こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたDex(デックス)攻略記(その20)です。
前回、レッドウッド・ワッツ研究所の再奥部で苛烈な戦いを制し、GSV-2のプログラムを破壊したデックス。ほっとしたのも束の間、研究所の自爆プログラムが作動し、危機一髪のところで研究所からの脱出に成功します。
そして、GSV-2の破壊に成功したデックスのもとへ、レイキャストから「真実を知る時が来た」との連絡が入り、工業地区の近くで会うこととなります。
●主人公デックス:史上最高のAIケテルのデータを脳に保存された“種”として、秘密結社コンプレックスに命を狙われる。レッドウッド・ワッツ研究所に潜入し、コンプレックスが世界征服を目指して開発する新型AI・GSV-2を破壊した。 |
すぐにでもレイキャストの話を聞きたいデックスですが、秘密結社コンプレックスがリッチモンドの命を狙い続けていることをデッカーから聞きます。今回のGSV-2破壊計画に協力してくれたリッチモンドを助けるため、デックスはリッチモンドを無事に街から脱出させることを引き受けます。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、誤訳、意訳、筆者が脳内補完している部分がありますので、何卒ご容赦ください。
リッチモンドを説得しよう
それでは、早速、リッチモンドに会いにいきましょう。リッチモンドが隠れ住んでいるスクラップヤード に向かいます。
これまでリッチモンドはトレーラーハウスに籠もりっきりでしたが、会いにいくと外に出ており、声をかけてきます。
「いい仕事をしたな、デックス!奴らをぶちのめしたときの話を聞きたいぜ。」
「これを見て、デッカーがあなたに渡してってさ。引っ越しに必要な書類一式よ。ハーバー・プライムから出て安全に逃げられるわよ。」
しかし、リッチモンドは書類を受け取ろうとしません。
「逃げる?何を言ってるんだ?お前たちが俺を引き込んでおいて、今更、手を引けと言うのか?俺は一歩も引かないぜ、選択する余地はないんだ。」
「でも、このままじゃ、殺されちゃうわ。」
「殺されると言うが、俺は戦うぜ。他に何かやってほしいことはないのか?」
「リッチモンド、もう終わったの。あなたは頼んだこと以上のことをやってくれた。今は身を隠さないといけないわ、お願いよ。」
「俺の助けはもういらないのか?よし、俺も助けはいらない。俺は一人でも奴らと戦い続けるぞ。足のつかないようにして、暴露、告発の真実を晒したりしてな。俺は奴らが我慢できないんだ…」
「そうしちゃダメとは言ってないわ。もっと安全な場所に行くべきと言っているの。ここに居続けるのは自殺行為よ。」
「わかったよ、クソっ!ちょっとその書類を見せてくれ。デッカーが俺を“シベリア”に送ろうとしてないことを祈るぜ。」
リッチモンドは頑なでしたが、デックスの必死の説得が通じて、なんとか脱出に必要な書類を受け取ります。ですが、本当に気持ちがわかってくれたか心配ですねえ。もうひと押ししておきましょう。元妻のミランダとの関係について聞いてみます。
「ミランダが裏切っていたわけじゃないのがわかったでしょ。関係が戻ったんじゃないの、違う?」
「俺は彼女を信じてやれなかった大馬鹿さ。奴らが彼女と接触しないようにすることだけが願いさ。」
「ミランダと話をしてみたら?それが彼女も安全に守ることじゃないかしら。」
「ハッ、俺を見てみなよ。ミランダが惚れてくれた頃の男じゃねえ。お前もいつか学ぶだろう。時は過ぎ去ったんだ。」
うーん、ミランダのことが好きなのは間違い無いですが、なかなか素直になれないようですね。そういえば、以前、リッチモンドの金庫を物色して、彼が大事に隠していた結婚指輪や写真を手に入れています。それを使いましょう。
「あなたとミランダの結婚指輪を見つけたわ。ずっと長い間、大事にとっていたんでしょ。」
