The Coma: Recut(ザ・コーマ:リカット)攻略記(その1)

こんにちは、ゆうじんです。

最近、このブログでよくゲームの攻略記を書いていますが、ファンタジー系のものが多かったので、今回は全く別のジャンルに挑戦したいと思います。

今回、攻略にチャレンジするゲームは「The Coma: Recut(ザ・コーマ:リカット)」です。本作品は、韓国のDevespresso Gamesが開発し、Digerati Distributionから2017年9月に発売されたホラーゲームです。同社の「The Coma: Cutting Class」のリマスター版であり、PC( Win&Mac ), PS4, Xbox One, Nintendo Switch版が発売されています。

韓国の高校を舞台にした2Dホラーゲームとなります。ちなみに、いつもと同じくSTEAMでダウンロード購入し、Mac版でプレイしていきます。なお、公式で日本語対応しています。

私はホラー映画は好きなのですが、操作が求められるホラーゲームは実は苦手です。。。すでにドキドキしてきています。ゲームのジャンル選定を誤ったかもと後悔している部分がありますが、気合を入れ直して、早速始めていきましょう。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

オープニング

ゲームを起動すると、シックなタイトル画面が現れます。そのままでは英語表示ですが、設定で日本語に変更しておきます。

ドキドキしながら、スタートを選択します。するとオープニングが流れ出します。

教科書や参考書らしい本が積まれた部屋の景色が映ります。どうやら主人公の部屋のようです。そして、主人公が独白します。

ヨンホ「俺の名前はヨンホ。セファ高等学校の1年生。今日は期末試験の最終日… 生徒たちにとっては勝負の日だ。」

なるほど、主人公の名前は『ヨンホ』というようです。俺というからには多分、男の子なのでしょう。

ヨンホ「特に今日は全科目完璧にこなさなきゃならない… 成績によっては、今後の高校生活から夏休みの過ごし方まで変わってくるからだ。そんなわけで、俺は徹夜で勉強することにした。」

韓国の学歴社会ぶりは大変なものだと聞きます。期末試験もかなりのプレッシャーのようです。徹夜がいいかどうかは別として、試験に向けて頑張ろうとする気持ちは素晴らしいですね。

そして、画面がかわり、眠そうなヨンホが歯を磨いています。翌朝になったようです。

ヨンホ「そして俺は… いつの間にか寝てしまっていた。自分にはがっかりだ。がっかりついでに、俺は悪夢を見てしまった… うまく思い出せないけど、かなり君が悪かった… 今でも夢の中で感じた恐怖が俺にまとわりついて離れない… 。

_人人人人人人人人人_
>寝とるんかぁーい!<
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^ ̄
\\\٩(`ω´٩ꐦ)////

なかなかのポンコツぶりに、がっかりなのはこちらです。試験勉強を全くしなかったらそりゃ悪夢も見るでしょうよとツッコミたいところですが、ヨンホ君は体に不調が残っているようです。

ヨンホ「今まで味わったことがない感覚… まだ変な気分だ。テストが始まる頃にはマシになってくれればいいが…。」

体調不良とのことで心配なのですが、ヨンホ君はそれどころじゃないようです。

ヨンホ「とりあえず今はそれどころじゃない。」

なんでそんなに焦ってるの?

ヨンホ「なんでかって?それは… 俺が寝坊したからだ!!なんで目覚ましが鳴ってなかったんだ?」

なんと、勉強せずに寝た上に、寝坊もしていたようです!!ヨンホ君は焦って学校に向かいます。ここでオープニングが終わり、キャラクターを動かせるゲーム画面に切り替わります。

遅刻するぞ、学校へ急げ!

なるほど、こんな感じの画面になるんですね、イベントや会話などではバストアップのキャライラストが表示されるようです。

では、試験に遅刻しないよう、さっさと移動しましょう。

動き始めると、操作方法のチュートリアルが止め絵で挿入されます。

走ることができますが、走るなどのアクションをするとスタミナを消耗するのでずっとは走れません。ホラーもののお約束ですな。ちなみに、スタミナは自然回復します。

画面の左上に、現時点のライフやスタミナなどが表示されています。

指示通り、走って学校に向かいます。

謎の“美少女”を発見

しばらく走ると、ヨンホの高校が近づいてきます。すると、見かけない美少女が立っています。

ヨンホ

「誰だろう?見かけない子だなぁ… こんなところで何をしているんだろう。」

ヨンホは声をかけますが、美少女はガン無視です。

美少女

「・・・」

あらあらヨンホちゃん、振られましたね。でも、ヨンホはくじけず、また話しかけます。若さって素敵。

ヨンホ

「やあ。えぇーっと、そのネームホルダーかっこいいね。イェソル…っていうんだ。素敵な名前だね。違う制服を着てるけど、どこの高校? 俺はヨンホっていうんだけど、ここで誰か待っているの?」

