Wasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その7)まるでバイ○ハザード!感染しちゃったよ…

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その7)です。

前回、ハイプールに中継器をセットしたベアーたちエコーチームは、続けてAgセンターの救援に向かいます。Agセンターに到着すると、時すでに遅し、ありえないほど密生した不自然な密林がAgセンターの館内から溢れ出ています。Agセンターの内部へ入ると、無線で救難信号を送ってきていたキャシー・ローソンが暴走した植物に捕らえられています。蔓はキャシーをゆっくりと締め付けています。

ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当)
チェリーボム爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。
ヘックスアポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当)
ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当)
他の主な登場人物(クリックすると開きます、ネタバレあり)
バーガス将軍デザートレンジャーのリーダー。あご髭と使い古したカウボーイハットがトレードマーク。コードネーム、スネーク。若い頃はかなり破天荒だったらしい。
アンジェラ・デス熟練のレンジャー、デス将軍。殺されたエースの恋人。真実を知るため、エコーチームに加入。ベアー以上のオラオラ姐さん。35歳。もっと叱ってくだせぇ。
ヴァルチャー・クライ南部境界線を越えてハイプールに取引にきたネイティブアメリカン。再び放射線が強まり、故郷への道が閉ざされ、エコーチームに加わる。こう見えて、子持ちの既婚者。30歳。
ショーン・バージン亡くなった市長の代わりに一時的にハイプールを率いていたリーダー。ならず者の集まりレッドスコーピオンとのつながりを強化しようと画策していた。
ケイト・プレストン:ハイプールの灌漑システムの崩壊を救った女性。バージンを投票で破り、新しいハイプールの市長となった。
キャシー・ローソン:レンジャーに救難信号を送っていたAGセンターの首席研究員。感染を止める血清の開発に成功するも、救難が間に合わず、暴走した植物に捕らわれ絶命。

キャシーによると、変異したカビの胞子が原因でAgセンターの植物や昆虫が巨大化し、さらに汚染されたハトが外部に出てしまったとのこと。キャシーは「完成させた血清があれば、感染の拡大を防ぐことができる」と伝えると、蔓に絞め殺されてしまいます。今回は、崩壊したAgセンターを探索して、血清を手に入れ感染の拡大を食い止めましょう。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。

まるでバイ○ハザード!!

キャシーの遺言を受け取ったベアーたちエコーチーム。自分たちがもう少し早く到着していれば、彼女を救えたのではないかという複雑な思いとともに、血清の探索を始めます。周囲には巨大化したウジやハエがいるため、駆除しつつ進みます。

さらに、赤いさやの植物がそこかしこにありますが、キャシーの言っていた通り、近づくと爆発してダメージと胞子をまき散らします。

ピルズ

「胞子を浴びると感染するから、みんな気をつけて!」

赤いさやの植物はできるだけ避けて移動したいですが、数が多いので、避けられない場合は遠距離から銃で撃って爆発させてから傍を通り過ぎるようにします。

しばらく探索していると、奇妙な人型の物体が歩いています。紫色になり、体中が膨れ上がった姿は異様です。これがキャシーの言っていたさや人間でしょう。

さや人間は元はここAgセンターの研究員ですが、こうなっては回復の見込みがないため、残念ですが倒して進みます。

さや人間は倒されると、膨れ上がった体を爆発させて周囲にダメージを与えます。オェ〜〜。

感染しないのだけが救いですが、気持ち悪いです。。。

とりあえず、血清は発見!!

