こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたバルダーズゲート2EEの攻略記その21です。
前回、サハギンの水中都市を救ったガラコ一行ですが、海底の都市から移動できるのは、さらに地中深くにある地下世界アンダーダークだけです。
●主人公ガラコ:人間。邪神バールの子の一人。イレニカスに魂の一部を奪われてしまう。バールの獣性の化身スレイヤーに変身可能。デアルニス・キープの新領主でもある。 | |
●ミンスク:人間。新たにエアリーをウィッチにむかえた脳筋レンジャー。直球な性格だが、ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面も。きんに君&あばれる君。 |
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●ジャヘイラ:ハーフエルフ。夫カリードをイレニカスに殺されたハーパーズのドルイド未亡人。夫の死を懸命に耐える反動で、泣き言を言い続けるエアリーと大喧嘩をしてしまう。 | |
●イモエン:人間、女。ガラコとともに育った幼馴染。しかし実は、ガラコと同じくバールの子。つまり異母妹。イレニカスに魂の一部を奪われるが、ガラコを支え続けるけなげな娘。 | |
●エアリー:有翼エルフのメイジ/クレリック。奴隷生活で翼を切断されるも、汚れのない無垢な女の子。奴隷生活がたまにフラッシュバックし、感情の起伏が極めて激しい時がある。 | |
●ナリア:人間。デアルニス家現当主のシーフ/メイジ。世間知らずのお嬢様だったが、領地がモンスターに襲われ、父も殺される。苦難を経験し、大人に成長しつつある。 |
しかし、めげる必要は全くありません。イレニカスたちはエルフの町サルダネッセラーに向かうため、アンダーダークを使って逃げていました。イレニカスを追うのと全く同じ方向なので、ガラコたちは躊躇せず、アンダーダークに向かいます。
今回は、アンダーダークでイレニカスたちの足跡を追って行きましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
スヴァーフネブリンのさびれた村
一刻も早く、イレニカスたちに追いつきたいガラコ一行は、自分たちが降りてきた周辺からイレニカスたちの探索を開始します。
しかし、地底世界アンダーダークは、敵意むき出しのモンスターが闊歩する恐ろしい場所です。モンスターたちとの戦闘を繰り返しつつ、探索範囲を広げていきます。
傷つきながらも、探索範囲を広げると、スヴァーフネブリンの衛兵隊が現れます。どうやら村の入り口を守っているようです。
ちなみに、スヴァーフネブリンは、アンダーダークに生息するノームの一種です。アンダーダークの住人にしては珍しく、親切な種族です。
ガラコたちが地上からきた者たちだとわかると、スヴァーフネブリンの衛兵リーダーは、「村への道を通してやっても良いが、村長に会ってくれ」と頼んできます。度重なるモンスターとの戦闘でヘトヘトになったガラコたちはそれを快諾します。
村の中に入りますが、ほとんど住人がおらずさびれています。何かあるのでしょうか?そしてガラコたちは村長に会います。
村長ゴルダンラー・ブラッケンロック「ほう、我らが村に客人とは珍しい。しかも地上の者たちとは。こちらに来てくれ。すまんが、お主たちに力を貸して欲しいのじゃ。」
村長の話によると、トンネルを深く掘りすぎて、邪悪な怪物を掘り出してしまったとのこと。住人たちに危険が及ばないよう、さらに地中深い場所へ移動させていようです。なるほど、だから住人が少ないんですね。
村長ゴルダンラー・ブラッケンロック「すまんが、怪物を倒し、トンネルを封印してくれまいか。」
「助けてやっても良いが、実はこの道を通った二人組を探しているんだ。」
ガラコから特徴を聞いた村長は、その二人組を知っていると言います。
村長ゴルダンラー・ブラッケンロック「ああ、その二人組なら知っておるが、探すのは困難を極めるぞ。二人はドロウの街ウスト・ナーサへ向かったはずだ。もしウスト・ナーサに行きたいのなら、それを手引きしてくれるマダム・アダロンを紹介しょう。」
ドロウ(ダークエルフ)の街に入ったとなると、普通には入れないと思います。マダムの力を借りましょう。そうとなれば、イレニカスたちを追うためにも村長のお願いが聞くことにします。
村長ゴルダンラー・ブラッケンロック「マダム・アダロンの隠れ家には侵入者を防ぐ強力な仕掛けがある。道が漆黒の闇に包まれており、邪悪なドロウたちの侵入を防いでいるのだ。洞窟の怪物を倒してくれたら、その闇を振り払う“光のジェム”をやろう。」
村長は、ガラコたちに魔法の巻物“ストーンシェイプ・スクロール”を渡して、怪物を退治したら、これを使って坑道を封印してくれと頼んできます。
了解です。では、早速、村長に教えてもらった場所に行って、怪物を退治しましょう。
怪物退治と発破作業!