美少女のネームホルダーを見ると、名前はイェソルとのこと。制服も違うので、別の高校の生徒のようです。

イェソル

「…遅刻するわよ。」

ヨンホが話しかけても、イェソルちゃんは冷たくあしらいます。イェソルのいう通り、早く行かないと遅刻です。さっさと学校に向かいます。

それにしても、ヨンホはポンコツな上に、ナンパなのかもしれません。うーん、困った主人公です。

お、救急車が来てるぞ!?

学校の正門に到着すると、人だかりができており、救急車も到着しています。何かあったのでしょうか?

近くに友達のセホがいるので、話を聞いてみます。

ヨンホ

「よう、セホ!救急車が来てるけど、何かあったのか?」

ヨンホによると、セホはクラスメートで、学年トップに入るくらい成績優秀です。ただ、ヨンホもセホもオタクっぽい趣味のせいで、いじめっ子にいじめられているとのこと。え、ヨンホ君、そういうキャラだったの? ナンパな不良キャラかと思ったら、違ったようです。

セホ

「やぁヨンホ!今きたの?それがさ…1ーBのテフンなんだけど、昨日の夜に校舎内で自殺しようとしたんだって。」

どうやらテフンという生徒が自殺を図ったようです。

ヨンホ

「テフンはいつもミョンギルにいじめられてたからな…今回もきっとミョンギルが何かしたんじゃないか?あの野郎、いつもやり過ぎなんだよ。」

しかも、そのテフンという生徒は、ミョンギルという生徒にいじめられていたとのこと。自殺を図った理由かどうかはわかりませんが、ひどい話です。

しばらくすると、守衛がやって来ます。

守衛「生徒たち!すぐに期末試験を始めます!早く教室に入りなさい!」

(°Д°)エェーー? こんな事件があったにもかかわらず、期末試験はするようです。救急車はきているけど、テフン君は軽症だったのかもしれません。心配ですが、とにかく、試験が始まるみたいなので教室に向かいましょう。

ペンダントの落し物

ヨンホたちが教室に向かおうとすると、救急隊員の声が漏れ聞こえます。

救急隊員「もうあまり時間がない!行くぞ!」

そして、救急車は勢いよく走り去っていきます。テフンは軽症ではなかったようですね。回復を祈ります。

ヨンホが正門から入ろうとすると、地面にキラリと光るものがあります。

ヨンホ

「ん?何だこれ。」

拾うとそれはペンダントです。ヨンホは見覚えがあるようで、どうやらソング先生のペンダントのようです。

あとで先生に届けるよう、バッグの中に入れておきます。

いじめっ子ミョンギル

そして、ヨンホは自分の教室1ーEに向かいます。

テフンの事件があったからか、生徒たちは興奮してまだ廊下にいっぱいでています。ヨンホが廊下を歩き始めると、ガラの悪そうな生徒に声をかけられます。

ガラの悪い生徒

「よォォ!!」

ヨンホ

「(こいつはミョンギル、1ーBの奴だ。高校の不良の中でもとりわけウザい。俺はこいつが嫌いで仕方ない。)

どうやら、このガラの悪い生徒が、テフンや、セホ、ヨンホたちをいじめている不良ミョンギルです。

ミョンギル

「聞け… 今朝の事件だけどよ。俺の愛情がまさかテフンをあんなに追い込んでたなんて周りに知れたら困るんだよ…。だからお前、このことは絶対に誰にも言うんじゃねぇぞ!前にソング先生にチクった時のこと忘れてねぇからな。」

テフンをいじめていたことを黙っておけとの釘を刺しにきたようです。とんでもねえ奴です。

ヨンホ

「お、俺は絶対テフンのことは誰にも言わないよ!誓って、誰にも!」

色々思うところはありますが、ヨンホは不良ミョンギルの圧力に負け、黙っておくと約束してしまいます。ですが、まだ解放されません。。。

ミョンギル

「それともう一つ。今後一切、ミナに近づくんじゃねぇ。気持ち悪ぃんだよ!お前みたいな奴に付きまとわれて迷惑してんだ。ミナは俺といるほうが釣り合ってるからな。負け犬は引っ込んでろ!」

ヨンホによると、ミナはヨンホの幼馴染で1ーCの生徒です。ミョンギルはミナに夢中ということもあって、ずっと目の敵にされているようです。

ミョンギルはヨンホに釘を指すと「とっとと消えろ」と言います。言われなくても消えますとも。1年生の教室は2階なので、階段を登ってさっさと向かいます。

けしからん服装です!

