こんにちは、ゆうじんです。
これまでにこのブログで、Mac版のバルダーズゲート・シリーズの攻略記を書かせていただきました。長い時間がかかったのですが、書き終わってホッとしました。
すると、お友達から「バルダーズゲートと同じく、見降ろし視点型(アイソメトリック)のRPGの傑作があるから、是非やってみるように!」と教わりました。そのゲームの名前は聞いていたのですが、一度もプレイしたことがなかったので、これを機に攻略記にチャレンジしたいと思います。
今回、チャレンジするゲームは「Pillars of Eternity(ピラーズ・オブ・エタニティ)」です。本作品は、Obsidian Entertainment から 2015年に発売され、同年のGlobal Game Awards/Best RPG を受賞した傑作です。
ちなみに、いつもと同じくゲームはSTEAMでDLC込みで購入しています。対応OSはWin / Mac / Linuxと嬉しいマルチOS仕様。私はMac版を日本語化して攻略していきます。
毎度のことですが、初見でのプレイを攻略記に書いていきたいと思います。ライブ感はありますが、トンチンカンなプレイになることも多々あります。。。何卒ご容赦いただき、ぜひよろしくお付き合いください。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本ブログの攻略記はネタバレありで執筆していますので、未プレイの方などはご注意ください。
※文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完して追加している部分がありますので、ご容赦ください。
※日本語化いただいたファックマン氏に心より感謝(他のゲームでもファックマン氏のお世話になっています)。
オープニング
はやる心を落ち着けて、ゲームを起動して「NEW GAME」を選択します。すると、早速ゲームがスタートします。
まずは主人公を取り巻く状況がイラストと文字で説明されます。
『星ひとつない闇夜の中を、キャラバン隊が進んでいます。キャラバン隊の中には、ジルデッド・ヴェイルの村落へ向かっている旅人たちもいます。』
『この地方の領主が、新しい生活を希望する者に、土地を提供するとのお触れがだされており、旅人たちはそれに応募しようというのです。主人公もそんな旅人の1人ですが、流行り病にかかったのか発汗や悪寒が止まらず、馬車の中で苦しんでいます。そして、たまたま、キャラバンがゆく道を大きな木が塞いでいたため、今日の移動はここでやめて、キャンプをはることとなります。』
いきなり病気で苦しんだ状態の主人公。心配になります。
自由なキャラクター作成!!
主人公を取り巻く環境が語られると、早速、キャラクター作成になります。キャラクター作成では「性別・種族・クラス・技量・文化・外観・声」を選択することができます。
(ง ´͈౪`͈)ว ウキウキしてきたでやんす
さすが比較的最近のゲームだけあって、キャタクターの外観は3Dで見た目が随分変わるため、キャラ作成だけで楽しくなって何度も作り直してしまいます。。。戦士の美女エルフや、顔色の悪い魔法使いプレイなど色々妄想しましたが、今回は普通の人間で、「牧草地で育った傭兵ファターのアベル」としました。
ちなみにお顔はこちら。童顔を隠すため無精髭にしています。一応、30歳前後の設定です。
性格は温厚ですが、傭兵稼業をしていたため荒くれごとにも対応できます。「傭兵稼業をする中で、そろそろ落ち着こうかと思ったところ、領主のお触れを聞いた」といういたって普通の成り行きをバックボーンに考えています。
キャラ作成が終わると、ゲームが始まりだします。
野営キャンプにて
キャラバン隊の隊長オデマは、キャラバンの無事を確認した後、皆を火の回りに集めます。
隊長オデマは、主人公アベルの症状をみて言います。
オデマ「その様子だとここら辺にいる毒虫に刺されたんじゃないか。毒が内臓を抜ければ大丈夫だが、水を飲まないと1日たたずに死んでしまうぞ。水はアーチャーのスパルフェルに探させるので、お前はこの近くに生えていて整腸剤となるスプリングベリーを持って来なさい。」
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン、始まったばかりで死ぬのは嫌です!すぐさまそのベリーを探しに行きたいです。しかし、アベルがベリーを探しに行こうとすると、オデマは呼び止めます。
