Wasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その15)タイタン峡谷踏破!放射性ヘドロを集めろ

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その15)です。

前回、ダモンタへ続く道を探し、タイタンの峡谷へたどり着いたエコーチーム。すると、突然、バーガス将軍から無線が入り、「エースを殺した犯人を探す別動の先遣隊の隊長になって欲しい」と、デス姐さんに帰還命令が出されます。残念がるデス姐さんですが、仕方なくエコーチームから離脱してしまいます。

ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当)
チェリーボム爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。
ヘックスアポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当)
ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当)
他の主な登場人物(クリックすると開きます、ネタバレあり)
バーガス将軍デザートレンジャーのリーダー。あご髭と使い古したカウボーイハットがトレードマーク。コードネーム、スネーク。若い頃はかなり破天荒だったらしい。
アンジェラ・デス熟練のレンジャー、デス将軍。殺されたエースの恋人。エコーチームに加入するも、バーガス将軍に呼び戻され離脱。姐さん、早く帰ってきてくだせぇ(泣)。
ヴァルチャー・クライ南部境界線を越えてハイプールに取引にきたネイティブアメリカン。再び放射線が強まり、故郷への道が閉ざされ、エコーチームに加わる。こう見えて、子持ちの既婚者。30歳。
ショーン・バージン亡くなった市長の代わりに一時的にハイプールを率いていたリーダー。ならず者の集まりレッドスコーピオンとのつながりを強化しようと画策していた。
ケイト・プレストン:ハイプールの灌漑システムの崩壊を救った女性。バージンを投票で破り、新しいハイプールの市長となった。
キャシー・ローソン:レンジャーに救難信号を送っていたAGセンターの首席研究員。感染を止める血清の開発に成功するも、救難が間に合わず、暴走した植物に捕らわれ絶命。
パトリック・ラーセン博士:Agセンターの優秀な医師兼研究者。実は、Agセンターでテロを起こした破壊工作員。未来のために!」と言う謎のセリフを残して自爆。
エシル・メルキャプテン大尉レンジャー本部で新兵器の開発を行う女性。功績をあげるともらえる要請書があれば、彼女から兵器をもらえる。大破壊前の技術にも長けている。
ギルバート“スラッシャー”サガーラ軍曹かつてバーガス将軍とともに戦った英雄の一人。負傷により電動の義足をつけ、地図作りに没頭する。バスローブ姿が似合うダンディ。
ラルフィーレールノマドに住むトペカン族の若者。アチソン族の娘ジェシーと恋仲。泳ぎは上手くない模様。
ジェシーアチソン族のリーダー・ケイシーの娘。トペカン族の若者ラルフィーのことが好き。危うく父親の仕掛けたコーヒー缶爆弾の餌食になるところだった。
ピットブル:元レンジャー・ロバートの妹ケイティに金を貸していたレッドスコーピオンの奴隷商人。成り行きで倒しちゃったよ。。。
サミュエル:スネークスクイージンを売り歩く行商人サミー・ハース。エースがシンスに殺された時に一緒にいた。怒り狂ったデス姐さんに倒されたデス。合掌。
ケッカバトペカン族の族長。アチソン族との争いの原因となった列車事故で片腕を失う。バーガス将軍も一目置く存在。
ケイシーアチソン族のリーダー。トペカン族との争いに対抗するため、爆弾テロを仕掛け続ける。娘を爆発に巻き込むところだったことを知り、改心。
チセル:アチソン族のリーダー・ケイシーの元警備主任。現在は足を洗ったが、元はさすらいの極悪人。年齢72歳の暴走老人。たまに会話が成り立たない。。。
ジャン:狂人フィンスターの研究所で働いていた研究者の子孫。研究成果が悪用されないよう、ダーウィン村の跡地で他のミュータントたちと隠れ住んでいる。
クリス・ヴァンオーバーベイク:RSMが支配するハッピーバレーで税金を名目に住民を搾取する査定官。武器税を取られそうになって、つい倒しちゃった。。。
リック・ベイチョウスキー:ダモンタへ続く高放射線地区の壁を超えるRADスーツを隠し持つ囚人。上片落語のレジェンド・米朝とは関係ない。スーツの隠し場所まで案内してもらうも、再び投獄。
ピゼピ・ジョレンダーウィン村出身の若いミュータント女性。閉鎖された村の外の世界を見たいとエコーチームへ加入を申し出る。明るい性格の理系女子。19歳。

離脱による戦力ダウンは大きく、再びデス姐さんに戻ってもらえないかと思ったベアーたちは、これまで巡った地を探し回ります。デス姐さんは見つかりませんでしたが、代わりに、ダーウィン村でミュータントの若い女性のピゼピ・ジョレンが新たにエコーチームに加入しました。新たな仲間が入ったエコーチームは、再びタイタンの峡谷へ戻り、先へ進むことにします。今回こそ、核爆弾を神と崇めるマッドモンクが支配する峡谷を超えてダモンタを目指しましょう。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。

緑色に輝く放射性ヘドロを集めろ!