「何?お前には関係ないことだ。取っていたことに意味はない。プラチナだから、困ったら質に入れることもできるしな。」
質に入れるために取ってただと、、、ミエミエの嘘ですね。写真のことも言ってみましょう。
「これを見て。あなたとミランダの若い頃の写真でしょう。いい感じじゃない!」
「クソっ、俺の身の回りのものを調べるのはやめてくれないか?いい感じじゃないって?写真は“ナイチンゲール”で撮ったものだ。初めてのデートで彼女をそこに連れて行ったんだ。それから記念日にはそこへ…ちくしょう。」
やっぱりリッチモンドはミランダに未練タラタラのようですね。ミランダがコンプレックスを裏切ったことがバレれば、リッチモンド同様、彼女も狙われるはずです。リッチモンド一人で逃げるだけじゃなく、彼女と一緒に逃げられればより良いんじゃないでしょうか。デッカーにはリッチモンドが逃げるのを説得しろと言われているだけですが、ミランダと一緒に逃げられるようにしてあげましょう。
今度はミランダの元へ
リッチモンドの気持ちがわかったので、とりあえずミランダの元へ向かいましょう。ハイライズ地区にあるミランダのマンションに向かい、ミランダに話しかけます。
「リッチモンドが街を離れようとしているの。彼と一緒に行ったらどうかしら?」
「彼と一緒にですって?忘れたの、20年間もリッチモンドは私を恨んでいるのよ。デックス、リッチモンドは私となんかもう会いたくないのよ。長い時間が過ぎすぎたの。」
ミランダも過ぎ去ってしまった長い時間に諦めているようですが、その言葉遣いの端々に本心ではリッチモンドを大切に思っていることがわかります。
「これを見てちょうだい。リッチモンドは結婚指輪をずっと持っていたの。思い出の品を他にも大事にしているわ。」
「彼が?驚いたわ。私のことなんて忘れたいと思ってたわ…ああ、私が彼の人生を台無しにしたのよ。」
「これだけは言えるわ。“ナイチンゲール”に行くべきよ。リッチモンドと会えるに違いないのに。」
「“ナイチンゲール”の店に?どうしてそれを…?そう、リッチが写真を持ってたのね?言いたいことはわかったわ、デックス。でも、彼は来ないと思うわ。」
「GSV-2をぶっ潰しせたのに、孤独な男をレストランに行かせることぐらいわけないわ。」
「OK、わかった。ありがとう。行ってみるわ。」
ふう、なんとかミランダを説得することができました。ミランダは二人の思い出の店“ナイチンゲール”に行ってくれるようなので、リッチモンドにも店に行かせるようにしましょう。まるでキューピッド役のようですが、二人の幸せのために頑張って暗躍しましょう。
二人のキューピッド役として
リッチモンドの元へ戻り、ナイチンゲールに行くように仕向けます。
「リッチモンド、計画変更よ。街を脱出するための集合場所がナイチンゲールに変わったわ。馴染みの場所でしょ?」
「冗談だろ?全くなんでそんな場所なんだ?えらく目立つ場所じゃないか!」
怪しむリッチモンドですが、ここは押し切ります。
「質問はなしよ、リッチモンド。決まったの。さあ、急いで!」
「わかった、わかった!用意はできている。ありがとう。俺のために骨を折ってくれて。じゃあな、幸運を。」
脱出のための集合場所がナイチンゲールだと嘘をついてしまいましたが、まあ結果オーライということで、、、。リッチモンドもナイチンゲールに行くことを約束してくれました。二人が出会えたか、ナイチンゲールに確認しに行きいましょう。
ナイチンゲールは繁華街のアフターライト大通りにあります。すぐに移動します。
ナイチンゲールに入ると、奥にリッチモンドとミランダの二人の姿が見えます。やりましたね。近づくと、リッチモンドが照れながら話しかけてきます。
「えへん、や、やあ、デックス。えーっと…」
「これは、青い目のキューピッドじゃないかしら。こんにちは、デックス。」
二人の様子を見ると、和解し、いい感じになっています。
