こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その13)です。
前回、ヘル・レイザーの手帳を手がかりに、ダーウィン村に異変が起こっていないか確認に向かったエコーチーム。ベアーたちがダーウィン村に到着すると、ウィルスに侵されたミュータントたちに襲われます。ミュータントを倒しつつ、村の奥に進むと、狂人フィンスターの研究所の跡地を発見します。研究所にいたミュータントのジャンによると、ロボット・メタルモンクに襲撃され、フィンスターが開発していた伝染病ウィルスが漏れたことが判明します。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
ウィルスの影響でミュータントたちが凶暴化しているので、空気の浄化装置を再稼働して欲しいとジャンに頼まれたエコーチームはすぐに装置を再稼働して、ウィルスの拡大を防ぐことに成功します。
なぜロボット・メタルモンクがこのような襲撃を行ったのかまだわからないエコーチームは、再び奇妙な無線信号を追いかけることにします。さて、今回はバーガス将軍に言われているダモンタの無線塔を探しに、刑務所の東を目指しましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
RSMが統治する刑務所へ
刑務所はかつてレンジャーが基地としていた場所ですが、今はレッドスコーピオンが統治しているとのこと。気を引き締めて向かいます。
刑務所に続く道の途中、放送が流れてきます。放送はここがいかに安全かを伝える内容です。
放送「この録音メッセージはRSMエンタープライズ社の提供でお送りいたします。ここハッピーバレーは、かつてはアリゾナ州最大の凶悪犯罪者用の刑務所でしたが、現在ではRSMエンタープライズによって管理された魅力的なコミュニティです。ウェストランドで一番安全な場所です。」
レッドスコーピオンエンタープライズ社?ハッピーバレー??う〜ん、嘘くさい。。。 RSMはならず者の集団ですが、勧誘用にクリーンなイメージを打ち出そうとしているようです。実際に放送通りならよいのですが、、、ま、探索して確認してみましょう。
ダモンタに詳しいジャンク屋レッド
道を先に進むと、荷車が溝にはまっている男性がいます。困っていそうなので声をかけてみます。
「助けが必要?」
「俺にか?それとも町にか?町を助けるつもりなら遅すぎたな、レンジャー。お前たちがここをでて行き、レッドスコーピオン市民軍が来てからはひどいもんさ。俺ももうこんな地獄みたいな場所から出て行きたいのに、荷車が溝にはまっちまうとは。」
この男性フレッドは町から逃げるところとのこと。少しでも情報を聞けたらと思うので、とりあえず荷車を溝から出してあげます。デス姐さんが「力づく」のスキルで車を溝から押し出します。
「下がって見てな。おりゃ〜。」
「すごいな!助かったぞ、レンジャー!」
これで少しは落ち着いて話が聞けるでしょう。
「このあたりに『ダモンタ』って場所があると聞いたけど知ってる?」
「それはレッドに聞くのいいぜ。奴はダモンタについて語り出したら止まらん。」
「どこに行けば、そのレッドに会えるかしら?」
「奴のジャンクショップは丘の頂上にある。ただ、回転銃座のタレットには注意しろよ。パスワードがなけりゃ、ハチの巣にされちまうぞ。俺が最後に行った時にはパスワードは『PREFERED』だったが、奴はよく変えていたからなあ。」
エコチームが目指すダモンタに詳しいジャンク屋レッドが丘の上にいるとのこと。早速、レッドに会いに行きましょう。
RSMの搾取は厳しいぞ…
丘の上へ向かう途中、何人かの村人に出会って話を聞きますが、レッドスコーピオンの搾取の厳しさに驚きます。レッドスコーピオンのルールに従わないと、鉄塔に吊るされて殺されたり、
無茶な税金を取り立てられて払わないと家族を撃ち殺されるのが、当たり前に行われています。
「許せないわ。ハッピーバレーのハッピーぶりに限度はないのかしら?」
しかも、馬小屋には奴隷にされた人たちが監禁され、ひどい扱いを受けていました。
「俺もたくさん悪行を行ってきたが、こいつは悪行じゃない。悪魔の所業だ。」
全く同感です。いつかレッドスコーピオンに正義の鉄槌を食らわしてやらねばなりませんね。。。
査定官ヴァンオーバーベイク
ムカムカしつつ、ジャンク屋レッドのいる丘を目指して進んでいると、怒声が聞こえてきます。レッドスコーピオンが女性を取り囲んでいます。そのうち1人は珍しくスーツを着てメガネをかけた上品ぶった男です。
