Hard West(ハード・ウエスト)攻略記(その1)

こんにちは、ゆうじんです。

バルダーズ・ゲートの攻略記を書き終えて、ぽっかりと虚脱状態になっていますが、他にもSTEAMで購入し、積みゲーと化しているゲームがかなりあるので、本業の合間にぼちぼち遊んでいます。

最近、私のメインPCのMacでも起動し、有志の方が日本語化いただいている『Hard West(ハード・ウエスト)』を遊びはじめたのですが、せっかくなのでこちらの攻略記も書いていきたいと思います。初見でのプレイで、トンチンカンな攻略記になるかもしれませんが、よければお付き合いください。

ハード・ウエストは、ハードボイルドな西部劇に悪魔的なカルト要素が入り混じる独特の世界観が魅力のターン制ストラテジーとのこと。よく『XCOM』に似ていると言われるのですが、『XCOM』をプレイしたことがないので、うまく攻略できるか不安です。でも、久しぶりにファンタジー系ではないゲームなので、ちょっぴりワクワクしています。

では、はじまり〜、はじまり〜。

※本ブログの攻略記はネタバレありで執筆していますので、未プレイの方などはご注意ください。

※今作はテキストでストーリー展開することが多く、キャラクターがあまりしゃべりません。文中のキャラクターの発言・行動は、筆者が脳内補完して追加している部分があります。

※日本語化いただいたファックマン氏に心より感謝。

オープニング

まずはメニュー画面です。メニュー画面はゲームするたびに何種類に変わるようなのですが、私がスタートした時はこちらの画面でした。おどろおどろしい満月をバックに、ツノの生えた人物(バッファローマン!?)が銃を構えています。ドキドキです。

キャンペーンモードを選択すると、動画が流れ、ナレーションが流れはじめます。

昔の西部は最低の世界だった。余っているものといえば貧困、そして銃だけだ… 酒と絶望が、嫉妬、欲望、プライドに混ざれば、生まれるのは死だけだ。

外界とは隔絶された荒野に、粗末な村があった。

人々は自分たちのことで精一杯で… 孤立した社会は無知と迷信を生んだ。悪魔を見たという者もでる始末だった。また、死者が歩き、生者に取り憑いて狂気に駆り立てるという者も。厳しく危険なこの国で、楽に生きる奴はいない。

お前の家族も同じだった。6歳の頃、お前は親とともにオレゴン街道を旅していた。食料は尽きかけていた。

父は、類い稀なる狩猟と銃の腕があったが、獲物を見つけられずにいた、まるですべの獲物が悪魔に奪われたかのように。

やがて小さな村を見つけ、そこで物資を食料に変えようとした。だが、そこはならず者が支配する村だった。

母はさらわれ、

父親やお前は奴隷商人に売ろうとした。

だが、父は逃げ…

お前に隠れているように伝えると、母を救おうとした。

ここでオープニングの動画は終わります。

( ゚д゚)ポカーン いきなりなんとヘビーな展開!!主人公(ウォーレン6歳)は、家族と旅の途中で悪漢に襲われ、母をさらわれてしまいます。父がさらわれた母を救出に行くという導入のようです。

母を救えるのか?

早速、母を救出するためのミッションのマップが表示され、ゲームがスタートします。

ちなみに、父には個別の名前はないようで、ゲーム上では「父」とでています。ま、父で意味が通るので、このまま父で行きましょう。父は「シックス・シューター」という銃を装備しています。名前から考えると、6発込め銃というところでしょうか。拳銃一丁で母を救いに行く父よ、ガンバレ!!

初めてなので、チュートリアルをオンにして進めます。チュートリアルが用意されているのは、わかりやすくて良いと思います(スキップも可能です)。

チュートリアルで、以下のことがざっくりわかりました。

  • キャラクターは表示された範囲内でしか移動できない。
  • 赤いシールドの印がついているのは敵である。
  • ほとんどの行動はアクションポイント(AP)が必要とされる。戦闘開始時にそれぞれのキャラクターに2APが与えられる。銃撃は全てのAPを使い果たす。全てのキャラクターがAPを使い切ると、相手側のターンとなる。
  • カバー(障害物)を使うことで防護を高めることができる。カバーには、ハーフカバー(半分隠れる)とフルカバー(全身隠れる)がある。隣接すればカバーの効果は無視される。また、布や植物など、貫通できる障害物もある。
  • 命中率はエイム能力に基づき計算される。
  • キャラクターはそれぞれ運を持っている。高い運があれば、敵の銃撃から身を守ることができる。しかし、銃撃を外すと運を消費してしまう。逆に、攻撃を受けると運がたまる。
  • キャラクターの能力を使うには、運が必要である。
  • リロードを忘れないようにしよう。
  • 日中であれば、影で隠れている敵を見つけることもできる。

