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映画観賞「エリジウム」マット・デイモン主演 SF良佳作です

こんにちは、ゆうじんです。

GWなのにお出かけの予定がなく、dTVで懐かし映画で見そびれていた映画を見まくっています。折角なので、今回もその中で見た映画の観賞報告をします。

今回の映画はマット・デイモン主演の「エリジウム」です。

いつも通り、一般的な映画紹介程度の導入部のあらすじは書いていますが、ネタバレはなしです。あと、記事中の映像はイメージなので、作品の画像ではありません。

映画「エリジウム」とは

「エリジウム」(Elysium)は、ニール・ブロムカンプ監督・脚本による2013年のアメリカのSF映画です。

出演はマット・デイモンで、他に有名な俳優ではジョディ・フォスター、シャールト・コプリーが出演しています。

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ちなみに、ニール・ブロムカンプ監督は「第9地区」で鬼才ぶりを発揮した気鋭の監督であります。SF要素と廃墟の映像を取り入れた独特の表現や、現代の社会風刺を込めている点に定評があります。

(あらすじ)2154年、超富裕層は環境が悪化した地球から離れて、衛星軌道上のスペースコロニー「エリジウム」で生活をしている。エリジウムでは高度な科学技術でどんな病気でも完治することができ、病気の苦しさから解放されている。一方、荒廃した地球に暮らす貧困層はひどい搾取に苦しんでいた。地球に住むマックス(マット・デイモン)は、工場での事故により致死量の放射線を浴び、余命5日と診断されて解雇される。生き残るには医療ポッドのあるエリジウムに進入するしかないが、、、。

映画をみた私の感想

今作でも、高度な技術の粋であるエリジウムと、荒廃した地上の様子、若干グロさのあるアクション、究極に二極化した社会という風刺も含め、ブロムカンプ節が感じられます。

若干のグロさのある映像があるので、日本ではR指定になっていたと思います。そういう映像表現が苦手な方やお子さんと見るときは注意が必要です。

今作では、前作「第9地区」以上に、有名な俳優を配置しており、B級テイストは薄くなっています。出演のマット・デイモンはもちろん、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリーなど、ハリウッドスターが贅沢に使われています。

俳優という点では、ボーン・シリーズでアクション派としても認知されたマット・デイモンはその期待を裏切らず大活躍でした。演技もアクションもよかったと思います。ジョディ・フォスターについては、折角の俳優さんなのに少し勿体無い使い方をしていたように感じました。ただ、ジョディ・フォスターの悪役の演技は新鮮でした。

私はSFが大好きで、SF的なガジェット、科学的なハッタリが面白ければ、技術的な整合性はあまり考えずに楽しんでいます。今回も十分SF的なガジェットや映像を楽しめました。

ストーリーについては、うーん、惜しいという感じです。これはこれで面白いのですが、テーマとした「格差社会」への問題提起に対する解決にひねりがなく、物足りない感じを受けました。欲をいえば、もう一歩踏み込んで欲しかった気がします。

ただ、トータルとしてみれば、映像もストーリーも平均以上の良佳作と思います。アクションも満載です。

気になった方は、ぜひ一度、チェックしてみてください。

では。

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