こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その29)です。
前回、ゴッドミリシアの本拠地バスティオンに潜入したベアーたちは、ゴッドミリシアの腐敗した現状を目撃します。ベアーたちはゴッドミリシアを改革したいというマクデード司祭に頼まれ、ゴッドミリシアのリーダー・メイウェザーの腐敗している証拠を探すことにしました。メイウェザーの妻フィールティの協力により、メイウェザーの罪の証拠を手にいれたベアーたちは、マクデード司祭にその証拠を手渡します。証拠をもとにメイウェザーを倒したマクデード司祭は、ゴッドミリシアの改革を宣言します。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
メイウェザーを倒したマクデード司祭は感謝し、ベアーに握手を求めます。その際に、マクデード司祭の袖から見えた傷を見て、ベアーはマクデード司祭こそがベロニカの“失意の人”と気づきます。ベアーは「ベロニカの元へ戻ってあげて」と伝えますが、ありのままの自分が受け入れられるか不安を感じるマクデード司祭は、ベロニカの思いを確認してほしいとベアーたちに頼んできます。さて、今回は、ベロニカに「マクデードをありのまま受け入れるか」を確認するとともに、ゴッドミリシアの新リーダー・マクデード司祭にRADスーツの強化材ゼオライトが手に入れられないかを聞いてみましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
愛する人と再会するベロニカ!
失意の人の正体がわかり伝言も預かったので、ハリウッドのベロニカの元へ戻ります。
「失意の人は見つかりましたか?」
「ええ、ゴッドミリシアのマクデード司祭だったわ。」
失意の人が、ハリウッドと敵対しているゴッドミリシアの一員と聞いたベロニカは驚愕します。
「あの人が… あの人がゴッドミリシアの一人。ああ、神様。なぜ… なぜ憎しみを煽る人たちの一人に恋に落ちてしまったの?」
「でも、彼はあなたのことを本当に愛しているわ。」
「あ、あの人がそう言ったのですか?な、何て言ったらいいのでしょう。わからない。どうしたらいいの。でも… もし彼がありのままの私を受け入れてくれるなら、私もありのままの彼を受け入れます。」
ベロニカは混乱しつつも、マクデードと同じく、ありのままの自分を受けれてくれれば相手のことを受け入れると言います。もう、焦ったいなあ〜!と思っていると、なんとマクデードがいきなり部屋の中に突入してきます。
「ベロニカ、思いもしなかったよ。」
感動の対面のはずなのですが、マクデードは司祭のローブ姿ではなく、ハリウッドにお忍びで来ていた時のスカート姿です。う〜ん、ファンキーすぎる。。。
ゴッドミリシアとハリウッドの平和のために
愛しいマクデードの姿を見て、ベロニカは大喜びします。
「愛しい人!会いに来たんですね。教会を… やめて来たのですか?」
「君が望むならそうしよう。だが、こちらのレンジャーたちも知っての通り、私は教会を内部から変えようと取り組んでいる。私は教会を独裁や奴隷制や不正といった、本当の罪と戦う武器にしたい。君が交流を持つことに誇れるような教会にしたい。」
なんと、マクデードは「教会を改革してハリウッドと交流が持てるようにしたい」と言います。ベロニカも「あなたが信じるなら、私も…」と賛同しますが、一方で「ゴッドミリシアとの戦争を望んでいるハイジはとても受け入れないだろう」と言います。
「君も私がしていることと同じことをしたらいい。私は指導者を説得することができなかった。だから自ら指導者になることにした。君はハイジに助けを求めても、無視されている人たちがいると言ってなかったかい?」
これまたなんと!マクデードはベロニカにハイジを打倒しハリウッドの実権を握るように勧めます。ゴッドミリシアとハリウッドの間に平和な関係を築こうとは、なかなか予想外の展開です。。。
「レンジャーの皆さん、お願いです。私はハイジに疑われているため動くことができませんが、私の代わりにハリウッド商工会議所の5人のメンバーのところに行って、ハイジを会長職から解任させ、私に投票するよう頼んでください。過半数の票を獲得できたら、ハイジを解任できます。」
なるほど、ハイジをハリウッドのリーダーから追い落とすには、商工会議所メンバーの過半数票が必要とのこと。つまり3名以上のメンバーの支持を取り付ければいいということですね。想定していませんでしたが、ゴッドミリシアとハリウッドの間が平和になれば、この地域の住民にとってもプラスです。こりゃ、毒を食らわば皿まで、協力するようにしましょう。
HCCメンバーの過半数支持を獲得せよ!