ベアーたちが峡谷を通り抜けるため先へ進もうとしますが、フェンスで行先が閉じられています。どうしようかと思いますが、脇に立つマッドモンクの1人が声をかけてきます。

ブラザー・フランクス

「ようこそ、旅人よ。私はブラザー・フランクス。キノコ雲のしもべの一員だ。先へと進みたいなら貢ぎ物をタイタンに捧げることを誓い、神殿へと向かうんだ。君たちにはレンジャーが最も得意とすることを、貢ぎ物としてお願いしよう。我々の同志が使っているニュークグレネードは、峡谷中に散らばったわずかに残されたタイタンの力を使っている。放射性ヘドロを3つ缶に詰めて神殿まで持ってくれば、それを貢ぎ物として認めよう。この務めを果たすことを誓うか?

ワオ、放射性のヘドロを集めろって?!絶対いやですが、貢ぎ物を捧げないと進めないようです。

ベアー

「仕方ないようね。集めることを誓うわ。」

ヘドロを集めるを誓うと、ブラザー・フランクスから「空のヘドロ容器」を3つ渡されます。鉛でできているらしいのですが、安全性は疑問です。。。

さらに、貢ぎ物を捧げることを誓ったので、マッドモンクの保護が受けられるようになります。マッドモンクの1人、ブラザー・シャピロがエスコートとしてエコーチームに付いてくるようになります。ま、よろしく。。。

まさか素手!?そんな無防備な…

気は乗りませんが、放射性のヘドロを探して峡谷の中を探索します。エスコートが付いてくれているため、探索中に凶暴なレイダーたちに出会っても攻撃を仕掛けてきません。こりゃ、楽ちん。

峡谷のあちこちに無造作に置かれているドラム缶に緑色に輝くヘドロが溜まっています。ドラム缶を見つけて、ブラザー・フランクスからもらった容器にヘドロを回収していきます。それにしても素手で移し替えるとは、オソロシス。。。

1つのドラム缶で1つの容器が満杯になるので、3つドラム缶を見つける必要がありますが、結構簡単に3つ見つかります。

貢ぎ物に必要なヘドロは回収できたので、峡谷の先にある神殿へ向かいましょう。

ダイヤモンドバック市民軍の下っぱと交戦

神殿に向かう途中、ダイヤモンドバック市民軍の部隊と遭遇します。前回のプレイで、ダイヤモンドバック市民軍の使者から、マッドモンクを倒すために共闘を申し込まれているのですが、市民軍の下っ端の連中はそのことを知らないらしく、いきなり攻撃してきます。おいおい。。。

有無を言えわせず攻撃してくるので、仕方なく、応戦します。エスコートのブラザー・シャピロも戦闘を手伝ってくれるので、あっという間に倒すことができました。

以前、市民軍の使者は「核爆弾を神と崇めるようなマッドモンクではなく、法と秩序を守る市民軍がここを治める方が良い」と説得力もあったので、個人的には協力したかったのですが、、、仕方ありません。他に何かやりようがあったのかしらん。。。

機械化義肢の専門家カイル博士?!

神殿に向かう途中、マッドモンクの1人が機械化された左腕と左足をしているのを見つけます。そう言えば、デザートレンジャーのスラッシャーも同じように機械化された義手をしていました。気になるので話しかけてみましょう。

ベアー

「ねえ、あなたのその機械化された義肢のことを教えてくれない?」

ブラザー・ゴースキー

「ああ、これか。同志がニュークグレネードで吹き飛んだ時に、私も巻き込まれてしまったんだ。腕と足を失い、このまま死ぬと思ったが、外科医のカイル博士がこの素晴らしい人工装具をつけてくれたのだ。彼女は優れた科学者であり、思いやりのある外科医でもあり、そして、タイタンと偉大な光の本当の信奉者だ。」

ほほう、マッドモンクの女医・カイル博士というのが、この機械化義肢をつけてくれたとのこと。義体化とはこれまた世紀末チック。すごく気になります。

ベアー

「どうすればそのような人工装具が手に入るの?」

ブラザー・ゴースキー

「金があれば、カイル博士が診てくれるだろう。手足が健常であっても構わない。神殿診療所でカイル博士のスペシャルサービスを受けたいと言えば、彼女を紹介してくれるだろう。神殿診療所には、最高の医者と最先端のアポカリプス前の技術が揃っている。」

健康な人でもスペシャルサービスを頼めば、神殿診療所で機械化義肢を手に入れられるようです。神殿に着いたら、ぜひ診療所に寄ることにしましょう。

タイタンの神殿へ到着!