村のすぐ北にその洞穴はありました。暗い穴は地面に深くぽっかりと開いています。スヴァーフネブリンたちは随分深く穴を掘ったようです。
穴を見つめていると気持ち悪くなりますが、暗がりからその怪物が現れます。怪物はデーモンのバロールでした。さすが、地底世界のさらに地中の穴ポコにいただけあって、強力な悪魔です。
しかし、ガラコたちもこれまでの冒険で熟練の冒険者になってきています。バロールは前衛組の猛攻に倒れます。
怪物を倒して、ストーンシェイプ・スクロールを使うと坑道が封印されます。穴はふさがり、スヴァーフネブリンたちが穴を掘る前の状態に戻ります。
村長の元へ戻ると、村長は大変感謝し、約束通り、褒美として“光のジェム”を渡してくれます。これを使って、マダム・アダロンの隠れ家への大階段を降りなさいとアドバイスしてくれます。
さ、早速、マダム・アダロンに会いに行きましょう。
マダム大きいですねぇ!!
アンダーダークを探索し、途中、ドロウたちと戦いながらも、やっとマダム・アダロンの隠れ家へ続く洞窟を見つけます。
洞窟の中には、大階段があります。大階段の先は確かに漆黒の闇です。しかし、ガラコたちには村長からもらった“光のジェム”があるので、スタコラサッサと降りて行きます。
大階段を降りると、大きな空洞が現れます。
そして、ついにマダム・アダロンが現れます。
アダロン「ようこそ… ようこそ、わらわのすみかに。そなたを注意深く見ておったぞ。」
_人人人人人人人人人_
> シルバードラゴン! <
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^ ̄
\\((( ;゚Д゚)))ガクガク//
なんと!!!マダム・アダロンとはシルバードラゴンだったんですね。驚きです!
マダム・アダロンからの依頼!
マダム・アダロンによると、アダロンの役目はこの上にあるエルフの古代遺跡、古い寺院を守ることだそうです。その寺院は、古代に邪悪なエルフが、普通のエルフからわかれて、アンダーダークに降りてドロウ(ダークエルフ)になった最初の場所だそうです。寺院を守ることで、アンダーダークと地上との行き来を防いで監視しているとのことです。
しかし、最近はマダム・アダロンには悩み事があり、その役目に集中できないらしく、ガラコたちに協力を求めてきます。
アダロン「最近、ここであることが起こり、わらわは役目に集中できないのじゃ。そちの助けを借りたい。その代わりに、そちを助けてやらんでもない。」
イレニカスを追うためにも、ガラコはマダム・アダロンの依頼を引き受けます。
アダロン「そちの探しているジョン・イレニカスとボーディはドロウと取り引きをして、アンダーダークを安全に通り抜けることとしたようだ。イレニカスを直接懲らしめたいが、それができないのじゃ。奴はわらわの卵を盗んで行ったのじゃ。奴らから卵を取り戻してくれたら、アンダーダークを脱出する安全な道を教えてやっても良い。」
なんと、イレニカスはシルバードラゴンの卵を盗んで、ドロウたちに渡したようです。卵はドロウの街ウスト・ナーサにあるため、そこに潜入して取り返してきて欲しいとのこと。以前のオードイベントで、イレニカスたちが何やら取り引きしていた雰囲気がありましたが、こういうことだったんですね。なるほど。
それにしても、ドロウの街に潜入するなんてなかなか難しいでしょ。そう考えていると、マダム・アダロンはこう言います。
アダロン「先日、ウスト・ナーサヘ向かうドロウの一行を退治した。奴らに成りすまして街に潜入すれば良い。わらわがそちらの姿を変えてやろう。わらわのイリュージョンの魔法は必要なだけ続くはずじゃ。」
そして、ガラコたちにイリュージョンの魔法をかけて、ドロウの姿に変身させます。
魔法がかかるとガラコたちは、他の人からは姿も、話す言葉も全てドロウと見分けがつかなくなっています。そして、ガラコは、別のドロウの街チェド・ナサドから来た「ヴェルドリン」のふりをするように教えられます。
ドロウの街ウスト・ナーサ潜入!
