こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その25)です。
前回、さらにRADスーツを強化するため、北のグリフィスパークに向かおうとしたエコーチーム。しかし、移動を始めようとした矢先、地元住民からの救難信号を受けます。ベアーたちは至急、信号の発信地に向かいますが、無残なことに住民たちは何者かに既に殺されており、犯行現場にはデザートレンジャーのマークが残されていました。
ベアーたちが犯行現場を調べると『シンスの腕』が残っており、ベアーたちは無実を主張しますが、同じく救難信号を受けて来たマナーライトのガード役たる礼節執行官たちに、ベアーたちは疑われてしまいます。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
かけられた疑いを晴らそうとするベアーたちのもとに、再び住民からの救難信号が入ります。信号の発信地に急行したベアーたちは、そこでデザートレンジャーに扮したシンスの団体を発見します。シンスたちを倒したベアーたちは、住民の証言により礼節執行官たちからの疑いも晴らすことに成功しました。
さて、今回は、RADスーツの改良材料ゼオライトがあるという北のグリフィスパークへと向かいましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
いざ!ハリウッドへ!
ロサンゼルスの北へ向かうと、放射能レベル5に囲まれたエリアがあります。猫砂で改良したRADスーツのおかげで、このエリアにも入ることができます。
目指すグリフィスパークはハリウッドの北に広がる丘陵を活かした自然公園らしいので、まずはハリウッドに入ります。
ハリウッドと聞いてウキウキしながら町に入りますが、想像していたネオン街はありません。。。チセル爺さんだけが「イェーイ!」とノリノリです。
まずはハリウッド内を探索するため、うろうろしていると、墓場の前で美人な女の子メアリーから助けを求められます。
メアリー
「戦いに慣れておられる方、手助けをお願いできませんか?私の妹が安置されている墓場がモンスターに襲われているんです。私たちを守っていただけませんか?」
デザートレンジャーたるもの、助けを求められれば放ってはおけません。早速、墓地に入ると、モンスターとやらと戦闘になります。モンスターとはなんぞやと思いますが、野生化した凶暴な豚です。。。
墓場で葬式を行なっている最中だったらしく、参列者を守りながらの戦闘になりますが、豚なのであっさりと決着をつけることができました。ふぅ。
戦闘が終わると、再び葬式が再開されます。参列者は女性ばかりで肌の露出が多めな感じです。。。
ハイジ・ホランダー
「騒ぎは落ち着いたから、始めるとしましょう。」
葬式を取り仕切る女性はハイジ・ホランダーという女性です。
ハイジ・ホランダー
「ファラ。彼女は美しい魂を持っていた。彼女の温かさと優しさがなくなった私たちの家は、寒い場所になるでしょう。祈りましょう。彼女を殺したゴッドミリシアの残忍な殺し屋が、業火で焼かれるように。」
そして、参列者たちはファラが安らかに眠るよう「アーメン」と祈りを捧げ、葬式は散会となります。
メアリー
「ありがとう、見知らぬ人たち。」
ファラの姉のメアリーも、ベアーたちにお礼を述べて去っていきます。
ハイジからの依頼
再び町の中を探索していると、看板に「ハイジの隠れ家」と書かれた建物を発見します。
中に入ると、先ほどの女性ハイジがいます。
ハイジ・ホランダー
「あら、またお会いしましたね、レンジャーの皆さん。墓地での素っ気ない態度にはお許しを。悲しみに暮れている時は愛想よく振舞うのは難しいものですから。それで何をお望みでしょうか。仕事でこられたのでしょうか。それともお楽しみに来られたのでしょうか?」
話を聞くと、このハイジの隠れ家は娼館とのこと。喜びを提供するお店らしいです。。。
ベアー
「私たちの助けは必要?」
ハイジ・ホランダー
「残念だけど、隠れ家には今のところ必要なタレントは揃っているし、西武最高の警察部隊HSPもいるから必要ないわ。ゴッドミリシアを追い払おうと思っていたのなら話は別だけど。ゴッドミリシアは私たちに聖戦を布告してきた。奴らは何度も奇襲を仕掛けてきて、たくさんの友達やスタッフを失ったわ… さらに私たちのビジネスまで脅かしている。でも私も黙ってみている気はないわ。」
ハイジによるとHSP(=ハリウッドセキュリティパトロール)もいるので、特に困っていることはない模様。あら、そうですか。。。ゴッドミリシアの持つ医療グレードのゼオライトを手に入れるには、ゴッドミリシアに少しでも繋がりを持った方がいいと思うので、もう一度聞いてみましょう。
ベアー
「ゴッドミリシアに困っているようだけど、本当に助けはいらないの?」
ハイジ・ホランダー
「わかった、わかったわ。HSPよりも腕が必要な案件があるわ。一つはあなたたちの交渉力を、もう一つはあなたたちの戦闘力を試すことになるでしょう。一つ目の仕事を片付けることができたら、ゴッドミリシアを相手にできるか考えてみましょう。興味はあるかしら。」