峡谷を抜けると、タイタンの神殿へ到着します。すごい数のマッドモンクたちが神殿の入り口を守っています。

ブラザー・ロイ・パーソンズ

「レンジャーよ、ここがタイタンの神殿だ。まずは神殿に入る許可を与える前に、貢ぎ物をいただこう。約束したものをは持っているな?不足していれば面倒なことになるぞ。」

はいはい、そんなに脅さなくても、ヘドロは持ってますがな。これまで集めた放射性ヘドロの容器を3つ渡します。

ブラザー・ロイ・パーソンズ

「ご苦労だった。君たちの仕事はこれで完了だ。タイタンの神殿の中へ入ってくれ。」

ヘドロを貢ぎ物として渡すと、約束通り、神殿の中に入ることができます。神殿と言っても、荘厳な建物があるわけではなく、区画が区切られているだけのようです。エスコートに付いてくれていたブラザー・シャピロは「貢ぎ物を約束した旅人を、無事に峡谷を通すこと」までが役割らしく、神殿の入り口で離脱していきます。これまで、ありがとさん。

カイル博士に会うも…

峡谷を通り抜けられたのでダモンタへすぐに行けば良いのですが、せっかく神殿に入れたので、あたりを探索してみます。特にカイル博士には会ってみたいので、診療所に向かいます。診療所に到着すると、小デブな医師が目を細めながら資料を読んでいます。

バウム医師

「え?誰?その… どこかで私の眼鏡を見なかった?」

おいおい、、、同じく眼鏡っ子のヘックスがツッコミます。

ヘックス

「メガネはあんたのおでこに乗ってるナリ。。。」

バウム医師

「おでこの上に…? ああ、これはお恥ずかしい。よし、これでいい、これで良く見えるな… おお!レンジャー!」

あんた、親しみやすいキャラクターですな。さっそく、カイル博士のことを聞いてみましょう。

ピルズ

「カイル博士の特別サービスを受けたいの。」

バウム医師

「うん、わかったよ。神殿の中を通っていくけど、準備はいいかい?」

お願いすると、バウム医師はあっさりカイル博士の元へ連れて行ってくれます。どうやら地下に神殿の本体があったようで、全員でその一角に移動します。

シドニー・カイル博士

「ようこそ、ブラザー・バウム。今日は何の用かしら。」

バウム医師

「君へのお客さんだ、カイル博士。特別サービスのね。」

聞いていた通り、カイル博士は女性でした。バウム医師につないでもらったので、早速、機械化義肢のスペシャルサービスのお願いをしましょう。

シドニー・カイル博士

「あなたたちは義肢に興味があるのね。でも、悪いけど、期待には答えられないわ。私は西部で一番の、いや、もしかしたら唯一の人工装具の外科医かもしれない。普段なら喜んで義肢を必要としている人に協力するんだけど、デザートレンジャーには義肢を提供しないと決めてるの。ごめんなさい。」

ええっ!そんなご無体な。。。カイル博士はデザートレンジャーには義肢を提供しないと決めているようです。

ピルズ

「どうしてデザートレンジャーはダメなの?」

シドニー・カイル博士

「悪く思わないでね。でもデザートレンジャーには以前、苦労させられたの。私が思想や派閥に関係なく、誰にでも義肢を提供していたことがレンジャーは気に入らなかったようね。デザートレンジャーは私をアリゾナから追い出したのよ。もしあなたたちに義肢を与えたことが彼らに知られたら、また追われることになるわ。ごめんなさい。」

なんと、カイル博士が誰にでも高性能な義肢を提供していたのを、レンジャーは危険視してアリゾナから追い出していたようです。カイル博士を追い出したレンジャーって誰やねんと思い、カイル博士に問いただしますが、教えてくれません。ひょっとしてスラッシャーかしら??? いずれにせよ、カイル博士は頑なに義肢を提供してくれないので、残念ですが今回は諦めましょう。せっかく義体化できるかと思ったのに、あ〜残念。