「お願いです!やめてください!もうしません!約束しますから!」
「いいだろう。諸君、もう十分だ。彼女はわかってくれたようだ。そうだな、グラディス?」
「はい、もう同じことはしません。ヴァンオーバーベイク様!」
そういうと、女性は走り去って行きます。レッドスコーピオンたちが、力に任せて言うことを聞かしているようです。近づいたら絶対揉め事になるなあと思いつつ、わざと男性たちの方に近づいてみます。
「そこの君たち!止まりなさい。君たちはデザートレンジャーだね?私は査定官のヴァンオーバーベイクという者だ。RSMに変わってハッピーバレーに来たことを歓迎しよう。他の者たちと同じように税を納める気があるならね。さて、君たちはどれだけ武器を持っている?」
はいはい、恐らく税金の取り立てだろうと思いますが、一応聞いてみましょう。
「なぜ武器のことを気にするの?」
「暴力を抑制し、武器の拡散を防ぐ試みとして、RSM統治委員会は武器税を徴収しているのです。100ドルになるが、今私に直接払ってもいい。払うかね?」
もっともらしい理由ですが、それが嘘なのはバレバレです。町の惨状を見て、すでに頭にきているデス姐さんが即答します。
「いいえ。絶対払わないわ。取れるもんなら取ってみなさい。」
「ほう、法に背くというのかね。そうなると申し訳ないが、君たちの武器を取り上げなければならないな。」
査定官はそういうと、周りのレッドスコーピオン達と共に襲いかかってきます。査定官は頭でっかちなタイプかと思っていましたが、査定官自身も戦闘に参加して、攻撃してきます。
レッドスコーピオンたちはパイプ爆弾も投げてくるので、固まっていたエコーチームは少し苦戦しますが、すぐに散開して反撃し、あっさり敵を全滅させます。
戦闘が終わり落ち着いて考えると、レッドスコーピオン軍の戦力をまだ把握できていないうちに武力衝突はまずかったかも。。。ま、バレたらバレたで、先に査定官が攻撃してきたので正当防衛と言い張りましょう。
ジャンク屋レッド
探索を続けると、緩やかな登り坂があり、傍にパソコンが置いてあります。なんじゃろと調べてみると、パソコンは「レッドのお得意様コード」を訪ねてきます。探索の途中、住民に聞いたパスワードを全部入れてみますが、どれも「無効なパスワードです」と返ってきます。おいおい、お得意様をなめとんかい〜(ま、一度も来たことないけど)。
そういえば、パスワードを解除しないとタレット にハチの巣にされると言ってましたね。周囲を見渡すと、確かにタレットが2台、先の門のそばに設置されています。
住民たちから教わったパスワードは全部無効だったので、どうしようもありません。タレット の体力が52とそれほど高くないので、仕方なく、遠方からスナイパーライフルで破壊して先へ進みます。。。
タレットを破壊し、門の鍵をピッキングで開けて敷地の中に入ると、男が鉄くずと格闘しています。エコーチームが近づいてくるのをみて、男性は声をかけてきます。
「てめえら俺のタレット を破壊したのか?あれがいくらするのかわかってんのか?なぜお得意様パスワードを使わなかった?」
「ごめんなさい。でも、パスワードを試してみたけど、上手くいかなかったのよ。」
すると、レッドはしばらく考え込んで答えます。
「上手くいかなかっただと?それはおかしいな。俺は… ああ、しまった。パスワードは先週変えたんだった。俺のミスだ。それで乱暴者が俺に何のようだ?」
「ダモンタについて知っていることを教えてくれない?誰もが『レッドならダモンタのことを知ってる』って言ってたわよ。」
「わかったぜ。聞いたことはあるぜ。東の方角にある。だたたどり着くのは容易じゃないぜ。RADスーツがなけりゃ、壁を通り抜けることはできないぞ。スーツがなけりゃ、唐揚げになっちまう。」
「壁を通り抜けるって、どういうことなの?」
「あれだよ。東にある放射線の壁のことだ。刑務所の北東に放射線が弱い場所がある。ただそれでも、そこを通るにはRADスーツは必要だ。放射線が弱い場所を見つけるには、マッドモンクの放送を聞けばいい。あいつらが座標と目印を教えてくれる。マッドモンクは、こことダモンタの間にある峡谷を支配するイカれた軍団さ。奴らは峡谷を通る商人の手助けをしている。」
ふむふむ、レッドによると、ダモンタに行くには放射線の壁を超える必要があり、放射線の薄い場所を見つけるには、峡谷を支配するマッドモンクの放送を聞くと良いとのこと。さらに、放射線の薄い場所でも超えるためにはRADスーツが必需品とのことです。情報過多でお腹いっぱいですが、まず必需品というRADスーツってどこにあるのかしら?
