こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたバルダーズゲート2EEの攻略記その22です。
前回、逃げたイレニカスとボーディを追い、地下世界アンダーダークにきたガラコたち。シルバードラゴンのマダム・アダロンに、イレニカスが通ったというドロウ(ダークエルフ)の街への潜入と地上への脱出を手助けしてもらうかわりに、彼女の盗まれた卵を取り返すと約束しました。
●主人公ガラコ:人間。邪神バールの子の一人。イレニカスに魂の一部を奪われてしまう。バールの獣性の化身スレイヤーに変身可能。ドロウに変身中は、ヴェルドリンと名乗っています。 | |
●ミンスク:人間。新たにエアリーをウィッチにむかえた脳筋レンジャー。直球な性格だが、ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面も。きんに君&あばれる君。 |
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●ジャヘイラ:ハーフエルフ。夫カリードをイレニカスに殺されたハーパーズのドルイド未亡人。夫の死を懸命に耐える反動で、泣き言を言い続けるエアリーと大喧嘩をしてしまう。 | |
●イモエン:人間、女。ガラコとともに育った幼馴染。しかし実は、ガラコと同じくバールの子。つまり異母妹。イレニカスに魂の一部を奪われるが、ガラコを支え続けるけなげな娘。 | |
●エアリー:有翼エルフのメイジ/クレリック。奴隷生活で翼を切断されるも、汚れのない無垢な女の子。奴隷生活がたまにフラッシュバックし、感情の起伏が極めて激しい時がある。 | |
●ナリア:人間。デアルニス家現当主のシーフ/メイジ。世間知らずのお嬢様だったが、領地がモンスターに襲われ、父も殺される。苦難を経験し、大人に成長しつつある。 |
シルバードラゴンのイリュージョンの魔法で、ドロウに変身し、街に潜入することになったガラコたちは、街の支配者マトロン・マザーの娘フィーレに取り入り、ついにマトロン・マザーとも会えるようになりました。そして、なんとマトロン・マザーは、地上エルフ根絶の侵攻に向けて、ドラゴンの卵を贄に強力な悪魔を召喚しようとしていることが発覚します。
しかし、ガラコたちは、権謀術数がうごめくドロウの世界でうまく立ち回り、悪魔召喚の儀式の前に、ドラゴンの卵を偽物に入れ替えることに成功しました。
今回は、地上侵攻に向けた悪魔召喚の儀式の阻止と、卵をシルバードラゴンに返して、アンダーダークを脱出して、イレニカスたちの追跡を再開しましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
シルバードラゴンからの使い魔
悪魔召喚の儀式が行われるため、フィーレは一足先に寺院に向かいます。ガラコたちも自分たちが描いた計画がうまく行くか見届けるため、寺院に向かおうとします。
(フィーレの考えている計画)
マトロン・マザーが偽のドラゴンの卵を使って、悪魔を呼び出し、儀式に失敗したところで、フィーレが持つ本物の卵を悪魔に渡すことで、今のマトロン・マザーは死亡し、フィーレが新たなマトロン・マザーとして街に君臨する。
(しかし、実際は…)
マトロン・マザーも、フィーレも持っている卵は実は、ガラコが差し替えた偽物。偽物の卵を使った儀式は、おそらく失敗します。
ガラコたちが寺院に移動しようとした時、ガラコたちの目の前に転移してくるものがいます。小柄で羽をばたつかせています、インプのようです。
インプ「ボクが何者か、わからないだろう?シルバードラゴンに忠誠を誓った召使いだよ。ずっと君を見ていたけど、面白いね。だまして、だまして、また、だまして!ドロウの奴らを手玉に取ったね。でも、これで卵が傷つけられることはなくなったよ。」
ん、シルバードラゴンの召使いのインプがきましたが、褒めにきてくれたの?と思いますが、どうやらガラコたちに注意を喚起しにきたようです。
インプ「でも、卵をシルバードラゴンに返すには、街から持って出なきゃならない。でも、今は、儀式のため魔法で街の出入りは封鎖されているよね。街を離れるためには、封鎖の魔法をかけているマトロン・マザーが死ななきゃダメなんだ。でも、マトロン・マザーが死んだら、ドロウのプリーステスたちは怒り狂うよ。恐らく、数分で君のイリュージョンの魔法も解けてしまうだろう。そうなったら、早く逃げるようにね。幸運を祈っているよ。」
そういうと、またどこかへ転移していきます。魔法が解けてしまう前に、とっとと逃げろということですね。承知です。
悪魔王の召喚!
