こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしました返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その16)です。
奇妙な世界をさまよい続ける中、レイは両親の不仲によって家庭がどのように壊れていたかを思い出します。本当は両親に仲良くしてほしいレイは心を痛め、家から飛び出します。そこでレイは自分のことを心配してくれる男性教師と出会います。
男性教師の名前はまだ思い出せませんが、先へ進めばきっと誰だかわかるはずです。今回は、新たにラジオの周波数を使って、さらに先へ進みましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
暗闇の中で影を追え
レイは新たに手に入れた周波数「103.0」のメモを持ってラジオの前に立ちます。そして、その周波数にラジオを合わせます。
すると、これまでと同じように部屋の空気が変わります。レイがラジオから目をはなすと、先ほどと部屋の様子が変わっています。レイの部屋ですが、家具などの配置が異なっています。
レイが部屋の外に出てみると、そこには割れた鏡が何枚もあります。
そして、鏡の横にはそれぞれ照明のスイッチがあるようです。
何かのパズルでしょうが、特に意味がわからないので、一旦、スイッチには触らず、そのまま先へ進みます。道の先には、扉があります。扉のノブは回りますがびくともせず、開きません。よくみると、扉には奇妙な文章が書かれています。『暗闇の中で影を追え、そうすれば真実へ近づける』とのこと。パズルを解くヒントということでしょう。
レイはそれぞれの鏡の横にある照明のスイッチをオフにして、明かりを消します。すると、鏡の中に人影が現れるので、それを追って扉の方へ向かいます。よくみると、人影は帽子をかぶっており、男性のようです。
途中、鏡によっては明かりを消すと扉と逆の方に人影が歩き、扉から遠ざかってしまいます。どうしようか悩みますが、その鏡には明かりをつけて扉の方へ影を向けるようにします。
そして、はじめの鏡から全ての人影を扉の方へ追うようにして、奥の扉まで移動します。すると、先ほどと違って扉が開きます。
夢のために少しずつ貯める
扉の先は、レイの父の書斎です。綺麗に整理された部屋を眺め、レイは独り言をもらします。
レイ「父さんの書斎はいつもきちんと整理されている。父さんはいつも真面目な雰囲気だけど、たまに変な冗談も言う人だった。」
レイの父親は真面目なタイプだったようです。その真面目な父が愛人にはまってしまったようです。部屋の壁には、レイが小さい時に描いた飾りが大切に飾られており、それが余計にレイに寂しさを感じさせます。
いたたまれず、レイは書斎を出ます。
書斎の隣は、台所や洗濯物が干されており、水場のようです。辺りを見回すと、干されている洋服を調べることができそうです。
洋服には『硬貨』がありました。レイはそれを手にして「私の夢のために、すこしずつ貯める」と思います。
なんの夢かわかりませんが、とにかく家から出たいのは間違いないでしょう。『硬貨』を手に入れると、近くにあった扉から出てみます。
家の外は薄暗く、不気味です。何があるかわかりませんが、先へ進んでみます。
すると、映画館のチケット売り場を見つけます。どうやらここは映画館のようです。チケット売り場は寂れ、映画館への扉は固く閉ざされています。家を出てもここで行き止まりとなってしまいます。
夢のために貯める
家をでも行き止まりのため、レイはもう一度、自宅へ戻ります。
これからどうすべきか悩み、手元のアイテムを眺めます。今のところ使えそうなのは『紙飛行機』と『硬貨』です。そういえば『硬貨』を夢のために“貯める”とありました。貯めるといえば、、、そう、貯金箱です。レイの部屋には貯金箱があったはずです。早速、ラジオの周波数を変えて、レイの部屋に割れていない貯金箱があった時に移動します。
そして、貯金箱に手に入れた『硬貨』を入れます。さあどうなるか。
ワクワクして待ってみますが、何も起こりません。ただコインが子豚ちゃんの中に入っただけです。
念願の映画チケットをゲット!
先へ進むためのヒントだと思っていた貯金箱が外れてしまい、途方にくれます。手元には他に『紙飛行機』しかありません。うーん、こっちを使うのかなあ?
悩みは深まりますが、『硬貨』が貯金箱に入ったのは確かです。貯金箱がヒントになるのは間違いないはずです。レイはラジオを使って時間と場所を変えて、貯金箱を調べてみることにします。
すると、ビンゴ!! 貯金箱が割れた時へ移動したレイはあるものを見つけます。
割れた貯金箱は以前は空でしたが、今は何か紙切れが入っています。
レイが手に取ってみると、それは『映画のチケット』です。夢のために貯金して、映画のチケットを購入したという暗喩なのでしょうか。。。
『映画のチケット』が手に入ったからには、次に行くべき場所は決まっています。そう、あの閉まっていた映画館です。
心が弾むと景色も変わる
映画館へ向かうため、レイが自宅を出ると驚く景色が広がっていました。
以前来た時は映画館は寂れていましたが、『映画のチケット』を持つレイにはあたりが極彩色に見えます。
まるで祭りのように綺麗な明かりや屋台のようなものが現れています。
そして先ほどまで閉まっていたチケット売り場も煌々と明かりがついています。持ってきた『映画のチケット』を渡してみると、窓口から「ようこそお越しくださいました。ごゆっくり、お楽しみください」と言われます。
そして、固く閉ざされていた館内への扉が開きます。早速、映画館の中に入りましょう。
一緒に映画を見る相手は…
レイが映画館に座ると、イベントシーンが流れます。レイは映画館のシートに座っています。
しばらくすると、徐々にレイの隣に誰かの姿が現れてきます。うっすら見えてくるその姿は、、、男性?
そう、レイの隣に現れたのは、レイのことを心配してくれた男性教師です。
いやいや、たまたまここで会っただけかも、、、と思いますが、なんと背景はピンク色にかわり、しかもレイと男性教師は手をつなぎます。そして二人はほのかに寄り添います。これはたまたま会ったわけじゃなく、もうデートと言っていいでしょう。
そして、二人は徐々に光に包まれ、画面はホワイトアウトしていきます。レイは男性教師と映画を見るデートのために、お金をためていたということでしょうか。
そして再び画面が現れると、レイは一人で映画館の座席に座っています。楽しいデートの時間は終わったようです。
レイが椅子から立ち上がると、その手には『白鹿のペンダント』があります。ペンダントは「身につけると愛を感じる。ひと時も手放せない。私のとても、とても大切なお守り」とのこと。
さしずめ、大切な人からもらったお守りというところ。やはり、あの男性教師とレイはそういう関係というわけですね。
さて、今回はここまで。
恐らく、今は過去にレイが体験したことを追体験しているのだと思います。家庭が崩壊したレイにとって、男性教師の優しさは救いとなり、ついに二人は映画館でデートをする関係になったということでしょう。道徳的な問題は別ですが。。。
レイの過去が少しわかったのは前進ですが、なぜレイが学校に閉じ込められ、奇妙な体験をしているのかの理由にはなりません。次回はさらに進んで、その背景を調べていきましょう。
では。