オデマ「この辺りはバイアウィックという霊的な風が吹くことがあるので、あまり遠くに行かないようにしろ。それに巻き込まれれば危険だ。それと、お前がヘボな若造じゃないことはわかっているが体調も悪い、このカリスカとともに行動しろ。カリスカ、こいつが死なないように手を貸してやってくれ。」
オデマは近くにいた丈夫な鎧を着た女性に声をかけます。しかし、女性はかなりそっけありません。
「保証はできん。あの程度の報酬ではな。」
オデマは苦笑して頭を振りますが、アベルに「ああ見えて腕は確かだ。風が変だ、早くベリーを探して戻れ」と言います。
では、スプリングベリーを探しに行きましょう。
スプリングベリーを探して
仲間になってくれた女性カリスカは、キャラバン隊の護衛で人間のファイターです。
仲間が増えたのも嬉しいですが、なかなかの美貌の持ち主。ツンとした性格なので、金髪のクールビューティという感じでしょうか。アベル君もちょっと鼻の下がのびます。
ベリー探索の前に少し準備します。オデマも「キャラバンにいる雑貨屋ホーダンが色々売ってくれるので、準備してから向かえ」と言っていました。焚き火のすぐそばにいるホーダンのところに寄ります。
「何がご入用の品はないかな?色々と揃えているぜ。」
ベリーを探して戻ってくるだけなので、装備を買い替えたりする必要はないだろうと思い、あまり買い物はしませんでした。
ホーダンと世間話をすると「兄弟がレッドセラスで家業を継いだので、自分は力を試そうと外に出て商売することにしたんだ」とのこと。
「高い志だな。俺も新しい土地で新しい生活を目指そうとしているんだ。」
「そんな大層なこっちゃないぜ。俺は自分のやることをやっているだけだ。」
ホーダンは真っ赤になりながら答えます。ここで「一定の傾向の名声を得た」と表示されてチュートリアルの説明が入ります。どうやらこのゲームは主人公の言動で名声パラメータが変化し、それに応じて相手の態度が変わることがあるようです。主人公のビルドも幅広そうですし、これはリプレイ性が高そうですね。
では、スプリングベリーを探しに出かけます。
祝・初バトル!
アベルとカリスカが近くを探索すると、若いオオカミが獲物を食べているところに遭遇します。オオカミはアベルたちを見つけると襲ってきます。
アベルもカリスカも共にファイターなので接近戦となりますが、こちらは2人なので挟撃してみます。また、カリスカは二刀流で片手に松明を持っているので、松明で攻撃すると炎のダメージも与えます。
゚・*:.。. 感(*´ω`*)動.。.:*・゜炎のグラフィックをみて、さすがグラフィックのレベルが上がっているなと感動します。そして、アベルとカリスカでタコ殴りをして、オオカミを倒します。
敵を倒すと何かをドロップすることがありますが、今回のオオカミも毛皮を落とします。とりあえず今は使いませんが、回収しておきます。
スプリングベリー発見!!
オオカミを倒して周辺を探します。ひらけた草はらの端っこにスプリングベリーが生えていました。
ベリーを回収し終わると、カリスカも少し気が緩んだのか、アベルに声をかけてきます。
「その身のこなしは素人ではあるまい。ここに来る前は何をしていたんだ。なぜここに来た。」
「俺は傭兵だ。他にできることもないが、金を稼ぐには仕事を探さなきゃならない。」
同じファイター、傭兵稼業ということで、カリスカも気安く思ったのでしょうか、自分のことを語ってくれます。
「私もこの生活をして長くなる。領主のレアドリック卿のお触れは… 女の身でも考えるものがあった。私は応じるつもりだ。お前も他の連中同様、土地を求めて来たのか?」
「見逃すにはとても恵まれた条件だからな。応じるつもりだ。だが、土地を手に入れてから何をするかはまだよく決めてないんだ。」
「行き当たりばったりも悪くない。妹の話じゃジルデッド・ヴェイルには宿もあるし、そこでゆっくり考えればいい。私は、ジルデッド・ヴェイルに住んでいる妹から“来てくれ”と手紙をもらったんだ。なぜだかわからないが、不安そうだったので心配なんだ。」
カリスカはクールビューティですが妹思いの優しい女性のようですね。また、そろそろ定住を考えているようで、意外に寂しいのかも… 彼女の別の一面を見せられた気がします。
水も探しに行こう!