商工会議所のメンバーはハリウッドに店を構えているので、まずは話を聞きに行きます。話を聞くとそれぞれ困りごとを持っているので、ギブアンドテイクでまずは困りごとを解決してあげると、ベロニカへの投票を約束してくれます。
まず一人目のマニー・ウォンは部下のグローマンから脅迫を受けていたので、脅迫のネタを回収し、心配事を取り除いてあげました。
次に、二人目のジョージは店に極悪なゴキブリが発生しているので、それを駆除してあげました。ゲロゲロ。。。
三人目は銃器店のランボー。店の倉庫から在庫を盗む店員がいたので、それを退治してあげました。
商工会議所のメンバーは5人いますが、過半数の3名の支持を取り付けられたので、再びベロニカの元へ戻ります。ふぅ。
電撃!ハイジ解任
ベロニカの元へ戻ると、ちょうど商工会議所の会議が始まるらしく、会議室へと移動します。
会議室には、既にハイジを含むHCCのメンバーが集まっています。ハイジは、ベロニカとレンジャーが会議に現れて驚きます。
「今回の会議は… ベロニカ、あなたはここで何をしているの?それになぜレンジャーもいるの?」
そして、メンバーから緊急議題として「ハイジの信任投票」が提案されます。
「わ、私を投票で追い出すつもりなの?私はこの会議の全員から信任を得ているのよ。投票すればいいわ。でもこれだけは知っておいてね。私に反対票を投じるということは、ハリウッドの完全な崩壊に投票するということをね。」
そして挙手による投票が始まります。その結果、支持を取り付けていたマニー・ウォン、ジョージ、ランボーの3名がベロニカに賛成票を投じ、ハイジは過半数をとることができませんでした。思いがけない結果にハイジは激怒します。
「そ、そんな馬鹿な。私がどれだけハリウッドに貢献したと思ってるの?どれだけあなたたちの面倒を見てやったと思うの?恩を仇で返すのね、あなたたちは!」
ハイジはハリウッドの発展に貢献してきた自負を持つだけあって、信じることができないようです。そして、ハイジは会議室から走り去ります。
うーん、まだまだ一波乱ありそうな予感。。。
ハリウッドとゴッドミリシアの和平のために
ハイジが走り去った後もイベントは続きます。
「こちらが教会の代表者です。彼らは交渉を始める用意ができています。」
ベロニカの紹介で、ゴッドミリシアの新リーダー・マクデードが、フィールティとともに現れます。
「光栄に思うぞ。」
「和平の名において、教会は犠牲者なき犯罪には目をつむります。ですが、奴隷制や麻薬中毒のような、本来の罪は容認することができません。奴隷商人とソルトの売人がハリウッドからいなくなるまで、条約書には署名しません。」
ゴッドミリシア側は和平のためには奴隷商人とソルト売人がいなくなることが条件と言います。それを聞いた商工会議所のメンバーは言い返します。
「こっちにも言いたいことはあるわ。教会にも奴隷がいるんじゃない?悔悟者と呼んでるみたいだけど。彼らを解放したら、私たちもハリウッドのごみを掃除するわ、これでどう?」
ハリウッド側も和平のためには、悔悟者の解放が条件と言います。ゴッドミリシアの改革とも合致するので、フィールティは承諾します。
「よくわかりました。あれは不当な制度でしたから、廃止しましょう。取引成立ですね。」
「わかった。お互いの約束が果たされたら、条約書の署名にまた集まるとしよう。」
ゴッドミリシア側もハリウッド側も互いの条件を了解したので、それぞれの約束を果たして再度集まることになりました。奴隷制も悔悟者も、ソルトも全ての問題が解決することは望ましい話です。。。
ハイジを追え!
