こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたバルダーズゲート2EEのスロウン・オブ・バール(以下、ToB)攻略記その1です。スロウン・オブ・バールは、バルダーズ・ゲートの完結編となります。プレイする方としても、とても楽しみでワクワクします。
ちなみに、バルダーズゲート2EEは、シャドウ・オブ・アムン編とスロウン・オブ・バール編がバンドルされており、シャドウ・オブ・アムン編をクリアすると、自動でスロウン・オブ・バール編が始まります。
●主人公ガラコ:人間。邪神バールの子の一人。第1作で同じくバールの子であるサレヴォクの野望を打ちくだき、第2作でイレニカスから生命の樹を救った英雄。ただし、本人はそんなことを感じさせない脳筋好青年。 | |
●ミンスク:人間。脳筋レンジャー。直球な性格だが、ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面がある。きんに君&あばれる君。 |
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●ジャヘイラ:ハーフエルフ。夫カリードをイレニカスに殺されたハーパーのドルイド未亡人。振り返れば第1作からガラコと旅を続けている頼りになる姉さん。 | |
●イモエン:人間、女。ガラコとともに育った幼馴染。しかし実は、ガラコと同じくバールの子。つまり異母妹。どこまでもガラコを支え続けるけなげな娘。 | |
●エアリー:有翼エルフのメイジ/クレリック。奴隷生活で翼を切断されるも、汚れのない無垢な女の子。奴隷生活がたまにフラッシュバックし、感情の起伏が極めて激しい時がある。 | |
●ナリア:人間。デアルニス家現当主のシーフ/メイジ。世間知らずのお嬢様だったが、領地がモンスターに襲われ、父も殺される。苦難を経験し、落ち着きと思慮深さを学んだレディ。 |
前作で、イレニカスから生命の樹を守り、エルフ達に伝説との英雄とも呼ばれる存在になったガラコ一行。しかし、バールの子という呪縛からは逃れられないようです。今作ではどんな展開が待ち受けているのか、とても楽しみです。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※なお、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完して追加している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
オープニング!
ゲームをスタートすると動画が流れ始めます。まず、賢人アラウンドーの予言が示されます。
「ローズ・オブ・マーダーは滅びよう。しかし、多くの世継ぎが産み落とされ、再び混沌をこの地にもたらすであろう…」
イレニカスを倒したガラコ達。一行は安らぎの場を求めていましたが、その願いは叶いません。
賢人アラウンドーの予言通り、状況はさらに混沌となってきます。
ガラコのように各地に産み落とされたバールの子のうち、5人の強大な力を持つものたちが現れます。
そして、それぞれ軍勢を率い、ソードコーストを騒乱に陥れて、その兄弟や罪のない者を虐殺しはじめます。
第1作で、ガラコ達は、戦争を起こそうとしていたサレヴォクの陰謀を阻止しましたが、他のバールの子たちの中にも同様の企みを持っていたものがいたようです。
そのため、次第に、バールの子と疑われたものは虐げられ、追放されるようになります。
そして、その話は、ガラコたちが滞在するエルフの街サルダネッセラーにも伝わり、ガラコの存在を不安に思う者たちが出てきます。(サルダネッセラーは前作でガラコたちが命がけで守った街です…)
サルダネッセラーの女王エレシームは、聖なる森に行けば、取るべき道が見えるのではないかと、ガラコたちにアドバイスします。
恐ろしい予言の中で、ガラコがどのような役割を果たすのか?それとも、予言が成就し、ガラコも命を落とすことになるのか?わかりません。
しかし、確かなことは一つです。バールの後継者が決まり、バールの玉座が埋まらないことには、この混沌はおさまらないでしょう。
そして、動画が終わり、ゲームが始まります。
聖なる森にて
ガラコ一行はエレシーム女王のアドバイスを受けて、聖なる森にいます。ここからゲームがスタートします。
前作のシャドウ・オブ・アムンから続けてプレイしているため、ガラコには仲間(ミンスク、ジャヘイラ、イモエン、エアリー、ナリア)がおり、最初から6名パーティでのスタートです。仲間がいるって、心強いです。
聖なる森には、あちらこちらに巨大な石像の顔が落ちています。ガラコがそのうちの一つに触れると、石像の目に炎が宿ります。そして、森の精霊が石像に乗り移り、語りかけてきます。
森の精霊「予言の車輪はたえず回っている。ゴライオンの残した“種火”がやってきた、過去、現在、未来が交差する道に。予言に言い伝えられし者が。」
そして、朗々と歌うように、ガラコに語りかけます。
森の精霊「軍勢が闊歩し、町は焼け落ち、川は汚れた血で泡立つ。バールの使徒に騙され、5人は誤った道をたどる。隠れた裏切り者がその道で待ち伏せしている。バールの子らはこの地に死を選ぶ。互いに殺し合い、その父の糧となる。嵐が訪れよう… 預言は終わりぬ。」
うーん、よくわかりませんが、何かの暗示なのか、これからのことを教えてくれているのか? とにかくきな臭いのは確かです。そして、森の精霊は消え去ります。
暗殺者・疾風のイラセラ!
