こんにちは、ゆうじんです。
STEAMでセールがあった時に購入していたゲームをやっとしました。スマホのアプリでもあり、いつかやりたいなあと思っていたゲームのパソコン版になります。
そのゲームはこちら、Ndemic Creationsの「Plague Inc: Evolved」です。
Plague Inc: Evolvedとは
Plague Inc.は、もともと、Ndemic Creationsが制作しているiOSやAndroidなどのスマホ向けのアプリゲームです。そして、そのパソコン版が「Plague Inc: Evolved」です。
なんだ、元はスマホアプリかあと思われるかもしれませんが、もちろん、パソコン版はスマホ版よりも格段にパワーアップしています。画質の向上、マルチプレイ対応、難易度の増加、STEAMワークショップ対応でユーザーの作ったシナリオや疾病などのMOD導入などができます。
ゲーム内容は「細菌やウイルスを使って人類を絶滅させる」という恐ろしいものですが、感染拡大のシミュレーションとして完成度が高いため、逆に疾病のパンデミックについての理解が深まるというゲームでもあります。
ゲームの流れとしては、まず、プレイヤーは人類を滅亡させるために、ウィルスやバクテリアなどを作って、それで世界中を感染させます。感染は、リアルタイムで時間の経過とともに拡大していきます。
しかし、人類もそうやすやすとやられたりはしません。当然、ウィルスなどの感染の拡大に人類が気づくと、治療のための抗体の開発に着手してきます。人類が滅亡する前に、抗体が完成してしまうと、プレイヤーの負けとなります。
しかし、プレヤー側にも対抗手段があり、感染が広がるごとに貯まるポイントを使って、「伝染」「症状」「能力」といった機能を進化させることができます。
伝染病を感染力が強いタイプにしたり、致死性の症状が出るタイプにしたり、抗体の作成が困難なタイプにしたりと、進化のさせ方はプレイヤー次第です。
感染地帯の気候に合わせて、寒冷地に強いタイプにしたり、熱帯地域に強いタイプにしたりとすることもできます。
ゲーム画面を眺めていても、時間の経過に伴う人の移動(飛行機や船)で感染が広がったり、治療が進んだりするので、シミュレーターとしてつい見入ってしまいます。
ゲームの面白いところ
ゲームをやって見て、私が面白いなあと思った点は、以下のポイントです。
- ウィルスなどの病原体が10種類程あって、それぞれ特徴が異なります。特徴を踏まえた進化のさせ方に広がりがあります。
- 一方、進化させるためのポイントが、抗体が開発されるまでの間で限りがあるので、進化のさせ方を考えなくてはなりません。大味な面はあるものの、丁度良いゲームバランスです。
- 時間の経過速度をコントロールできます。通常から3倍速などに変えられるため、サクッとプレイすることができます。
- STEAMで購入しましたが、もともと日本語に対応しています。
- STEAMのワークショップを経由して、シナリオなどの拡張が可能です。
- OSは、Windows、Mac、Linuxに対応しています。
ゲーム内容は一見、不謹慎ですが、パンデミックのシュミレーターとして非常に完成度が高いと思います。それぞれの疾病の特性も上手く表現されていて、現実の感染症や感染症対策への理解が深まると思います。
このようなことにあまり関心がない方には、ゲーム画面が地味なので面白くないと思われるかもしれませんが、私は、刻々と感染が広がったり、抗体が開発されて感染が収束していく様子を見ていると、それはそれで面白かったです。
気になった方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
では。