こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その14)です。
前回、レッドスコーピオンが支配する刑務所地区のハッピーバレーに到着したエコーチーム。思っていた通り、そこではレッドスコーピオンによる住民への厳しい搾取が行われていました。ベアーたちは査定官のヴァンオーバーベイクを倒したものの、バーガス将軍からレッドスコーピオンとの全面対決は当面避けるように言われたため、まずはダモンタへと先を急ぐことにします。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
ハッピーバレーのジャンク屋レッドから、「ダモンタへは放射線の高い地域を超える必要があり、囚人ベイチョウスキーがその保護具のRADスーツを持っている」と聞いたエコーチーム。レンジャーシタデルに収監されているベイチョウスキーからRADスーツを手に入れることに成功します。さて、今回は刑務所地区の東、マッドモンクと呼ばれる軍団が支配する峡谷を超えてダモンタを目指しましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
いざ、タイタンの峡谷へ!
RADスーツを着ているので、高放射線地帯を通り抜けることができます。刑務所地区の東へ進むと、無線を傍受します。
「旅人の皆さん。東へと通じる安全な道をお探しですか?キノコ雲のしもべにガイドをお任せください。タイタンの峡谷は放射線地帯を通り抜ける唯一の道であり、我々が西から東への往来の安全を約束します。神殿に少しばかりの寄付を行うだけで、旅の安全は保障されます。」
タイタンの峡谷を支配しているマッドモンクの無線と思いますが、キノコ雲のしもべ?神殿??というのは意味がわかりません。気をつけて進むと、すぐにタイタンの峡谷に到着します。
峡谷というだけあって、山脈に穿たれた東に続く唯一の通路です。
マジすか!?デス姐さん…
タイタンの峡谷に入り、先へ進もうとすると再び無線が鳴ります。レンジャー司令部からの無線です。
「〔電波障害〕…ジャーチームエコー、こちらレンジャー司令部。応答せよ。緊急連絡だ!〔電波障害〕ダモンタでの任務は一時中断〔電波障害〕アンジェラ・デスはシタデルに帰投せよ。繰り返す。アンジェラ・デスは基地に帰投せよ!」
放射線のせいなのか、地形のせいなのかわかりませんが、電波障害のためイマイチ言っていることがわかりません。しびれを切らしたデス姐さんが無線のマイクをもぎ取ります。
「マイクを貸して。応答して、スネーク。何を言っているの?私はエースを殺した犯人を追っているのよ。今さら引き返すなんてできないわ!」
「アンジー、よく聞いてく〔電波障害〕あの信号を調査〔電波障害〕先遣隊を組織している。君にはそのチームを率いて〔電波障害〕エースの死に関わっている者がおそらくそこにいるだろう。復讐を〔電波障害〕これは命令だ。基地に帰投せよ。」
「ありがとう、スネー、いえ、将軍。その命令には本当に感謝するわ。涙が出そうよ。デス、以上。」
バーガス将軍は、デス姐さんに先遣隊のチームリーダーとなって欲しいので戻ってこいとのこと。しかも、先遣隊の行く先には恋人エースを殺した犯人がいるようで、デス姐さんも命令に納得します。
「ところでエコーワン。〔電波障害〕ダモンタの無線〔電波障害〕東への道は見つかったのか?どうぞ。」
「ええそうよ。タイタンの峡谷を超える道を見つけたわ。」
「よくやった、エコー〔電波障害〕サガーラは再調査を望んで〔電波障害〕謎の放送を調べる〔電波障害〕すぐにダモンタへ〔電波障害〕これまで以上にどこから〔電波障害〕そのタワーへ向かう必要がある。健闘を祈る、レンジャー司令部〔電波障害〕」
そういうと、レンジャー司令部からの無線は切れます。電波障害で全ては聞き取れませんでしたが、ダモンタにある無線塔に中継器を早くつけろということでしょう。了解です。
バーガス将軍から新しい命令を受けたデス姐さんは、申し訳なさそうに話します。
「すまない、ベアー。残念だけど、さっきの命令は無視できないわ。戻って確かめてくるわ。後であなたたちに追いつくから。」
そういうと、デス姐さんはチームから離脱し、レンジャーシタデルへ帰投してしまいます。ガッデム!