エノーラ神父からのお願い

さ、義体化もできないようなので、神殿を通りぬけてダモンタへ向かおうとしますが、ダモンタ側への出口の近くでいきなり声をかけられます。声をかけてきたのは神父さん、偉い人のようです。

エノーラ神父

「ようこそ、レンジャー。君たちが峡谷でしてきたことは聞いたよ。君たちの能力と決断力には感心している。私は今すぐにでも有能な人物の協力が必要なのだ。我々、キノコ雲のしもべのために働いてくれるなら、かなりの報酬を出す用意がある。」

寄り道している暇はないのですが、軍資金が万年不足ぎみのエコーチームとしては「かなりの報酬」と言われると少し気になります。まずは話を聞いてみましょう。

ベアー

「いいわよ。一体なんの協力をして欲しいの?」

エノーラ神父

「ありがとう。我々には核爆弾のタイタンを呼び出す力がある。しかし、我々は教義と品位を大切にし、いかなる状況でも自制心を持って行動してきた。だが、中にはそのような品位を持たない者がいる。その中の1人がブラザー・ライトだ。彼は理由もなく、タイタンの怒りを引き起こそうとしたため、我々は彼を追放したのが、今となってはやはり処刑しておくべきだったと思っている。彼はサイロ7に向かい、別のタイタン核爆弾を手に入れてしまった。恐ろしいことに、我々にむけてタイタンを使うつもりだ。だから、君たちの協力が必要なのだ。」

なんと、マッドモンクの1人、ブラザー・ライトが別のタイタン核爆弾を手に入れ、それを使おうとしているとのこと。そりゃ、危険すぎるっす。

エノーラ神父

「ブラザー・ライトを止め、タイタン核爆弾を安全な場所に保管しなければならない。この仕事を片付けてくれれば、タイタンから素晴らしい贈り物があるだろう。やってくれるか?」

初めは報酬に目がくらんで協力しようと思っていましたが、再び核爆弾が使用されて被害が出ないよう、デザートレンジャーとしては協力しなければなりますまい。。。

ベアー

「話はわかった、協力するわ。」

エノーラ神父

「助かる。では、ダモンタ方面に向かいサイロ7を見つけるんだ。そして、ブラザー・ライトを始末して、爆弾を我々の所へ運んでくれ。爆弾をここへ運ぶためのコードがこれだ。君たちは制御コンソールを操作して、爆弾を積んだ軌道車が神殿に向かうようにセットするだけでいい。後は自動でやってくれる。」

そういうと、エノーラ神父はサイロ7の場所を地図に示してくれます。了解、ここへ向えってことですな。

ただ、少し引っかかる気がします。そもそもマッドモンクの内部の問題なのに、なぜにマッドモンクを派遣しないのかしらん。

ベアー

「ところで、なんでモンクを派遣しないの?旅人のエスコートをしているんだから、それなりに武器も使えるでしょう?」

エノーラ神父

「ああ、それはだな。同志たちはやる気はあるのだが、なんというか、その… 戦術というものをわかっていないのだ。同志はすぐに自爆してしまう。そうすると、最初の戦いが最後の戦いとなる。何度も交戦があるような軍事作戦には向かないのだ。… わかってくれるだろう。」

まあ、確かにマッドモンクはすぐにニュークグレネードで自爆する傾向があるので、わからなくはないです。。。

エノーラ神父

「ブラザー・ライトは相手を殺すことに興味を持つ、過激な狂信者だ。しかも用心深い。一見、理性的でまともな人間に見えるかもしれないが、彼の口から出る言葉は全て嘘だ。話を聞く前に、すぐにでも射殺した方がいい。」

エノーラ神父は「ブラザー・ライトは狂信者で信用ならないので、見つけ次第、倒せ」と念を押します。神父の言う言葉にしては、若干、引っかかりますが、、、ま、それだけ危険人物ということでしょうか。話が終わり、ダモンタ方面に抜けようとすると、極悪老人チセルがぼそっと呟きます。

チセル

「たまげたな。こいつの口車で粉でも挽けるんじゃねえか。」

ありゃ、チセル爺さんもそう思います? 悪人生活の長いチセルが言うなら、少し気をつけておきましょうか。世紀末では誰も信じられませんな。。。

さて、今回はここまで。次回は、ダモンタ方面へ向かいつつ、とりあえずサイロ7でブラザー・ライトを止めましょう。

では。