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映画鑑賞「チャイルド44 森に消えた子供たち」ソ連が舞台のサスペンスミステリー

こんにちは、ゆうじんです。

GWも終盤となり、普段の生活リズムに合わせていかないといけないのですが、ラストスパートで映画を見まくっています。

今日は、こちらの映画をdTVで鑑賞しましたので感想を紹介します。それは「チャイルド44 森に消えた子供たち」です。

映画「チャイルド44 」とは

「チャイルド44 森に消えた子供たち」(原題: Child 44)は、スターリン政権下のソ連を舞台にしたサスペンスミステリー映画で、2015年に制作されました。

この映画はトム・ロブ・スミスの小説「チャイルド44」を原作としています。ちなみに、この原作小説は「このミステリーがすごい!」の海外編で2009年1位を獲得しています。

主演はトム・ハーディ、他にもゲイリー・オールドマン、ナオミ・ラパス、ヴァンサン・カッセルなどが出演しています。

チャイルド44 森に消えた子供たち【Blu-ray】 [ トム・ハーディ ]

トム・ハーディは、今回、主役の秘密警察捜査官を演じていますが、「ダークナイト ライジング」の悪役ベイン役や、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で主役のマックス役を演じています。

トム・ハーディは影のある役がすごいハマる俳優さんだと思いますが、先ほど述べた出演作も、今作もぴったりです。

<あらすじ>
 1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たちの変死体が次々と発見される。その死体には多くの共通点があるが、地上の楽園を標榜する理想国家では病理的な殺人者という存在を認めておらず、すべて事故として処理される。
 秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出す。捜査が進むほどに、国家に行く手を阻まれ、さらに、愛する妻にも不当な容疑がかけられる。
 真実が歪められるこの国で、レオは真犯人に辿り着けるのか?

私の感想

あらすじや「このミステリーがすごい1位」という紹介を見て、私はミステリー映画と思って見たのですが、認識が若干異なっていたようです。映画としては、サスペンス映画ではありますが、犯人探しというようなミステリー性は薄いです。

内容は面白く、演技も良かったのですが、それはスターリン体制下のソ連での人々の生活や、生き様をストーリーとして感じたという点でした。当時の社会体制で、相互不信に陥った人々がまざまざと描かれています。

映画としては、中盤まではかなり情報量が多く、全体的に重々しい画が多く、私の場合は内容がなかなか入ってこず、理解しづらい点がありました。

せっかくのトム・ハーディのアクションシーンや、夫婦の愛情を描く部分などもありましたが、残念ながら鑑賞後にはあまり印象に残りませんでした。

最終的なエンディングは良かったように思います。ご都合主義という賛否はあるでしょうが、途中が重かっただけに、個人的には多少の救いがあって良かったと思います。

ちなみに、原作の小説には、続編に「グラーグ57」「エージェント6」もあり、レオの活躍を見ることができます。

気になった方は、一度チェックして見てください。

では。

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