さや人間や巨大バエを倒して、東の温室付近を探索していると、地面に噴霧器が落ちているのを発見します。容器には液体が入っており、「殺菌剤−−植物、昆虫、またはさや人間に吹き付ける事で感染症を殺します。経口取得する事で早期の感染症を治療します。警告:次の副作用があります。痛覚低下、腸内ガス増加。」とラベルが貼られています。

噴霧器を拾うと、Agセンターの血清と除草剤(という名の武器)を手に入れます。

ピルズ

「とりあえず、血清を手に入れることができたわ。これで感染の拡大を防げるかもしれない。」

Agセンターの感染は止めることができませんが、この血清を使って周囲への感染拡大は止めることができるはずです。次は、念のため生存者がいるかどうかと、Agセンターの無線塔が使えるかどうかを確認しにいきましょう。

あちゃ〜、感染してもうた…

温室を通り抜け、さらに探索を続けます。途中、巨大バエ、巨大ウサギ、さや人間を倒しつつ進みます。

すると、植物に埋もれた建物を発見します。調べてみると、どうやらAgセンターの中央施設の模様。この中に誰かいるかもしれません。建物の中に入ろうとした瞬間、近くにあった赤いさやの植物が爆発します。前方の建物の気をとられていたため、後方にいたヴァルチャー・クライがその汁を浴びてしまいます。

ヴァルチャー・クライ

「汁が目に、目に入ってしまったわ!?」

汁を浴びたヴァルチャー・クライはさや感染症に感染してしまいます。ステータスで確認すると、さや人間化するカウントダウンが始まっています。制限時間は14,400秒(=4時間)とのこと。ガクガクブルブル。

すぐに血清を使いたいところですが、先ほど拾った血清の数は10個と限られており、治療してまた感染しては意味がないため、Agセンターを脱出したら回復するようにしましょう。。。

生存者ラーセン博士を発見!!

仲間に感染者が出てしまい、焦るエコーチームですが、とりあえず目の前の中央施設を探索することにします。

建物の中に入ると、ベアーたちは男性にいきなり声をかけられます。

パトリック・ラーセン博士

「…まったく、どこにいたんだ?…どうしてこんなに遅れた?」

生存者を発見した喜びもつかの間、よく見ると、男性は体中、銃撃で蜂の巣にされており、手の施しようがありません。。

パトリック・ラーセン博士

「頼む… 助けてくれ。昆虫に襲われたんだ。治療が…必要だ。胸の…傷口を閉じてくれ。私は医者のパトリック・ラーセンだ。酷い傷なのはわかっているが、この傷なら…死にはしない。すぐに処置してくれればね。」

どうやらこの生存者は、キャシーの言っていた優秀な医者で研究者のラーセン博士のようです。Agセンターでの惨劇の中、姿が見えなって亡くなったと思われていましたが、生きていたようです。

ベアー

「私たちが助けに来るのを待っていたの?」

パトリック・ラーセン博士

「もう来ないのではないかと心配していたよ。だがこうして来てくれて良かった。君たちが来なければ全て無意味になってしまう所だった。」

すると、スマートアスのスキルを持つヘックスが何かに気づき、ラーセン博士に聞き返します。

ヘックス

「『全て』ってどういう意味ナリ?」

すると、ラーセン博士は慌てて釈明します。

パトリック・ラーセン博士

「え?ああ、何でもない。頭がちゃんと回っていないんだ。頼む。助けてくれ…」

確かにこれだけの重症なので意識が朦朧としてもおかしくないです。。。すぐに助けてあげたいですが、世紀末を生きるためには多少用心深くなくては生き残れません。ちょっと怪しいので若干、慎重にいきましょうか。

ベアー

「ここにいたみんなは植物や昆虫に殺されていたけど、あなたは銃で撃たれたの?」

パトリック・ラーセン博士

「気が付いたか? その…説明する。破壊工作員が…いたんだ。そいつは… そいつは… 。すまない。近くに来てくれ。大声を出す力がなくてね。君の… 耳元で話すよ。」

選択肢にハードアスも現れていますが、破壊工作員が誰なのか知りたいベアーは近づいて会話を続けます。

ベアー

「その破壊工作員は誰だったの?」

パトリック・ラーセン博士

「私は… 見たことがない人物だった。銃を持った… 男で… 待て、レンジャー。もう一つ言う事がある… 」

そういうと、ラーセン博士はおもむろに立ち上がり、叫びながら攻撃してきます。

パトリック・ラーセン博士

「Agセンターに死を!レンジャーシタデルに死を!」

アンジェラ・デス

「下がって!こいつ正気じゃない!」

途中から怪しいと思ったら、やっぱり。。。ラーセン博士がこの騒動を起こした破壊工作員だったようです。会話していた状態から戦闘に突入しますが、ラーセン博士はいきなり4回攻撃を仕掛けてくるため、近くにいたメンバーが被弾します。