このタイプのゲームはほとんどしたことがないので、チュートリアルの指示に従いつつ操作を覚えていきます。

そして、まず木のそばに立っていた悪漢を、父が狙撃します。初めての銃撃戦なのでドキドキしますが、父の絶叫しながらの攻撃に敵は一発で倒れます。

「貴様たち、妻を返せ!!」

しかし、喜んだのもつかの間、敵のターンになり、建物の中にいた悪漢から、狙撃され、父は背中に傷を負います。

ダメージは痛いですが、今の狙撃で、あの建物の中に敵がいることがわかりました。この中にさらわれた母親もいるかもしれません。早速、建物の中に向かいます。

敵のいる建物内へ、そして…

敵がいる建物に、できるだけ隠れつつ銃撃して近づいていきます。そして、敵が倒れたようなので、建物の中に入ります。

建物の中を探しますが、母親はいません。しかし、父は木の箱を見つけます。

そして、父がその箱を開けると、なんと母の遺体がその中に入っていました。母親はすでに悪漢たちによって殺されてしまっていたようです。ありえない、信じたくない展開です!

「あぁぁ!・・・・・・・・!」

その後、父は倒れた悪漢の1人が息をしていることに気づきます。瀕死の悪漢は、悪魔と交わした邪悪な契約について語ります。そして、地獄で報酬を受け取れるとも言います。この悪漢が本当のことを言っているのか、狂人なのかわかりませんが、とにかく、ミッションは終了です。母を助けられず、主人公と父には辛い展開です。

親子は定住し10年が過ぎた…

主人公と父は生き延びましたが、持ち物は全て奪われ、壊されていました。このままではオレゴンに向かうことはできません。父はここにとどまり、新しい人生を始めることにします。

テキストベースで語られた内容によると、定住した2人は、農業に手を出しましたが、この地域の土地は痩せており、10年間とても厳しい状況だったようです。

そして、時が流れ、成長した主人公のウォーレンは、再びオレゴンを目指すことを決意します。それが母親の望みでもあったからです。ちなみに、こちらが成長したウォーレン君です。

ウォーレン

「父さん、ここにいちゃだめだ。オレゴンに向かおう。」

見た目は、ワイルドというか極悪な感じですが、キャラクターの詳細を読むと「母の死後、あなたは大きく成長した。心に衝動的かつ勇猛な野生を秘めていた。結果はどうあろうと、正しいことをすることの意味を信じていた。あなたは決して後に引き下がることはなかった」とのこと。正義感の強い、勇猛さを持つ青年になったようです。(6歳から10年経つと16歳のはずですが…それは言わないお約束。。。)

「お前がそういうなら、そうしよう。」

ちなみに、父のキャラクター詳細では「父は合理的で法を重んじる男だった。理想の父親像であり、容赦ない非常な西部の世界で、決して希望を失うことはなかった」とのこと。法を重んじる立派な父親のようです。悪漢たちに襲われる悲劇に見舞われたのは本当にかわいそうです。

ゴールドラッシュ!?

親子がオレゴンへの旅の資金を貯めようとした時、思いもかけないことに、この地方で金が取れるということが判明します。この噂を聞きつけた無法者は必ず再び現れるはずです。無法者が来る前に、金持ちになり、この街を出なくてはいけません。

ウォーレン親子は、この辺りの採掘権を取り仕切っていた仮面の男から、試掘を9回まで許可されるライセンスを購入します。

ということで、画面が変わり、ライセンスが切れるまで金を掘る画面が表示されます(ちなみに、現在自分のいる場所は、牛?の骸骨で表示されます)。

マップには採掘場がいくつも表示されており、それを選んで掘っていきます。掘る採掘場を選択すると、さらに掘り方の選択肢が現れます。できるだけ、効果的に採掘したいところです。

ひょっとしたら、効果的に採掘するためのヒントがどこかに隠されているのかもしれませんが、よくわからないので、当てずっぽうで掘っていきます。

備えあれば憂いなし、ボスと取引!

何度か掘っていると、金が取れたという噂が広まってしまい、周囲の民家や居住区が襲撃を受けます。

父は自分たちの身を守るには誰かの協力が必要だと考え、近くの犯罪組織のボスに保護を頼むこととしました。妻も子供も無法者の襲撃で失うことを恐れたのかもしれません。気持ちはわかります。ウォーレンは不満でしたが、今回限りと父の提案を受けます。

ウォーレン

「悪人の力を借りるなんて、俺は嫌だ… でも、父さんがどうしてもというなら今回だけは…」

ボスと取引した結果、いくつかの銃をくれ、そして何かあればヴァケーロ(カウボーイ)を派遣してくれると約束してくれます。

実際に派遣してくれたのは、「チイーテイ」というヒゲのおじさんです。

見た目はパッとせず頼りなさそうではありますが、ボスから銃をいくつかもらったのと、仲間が増えて3人になるので、戦力的にはアップして安心です。

チイーテイ

「俺がきたからには安心しな…」

(๑•̀ㅂ•́)و✧ 頼むぜ、マリオチイーテイ!