では、心して、悪魔召喚の儀式の準備が行われているロルス寺院に向かいます。
寺院に着くと、早速、儀式の間に通されます。儀式の間には、マトロン・マザーと、フィーレと、ガラコ一行が通され、中央には護摩が焚かれており、火柱が立っています。
マトロン・マザー・アルデュレイス「よろしい。準備は全て整った…。時はきた。間も無く、ドロウは我らがデスパナ家を筆頭にして、地下と地上を支配する至高の地位に立つのだ。」
マトロン・マザーは悪魔召喚が成功した暁の姿を思い描いているようです。
マトロン・マザー・アルデュレイス「私が呪文を唱えている間、いかなる邪魔も入らんようにせよ。デーモンが現れたら、手を出してはならん。間違いを犯したものは、死んで永劫の苦しみを味わうことになる。さあ、では始めるぞ!」
そういうと、マトロン・マザーは呪文を詠唱し始めます。そして、しばらく詠唱が続いたのち、突如、地獄の門が出現します。
マトロン・マザー・アルデュレイス「地獄の穴の王よ!このドロウに力を貸し、憎き地上のエルフに戦争を仕掛け、奴らを切り刻むようお願い申す!」
炎に包まれた人骨の門が開き、デーモンが現れます。恐ろしい姿と声で語りかけてきます。
レッサー・デーモン・ロード「このような振る舞いに対し、闇の者よ、汝が我に差し出す供物はなんだ?我の力を借りんがための代償はなんだ?」
マトロン・マザー・アルデュレイス「魔物の王よ、これをお受け取りくだされ… 独善的な光の生物シルバードラゴンの卵にございます。あなたの助力のお返しとしてご自由にお使いくだされ。」
さすが、マトロン・マザーは自信満々にドラゴンの卵を贄に出してきます。しかし、デーモン・ロードにはそれが偽物だとわかります。
レッサー・デーモン・ロード「愚かなる闇の者よ、こんな浅はかな計略に、わしが引っかかるとでも思っているのか? このわしがか?不正直ものめ! 汝はわしを怒らせたのだ。滅びよ、小さき闇の女よ!」
そういうと、デーモン・ロードは、マトロン・マザーを焼き尽くします。火柱がたちます。
マトロン・マザー・アルデュレイス「闇の王よ、どういうことじゃ。違う!違う!!」
信じられないという表情のままで、マトロン・マザーは絶命します。まさか、自分の持っている卵が偽物だとは思いません。
裏切りのサーカス!