2階に上がって廊下を歩いていて気づきますが、この学校の女子生徒はメガネの真面目っ子も含め、みんなスカートの丈が短いです。なんてうらやましい破廉恥な!自分が学生の頃はこんなことはありませんでしたぞ、教育がなっとりませんな。

義憤にかられながら、やっと自分の教室1ーEに着きます。すでに下駄箱はいっぱいで、ヨンホが一番最後のようです。ヨンホが教室に入ろうとすると、今度はめちゃくちゃセクシーな先生に声をかけられます。

セクシー先生

「あら、ヨンホ君!」

(*´Д`)ハァハァ、風紀委員呼んでこい!タイトなスカート、ハイヒール、そして胸元の開いたシャツ。これはこれで有りですが、何とグラマーでセクシーな先生でしょうか。

ヨンホ

「お、おはようございます、ソング先生!」

この先生はソング先生といい、ヨンホのクラスの担任です。生徒に大人気でアイドル的な存在とのこと。そりゃそうでしょうよ。でも、高校生には刺激が強すぎますぅ!

ソング先生

「大丈夫?何だか具合悪そうね。」

ヨンホ

「そうですか?俺は元気ですよ。まぁ…今朝のテフンのことはちょっと驚きましたけど。そのせいですかね。」

さっきまで体調不良とか言っていたくせに、セクシーなソング先生とあった途端、元気になるなんて、何と正直なヨンホ君でしょうか。まぁ、高校生男子としては正しい反応です。

ソング先生

「テフンは試験のせいで精神的にかなり追い込まれていたみたいだけど、そんな彼の変化に気づけなかった私たち教師にも責任があるわ。それにしても一体、何が彼をそこまで…」

先生はテフンが追い込まれた理由がなんなのかわかっていないようです。ここで選択肢が現れます。不良ミョンギルがテフンをいじめていたことを“話すor黙っておく”が選べるようですが、躊躇なく、チクることにします。

ヨンホ

「ソング先生… ここ最近ずっとミョンギルがテフンをひどくいじめていたんです。そのせいでこんなことになったんじゃないかと…。」

ソング先生

「ヨンホ君、憶測で人を疑うのは良くないわ。以前、あなたが彼の悪事を報告してくれて以来、とても反省しているのよ。いずれあなたも彼の良い所が分かるようになるわ。」

ヨンホの報告に対して、先生は憶測で決めつけちゃダメだと言います。確かに憶測はダメですが、不良ミョンギルが反省していたようには思えませんね。残念ながら、ヨンホ君の声は届かなかったようです。

ソング先生

「ところでヨンホ君。あなたに大事な話があるの。最近ちょっと成績が下がってきているみたいね…特に主要科目が急激に下がってる。放課後、少し話せるかしら?」

ヨンホ

「ううっ…は、はい、わかりました。でも…なんでそんな急に成績が…」

急に成績が落ちたのは、勉強せずに寝てたからじゃないの?と思いますが、ヨンホ君には思い当たる節がないとのこと。

ソング先生

「じゃあ放課後、私のところまで来てね。」

ソング先生は、成績低下とこれからの勉強について放課後に話し合うことを伝えると、先に教室に入って行きます。がっくりしていたヨンホ君ですが、美人な先生と放課後に二人きりになれるチャンスと思い直し、元気を取り戻し、続いて教室に入ります。

んん?なんか忘れているような… あ、正門で拾ったペンダントを渡しそびれちゃいましたね。これも放課後に二人きりの時に返しましょう。

試験開始ぃー!

教室に入ると、すでに他の生徒たちは着席しています。

ソング先生に話しかけても「試験を開始するわよ、準備はいい?」と容赦無く試験開始しそうなので、一目散で、自分の席に着席します。ヨンホの席は一番後ろの席です。

席に着席すると、画面が暗くなり、イベント画面に切り替わります。

睡魔に襲われる!?