野盗から家を守れ!!

そして、ウォーレンたちの家にはすでに野盗が近づいてきています。野盗たちに思い知らさないと、これからも襲ってきます。

ウォーレン親子とチイーテイの3人は、戦闘位置について、野盗を迎え撃ちます。自宅周辺のマップに切り替わり、戦闘がスタートします。ミッションは「野盗を倒し、家を守る。ちなみに、チイーテイが死亡すると200ドル失う」とのこと。

チイーテイは家の外に身を潜め、

ウォーレンは自宅の中に、

父は隣の部屋で待ち受けています。準備は万端です。

野盗もかなり数が多くなっており、上手く立ち回って、障害物でカバーしながら、こちらの攻撃を当てていく必要があります。

しかし、まだこのゲームに慣れていないこともあって、焦ってしまってウォーレン親子とも家から出てしまい、敵の集中砲火を浴び、かなりダメージを食らってしまいます。

しかも、悪いことに、残り1人となった敵にチイーテイが撃たれてしまい殺されてしまいます。ーマイガー!

チイーテイ

「何!? 俺がやられるなんて… ありえねぇ…」

最後、なんとかウォーレンが敵を撃ち倒して、ミッションは終了です。今から考えると、やり直したいくらいの戦闘結果でした。上手く立ち回らないとこうなるということがわかったので、次に生かすようにしましょう。それにしても、ごめんよ、チイーテイ、取り回しにまだ慣れていないため、あっという間に死んでしまいました。。。

銃撃の果てに…

なんとか野盗たちの襲撃を退けることができましたが、父は安心できません。

「奴らはまたくるはずだ。再び襲撃がくる前に、脱出用の地下通路を作ったほうがいい。だが、チイーテイを雇った時には、わしの意見を通した。今回は、お前がどうしたいかに従おう。」

父はどうするかを、ウォーレンに委ねます。

ウォーレン

「いい考えだと思う、父さん。チイーテイがいた時でも退けるのが精一杯だったんだ。」

ウォーレンも安全策をとることに賛成します。200ドル分の資材を購入し、作業自体は親子でなんとかすることにしました。しかし、そうしている間に、野盗が別の村を襲撃しているという情報が入ってきました。ウォーレンはフローレンスの無事を確認するため、外に飛び出します。

(*´・ω・)a  フローレンスって誰?と思いますが、どうやらウォーレン君の隣に住む幼馴染的な方のようです。。。

ウォーレンが、隣のフローレンスの家に着くと、フローレンスの両親はすでに殺されてしまっていました。

その後、フローレンスは、ウォーレンについてきて一緒に暮らすようになります。なんと、早い展開! こちらがフローレンスちゃんです。金髪碧眼の清楚系の美人という感じでしょうか。

キャラクターの詳細を読むと「最愛の人。父と母の死後、彼女はこの最低の世界で唯一の理解者となった。しなやかな体つきでありながら、芯が強く、母マングースより勇敢な彼女は何があろうとあなたの隣に立つ覚悟ができていた」とのこと。やはりウォーレン君の彼女のようです。それに見た目と違って意外にアクティブな性格のようですね。

フローレンス

「助けてくれてありがとう。私も一緒に戦うわ。」

それにしても、主人公ウォーレンの母の名がマングースと初めて知りました。にしても、マングースって…。

一方、ウォーレンがフローレンスを助けに飛び出した後に、父は訪問者を迎えていました。訪問者は、上等な身なりをした紳士で不思議なアクセントをした男です。きついオーデコロンに、微かに硫黄の匂いがしています。

悪魔や悪霊は硫黄の匂いがするというのは聞いたことがあります。この男は“悪魔”ということなのでしょうか?

その紳士の話は奇妙な説得力があり、父に幸運のアミュレットを有り金全部と交換しろと言ってきます。父は戦いに疲れており、早く見通しのつく仕事を始めたいと思っていました。そして、父は、アミュレットを購入したかどうか取引についてあまり語りたくないようでした。

しかし、その後、親子にとって物事がうまく行くようになります。新しく豊富に金が取れる採掘地点が見つかります。そして、間も無く、新しい採掘権を購入することもできました。

さて、今回はここまで。

それにしても、初回からかなりダークな展開です。また、テキストベースでストーリーが進むのが早いので、先が全く読めません。奇妙な訪問者が今後、どう物語に絡んでくるのか? 新しく仲間になったフローレンスとウォーレンのロマンスは? 正直、気になります。

次回は、新しく採掘場も増えたので、引き続き、金を掘って、オレゴンに向かうための資金を貯めるようにしましょう。

では。