素晴らしすぎるぅ。

ニューゲームを選択すると、分隊作成の画面になります。ゲーム中での自分の分身を作成しろってことですな。自分の分隊として4名作成する必要があるようです。ちなみに既製のキャラクターを使っても、新しくキャラ作成をしても構わないとのこと。今回は既存のキャラクターでいきましょう。

既製のキャラクターは男性も女性もいますが、どのお方も世紀末万歳な見た目をしています。

これはこれで北○の拳のようでワクワクするのですが、もう少しマイルドな見た目にするため、ポートレートを差し替えましょう。PC版では簡単にポートレートを追加して自分好みの画像に変更することができます。今回も毎度お世話になっているブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただきます。

そして選んだメンバーはこちら。ハンターのベアー、爆弾魔のチェリーボム、技術屋のヘックス、衛生兵のピルズの4名です。

4名とも女性になっていますが、言い訳をさせてもらうと、ポートレートを差し替えるとフォントの問題で名前が日本語化できないキャラもいたため、名前が日本語化できるキャラで集めたらこうなっただけです(ポートレートを差し替えなければ、全てのキャラの名前はきちんと日本語化されています)。世紀末の世界を女性チームで渡り歩くのも面白そうなので、このままプレイすることにします。ちなみに、ポートレートを差し替える前のお姿はこちら。。。うーん、香ばしい。

既製のキャラクターにはバックボーンが細かく設定されています。ベアーは「元猟師の娘、ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁で入隊した」、チェリーボムは「元少女兵、快活ながら口数の少ない爆発物好き」、ヘックスは「経験豊富なスカベンジャー、アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた」、ピルズは「古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた」とのこと。キュートな見た目とギャップありすぎな設定ですが、今後のロールプレイの参考にしましょう。

オープニング!

分隊の作成が終わると、オープニングが始まります。映画のようにエピグラフが現れます。

悪が栄えるために必要なのは、善人が何もしないことである。−バーガス将軍

そして、映像とナレーションが流れます。

終末の後に何が訪れるのか?私は知らない。彼らも知らなかった。

彼らはアリゾナの僻地で道路や橋を建設する、単なる工兵隊でしかなかった。

彼らはなぜアルマゲドンがやって来たのか知らなかった。ある日突然の無線で宇宙に配備されたミサイル台が攻撃されたことを知った。しかし誰が何のために攻撃したのか?誰も知らない。

彼らが知っているのは、政治家と軍司令官がとうとう世界を終わらせてしまったということだけだ。今やすべてが消え去った。

彼らは刑務所を砦として使うため、刑務所にいた囚人たちを追い出した。それは慈悲からしたことなのかもしれない。厳しい外の世界で囚人たちはのたれ死ぬと思ったからかもしれない。

どちらにせよ… 工兵たちは後で泣きをみることになった。

カルト信者、犯罪者、人食い人種、彼らは死の灰と共に生きている。

善良な人々も生き残り… 暗闇の中で助けを要請した。その工兵たち、その普通の兵士たちに善良な人々が死ぬのを黙って見ていることはできなかった。

砦から飛び出し、生き残った人々を助けた。こうして彼らは新たな名前を獲得した。その誇りある名前とは…

デザートレンジャー。

バーガス将軍「さて、レンジャー諸君。時には我々の理想は叶えられそうにないと感じることもあるだろう。戦友と別れを告げるのは辛いのもわかっている。」

バーガス将軍の言葉を聞きながら、赤毛の女性が粗末な棺桶のそばに寄り添います。

バーガス将軍「だが、他にも知っておいて欲しいことがある。それは殉職したレンジャーが忘れ去られることは決してないということだ。」

周りの男たちが、棺を埋めるための穴を掘り始めます。

バーガス将軍「その死を無駄にはしない…」

棺には「エース 人として生まれデザートレンジャーとして死す」と書かれています。

バーガス将軍「仇は討つ。」

そして画面が暗転し、オープニングの動画は終了します。理由はわかりませんが、核戦争が起こって世界は破滅したようです。悪人も善人も少数は生き延び、その善人を救う誇り高き者がデザートレンジャーというところでしょうか。

新米分隊への最終試験!!

先ほどのオープニングでは実写でしたが、ゲームが始まり3Dとなります。エースの葬式を終え、バーガス将軍がこちらに話しかけてきます。

バーガス将軍

「ありがとよ、新入りたち。」

こうみると、オープニングの実写の髭ズラ&カーボーイハットの男性は再現度が高かったのがわかります。アングルがぐるっと動き、バーガス将軍の前に4名の女性が現れます。よくみると、先ほど作った分隊私たちは新米兵のようです。

話しかけられるメンバーを選ぶことができますが、ここは主人公格(見た目で勝手に決めた)のベアーちゃんに頼みます。画面の下に表示される単語を選んで、こちらが話す内容を選べるというシステムのようです。内容が変わるのかわかりませんが、選択肢があるというのはロールプレイにのめり込みやすいので楽しいです。