街の入り口には、ドロウの門番がいますが、ガラコ一行もドロウに変身しているので、気づかずに入れてくれます。しかも、本物のヴェルドリンは、男性戦士協会にいる司令官ソラウフェンと会うことになっていたらしく、早く彼の元へ行くように教えてくれます。
ま、ドロウの世界に入り込んで、活躍範囲を広げるためには、流れに沿って行動するのが良いでしょう。とにかく、ソラウフェンに会いに行きましょう。
ソラウフェンの手下になる
初めてのドロウの街なので、若干緊張しますが、彼らにバレないよう、努めてドロウらしく振る舞います。
門番に言われたままに、すぐ男性戦士協会の司令官ソラウフェンに会いに行きます。ソラウフェンはヴェルドリンが来るのが待ちきれないのか、男性戦士協会の前で待っていました。
ソラウフェン「よく来た。俺の名はソラウフェンだ。この街のマトロン・マザーにお前が信頼に足る人物だとわかってもらうために、さしずめ俺の言う通り動いてもらう。失敗すれば殺す。」
さすが異文化圏、挨拶の仕方も違います。いきなり、失敗すれば殺すって。。。怖いところです。
閑話休題。ドロウはご存知の通り、エルフの亜種で、陰険で邪悪な性格の者が多く、他人どころか血の繋がった親族まで裏切る事になんのためらいもありません。ドロウはアンダーダークに住み、「蜘蛛の女神・ロルス」を崇めています。ドラウの社会は退廃的な快楽主義が特徴で女性上位の傾向があり、男性は社会的地位が低く、奴隷扱いされています。そのため、マトロン・マザーという女性のドラウがリーダーとして采配を振るうことが多いです。
そのため、よそ者のヴェルドリン(つまり、ガラコたち)はまずはマトロン・マザーに信頼してもらおうと言うことですね。了解です。マトロン・マザーの指示を仰ぐため、街の入り口で彼女の侍女(ハンドメイデン)と会うことになりました。行ったり来たりですが、また街の入り口に戻ります。
マトロン・マザーの長女を救出!
街の入り口で、マトロン・マザーの侍女と会います。さすが女性上位の社会だけあって、けちょんけちょんに言われますが、まとめると「マトロン・マザーの娘が、マインド・フレイヤーに襲われ、捕虜にされたので、無事に助けろ」とのこと。
侍女には、ソラウフェンも口答えができないようで、ボロカスに言われながら、命令されます。
マインド・フレイヤーたちは次元を超えて移動するので、彼らのアジトの前で、ロルス神の神器を使い、異次元から引きずり出す作戦です。彼らのアジトは南東の洞窟近くにあるらしいので、早速そこへ向かいます。
現地でソラウフェンと落ち合いますが、これから助ける女性についてもう少し情報が欲しいので聞いてみます。
ソラウフェン「囚われているのはデスパナ家のフィーレ。マトロン・マザーのアルデュレイスの長女だ。彼女を絶対に傷つけるなよ。」
なるほど。納得していると、ソラウフェンが敵を異次元から引き出す作業を行います。そして、ついに敵が現れます。
敵のマインド・フレイヤーと、助けるべきフィーレもおり、乱戦状態ですが、ガラコたちが一体ずつ敵を倒して殲滅して、フィーレの救出に成功します。
フィーレ「どうして、もっと早く助けに来なかったの。私は一人で街に戻って、マトロン・マザーにあなたたちの活躍を報告するわ。」
ソラウフェンは一人で戻るのは危険だと注意しますが、フィーレは言うことを聞かず、命令するのはこっちよとばかりに、とっとと一人で帰ります。さすが、女性上位の社会です。
そしてまた、ドロウの街ウスト・ナーサに戻ります。
お嬢様の言いなりっス!