森の精霊のお告げが終わり、しばらくすると、ガラコたちの目の前に数人の人影が現れます。リーダーは女性のようです。
イラセラ
「ようやく見つけたわ、ガラコ。やっと追いついた。お前の人生を終わらせる楽しみを与えられて光栄よ。私が殺した他のバールの子の首と一緒に、お前の首も飾ってやるわ。」
ガラコ
「お前は何者だ?バールの子を狩っているのか、なぜ!」
明らかに敵対的な相手です。何者でしょうか?
イラセラ
「わかっているんでしょう?私もバールの子、疾風のイラセラよ。お前や哀れなイモエンのように流されるだけではなく、もっと大きな志を持っている者もいるのよ。さあ、ガラコ、預言の時がきた。お前は死ぬことで役割を果たすのだ!」
そういうと、手下とともに襲ってきます。どんな大きな志を持っていると言うのでしょうか?それを知るためにも、黙って殺されるわけにはいきません。応戦します。
さすが自分で“疾風のイラセラ”と二つ名でも呼ぶだけあって、戦闘が始まるといきなり分身します。
しかし、こっちも“脳筋好青年のガラコ”です。ひたすらファイターとして磨きをかけ、攻撃力は破壊的です。あっという間にイラセラは足元に倒れ、手下は薄情にも逃げ出します。
周辺から敵が去ると、突然ガラコたちは何者かによって、転移させられます。
神の使いソラー
気がつくと、明らかに異世界の景色の中にガラコはいます。目の前には、これまた明らかに人ではない存在がいます。
ソラー
「ようこそ、神の子よ。あなたを待っておりました。私は神の使いソラーです。あなたのことを注意深く見守ってきました。全てのバールの子は神性を持っており、その集結の時が近づいています。」
ソラー
「私はあなたを助けるためにここにお呼びしました。私は直接介入はできませんが、あなたが学ぶのを手伝いましょう。人間の肉体を持つあなたの心は、まだあなた自身に流れる血の力を受け入れるだけの準備ができていないのです。最終的にどうなるかはあなた次第ですが、最後まで見届けるのが私の役割です。」
ソラーは、ガラコはバールの血の力を受け入れるだけの心の準備ができていないので学ぶ手助けをすると言い、「また会いましょう」と去って行きます。
うーん、敵なのか、味方なのか、ニュートラルな存在なのか。とにかく、何かを学ぶことになるようです。その過程でおいおいわかってくるでしょう。
兄に愛されすぎて困ってます
ソラーが去ると、かわりにガラコたちの目の前に現れる者がいます。なんと!驚くことにサレヴォクです。
サレヴォク
「ようやく現れたか。随分と待たせてくれたものだな。」
イモエン
「サレヴォク!?なんで、あなたがここにいるのよ!近寄らないで…!!」
ジャヘイラ
「サレヴォクですって!?何回、私たちの前に現れたら気がすむの!倒すたびに復活されたんじゃ、たまらないわ!」
サレヴォクはバールの子の一人で、バールの後継者たらんと第1作で大虐殺を計画していたのを、ガラコたちが阻止し、倒した相手です。イモエンもジャヘイラもその時からの仲間で、サレヴォクが再び目の前に現れたのが信じられない様子です。
サレヴォク
「黙れ! 私はガラコを待ち続けてきたのだ。その他大勢には用はない。」
そんなに執着されると怖いです、兄さん。
サレヴォク
「ここは我らが父バールがかつて支配した異次元の領域だ。お前は以前にもここにきたはずだが、この領域はお前の血によって変容するのだ。特に、ここはその異次元の中にできた別の繭のようなものだ。その繭ができたのに気づいた私は、いずれお前が現れると思い、ここで待っていたのだ。お前と取引をするためにな…」
うーん、父が支配した世界に、新しい繭ができ、それがまた別の世界を作っていくと言ったイメージでしょうか。その繭ができたことに気づいたサレヴォクは、ガラコがくると信じて、待ちつづけていたようですね。それにしても、何の取引をしたいと言うのでしょうか。
サレヴォクに何の取引かと聞くと、彼の願いは正直に「生き返りたいので、バールの魂のひとかけらを渡してほしい」と言います。ガラコへの見返りとしては「この次元の繭から脱出する方法を教える」とのこと。
イモエン
「サレヴォク、大体、あなたに復活する資格なんてないのよ。だって、ゴライオンを…!」
サレヴォク
「野心を追い求める中で私が殺したのはゴライオンだけではない。しかし、イモエン、お前は何人殺した?ガラコは?自分には罪がないと言えるのか? …私は懺悔をするつもりはない。」
サレヴォクは清々しいほど言い切ります。うーん、清々しいですがやはり悪人ではあるので、返事は保留し、周辺を探索して出口がないかを調べます。しかし、どうやら部屋からの出口は全て塞がれており、ガラコたちの力だけでは脱出することはできないみたいです。