ここまではフィーレの計算通りです。
レッサー・デーモン・ロード「どうしてわしを呼び出すのだ。汝らはおぞましい偽の卵でわしを騙そうというのだな!!わしはこの街を灰になるまで破壊したくなってきたぞ。」
ここぞとばかりに、フィーレが飛び出し、デーモン・ロードに声をかけます。
フィーレ「待ってくれ、デーモンよ!私はあなたを召喚したものの娘だ… それに私はあなたの望む卵を持っている。この卵を贄として、あなたに捧げよう!」
フィーレ的には「決まった」という感じでの名演技です。しかし、フィーレの持っている卵もガラコがすり替えた偽物です。デーモン・ロードは、一見してこの卵も偽物だと看破します。
レッサー・デーモン・ロード「ハッハッハッ!たちの悪い冗談だ、闇の娘よ。汝が手にしている卵は偽物ではないか!」
( ´∀`)Σ⊂(゚Д゚ )なんでやねん! デーモン・ロードにしてみれば、ツッコミどころ満載です。
デーモン・ロードの言葉を聞き、信じられないフィーレですが、自分がはめられたことに気づきます。
フィーレ「何だって!?いいえ、これは…、ヴェルドリンか?ヴェルドリン!?一体お前は何をしたー!!」
下位とはいえ、さすが悪魔の王。瞬時にして、ヴェルドリンが、変身したガラコで、バールの子供だということを見抜きます。
レッサー・デーモン・ロード「バールの子は、汝を殺したのだ、闇の娘よ。愉快極まりないな、ハッハッハッ!さあ、こっちに来い、死ぬがよい。」
そして、マトロン・マザーと同じく、フィーレは炎に包まれます。ヴェルドリン(ガラコ)に呪いの言葉を吐きながら、灰となっていきます。
用済みの悪魔は帰れ!
マトロン・マザーも、フィーレもなくなったところで、デーモン・ロードは用が済んだとばかりに立ち去ろうとします。
デーモン・ロード「さて、本物のドラゴンの卵はここにはないようだ。これ以上の申し出がなければ、わしは立ち去るぞ。」
(“ロ”;)ゲゲッ!! マトロン・マザーとフィーレがいなくなったのは良いですが、このまま立ち去られて、他の場所に行かれても困ります。地獄に戻っていただきたいところです。
「お前の本来の住処へ帰れ、デーモンよ… お前を呼び出したものは死んだ!」
ガラコが地獄に帰れというと、デーモン・ロードはあっさり帰ります。ひょっとすると、召喚者がいなくなると戻らないといけないとかのルールがあるのかもしれませんが、拍子抜けなくらいあっさり解決しました。ホッとしました。
逃げろや、逃げろ〜
マトロン・マザーが死ぬと、ガラコたちにかかっている魔法が解けはじめます。インプが言うには数分でバレるとのこと。さっさと逃げましょう。儀式の間を抜け、寺院を出ます。
そして、後ろも振り返らず、街の出入り口まで走り抜けます。
ゲーム的には、街中でドロウに本当の姿がバレると言うのも面白い展開なのですが、無我夢中で逃げたので、バレずにすみました。チキンプレイ万歳!
マダム・アダロンに卵を返却
ガラコたちの手には、シルバードラゴンのマダム・アダロンの卵があります。本来の持ち主の元へ返却しに行きましょう。シルバードラゴンの洞窟に帰り、卵を返します。
アダロン「成功して戻って来おったな。卵を持っているのを感じるぞよ。約束の礼をさせてもらおうぞ。イレニカスとボーディを追うため、地上への安全な脱出路を知りたいんじゃったな。」
そして、シルバードラゴンはガラコたちを、地上への脱出口まで送ってくれます。
ちなみに、シルバードラゴンは地上との道を監視する役割がありましたが、あまりに多くの邪悪なものを見て来たので、その役目を負うのは辛いと言い、役目を降りるそうです。これまでの努力に感謝。
エルフの遺跡は戦闘中
地上への脱出路は、エルフの遺跡に続いていました。地上が近づいていると思うと、早くお天道様の下に出たくて仕方ありません。さっさと進んで行くと、エルフとドロウが戦闘しています。
ここは地上との接点で、太古の昔に邪悪なエルフがドロウとなった歴史的な遺跡とのことで、戦いが絶えないのかもしれません。エルフを手助けしつつ、地上に向かいます。
そして、ついに地上への扉を開きます。地上に出たところで第5章が終わり、第6章に突入です。
久しぶりの太陽に目が眩みます。さて、今回はここまで。
次回は、地上でイレニカスとボーディの追跡を再開しましょう。
では。