こんにちは、ゆうじんです。
今日は、久しぶりに平日に休みが取れましたー。ついては、全く最近映画を観られていないので、気になっていた映画を見ることにしました。
今日見た映画はこちら、ゴースト・イン・ザ・シェル(GHOST IN THE SHELL)です。
私はもともと映画の原作の漫画、アニメのファンで、実写化されると聞いて、できれば映画館で観たいなあと思っていたところでした。今回はこの映画の感想について、お伝えしたいと思います(ネタバレはしないのでご安心ください)。
どんな映画か
ゴースト・イン・ザ・シェルをご存知ない方のために、簡単にどんな映画かを紹介します。
ゴースト・イン・ザ・シェル(Ghost in the Shell)は、士郎正宗氏の漫画「攻殻機動隊」を原作とした映画です。
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ちなみに、
今回の映画は、この漫画をベースにした作品となっています。
スカーレット・ヨハンソンは良かった
アメリカでの実写版ということもあり、主演の少佐(草薙素子)役にはハリウッドを代表するアクション派の美女、スカーレット・ヨハンソンさんがあたることになりました。
スカーレット・ヨハンソンさんは、映画「ルーシー」で主役のルーシーや、「アベンジャーズ」でブラック・ウィドウ役を演じている美女です。
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原作やアニメが高い評価を受けていることもあり、今回の実写化にあたって、原作ではアジア人のキャラクターにも関わらず、白人のスカーレット・ヨハンソンさんがキャスティングされることに対し、批判もありました。
私が映画を観た中では、あまりその部分に違和感は感じませんでした。スカーレット・ヨハンソンさんはとても魅力的で、演技も良かったと思います。ストーリーの中でも、体を義体化する中で、アジア人でもボディの見た目は別の人種となり得ることもあると思うので、そこまでの違和感はありませんでした。
日本で映画化できたらもっと良かった
それよりも、日本の原作を、日本の中で映画化できなかったことの方が残念に感じました。作品の特色として、SFのゴージャスな映像美も求められるので、適材適所としてハリウッドでの映像化というのもわかりますが、せっかく日本が得意とする漫画やアニメの分野からのコンテンツなので、それを自分たちの手で提供できないものかとふと残念に思いました。
門外漢の感想なので的外れかもしれませんが、日本の原作を日本の手で世界に発信していければ、より国内の業界の発展につながるのではと感じました(ま、ハリウッドだからこそ、全世界に向けてより発信力があって、結果として、世界の多くの方に対して提供できるのかもしれませんが)。
声優さんはアニメ版と基本的に同じ
映画の日本語吹き替え版の声優としては、押井守版、そして神山健治のテレビシリーズと同じキャストたちが声をあてています。草薙素子を演じた田中敦子が少佐、バトーに大塚明夫、トクザに山寺宏一と、オリジナルファンにはたまらないキャストが演じています。
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聞き慣れた声優さんなので、アニメのファンの方も違和感なく、安心して見ることができます。
私は今回、日本語吹き替え版を見たのですが、ベテランの声優さんたちの演技で違和感なく、映画に集中することができました。
最後に
映像も綺麗で、テーマもわかりやすいので攻殻機動隊を初見の方も面白いと思います。原作やアニメファンなら、にやっとする場面もあり、とても楽しめると思います。
映画を最後まで見て、原作ファンとしては、この先をもう少し見て見たいと率直に感じました。とても面白かったと思います。続編を期待したいなあと思います。
気になった方は、ぜひ映画館で見てみてください。
では。