ハリウッドとゴッドミリシアの会談が終わると、ベアーたちはベロニカに声をかけられます。
「レンジャーの皆さん、心から感謝します。ですが、最後にもう一つだけお願いを聞いていただけないでしょうか。和平は目前まで来ていますが、ハイジは油断ならない相手です。ハイジを早く見つけなければ、彼女の操り人形となった軍隊を引き連れて戻ってくるでしょう。ハイジを見つけ出し、戻ってこれないようにしていただきたいのです。」
やっぱり、、、凄腕のハイジを逃したままにはならないと思っていました。戻ってこれないようにとのことですが、できれば穏便に話し合いで解決できればと思います。
「わかった。でも、手荒なことはできるだけ避けたいわ。」
「ありがとうございます、レンジャー。皆さんはハリウッドの救世主です。ハイジのオフィスに、彼女の潜伏場所の手掛かりがあるかもしれません。よろしくお願いします。」
ふむふむ、確かにどこに逃げたか手掛かりが必要です。早速、ハイジのオフィスに向かいましょう。ハイジのオフィスに入ると、こだわり抜かれたアールデコ調の家具で統一された豪勢な部屋です。すごい。。。
オフィスを調べると、置かれた彫像の腕が何かのレバーになっていることに気がつきます。こんな隠しレバーがあるとは非常にきな臭いですねえ。
レバーを引くとさらに奥の部屋への扉が開きます。奥の部屋に入ると、あれ?!この部屋どこかで見た覚えが。。。そうです。下水道に隠されていたソルト製造所から繋がっていた部屋です。やはり、部屋の隅に下水道へ降りる通路があります。
これはハイジがソルト麻薬の売人たちと繋がっていたのは間違いないですね。ハイジはハリウッドを表からも裏からも支配していたようです。これは正直、想定していませんでした。ハイジ凄腕すぎる。。。
ハイジとの対決!!
オフィスから下水道に降りて、ソルト製造所へ向かいます。すると、ハイジと誰かが口論しています。
オートイベントで会話が進みますが、ハイジが会話している相手はなんとシンスです。
「私に部隊を貸しなさい!私がハリウッドを掌握しないで、どうやってあんたの麻薬を売るつもり?」
「誰がハリウッドを支配しているのかは問題ではない。我々は新しいリーダーと取引する。我らのマスターには無能な人間は必要ない。私は… 侵入者を感知した… おっと、レンジャー。」
「おっと、レンジャー」ってどういう反応と思いますが、シンスのセンスアリに近づいたのがバレてしまいます。ベアーたちが追いかけてきたことを知り、ハイジはベアーたちを罵ります。
「あなたたちが台無しにしたのよ!私が好きでソルトを売っていたと思う?たまらなく苦しかったわよ!でもやるしかなかった!他にどうやってハリウッドを守るための金を稼ぐというの?HCCの会費で十分だったと思う?私は夢を守るしかなかった!それをあなたたちが粉々に砕いたのよ!許さない!」
「無駄話はもう十分だ、ハイジ。レンジャー、私からはいかなる情報も引き出すことはできんぞ。」
そういうと、問答無用で戦闘開始です。無駄話と言われたハイジが若干かわいそうではありますが、町を守るために、町の住民を苦しめるようなことをしては本末転倒です。ハイジを説得できればと思っていましたが、こうなっては仕方ありません。
すでにソルト製造所は破壊しており他に敵もいないので、相手はセンスアリとハイジだけです。あっという間に倒すことに成功します。今回は楽勝です。。。
ジョーンズ牧師のクーデター!
ハイジが復讐に来ることはもうないので、ベロニカに顛末を報告しに戻ります。
「ありがとうございました、レンジャー。マクデードとはまだ話していないなら、今度は彼のところに行ってやってください。彼はロスフェリスの門のそばにいます。詳しく説明してくれるはずです。」
ハリウッド側の問題は方がついたので、今度はゴッドミリシア側の問題を解決しろとな。人づかいの荒い人ですなあと思いつつ、言われた通り、門に向かうとマクデードが待っていました。
「我々がHCCの会議に出席している間、ジョーンズ牧師の信徒たちはクーデターを仕組んでいた。彼らは悔悟者の兵舎の前にメゾンキャノンを設置した。前庭を横切ることは不可能だ。メゾンキャノンを破壊してくれないか。そうすれば、我々はバスティオンに攻撃を仕掛け、勝利することができる。協力してくれないか?」
ここまでくれば、ハリウッドとゴッドミリシアの和平、そしてそれぞれの健全化のために最後まで手伝いましょう。
「ええ、いいわ。キャノンを壊して前庭を通れるようにすればいいのね。」
「素晴らしい!君たちのような少人数のチームなら、私がベロニカと会うために使っていた秘密のトンネルから潜入できるだろう。トンネルの入り口はホテルカリフォルニアの裏の角、通りの行き止まりにある。瓦礫の塊をどければ見つかるはずだ。」
強力なメゾンキャノンを設置して立て篭もるジョーンズ牧師たちを倒すため、秘密通路からバスティオンに潜入せよとのことですね。了解です。さて、今回はここまで。
ゴッドミリシアに続き、ハリウッドでもリーダーの交代があり、目まぐるしく状況が変わります。次回は、ハリウッドとゴッドミリシアの真の和平に向けて、クーデターを起こしたジョーンズ牧師たちを倒しましょう。それにしても、ここに来た本来の目的のゼオライトは全く手に入れることができていません。。。早く解決して手に入れましょう。
では。