なんだか、無理やりお願いした感じですが、ハイジはレンジャーに任せる仕事をチラつかせてきます。ゴッドミリシアへの取っ掛かりを作るために、ここは引き受けておきましょう。
ハイジ・ホランダー
「それじゃあ、最初の依頼をするわよ。私の右腕であり、恍惚の女神のミストレス・ベロニカ。彼女の様子が最近なんだかおかしくて、恋をしているんじゃないかと心配なの。彼女の様子を探ってみてくれないかしら。」
ハイジはベロニカが恋をしているかどうか確認してほしいとのこと。人の恋路を邪魔する気はないですが、状況だけつかめばいいらしいので引き受けましょう。
ベアー
「わかったわ。ベロニカに会って話を聞いてくればいいのね。」
ハイジのもとを立ち去ろうとすると、ヴァルチャー・クライがベアーの耳元でささやきます。
ヴァルチャー・クライ
「このハイジという人には注意しておいた方がいいわ。狐のように狡猾よ。」
確かにハイジは丁寧な口調ですが、このような店の女主だけあって貫禄も十分です。狡猾さもないと生き残って来れなかったでしょう。忠告通り、十分注意してお付き合いしますです。
ベロニカの語るハリウッドの暗部
ハイジのお店の奥へ進むと小部屋がたくさんありありますが、一際大きな部屋にベロニカがいました。
ミストレス・ベロニカ
「私は愛人ベロニカ。あなたたちは夜と夢の国に足を踏み入れました。欲望を叶えにきたのですか?それとも仕事のため?」
キャラ画像はハイジとなぜか同じ?!でびっくりしますが、さすが店一番の売れっ子だけあって、妖艶な感じです。仕事の話をしたいので、早速こちらから話を切り出します。
ベアー
「もちろん、仕事のために来たの。」
ミストレス・ベロニカ
「仕事を探しているのでしたら、私ではなく、ハイジ婦人とお話しください。私には何も…」
ベアー
「ハイジ婦人にではなく、あなたの力になれないかと思って来たの。」
ミストレス・ベロニカ
「えっ、私個人に協力したいとおっしゃるのですか?申し訳ありませんが、個人的な問題を任せられるほど皆さんのことを知りませんので… お互いのことをよく知っていたら、話は違ったかもしれませんが。」
いきなりのことにベロニカは警戒したのか、よく知らない相手に個人的な問題を任せることはできないと言います。そりゃ、そうか。では、もう少し話をして関係を築くことにしましょう。
ベアー
「それもそうね。じゃあ、少し話をしましょう。ハイジ婦人はどんな人なの?」
ミストレス・ベロニカ
「ハイジ婦人は思いやりのある雇い主です。そしてハリウッドの… 素晴らしい指導者であり、HCCのリーダーでもあります。そして私にとてもよくしてくれています。」
ベロニカによると、ハイジは自身が設立したHCC(=ハリウッド商工会議所)の代表を務めており、この町をゴッドミリシアやゴロツキから守っているとのこと。やっぱりハイジは実質的なこの町のリーダーだったようです。う〜ん、やり手ですな。ですが、ベロニカがハイジのことを語るときに、若干口ごもったのが気になります。スマートアスで押してみます。
ヘックス
「ハイジのことを素晴らしいと言ったナリが、口ごもったのは何でナリ?(スマートアス)」
ミストレス・ベロニカ
「そ、それについては聞かないでください。ハイジには深い恩義があるので、悪く言うようなことはしたくないのです。」
ありゃ、何だか秘密がありそう。さらにキスアスで押してみます。
ピルズ
「心配しないで。他人に話したりはしないから。(キスアス)」
すると、ベロニカは少し安心したのか、この町の問題を教えてくれます。
ミストレス・ベロニカ
「そうですか、わかりました。ハイジの耳に入らないというならお話ししましょう。私は彼女が悪い人だとは思っていません。ただ、ハリウッドを魅力的な町にしようとするあまり、陰で問題が起こっても見てみぬふりなんです。麻薬、奴隷商人。ハイジとHCCはそういったことは起きてないかのように振る舞っているんです。」
ベロニカ曰く、ハリウッドには麻薬と奴隷商人の問題があるのに、ハイジは見てみぬふりをしているとのこと。さらに詳しく聞くと、「ハリウッドにはソルトという極悪な薬が蔓延しており、ホテルカリフォルニアで売られているが、HSPが頻繁にガサ入れをしてもどういうわけかいつも元に戻っている」また、「ハイジは否定するが、路上の子供たちが毎日のように奴隷商人にさらわれて失踪している。シュワッグのレストランに偽のタレントエージェントがいるはず」と言います。
ミストレス・ベロニカ
「子供たちを助けるためにできることがあったら、何かしてやりたいのです。シュワッグのレストランを調査していただけるでしょうか?ハイジに起きていることを示す証拠を持って来ていただけるでしょうか?」
ベロニカはこの町の子供たちを守るために、ハイジに起きていることを示せる証拠を持ってきてほしいと言います。デザートレンジャーとして、こんな問題をほっておくわけにはいきません。ゴッドミリシアへ潜入することよりも、こちらを優先させましょう。
マティアスとの完全な決別!