ヨンホが着席すると、すぐに先生が試験開始の合図を出します。

「さぁ、みんな準備はいい?期末試験の最終日、気合いを入れて頑張りましょう。それでは…始め!」

試験中、ヨンホは「徹夜までしたのに何も思い出せない!頭の中が真っ白だ」と独白します。あんた寝てたやないのと突っ込みたくなります。

そうこうしてると、ヨンホは睡魔に襲われます。

試験に集中しようとしますが、その瞼は重くなるばかりです。

どんどん睡魔は強力になっていきます。

そして、ついにヨンホは眠りに落ちてしまいます。

そして、ヨンホが目を覚ますと既にあたりは暗くなっています。

「ええっ!!これは…一体…どうなってんだ!!」と絶叫し、パニクるヨンホ君。

ここでイベント画面から、移動画面に切り替わります。

俺、寝過ごした???

ヨンホは教室の中を見渡しますが、本当に真っ暗です。

ヨンホ

「…どうなってんだ?俺、いつの間にか寝てしまって…」

ヨンホ

「みんなどこだ?もう帰ったのか!それに、こんなに真っ暗じゃないか!一体、いま、何時なんだろう?」

ヨンホは誰もいないことに気づきます。どれくらい自分は寝てしまっていたのでしょう。

ヨンホ

「なんで誰も起こしてくれなかったんだよ…全科目そのまま放置するなんて酷すぎないか?!もう終わりだ。それにソング先生との約束も…俺は一体どうしちまったんだよ…。

絶望感に包まれるヨンホですが、ここにいつまでいても仕方ありません。しかし、周囲は異様なまでに真っ暗で、ほとんど先が見えず、このままでは移動することもできません。ヨンホは授業で作った懐中電灯を机に入れていたことを思い出します。

机を探して、懐中電灯を手に入れたヨンホですが、見慣れないメモが置かれていることにも気づきます。

メモは、今朝校門で会ったメガネ君・親友のセホが書いたもののようで「おかしな体験をした。学校で遅くまで残っていたら、いつの間にかぐっすり眠り、目が覚めたら明らかに何かが異常だった」という内容が書かれています。まるで、今のヨンホと同じようですね。。。

意味がよくわかりませんが、とにかく帰るためにも、学校を出ましょう。

奇妙なマークと写真

それにしても、本当に真っ暗です。いつもの教室と違うみたいです。懐中電灯をつけて、軽く教室の中を見てみます。

ちなみに、懐中電灯のバッテリーは十分にあり、勝手に消えることはありません。これはビビリの私にはとっても有り難いです。あと、懐中電灯をつけていると明るいので物がよく見え、物も取れるようです。

ヨンホがあたりを見ると、自分の席の後ろ、教室の後ろの壁に変なマークが描かれているのを見つけます。こんなマーク書かれていたっけ?と思いますが、いまはそれどころではありません。

また、自分のバッグの中に何かあるかと見ますが、ケータイは家に置いてきてしまっています。落胆してバックを閉めようとしますが、よく考えるとバッグの中が変です。内ポケットの中に、見たこともない「女の子が写った古い写真」が入っています。

あれ、ここにはソング先生のペンダントを入れていたのに?そのペンダントが見当たりません。やはり何かおかしいです。嫌な予感がします。さっさと家に帰りましょう。

ヨンホが教室から出ようと、教室の前の扉に近づくと、黒板にクラス全員の名前が書かれているのを発見します。何かの怪現象!?と思いますが、これは黒板を使ってセーブができるということでした。一旦、ここまでの状況をセーブします。

ちなみに、セーブボックスは4つあるようです。ビビリな私は全部セーブしておきますorz

ちょっと先生、先生?

懐中電灯の明かりをつけたまま廊下に出てみますが、教室の中と同じように真っ暗です。ヨンホは人を探して声を上げます。

ヨンホ

「…やけに静かだな。おーい!誰かいますか…?」

すると、おぼろげながら人影を見つけます。ヨンホは人影に向かって声をかけます。

ヨンホ

「あ!ちょっとすみません!」

ヨンホの声に反応し、人影が近づいてきます。顔は見えませんが、近づいてくる姿はソング先生に似ているように見えます。

このナイスバディ服装はソング先生に間違いないと、ヨンホは名前で呼びかけます。

ヨンホ

「ソング先生…?ソング先生ですか?」

そして、近づいてきた姿を見ると、ソング先生のようですが明らかに雰囲気が違います。

ソング先生…?