「RADスーツはすぐ手に入るとは言えねえな。ただ最近ダモンタからの帰りにここに立ち寄ったレンジャーがいたぜ。名前は確かベイチョウスキーだったっけ? レンジャーの一団が奴を捕まえて連れて行ったよ。多分、今はシタデルに収監されているんじゃないか。奴を牢から出して、丁寧に頼めば、知っていることを話してくれるだろう。」
上方落語のレジェンド・米朝好きー?! 個性的な名前に驚きますが、ダモンタから来たベイチョウスキーがシタデルに収監されているとのこと。ダモンタから来たということは、ベイチョウスキーは壁を超える方法を知っているはずです。早速、シタデルに戻りましょう。
酔っ払いのベイチョウスキー
レンジャーシタデルに戻り、牢に行く前にバーガス将軍のオフィスに寄ると、将軍に釘をさされます。
「刑務所に行ってきたのか?そうか、だが向こうでは気をつけてくれ。自分の手に負えなくなるようなことはするんじゃないぞ。」
揉め事を起こして、レッドスコーピオンと全面戦争になるようなことはするなということでしょうか。。。レッドスコーピオンの圧政は頭にきますが、今は無線信号の追跡を優先すべきということでしょう。ま、将軍のいうこともわかるので、ダモンタに向かうことを優先します。
シタデルの奥にある牢屋に向かうと、4つの独房のうち、二番独房に誰が入っています。独房からは悪臭が立っています。ベアーたちをみて看守が声をかけてきます。
「においがひどくてすまんな。二番独房の酔っ払いを洗い流す機会がなかったものでね。それで何の用だ?」
「ベイチョウスキーと話がしたいの。」
「ベイチョウスキー!起きろ、役立たず!お前にお客さんだ!」
看守の声を聞いて、ひどく臭い酔っ払いが面倒くさそうに独房の奥から現れます。
「何だお前らは?俺は酔っ払ってぶち込まれた。それが全てだ。もう寝るから、出て行ってくれ。」
「レッドからあんたと話すように言われたの。あんたならRADスーツが手に入る場所を知っているって。」
「確かにRADスーツのありかは知ってるぜ。それを着て、タイタンの峡谷まで掘り出し物を探しに行ってたからな。だが、何でそれをお前らにやらなきゃならないんだ?」
ベイチョウスキーはやはりRADスーツのありかを知っているようですが、ただではダメだとのこと。そりゃそうか。「お金は払う」と言ってみますが、「独房じゃあ、金は役に立たない」と断られてしまいます。うーん。
「わかった。ここから出してあげるわ。」
「そう来なくっちゃな。ここから出たら、お前たちをRADスーツのある場所まで連れて行ってやる。そこまで連れて行ったら、俺がずらかる間、ちょっとよそ見をしてくれりゃいい。取引成立か?」
ベイチョウスキーは逃げるのを見逃して欲しいと言いますが、そいつはできない相談です。ですが、「はい」と言わないとベイチョウスキーは牢屋を出ようとしません。ここは嘘は方便と、ベイチョウスキーの申し出を受けるふりをします。そして、看守に「未解決の事件の調査に必要」と伝えて、彼を牢屋から出す許可を得ます。
「よし、ナイスだ。お前たちは最高の仲間だぜ。さて、ここから出て行くとしよう。おっと、忘れてた。ちょっと地図を見せてくれ。スーツは西のRVパークだった場所に隠した。この辺りのどっかにある。」
そういうと、ベイチョウスキーはベアーたちの地図にその場所の印をつけます。
レンジャーシタデルのすぐ西側にあるようです。すぐに向かいます。
ごめんベイチョウ!RADスーツ入手
ベイチョウスキーを連れて、RVパークへ向かいます。シタデルの目と鼻の先です。
RVパークに到着すると、すぐにベイチョウスキーが確認してきます。彼も怪しいと思ったのでしょうか。。。
「着いたぜ。キャンピングカーはこの先にある。もう行ってもいいか?そういう約束だったろ。」
「ごめんなさい、ベイチョウスキー。あんたを逃すわけにはいかないの。」
「あ?お前ら約束しただろう。大嘘つきめ!」
ごめんよ、ベイチョウ。あんたのいう通りや。。。ベイチョウはただの酔っ払いのようなので、逃しても良いかなと一瞬思いましたが、悪人をそのまま逃すわけにはいきません。本当にごめんよ。
ギラモニターという大蜥蜴を駆除しつつ、先へ進むとすぐにキャンピングカーを発見します。
ベイチョウスキーも観念したのか、抵抗せずにスーツのありかを教えてくれます。
「金庫が見えるか、クソ野郎。コードは733だ。」
教わったまま、キャンピングカーの横にある金庫を開けると、RADスーツを入手できます。説明を読むと「レベル4以下の放射線を防ぐ」とのこと。ゲームを始めて今までレベル4までしかみたことがないので、ほとんどの場所を探索できるようになりそうです。
とにかく、スーツは手に入れたので、ベイチョウスキーをシタデルまで連れて帰ります。ベイチョウスキーを連れて、牢屋の看守に話しかけるとベイチョウスキーは再び収監されます。
再び収監されたベイチョウスキーは激オコなのか、話しかけても答えてくれません。。。
嘘をついてしまったことに一抹の申し訳なさを感じつつ、RADスーツは手に入れたので放射線の壁を突破できるようになりました。さて、今回はここまで。
次回は、峡谷を支配するマッドモンクの放送を聞いて、放射線の薄い場所を見つけ、ダモンタに向けて移動しましょう。
では。