まずはシュワッグのレストランを探しに出かけますが、ハリウッドは広い町なのでなかなか見つかりません。ベアーたちが迷子になり、道の行き止まりにくると、近くのスピーカーから声がします。
「おい!レンジャー。こっちだ。」
ベアーたちが声に気付いて近づいてみると、チルドレンオブシタデルが加入者を募集するために設置した情報端末があり、そのスピーカーが発しているようです。よくみると、モニターに男性が写っています。何と男性はマティアス。レンジャーをつけ狙うチルドレンオブシタデルのリーダーです。
マティアス
「心配するな。これは罠ではない。君たちと話がしたかった。我々との間に何らかの合意を得られるか知りたいのだ。我々には見解の相違がある。君たちは私が卑劣な人殺しだと思っている。私も君たちを同じように思っている。しかしそれはすべて誤解によるものだと言ったらどうする?我々は同じものを求めているのではないだろうか。」
マティアスはレンジャーとの間には誤解があり、そもそも同じものを求めているはずだと言います。にわかには言っていることがわかりません。
ベアー
「お前は人類の破滅を望んでいる。私たちは人類を救いたい。どうして同じだなんて言えるの?」
マティアス
「誰が人類の破滅を望んでいると言った?私は人類の超越を望んでいる。よいか、我々は共に人々のよりよい生活を望んでいる。論点は最善の方法を有しているのは誰かということだ。君たちは犯罪者を捕まえ、秩序を強いることで人々によりよい生活を与えようとしている。では聞かせてくれ。それは上手く行っているのか?」
デザートレンジャーの活動は、アリゾナ・ロサンゼルスで少しずつですが世紀末の世の中に法と秩序を取り戻しつつあります。そのことは自信を持って言えます。
ベアー
「もちろん上手く行っているわ。」
マティアス
「本当にそうか?まだ犯罪は存在するか?する。すべての犯罪を防いだ警察組織がいただろうか?いない。たくさんの法を施行すればすべての犯罪を防げるだろうか?防げない。なぜか?法の施行では人間の欲求という根本的な問題を取り除くことができないからだ。超越ならそれができる!」
マティアスは、レンジャーの活動では人間そのものの業は取り除けないと言い、超越が必要だといいます。
マティアス
「人間の心と魂がシンスの体に入れば、食事をする必要も、水を飲む必要も、シェルターも必要なくなる。我々人間が盗みを働いたり、互いに殺しあって得ようとした全てのものが完全に過去のものとなる。バッテリーを充電する太陽さえあればいい。誰もが満たされ、争う理由がなくなるのだ。」
マティアスは、人類が体をロボット化し、シンスになれば満たされ争いがなくなるはずと言います。
マティアス
「少なくとも私のやり方には、最終的には暴力はなくなる。君たちのやり方では決して暴力はなくならない。さて、私の仲間に加わるかね?超越した未来のために戦う気はないかね?」
マティアスの主張は、人間とは何かという根源的な問いに思いますが、本当にシンスの体を手に入れれば、人間の業はなくなるのでしょうか。。。これは難しい問いですが、今のベアーたちにはそうは思えません。
ベアー
「あなたの言いたいことはわからなくはないけど、それは人間ではないわ。私たちは正しい未来のために戦う。レンジャーが未来よ!」
すると、マティアスは忌々しそうに言い切ります。
マティアス
「フン!君たちが頭の固い人間であることはわかっていたよ。本当に残念だ。はいと言っていれば、レンジャーシタデルのお友達は許してやったかもしれないのに。もう君たちに彼らを救う方法はない。我々は数日中にアリゾナへ飛ぶ。罪悪感を背負って、これからどうやって生きていくつもりだ?」
ベアーたちが味方にならなかった今、マティアスはアリゾナのレンジャーシタデルを数日中にでも襲うとのこと。めちゃくちゃ人間的な逆恨みですやん。。。チルドレンオブシタデル、マティアスが不倶戴天の敵であることが確定しました。ここで別の答えをしたら、ひょっとするとストーリーが分岐するのかもしれませんが、今のベアーたちにはこの答えしか言えないでしょう。。。
さて、今回はここまで。次回はハリウッドに巣食う問題を解決するために、まずはシュワッグのレストランへ向かいましょう。
では。