ベアー

「チャンスをくれてありがとう。でも、私たち新入りの準備ができたと思うの?」

バーガス将軍

「ああ、驚くのも無理はない。新入りのお前たちに、レンジャーが殺された任務へと送り出そうとしているんだからな。他の選択肢があればよかったんだが、デザートレンジャーたちは今、出払っている。レンジャーチームのエイプリルとチャーリーは、西側で土地をめぐる争いが虐殺にまで発展しそうになっているのを食い止めようとしているし、ベイカーチームは北でベガスへ渡る道を遮っている放射能を通り抜ける方法を探している。残念ながら、お前たちがこの問題に取り組むしかないのだ。」

なるほど、いま動けるチームは、我々、新米チームのみということのようです。ゲームあるあるですが、任務は我々が引き受けるしかありません。

ベアー

「で、任務ってなんなの?」

バーガス将軍

「エースの遺体が見つかったエリアを探索して、彼のログブックと中継器を取り戻すのだ。それが終わったら、私に連絡しろ。中継器を見つけたら次にやるべきことを知らせる。エースの仇は討たなければならんし、彼が追っていた信号も重要だ。君たちが中継器を見つけたら、他にも何か見つかるんじゃないかと思う。」

エースが追っていた信号って何かと聞くと、バーガス将軍は「その放送の声は狂ったように、人と機械が一体となる未来について語っていた。そして、それは我々デザートレンジャーの元にやってくると言っていた」とのこと。

さらにバーガス将軍によると、「エースはその信号をはっきり受信するために、遠隔地にある無線タワーに3つの中継器を接続しようとしていたが、一つ目のタワーに中継器をつないだ直後に何者かに殺され、彼のログブックと残りの中継器が盗まれてしまった」と言います。そんなあっさりと… さすが世紀末、危険がいっぱいです。。。

バーガス将軍

「エースが殺された無線タワーはここから東に1日ほど歩いたところにある。地図に印を付けておく。ほらよ。」

地図って言っても、細かなことはほとんど読み取れません。レンジャーシタデルの印の東側に無線タワーの印があるだけです。シタデルは要塞って意味なので、ここがレンジャーシタデルで、レンジャーたちの本拠地くらいしか情報がわかりません。乱暴な指示じゃのう。。。

ベアー

「連絡はどうしたらいいの?」

バーガス将軍

「ああ、君たちの無線に連絡する。その無線がレンジャーシタデルと君たちをつなぐ生命線になる。任務に関する警告や更新情報を伝えるときや、新たに救難連絡を受け取ったときにも呼び出すことになる。レンジャーとしてその呼び出しに応じるのは義務みたいなもんだ。これは我々が仕事を始めた時、アリゾナの人々を交わした取り決めだ。」

なるほど、レンジャーとして無線に応じるのは義務のようです。フレーバーテキストが盛りだくさんで、気分はアゲアゲです。

ベアー

「ところで、私たちはいつシタデルに入れるようになるのかしら?」

バーガス将軍

「実力を証明してくれれば、シタデルが君たちの新しい家となる。この任務が君たちの最終試験になると思ってくれ。任務に成功すれば、シタデルの中に温かく迎え入れられるだろう。だが失敗すれば、君たちはデザートレンジャーとして不適格ということになり、シタデルに入ることはできない。」

おいおい、任務をまかせときながら、まだ仲間じゃないってか。ムカッときますが、仕方ありません。すると、今度は画面下の選択肢に証明(赤)、試験(緑)、成功(青)の3種類が現れます。調べると、これはスマートアス(論理的な言いくるめ)、ハードアス(脅迫)、キスアス(優しく説得)というような会話系スキルとのこと。どう対応するか、選べということですね。

どれにしようかと悩みつつ、ベアーちゃんのスキルを見てみると、ハードアスがLv.1とあります。あらヤダ、意外に乱暴者♡ そうとなれば、ロールプレイとしては選ばねばなりますまい。

ベアー

「シタデルのゲートを蹴っ飛ばして、実力を証明してもダメなのかしら…?(ハードアス)」

しかし、さすがジェネラル(将軍)、小娘の恐喝になど動じません。

バーガス将軍

「強引に入るつもりか?お前たちは人を脅して欲しい物を手に入れようとする人間かもしれんが、いつもうまくいくと思うなよ。特に、私のように年季の入ったタフガイからはな。シタデルのゲートを蹴飛ばしたいなら、やってみるといいさ。お前が少々吠えたって、ちびったりすることはないんだからよ。」

ですよね〜、歴戦の勇者が新兵の恫喝に負けるハズはありません。背後の仲間たちから冷たい視線を感じます。ここは任務を全うして認めてもらいましょう。

ベアー

「さいなら〜。最善を尽くしますぅ〜。」

バーガス将軍との会話が終わると、自由に動けるようになります。さて、今回はここまで。

次回は、死んだエースが盗まれたという中継器とログブックをまずは探しましょう。

では。