ですが、逆にいうと、こちらも会話する距離で多人数で包囲しているので、集中砲火を浴びせることに成功します。

あっと言う間にラーセン博士の体力を削り取りとると、ラーセン博士は「未来のために!」と言う謎のセリフを残して爆発して周囲にいたメンバーにダメージを与えます。

何のダメージかわからないため、右下のログを確認すると「ラーセン博士の原子力心臓」が周囲にダメージを与えたようです。この人は人間?サイボーグ?う〜ん、さらにわからない。。。

アンジェラ・デス

「どうなってるの?今のは何だったわけ?」

デス姐さん、私も同じ気持ちです。。。

中央施設内を探索…

身ぐるみを剥ぐために、真相を掴むためラーセン博士の遺体を調べますが、なぜ破壊工作を行ったかなどの手がかりは見つかりません。

ラーセン博士はAgセンターの歴史が書かれたメモをたくさん持っていましたが、内容はAgセンターの成り立ちを創設者のマット・フォレストが書いたもので、特段、重大な内容は書かれていません。他に持ち物を探ると、、、なんとヌード雑誌が!?

死に際に「ラーセン博士の原子力心臓」が爆発したので、ラーセン博士はロボット?シンス?なのかと勝手に想像を膨らませていましたが、ヌード雑誌を持っているところをみると人間なのかもしれません。謎は深まります。。。

無線塔を発見するも…

ラーセン博士を倒した後、中央施設の中を探索します。中央施設の奥にも暴走した植物が生い茂っています。赤いさやの植物に気をつけて歩きますが、建物の通路は狭く、植物の汁を浴びてしまいます。

ベアー、チェリーボム、ピルズがさらに感染し、エコーチームの4名が感染します。発症するまで時間があるので、さらに奥へ探索を続けます。

すると、暴走した植物のジャングルの中に、無線塔の制御盤を発見します。

操作盤を調べると、ベアーはレンジャー司令部に無線を入れます。

ベアー

「シタデル基地、こちらエコーワン。二つ目のタワーは修理ができないほど壊れている。新しい指令を要請する。」

レンジャー司令部

「そうか、心配していたことが起こってしまったか。了解した、エコーワン。こういった事態に備えてプランBを用意しておいた。ダモンタと呼ばれる街にも無線タワーがあるらしい。場所ははっきりしていないが、刑務所の東にあると報告されている。放射能雲の向こうだ。我々にはこの雲をどうやって通り抜ければいいのかはわからないが、そこを渡っている者たちがいるという話を耳にしている。刑務所の辺りで地元民と接触を図ってみるといい。ただし、あそこはレッドスコーピオンのテリトリーだ。慎重に進んで欲しい。コピー?」

そういうと、レンジャー司令部は刑務所の場所を伝えてきます。Agセンターからさらに東方にあるようです。

バーガス将軍に聞いた話では、刑務所はその昔レンジャーたちが本拠地にしていたのですが、レンジャーが現在のシタデルに移り住んだ後、荒くれ者のレイダー集団レッドスコーピオンレッドが刑務所を根城にしだしたとのこと。

ベアー

「了解、エコーワン。ダモンタについて何か情報はあるか?」

レンジャー司令部

「スコーピオンがそこの住人と取引していると言っていた。刑務所の東にあると思われるが、詳しくはわからん。刑務所の東には放射能の他にはほとんど何もないはずだが…。今はそれ以上の情報はない。注意してくれ。レンジャー司令部、以上。」