まさか姐さんが離脱するとは。。。デス姐さんはチームの姐御役として、また、アサルトライフルの使い手としてチームの主力として活躍してもらっていました。いきなりの離脱に心身ともにガックシです。
姐さんを追い、シタデルへ…
タイタンの峡谷を踏破するのに主力のデス姐さんが欠けたままだと心配なので、一旦、レンジャーシタデルに戻ることにします。ひょっとすると、再びデス姐さんと会えるかもしれません。シタデルに戻ると、門番ヌール・ギービッツ擲弾兵長が話しかけてきます。
「よう、エコー。ちょっと前にデス隊長が急いでここを通ってったよ。君たちと一緒だと思ってたんだが。」
やはりデス姐さんはシタデルに戻ってきたようです。デス姐さんが戻るとすると、バーガス将軍のもとでしょう。ベアーたちもすぐにバーガス将軍に会いに行きます。ですが、将軍の部屋にはデス姐さんはいません。。。
「バーガス将軍、どうしてデス姐さんを私たちのチームから外したの!」
「アンジェラを君たちのチームから外さなければならなかった事は残念だ、レンジャー。しかし信号を追うチームを待たせたはおけなかったのだ。」
それ以上、バーガス将軍はデス姐さんの居場所を話してくれません。仕方ないので、ベアーたちはシタデル中を探索してデス姐さんがいないかどうか調べます。ですが、デス姐さんはシタデルのどこにもいません。。。
うーん、デス姐さんはすでに先遣隊とともに出発した後のようです。
姐さんを探して三千里…そして
デス姐さんをなんとか見つけられないものかと、先遣隊が行きそうなところを探すことにします。エースの死に関係ありそうな場所をかたっぱしから回ってみますが、姐さんは見つかりません。。。最後に、エースを殺したロボットのシンスが襲撃してきたダーウィン村にも向かいます。
ダーウィン村には、狂人フィンスターが開発した疾病を奪いにシンスが現れました。その問題はエコーチームが解決したのですが、一応新たな進展があるかもしれないので、疾病を保管していた研究所に向かいます。
ダーウィン村の一番奥にある研究所の入り口に到着すると、誰かが立っています。ですが、デス姐さんではありません。あんた誰???
ベアーたちが気づくのと同時に、彼女もこちらに気づきます。緑色の肌からするとミュータントのようです。
「ちょっと話す時間はあるかしら?図々しいとは思わないで聞いて… あのね、年長者たちは絶対にこの村を離れちゃだめだって言ってた。外の人間たちは醜い私たちを憎み、殺そうとするって。でもあなたたちは外の世界にも善良で寛容な人もいるんだって証明してくれた。それに… ずっと外の世界を見てみたいと思ってたの。だから… だからあなたたちについて行って世界を見て回りたいの。私はま、まだ若いし、温室育ちだって事はわかってる。でも役に立たないわけじゃない。ロボット工学や医学の知識もあるし、銃の扱い方もわかるわ。だから、お願い。仲間にしてくれないかしら。」
なんと、ミュータントの若い女性・ピゼピが仲間になりたいとのこと。うーん、デス姐さんが戻ってきた時に、チームに空きがないと残念がるかしら…。悩みますが、ダモンタへ行く任務を成功させるためには、戦力の確保は必要です。それに、外の世界を知りたいという若者の気持ちに応えるのも悪くはありません。。。悩んだ末に、彼女を仲間にすることにします。
「自分の身は自分で守るナリよ。それでもついていきたいと言うなら歓迎するナリ。」
「ああ、ありがとう、レンジャー!今日が人生最高の日になったわ!それで一つお願いがあるんだけど、私がダーウィンの出身である事は誰にも言わないで欲しいの。この場所が人々に知られたら、彼らは私たちを恐れ、殺しにくるんじゃないかと心配してるの。」
ミュータントを守り、フィンスターの研究成果を秘密にしておくために、ダーウィン村を隠しておきたいとのこと、了解です。早速、ピゼピちゃんのステータスを確認します。なんと19歳とうら若き女性、、、話し方から若いとは思っていましたが、ミュータントの年齢はわからんです。
経歴をみると「ダーウィン村の閉鎖的な暮らしから抜け出して世界を見たがっているミュータントの若い女。その変わった外見とよそ者に厳しい教育を受けたにもかかわらず、彼女は愛想が良く偏見のない人物であり、好奇心の塊である」とのこと。
スキルとしてはエネルギーウェポンがLv.7でスマートアスがLv.6と、ピゼピちゃんは理系女子ですな。
新たな仲間ピゼピちゃんが加入し、アマゾネス軍団+凶悪老人+ミュータント理系女子のエコーチームになりました。
デス姐さんの離脱に心が落ち込んでいましたが、新たな仲間も入り、心機一転がんばりましょう。
マッドモンクと対抗する謎の軍団?!