「ソ…ン…グ先生…?」

(」゚ロ゚)」あんぐり、目の色濁ってまっせ!心なしか口元に血がついてるし!と私は思いますが、容姿はソング先生のもの。鈍感男の子ヨンホ君はソング先生と思って話しかけます。

ヨンホ

「すみません先生!放課後に話すって言ってたのに。それより…先生、ちょっと顔色悪くないですか?」

ソング先生…?

「顔…色…悪くない…大丈夫。それより…ちょっと…こっちに来て。」

( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!「くーる、きっとくぅーるー♪」と貞子登場ばりのBGMが私の頭の中で流れ始め、全力で危険を教えてきます。しかし、鈍感なヨンホ君はそれを知ってか知らずか、普通に先生?と会話します。

ヨンホ

「あ、はい。そういえば放課後ですけど、明日はどうですか?明日は絶っっ対に忘れま…」

しかし、先生?はヨンホの話をさえぎります。

ソング先生…?

「来て…早く…」

ヨンホ

「え…?」

やっと違和感に気づいたヨンホ君ですが、ヨンホに向かって、ソング先生?は怒鳴りつけます。

ソング先生…?

「早くこっちに来い!!!!!!!!」

放課後の約束を破ったことを激ギレしているのかもしれませんが、多分違うでしょう。そして、先生?は素早く歩み寄り、ヨンホにカッターのようなもので切りかかってきます。

切られると、血が飛び散り、ダメージをくらいます。あまりの展開にどうしようか焦っている間にさらに攻撃を受けます。すでに動けるようになっており、まずは逃げなくてはいけません。

しかし、焦るのは気持ちばかりで、あまり深く考えず、目の前の教室に再び逃げ込もうとしてしまいますが、焦っているからか、教室の扉は開きません。そうしているうちに、さらに攻撃を受け、あっという間に血まみれ、残体力は1、絶体絶命です。

先生?をやり過ごせ!

とにかくこの先生?から逃げないといけません。先生?と逆の方向に向けて全力で走り出します。

そして2階の端にあるトイレに逃げ込みます。

トイレに逃げ込んだヨンホですが、あまりのことに愕然としています。

ヨンホ

「先生、完全に正気を失ってた…どうなってんだよ…どうすんだよ俺!!」

するとチュートリアル的に「トイレの個室に隠れてやり過ごせ」という絵がでます。

ヨンホはそれに従って一番奥にある個室に入って隠れます。

しばらく静かにしていると、トイレの中に先生?が入ってきたのか、足音が聞こえます。気付かれないよう更に静かにしていると、足音は遠ざかって行きます。なんとか逃げることができたようです。

ヨンホ

「…先生もう行ったか?」

安全を確認して個室から出るヨンホは、先ほどの先生の行動が現実のこととは思えません。

ヨンホ

「一体、あれは何だったんだ?」

チュートリアルによると、敵と対峙した時、スタミナは消費するようですが、「攻撃を避けて逃げること」や

「息を止めてしゃがんで隠れる」ということもできるようです。

これから生き残るためには必要なアクションなのでしょうが、使わないですむことを祈ります。。。

歪んだ恋のメモ発見

ここにいても、袋小路なのでいずれまた見つかるでしょう。外に逃げないといけません。そのため、まずはトイレから出ることにします。

体力も残りハート1なので、ビビリながらゆっくり進みます。すると、洗面台の前にノートの切れ端を見つけます。

トイレに入ってきた時あったっけ?と思いますが、追われていたので気がつかなかったのかもしれません。手にとって読んでみると、「どうしてデブでオタクな僕にミナは興味を持ってくれるのだろうか。ミョンギルがミナを困らせるのが我慢できないが、新しい力を手に入れた今、ミョンギルの嫌がらせを止めることもできる。そうしたら、ミナも僕を好きになってくれるかも」という内容です。

意味はわかりませんが、学校で起こっていることと、何か関係があるのでしょうか。

そして、ヨンホは一旦トイレから出ます。緊張しますが、今の所、あの先生?は外にはいません。

さて、今回はここまで。

いきなりの展開にまだついていけていないですが、ワクワク&ドキドキな物語のスタートです。

主人公ヨンホ君が先生?に襲われたのは事実です。いくらヨンホでも寝ぼけていたのではありません。このまま学校にいるのは危険です。外に逃げるために、次回は玄関に向かってみましょう。

では。