ウスト・ナーサに戻ると、酒場でフィーレが待っており、ヴェルドリン(ガラコ)とソラウフェンが呼びつけられます。
そして、フィーレは「今のマトロン・マザーであるアルデュレイスの娘の中で、自分が能力が高く年長であり、次のマトロン・マザーは自分だ」と言い、力になるように言って、いろいろ指示を出して来ます。
ドロウの中で地位をあげれば、やれることが広がり、イレニカス探索にも有利になるはずです。
その後、フィーレの指示に従い、街で暴れているビホルダーを退治したり、
ドロウを恐れないスヴァーフネブリンを脅したり(ただし、罪もないスヴァーフネブリンを殺すことはガラコにはできないので、フィーレには殺したと嘘をつきました)と、
フィーレの言いつけを守り、ポイントをためます。
ソラウフェン暗殺計画!
お嬢様フィーレの言いつけに従う一行ですが、ついに、フィーレの言動に我慢できなくなったソラウフェンがキレて口答えをはじめます。
フィーレ「それはソラウフェン、あんたが決めることではないわ、このオスがっ! 言葉を慎まなければ、あなたの心臓を抉り取って祭壇に供えてやるわよ!」
ソラウフェン「やれるものなら、やってみな、この生意気娘め!お前の一族と、俺の一族で戦争になってもいいならな。マザーがどう考えるかな?」
フィーレ「あんたが、私に向かってそんな口をきくのを、侍女が見たら殺されるところよ。もうたくさんよ、ヴェルドリン。後で、女性戦士協会の私の部屋に来て。」
そう言うと、喧嘩別れで皆バラバラに解散となります。ヴェルドリン(ガラコ)は、フィーレに言われた通り、彼女の自室に向かいます。自室にはフィーレが一人で待っていました。
フィーレ「あなたは、私とソラウフェンとの関係を知っているわね。知らないふりしなくてもいいわ。私と彼は憎み合っているのよ。彼の傲慢さには、もう我慢できないし、これ以上好き勝手にさせていると、ここでの私の地位も危うくなるわ。私に代わって、彼を殺してちょうだい。」
なんと、フィーレは、ヴェルドリン(ガラコ)に、3日以内にソラウフェンを殺し、彼のクロークを証拠として持ってくるように指示してきます。ここは従うしかありません。
命令を受けた後、ジャヘイラがガラコに話しかけてきます。
「フィーレはソラウフェンを殺せと言っているけど、この状況を使って、有利に持っていけるかもしれないわ。考えてみましょう。」
ソラウフェンを殺さずに使えないかとのこと。考えてみましょう。
可愛さ余って憎さ百倍!
ソラウフェンは、男性戦士協会の自室にいるとのこと。早速、彼の部屋に向かいます。ソラウフェンも部屋に一人でいました。
ソラウフェン「やあ、ヴェルドリン(ガラコ)!ここで何をしているんだ。まだマザーから次の指令が来ていないから、休暇をもらっているんだ。」
「ソラウフェン。実はフィーレにお前を殺すように言われたんだ。だが、俺は殺したくない。」
ジャヘイラのアドバイス通り、ここは彼に恩を売っておくようにしましょう。フィーレに言われたまま、人を殺すような非道なことはしません。
ソラウフェン「そうか、彼女がそう行動するのも時間の問題だったんだ。実は、俺と彼女は恋人同士だったんだ。しかし、彼女の母親、今のマトロン・マザーのアルデュレイスは恋人同士なんてドロウにあるまじき形を許さなかったんだ。フィーレはテンタクル・ロッドで打ちすえられた。恐ろしい拷問だ。それが終わった時、彼女には野望しか残らなかった。そして、俺は彼女にとって、彼女の弱さを思い出させる存在となってしまったのだ…。いつかこうなることはわかっていたよ。」
フィーレとソラウフェンはどうやら複雑な関係にあるようです。愛憎の世界ですな。ソラウフェンは、ヴェルドリン(ガラコ)に感謝し、クロークを渡して、この街から消えると言い、去って行きました。
据え膳食わぬは…!?