サレヴォクの元へ戻って、魂のかけらを渡そうとおもいますが、復活してまた敵になられては困ります。念のため確認すると、「ガラコを敵に回すつもりはもうない。復活してもバールの血の力は失われており恐れる必要はない」とのこと。嘘をついている様子もありません。ここまで確認して、ガラコが魂のかけらを、サレヴォクに渡します。そして、サレヴォクは復活します。
サレヴォクは、ガラコに感謝し、ガラコたちの仲間になろうと話しかけてきます。バールの力を失っているようですが、戦士としては活躍できるぞとのこと。しかし、これまでの遺恨を考えれば、さすがに仲間に入れることはできません。お断りしておきます。
ここからの脱出方法については、サレヴォク曰く「この繭からの出口は、繭自身が作り出す。望みの場所に出られるとは限らないが、運命の導くところへ送られる」とのこと。そして、サレヴォクは隣の部屋への扉を開けてくれ、そこで試練を乗り越えれば、この繭から出られるはずだと言います。
最後に、サレヴォクは「予言によれば、南方のテシアの都市サラドゥーシュで一大決戦があると言われている。ガラコたちもそこへ行かないといけないはずだ」と言い、転移していきます。しかし、繭がそこにガラコを誘うかどうかはわかりません。とにかく、隣の部屋での試練をクリアしましょう。
四次元ポケット的な石像
隣の部屋で試練を受ける前に、サレヴォクが必要があれば、壁際の石像に話しかけろと言っていたので、試しに石像に話しかけてみます。
緑の精霊「バールの子よ。お前と運命の糸で結びついている者たちなら呼び寄せることができる。求める者はいるか?」
そう言うと、仲間にできるNPCのリストが表示されます。
_人人人人人人人人人_
>なぁにぃ〜〜〜!! <
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^ ̄
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
しかも、その中にヨシモの名前もあります。
ガラコ
「ヨシモという名のバウンティハンターを連れてこれるのか?」
緑の精霊「バールの子よ、お前の望みを叶えることはできない。その人物は死んでおり、私にはどうすることもできないのだ。彼の糸はもうお前の人生とはつながっておらぬのだ。」
一瞬、焦って喜んでしまいましたが、まあそうでしょう。ヨシモの冥福を祈ったことは、ガラコたちも忘れていません。
また、他のNPCも仲間にすることができるようですが、苦楽を共にしてきた現在のパーティメンバーを、意味なくかえることはガラコにはできません。ガラコたちは不思議な石像を後にします。
試練・殺しの報い
では、試練の部屋に向かいます。すると、一人の男が立っており、声をかけてきます。ややぽっちゃりの男です。
ギャヴィッド「お前は… 我々の仲間だな。バールの子だろう。だが、心配しなくて良い。私は死んでいる。私も毎晩、獲物の血をすすったものだ… まるで自分が神になった気分だった。お前は多くを殺しながら、我々バールの子だけが得られる力に逆らおうとしている。恐るべきは …殺しの報いだけだ。」
そういうと、男は霊となって消え去ります。
そして、そのかわりに部屋の周囲にある穴から、モンスターが大量に湧いてガラコたちを襲ってきます。
時間がかかりましたが、全てのモンスターを倒すと、再び男が部屋の中心に現れます。
ギャヴィッド「ほう… 報いを切り抜けたか。私はそうはいかなかった。お前は私より殺しに長けているようだ。生き長らえるほど、さらに手が血に染まっていく。そして、その報いに終わりなどないのだ。違うか…?」
そう言い終わると、男は消滅し、部屋の様子も変わります。どうやら、ガラコは試練をクリアしたようです。
しかし、殺せば殺すほど報いはあるということでしょうか。うーん、当たり前のことですが、ガラコたちのようにそうせざるを得ない立場だと、苦しいですね。悩みます。。。
繭からの脱出
ガラコたちは元の部屋に戻り、繭の切れ間から外に出ます。試練をくぐり抜けたので、運命がいざなう次の場所へ移動することができるようになっています。
切れ間から外に出ると、自動で動画が挿入されます。これから向かう先の場所のようです。
街の外には巨人がたくさんいて、街を攻めています。
街は火攻めも受けており、陥落間近といった感じです。
これまでにガラコたちが訪れた街の一つではと考えますが、どうやら違うようにも思います。ここは一体どこでしょうか?
さて、今回はここまで。
次回は、次元の繭から脱出した先で、ガラコたちを待ち受けることに率直に向き合いましょう。それが、運命を切り開くことにもなるはずです。
では。