「お邪魔したのでなければいいけど。」
「デックス、あなたのしてくれたこと、私…いえ、私たちは忘れない。私もリッチと一緒に行くって決めたわ。それがどこであってもね。」
「素晴らしいわ!この町の灯りから離れることになるけど、きっと新しいものを見つけられると思うわ…」
「ああ、きっと見つけられるな。ありがとう、デックス。さあ、街を出よう、ミランダ。さあ、これが最後だ、デックス。本当にありがとう。」
「いいのよ、幸運を祈っているわ。」
二人であれば、あとはきっと大丈夫でしょう。デックスは二人を残してナイチンゲールを去ることにします。
デッカーの真実…
リッチモンドを心配していたデッカーにもことの顛末を報告しておいてあげましょう。
「いい報告よ。リッチモンドはミランダと一緒に街を離れたわ。」
「一体どうやって?そいつは素晴らしい。ミランダと一緒だなんて。本当にいい知らせだ。まったくな。」
ミランダと逃げられたことを心から喜ぶデッカーを見たデックスは、何か事情があるのかと思います。ちょっと聞いてみます。
「あなたがそんなにロマンチックなタイプだったなんて知らなかったわ、デッカー。一体、何があったのかしら、ねえ、教えてよ。」
すると、デッカーは昔のことを語ってくれます。
「わかった。覚えているか。お前が俺に“なぜ助けてくれるの”と聞いた時、“俺なりに理由があってな”と答えたことを。昔、俺がハッカーだったころ、俺にはパートナーがいた。同じく、ハッカーの女の子だった。俺たちは…言わなくても、わかるだろ…俺たちは無敵だと思ってたけど、違ったんだ。ケテル事件のあと、コンプレックスはハッカーを大規模に追跡しだした。俺はなんとか逃げのびたが…彼女は…彼女は殺された。撃たれてな。君に初めて会った時、なぜだかわからないが…彼女、シルクのことを思い出したんだ。さあ、レイキャストとの集合場所に行く時間だ。グッドラックと言うべきだろうが、賢く、常に気をつけておくんだ。いいね?」
デッカーにも辛い過去があったようです。これまで手助けてくれていたのは、シルクとの過去への償いという気持ちがあったみたいです。。。
集合場所に行ってみると
さあ、デッカーにも言われた通り、レイキャストと会うために指定された集合場所にいきましょう。マップの工業地帯の横に集合場所(MeetingPoint)があるので、そこへ移動します。
集合場所に移動すると、オートイベントが発生します。何幾かの航空機がこちらに近づいてきます。
航空機にレイキャストがいるのでしょうか?
「どうして、レイキャストは…」
訝しむデックスですが、次の瞬間、嫌な予感が当たっていたことがわかります。
アーマギアー兵「“荷物”は所定の場所にいる。こちら接近中。」
航空機が徐々に近づいてくると、身を乗り出してこちらに銃を向けているアーマギアー兵が見えてきます。
そして、デックスに無数のレーザーポインターが向けられます。
「…あれはレイキャストじゃない!」
これまでかと思われた瞬間、誰かの叫び声が聞こえます。それはデッカーの声です。
「そこから逃げるんだ、デックス!行くんだ!」
「…デッカー?」
「今だ、デックス!」
アーマギアー兵「“荷物”への障害を確認。了解。障害を除去します。」
すると、画面が暗転し、銃撃の音が響き渡ります。
「いやーーー!」
しばらくして、画面に映像が現れると、、、血まみれで倒れているデッカーの姿が映されます。その背後で、航空機たちが離れていきます。デックスは捕まり何処かへ連れていかれるようです。
心の準備ができていない中で、思いもかけずに悲劇が起こりました。デッカーが死んだなんて信じたくはありません。それにしても、レイキャストがくると思っていたのになぜ?一体これからどうなるのでしょうか。
続きが気になるところですが、長くなってきたので、一旦、今回はここまで。
次回は、拉致されたデックスがどうなるかを追いかけていきましょう。
では。