ガラコたちはフィーレの元へ戻り、ソラウフェンのクロークを渡し、彼を殺したと嘘をつきます。
フィーレ「彼は… 死んだのね? そうなの…そうなのね。彼は…彼は死んだのね。あなたはよくやったわ、ヴェルドリン。私によく仕えてくれたわ。あなたと二人きりで話したいわね。」
そう言って、フィーレは、ヴェルドリン(ガラコ)以外のメンバーに席を外させ、二人きりとなり、ベッドに連れて行きます。
フィーレ「あなたは役立ってくれているわ。強くたくましいオトコね。私のベッドにもふさわしいわ。さあ、私に尽くしてちょうだい、さあ。」
フィーレはヴェルドリン(ガラコ)に迫って来ます。こりゃ、大変なことになってしまいました。断るとえらいことになるかもしれませんが、ガラコ君はこれだけはと断ります。
「俺にはできないよ、フィーレ。俺には約束した相手がいる。君の知らない人なんだ。」
誘いを断られ、カッとするフィーレ。せっかく、ここまでポイントを貯めたのが無駄になるかと焦りますが、フィーレは落ち着いて我慢します。
フィーレ「ああ、あなたは別の街から来たんだったわね。本当は誰であっても闘って奪い取りたいところだけど、今は闘う気にならないわ。いつか、あなたの首輪を外し、お前を私のものにしてみせる。」
ふう、助かりました。そして、フィーレはヴェルドリン(ガラコ)を、マトロン・マザーに紹介するので、街のロルス寺院に来るように言います。フィーレの力になった、これまでの功績が認められたようです。そういうと、フィーレは先に寺院に転移して去っていきます。
マトロン・マザーとの謁見!
フィーレとマザーの機嫌を損ねては大変とそそくさと、街のロルス寺院に向かいます。
寺院に着くと、フィーレから、現マトロン・マザーのアルデュレイスに紹介されます。
マトロン・マザー・アルデュレイス「こやつが、フィーレの言っていた男か。そんなに優秀には見えんがな。デスパナ家にふさわしいかどうかは、彼に証明させれば良い。」
( ゚д゚)んま、なかなかなお言葉! こんなお義母様がいるとは、デスパナ家のマスオさんは大変ですな。
マトロン・マザー・アルデュレイス「ヴェルドリンとか言ったな?よく聞きな。デスパナ家の時代がすぐ来る。しかし、そのために、私は珍しいものを必要としている。お前にそれを取って来ておくれ。お前に任務を与えて、デスパナ家の寵愛を得られるかどうか見てみよう。」
そして、マトロン・マザーは、アンダーダークに住むと3種族の長老格の者のどれかの血を持って来るように言います。ビホルダー族のエルダーオーブか、マインド・フレイヤー族のエルダーブレインか、クオトア族のクオトア王子のどれかです。
断ることはできません。マザーの言いつけ通り、血を採取して来ます。
クオトア王子の血!
どの種族の血を採取しても良いそうですが、とりあえず、クオトア族の王子の血をいただくことにします。ちなみに、クオトア族は狂った邪神を崇拝する太古からのおぞましい半魚人です。
クオトア族は、西にあるクオトア族の廃墟に住んでいるとのこと。実際には、アンダーダークの最西端なので、かなり遠い距離でしたが、無事にガラコたちは廃墟に到着します。
廃墟の中には、所々に水場があります。さすが、半魚人クオトアのすみかです。
所々に、クオトア族の兵士やモンスターたちがいますが、なぎ倒して進みます。そして廃墟の最奥へ来ると、ひときわクオトアたちが集まっている場所があります。
そこには、クオトア王子もおり、壮絶な戦いになります。
こちらもかなりダメージを食らいましたが、最終的には勝つことができ、王子の血を採取することができました。
それでは、マトロン・マザーの元へ血を持って帰りましょう。何やら、フィーレやマトロン・マザーの言いなりになっていて、本来の目的を忘れそうになりますが、これも何も、イレニカスを追うためです。思いを新たにします。
儀式の準備!!
街に戻り、マトロン・マザーにクオトア王子の血を渡します。すると、マトロン・マザーは驚くほど喜びます。
マトロン・マザー・アルデュレイス「娘よ、お前の勇者は血を持って来たぞ!ついに、儀式を始めることができる。しかし、儀式の途中、シルバードラゴンに邪魔されないよう、この街を封鎖する。さあ、今日は素晴らしい日になるぞ!」
なんの儀式をするのかわかりませんが、ただ事ではないようで、街を封鎖するようです。マザーは儀式の準備で忙しくなります。フィーレはまた後で、自室に来るように声をかけて来ます。
悪魔召喚の儀式と策略!