ピゼピちゃんを仲間に入れて再び、タイタンの峡谷に戻ります。
先に進もうとすると、当たりを警戒した声で話しかけられます。
「おい!レンジャー!こっちだ…。こっちにこい。モンクたちに見られないようにするんだ…」
そして、人気のないところに連れて行かれると、謎の人物はゆっくりと話し出します。
「会いたかったぞ、レンジャー。俺はこのセーフゾーンにあるダイヤモンドバック市民軍という組織のものだ。ここにきたばかりで状況を把握できていないだろうが、君たちとは協力し合えることを願っている。」
そういうと謎の人物は、タイタンの峡谷を取り巻く状況を教えてくれます。
「マッドモンクの奴らはタイタンⅡ大陸間弾道ミサイルを神として崇め、核弾頭を格納したミサイルサイロを神殿といって住み着いている。奴らはその力を利用して自分たちのルールに従わせ、“貢ぎ物”という名の通行料を取っているのさ。ルールから大きくはみ出す者がいれば、核爆弾で峡谷ごと吹き飛ばすと脅してね。」
簡単にいうと、マッドモンクは自らを「キノコ雲のしもべ」と名乗り、核爆弾を神と崇め、その脅威を背景に、この峡谷で揉め事を起こさせないようにしているとのこと。教団に貢ぎ物をすると約束した者には、マッドモンクのエスコートがつき、保護対象となるようです。なんて世紀末的な設定。。。
「俺たちは法の番人、君たちと同じだ。平和と秩序を守り、弱者を虐げる不届き者を懲らしめる。俺たちダイヤモンドバック市民軍がここを管理するようになれば、もっと安全になるだろう。幾らかの経費は旅人から通行料として払ってもらうことになるかもしれないが、峡谷は誰にでも開かれた場所となるはずだ。だが、唯一の問題は核爆弾の存在だ。」
「で、あなたたちはどうやって峡谷に秩序を取り戻すというの?」
「詳細は語れないが、俺たちの指揮官はタイタンを排除する計画を立てている。問題は内部から実行する必要がある点だ。つまり、モンクたちに信用されないといけない。君たちは信頼できそうな顔をしているし、評判もいい。あとは実力を証明してくれればいい。俺たちは秘密裏に活動することに多大な努力をしてきた。隠された俺たちのアジトを見つけることができたら、十分な実力を備えていると判断できるだろう。だが、君たちとのことを知っているのは、司令官と私だけだ。他のメンバーに会っても君たちは脅威と見なされるだろう。気をつけてくれ。」
ダイヤモンドバック市民軍が本当に善人の集団なのかわかりませんが、この人物は正直に説明してくれているように感じます。まあ、これから先、探索を続ける中で何が正しいか確認していきましょう。
エスコートを悪用する不届き者たち
ダイヤモンドバック市民軍の使者と別れ、さらに先へ進むと、たちの悪そうなレイダーに声をかけられます。隣には、マッドモンクの修道士が1人付き添っています。
「俺たちは教団警察だ。どうやらお前たちにはモンクのエスコートがいないようだな。だが、お前たちは運がいいぞ。俺にちょっと貢ぎ物を渡せば、俺の権限でお前たちを通してやれる。さあ、通行料を払うか、立ち去るか、どっちだ?」
「タイタンの峡谷で保護を受けられるのは、キノコ雲のしもべのエスコートがついている者だけだ。エスコートが付いたものはいかなる状況でも守る。そいつが気にくわない相手、こんな野蛮人だったとしてもだ。」
どうやら、マッドモンクによるエスコートは、思想信条や善悪は関係ないようです。このソルトというレイダーは、ブラザー・ジョーンズのエスコートが付いているのを悪用して、ここで通行料を取っているようです。なんという小悪党!
マッドモンクにとってはルールは絶対のようで、何を言っても、ブラザー・ジョーンズはソルトを守ろうとします。ダモンタに向けて峡谷を抜けるためにも、ここでマッドモンクと揉めるのは得策ではありません。仕方なく、通行料を払います。通行料はなんでも良いみたいなので、来る途中に拾った爆弾を渡します。
通行料を渡すと、無事に通されます。大した通行料ではないので、通行料そのものは問題ではありませんが、こんなレイダーまで守るマッドモンクの狂信ぶりが少し怖いです。。。チクリと言っておきましょう。
「あんたたちはこんな奴らまで守っているの?たちの悪いレイダーよ!」
「彼らは貢ぎ物をタイタンに捧げた。だから我々は神殿までエスコートしなければならない。君たちもすぐにエスコートを受けた方がいい。この先の第一前哨地へ向かうのだ。貢ぎ物を同志たちに納める約束をすれば、神殿までのエスコートが得られる。神殿で貢ぎ物を捧げたら、峡谷の向こうへ渡ることができる。」
話は噛み合いませんでしたが、新しい情報がわかりました。神殿に貢ぎ物を捧げれば、この峡谷を無事に抜けられるようですね。狂信者に貢ぎ物を納めるのはなんとなく嫌ですが、ダモンタへ行くにはここを抜けるしかありません。やはり貢ぎ物を納めないとやはりだめなのでしょうか。。。
さて、今回はここまで。次回は、タイタンの峡谷を抜け、ダモンタを目指しましょう。