スプリングベリーを見つけたので、隊長オデマのもとへ戻ろうかと思いますが、カリスカが話しかけます。
「オデマが指示したスパルフェルが水をすぐ調達してくるとは、私は思ってないんだ。あいつは好き勝手に行動するタイプだ。奴を探してせっついた方がいい。川はこの先にだろう。なんなら、私たちで水を手に入れてもいい。」
本当は腹が痛いので早く戻りたいアベルですが、カリスカさんに言われれば、そりゃ従いましょうとも。南に下るとすぐに川が現れます。水を汲んですぐ帰りたいところですが、とりあえずスパルフェルを探します。
川に架けられた橋を渡ると、スパルフェルのものらしき水袋が投げ捨てられています。
「驚いたな。スパルフェルは水汲みをほったらかして、狩りにでも行ったらしい。だが、水袋を置いていくとはな…」
水袋を回収して水を汲んでいると、スパルフェルが林の中から現れます。弓も持っておらず、歩き方も変です。スパルフェルが倒れると、その背中にはなんと矢が刺さっています。
なんと、スパルフェルは誰かに襲われたようです!!驚く間も無く、スパルフェルを襲った敵が現れます。
敵は、現地の民グランファーザンのハンター達です。2人に挟まれますが、1体ずつ倒します。
野営キャンプへ戻れ!!
アベル達は敵を倒しますが、野営キャンプのある方向からも悲鳴が聞こえて来ます。
「襲われたのは我々だけではないようだ。野営キャンプへすぐ戻ろう!」
アベル達はすぐに野営キャンプに戻ります。途中にも敵はいますが、なぎ倒して進みます。アベル達が野営キャンプへ戻ると、虐殺された旅人達の遺体が転がっています。
そして、敵のリーダー・グランファーザンの首領が、キャラバンの最後の生き残りのホーダンを人質にとっています。
グランファーザンの首領「武器をおろせ、侵入者め。お前達は我々の聖地に侵入した。侵入した略奪者には、我らの復讐の怒りを持ってこたえなければならん。」
現地民のグランファーザンの聖地を、キャラバンが冒して、略奪したとのこと!確かにここでキャンプを張ったので侵入しているのかもしれませんが、略奪はしていません。何かの誤解かと思いますが、相手はいきり立っており、もう話が通じる状況ではありません。
「信用するな、武器を下しても下ろさなくても、どちらにせよ皆殺しにする気だぞ。」
びっくりしますが、なんと9種類もの選択肢が現れます。このゲーム、主人公のパラメータによって取れる選択肢が随分変わるようです。攻撃的なものもあれば、そうでないもの。やり方も様々です。戦闘を避けられないと判断したアベルは、「男が反応する前に攻撃を加える」を選択します。
すると、男はアベルの攻撃からの時間を稼ぐため、ホーダンを放り投げ、戦闘スタートです。ローグのホーダンも戦闘に参加してくれます。
アベルとカリスカは必殺技のノックダウン(転倒)を首領に仕掛けます。そして、倒れた首領をホーダンがスニークアタックを仕掛けてます。
3人対2人ということもあり、アベル達は首領も手下も両方倒し、相手を全滅させます。
グランファーザンの首領は倒れたまま空を見上げ、「我らをお許しください。神の御意志に従います。」とつぶやいています。いまわの際に、彼らが信じる神か何かに侵入者を倒せなかったことを詫びているようです。
魔の嵐バイアウィック
敵を倒した瞬間、風が異様に強くなります。キャンプの周囲を風が激しく打ち、まるで怒れる精霊のように雷鳴と轟音が鳴り響く、テントはめちゃくちゃになります。バイアウィックと言われる暴風、嵐です。
強烈な嵐の中、馬車の車輪に縛り付けられ、瀕死の隊長オデマがアベルたちに向かって叫びます。
隊長オデマ「中に入れ、早く!」
その叫びとともに、不気味な光、精霊が暴れるような嵐がきます。
魔の嵐バイアウィックから逃げるため、アデルはなんとか近くの岩棚へ逃げ込みます。
カリスカもホーダンも後ろから追っていましたが、ホーダンは傷のためか動きは鈍く、早くから遅れがちになります。ホーダンが岩に近づいたとき、死んだふりをしていたグランファーザンの戦士が襲って来ます。
ホーダンを助けるために「敵に武器を投げる」or「ホーダンに頑張ってもらう」が示されますが、是非とも助けたいため、武器を投げてホーダンを助けます。
そして、アベル、カリスカ、ホーダンは、岩棚の先にあった遺跡の中に逃げ込みます。
アベル達が遺跡の中に入った瞬間、入り口が崩壊します。
さて、今回はここまで。
今回が初めてのプレイでしたが、グラフィックが随分と向上していて驚きます。見下ろし型ですが、3Dのキャラクターたちが生き生きと動くのは本当に感動ものです。また、引き込まれるストーリー展開もさすがです。とても面白いです。
次回は、遺跡から抜けて、目的地だったジルデッド・ヴェイルへ向かいましょう。
では。