そういうと司令部との会話は終了します。とにかく、刑務所の東にあるダモンタに別の無線タワーがあるので、それを見つけろとのこと。了解です。司令部から新しい指令をもらったので、目の前の壊れた制御盤は不要ですが、念の為に調べると、制御盤の一部は損傷を免れた部分を取り外せそうです。詳しく調べると「無線コントローラー回路」を取り外すことができます。

何に使えるかわかりませんが、一応、回収しておきます。我ながら、なんでもかんでも回収してしまうとは、貧乏性が身にしみています。。。

Agセンターを脱出し、感染者を治療!

中央施設の探索が終わったので、Agセンターを脱出することにします。ストーリー上、意味はないと思いますが、巨大バエやさや人間などの感染者はすべて倒しておきます。これらの生物がAgセンターから這い出ることはないでしょう。

壊滅したAgセンターに一抹の申し訳なさを感じつつ、廃墟を後にします。

Agセンターから出たので、感染してしまった4名(ベアー、チェリーボム、ピルズ、ヴァルチャー・クライ)を血清を使って治療をしておきます。本当に効くか心配でしたが、血清を打つと無事にさや感染症は治療されます。ホッ。

メンバーに感染者がいなくなったので、一旦、レンジャーシタデルに戻ることにしましょう。

感染した農場で感染拡大を阻止!

シタデルに戻ろうとすると、手元の無線が鳴り響きます。

レンジャー司令部

「レンジャーエコーチーム、こちらレンジャーシタデル。やはりその植物の疾病はAgセンターを越えて広がってしまっているようだ。畑が巨大な野菜に乗っ取られたと、スタッピン農場のマージョリーから連絡があった。直ちにそこへ向かうんだ。この疾病の芽を摘まなければならん。コピー?」

恐れていた事態が発生しました。汚染された伝書バトのせいで、感染が拡大してしまったようです。すぐに対処が必要です。レンジャー司令部から感染した農場の座標を聞くと、Agセンターの目と鼻の先です。

感染拡大を阻止するため、シタデルに戻るのを諦めて、すぐさま感染した農場へ向かいます。

感染した農場へ入ると、荒地にも関わらず青々と植物が茂っており、遠くに虫の羽音が聞こえます。ですが、まだ周囲の植物は巨大化まではしていません。今ならなんとか感染拡大を止めることができそうです。

ベアーたちエコーチームが農場の奥へと進むと、紫色の皮膚をした膨れ上がった人がうろついています。さや人間です。農場の人間たちは残念ながら発症してしまったようです。

アンジェラ・デス

「感染が広がってしまう前に止めないと。」

さや人間になると治療は効かないため、泣く泣く倒すことにします。戦闘になると、農場の奥から巨大バエ2匹、さや人間5体が現れますが、すべて倒します。

すべての敵を倒してから、農場の感染状況を見て回ります。すると、納屋の裏手に給水タンクを発見します。このタンクに血清を入れれば、血清はパイプを通って広がり、感染した植物を殺でしょう。

早速、血清を貯水タンクに入れ、ポンプのスイッチを入れます。

これで感染の拡大は防止できたはずです。ほっとしつつ、農場を後にしようとしますが、農場の住居の割れたガラスの隙間から家の中の様子が見えます。感染した植物が家の中を満たしており、リビングルームの床には女性の死体があり、その横にはピストルが落ちています。どうやら感染に絶望して、自死されたようです。この人が、通報者のマージョリーさんでしょうか。。。

感染拡大は阻止したものの、救えなかった人も多く、気持ちは沈みます。。。

重い気分のまま、ベアーたちエコーチームは農場を後にします。さて、今回はここまで。

Agセンターの壊れた無線塔の代わりに、刑務所の東にあるダモンテの無線塔を探せとのことですが、弾丸も尽きてきたので、一旦、レンジャーシタデルに戻って体制を整えましょう。

では。