フィーレの自室に行くと、早速、フィーレが声をかけてきます。
フィーレ「ヴェルドリン?実は計画があるの… 私がデスパナ家のリーダーになる計画よ。でも、この計画のために、あなたはママザーを裏切らないと行けないわ。」
ヴェルドリン(ガラコ)は「フィーレに従う」と言います。すると、フィーレは恐ろしい計画を話します。
フィーレ「マトロン・マザーは、地上のエルフを攻撃するために、恐ろしいデーモンを召喚する儀式を行おうとしているのよ。血はデーモンを呼び出すために使われるのよ。さらに、マザーはシルバードラゴンの卵をデーモンに力を借りる代償として支払うつもりなの。」
恐ろしい計画をきき、ジャヘイラが周りに聞こえないくらいの声でつぶやきます。
「ドロウが地上を攻撃しようなんて、はるか昔から起きてないわ。強大なデーモンを後ろ盾にして攻撃しようだなんて、一体、イレニカスはなぜこんなことをさせようとするのかしら。」
ジャヘイラの言う通り、イレニカスの狙いはわかりません。
フィーレ「ここからが重要よ。ドラゴンの卵を寺院の宝庫から盗んで、代わりに私が用意した精巧な偽の卵を置いて来るのよ。本物の卵は私に渡しなさい。マザーが偽の卵をデーモンに渡せば、殺されるでしょう。それから、私が本物の卵をデーモンに差し出す。儀式はこれで完成し、私はマトロン・マザーになれるのよ。」
おお、なんという陰謀!母を殺し、自分が次のマトロン・マザーになるための策略です。卵を儀式に使うなんてことはできません。この状況を使ってなんとかうまいこと切り抜けましょう。
フィーレから偽の卵を渡され、寺院の宝庫へ向かいます。
裏の裏は…
寺院に入ろうかとした瞬間、ソラウフェンが現れます。
ソラウフェン「探したぞ、ヴェルドリン。お前に渡したいものがある。不実な悪女フィーレに渡してやるがいい。彼女の計画はわかっている。俺の方でも、卵の複製を作らせたよ。ただし、俺のは、フィーレのものと違って複製の目印はないぜ。これなら、フィーレだって騙せるだろう。」
ソラウフェンを助けておいた甲斐がありました。卵が二つあれば、本物は回収でき、偽の卵をフィーレに渡すことができます。
ソラウフェン「お前が何をしようと俺は構わん。しかし、お前は、俺の命を助けてくれたからな。じゃ、元気でな… 幸運を。」
偽卵が2つになりましたが、これを持って宝庫に行きましょう。
カッコウもビックリ!
寺院の宝庫には門番がいますが、倒して宝庫に入ります。
宝庫の中には、卵を守るためのゴーレムがいました。卵をとると絶対に攻撃してくると思うので、卵をとる前に攻撃して倒しておきましょう。
卵っぽいものがたくさん置かれた宝庫で、これって本当に宝庫?と思いますが、奥に鎮座するドラゴンの卵は間違いなく本物でした。
ガラコたちは、本物の卵と、偽のフィーレの卵を取り替えておきます。
偽の卵をフィーレへ
ソラウフェンの偽の卵を持ってフィーレの元へ戻ります。ソラウフェンの偽の卵には、複製の印がないので、フィーレも本物の卵と見間違えるはずです。
フィーレ「ああ、お前はなんて素晴らしいの、見事よ!私が頼んだ仕事をやりおおせて、卵を持ってきたわね。卵はどこ?」
ここで選択肢が現れます。偽のソラウフェンの卵を渡すか、本物の卵を渡すかです。当然、偽の卵をフィーレに渡します。フィーレは偽の卵と見破れず、大喜びします。
フィーレ「これがシルバードラゴンの卵なの?有難う、ヴェルドリン… よくやった。私は儀式のために寺院に行くわ。お前も私の勝利の場に立ち会いなさい。お前も遅れず、寺院にお越しなさい。」
そう言うと、フィーレは寺院に転移していきます。
さて、今回はここまで。
次回は、偽の卵を使った悪魔召喚の儀式と、カタストロフィ感満載です。卵もシルバードラゴンに返して、アンダーダークを脱出するようにしましょう。
では。