こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたピラーズ・オブ・エタニティ攻略記その13です。
前回、“暗き鍵”の活動を調べるため、ダンフォード村の近くにある遺跡クリアバン・リラグに向ったアベル一行。遺跡を捜索し、そこで“暗き鍵”の工作員が何をしていたかを見つけます。
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●主人公アベル:人間、ファイターの傭兵。童顔を隠すため髭面。知らない間に他人の魂の記憶を見ることができる“調停者”となり、苦悩する。 |
●エディール:人間、ファイター。兄がヴェイドウェン側について死んだ背景を知るために、アベル一行に同行。見た目はちょいワル親父。 | |
●サガニ:ボレアル・ドワーフの女性レンジャー。長老の生まれ変わりを探す使命を受けて5年も旅を続ける。こう見えて人妻で子持ち。 | |
●カナ:アーマウア、チャンター。見た目と違って、実は学者。カエド・ヌアの地下にあるという“徳義の書”を探すため、アベルの仲間となる。 | |
●デュランス:人間、プリースト。アベルを調停者と見抜いた狂気的なマグラン神官。しかして、その実体は爆弾ゴッドハンマーの製作者の一人。 | |
●アロス:エルフのウィザード。覚醒した女性の魂アイゼルマイルが体に同居している。どうやらアロスがピンチになると別人格が現れる様子。 |
なんと、工作員たちは赤ん坊を確実にホロウボーンとして産ませるために旧文明アンクウィズの装置を起動する儀式を行っていました。しかも、“暗き鍵”はこの儀式をダイアウッド中で行なわれているようです。
アベルは、協力関係を結んだ諜報機関の長のレディー・ウェッブにそのことを報告します。レディー・ウェッブはもう少し“暗き鍵”の活動の情報があれば、公爵の協力を得て、“暗き鍵”を潰すことができるだろうと言います。
“暗き鍵”の女神官から見せられたヴィジョンによると、ディファイアンス・ベイの破棄された地区にある古代の塔でも“暗き鍵”が活動していたことがわかっています。今回は、“暗き鍵”の活動を調べるために、その古代の塔に行きましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
閉鎖されたヘリテージ・ヒル地区!
ディファイアンス・ベイには破棄された地区があります。北西にあるヘリテージ・ヒル地区です。
アベルたちがヘリテージ・ヒル地区に行くと、地区の入り口に衛兵がおり、地区につながる正門は固く閉ざされています。
衛兵「引き返すんだ、旅の者よ。ヘリテージ・ヒルは閉鎖されている。公爵の命令でな。」
(*´・д・)エェェ~ さっそく暗雲が。。。でも、どうしましょうか。衛兵に聞いてみましょう。
「どうすれば中に入れるんだ?」
エディールが率直に尋ねます。
衛兵「入ったら絶対に後悔するぞ。だが、本当に入ると言うなら、ファースト・ファイア地区にいるワイラから許可をもらってきてくれ。」
衛兵は肩をすくめて答えます。ふーん、ワイラさんの許可がいるということですね。了解です。すぐファースト・ファイア地区に戻ろうかと思いますが、ここまで厳重に締め出す理由は何なのでしょう。衛兵なら知っているかも。
「一体、この地区で何が起こっているんだ?」
アベルから質問を受け、衛兵は申し訳なさそうに答えます。
衛兵「何かが2ヶ月前にここで起こったらしいのだが、俺もほとんど知らないんだ。ここを閉鎖した衛兵は、今でも悪夢をみて、精神が不安定になってしまっている。酷いことがあったんじゃないか。」
トラウマになるくらいのことがあったようですねぇ。この地区に入るのを躊躇しますが、“暗き鍵”のトアースを追うために仕方ないですね。ワイラに会うため、ファースト・ファイア地区に向かいましょう。
戒律の騎士団のワイア
ワイラは“戒律の騎士団”のメンバーです。“戒律の騎士団”はディファイアンス・ベイの唯一の正規軍で、ファースト・ファイア地区のクラシブル・キープを拠点にしています。アベルたちはクラシブル・キープに向かいます。
キープの中を探すと、ワイラは訓練場で、騎士団の見習いたちに訓練をつけています。ワイラはアベルたちを一瞥すると話しかけます。
ワイラ「もしパトロールの依頼なら難しいぞ。難民の流入と、ヘリテージ・ヒルでの騒ぎのせいで、兵を割く余裕がないのだ。それとも他に何か用があるのか。」
「ヘリテージ・ヒル地区の騒ぎって一体何なのですか?」
ワイラは声を落とし、驚いた表情で答えます。
ワイラ「騒ぎが一体何かだって?地区全体を人喰いの歩く死体が占領しているのさ。我々は2ヶ月前に地区を封鎖した。我が軍の優秀な司令官が率いる一団を失った直後にな。速やかに地区を放棄したいところだが、化け物どもが溢れてきたらと思うと決断ができなのだ。」
(¬º-°)¬ [¬º-°]¬(¬º-°)¬ [¬º-°]¬ゾンビやん‼︎ なるほどヘリテージ・ヒルには歩く死体がたくさんいるようです。しかも、優秀な司令官率いる一団が失踪してしまっているようです。簡単な場所ではなさそうです。
「よし、私たちが調べてみよう。」
ワイラは「今の話を聞いていなかったのか、危険だ」と言いますが、アベルたちが「私たちがどうなっても、騎士団にとって損にはならないだろう」と言い、説得します。
ワイラ「そこまで言うなら止めはせん。ヘリテージ・ヒル地区に入る許可を与えよう。門にいる衛兵に伝えておく。」
アベルたちはワイラからヘリテージ・ヒル地区に入る許可を得ます。では、再びヘリテージ・ヒルに向かいましょう。
いざ、封鎖された地区の中へ
アベルたちがヘリテージ・ヒル地区の正門に再び行くと、ワイラからの指示が伝わっており、中に入ることができます。
衛兵「ワイラから話は聞いた。騎士団の部隊が来ると思っていたが、お前たちだけか。とやかくは言わんが、とにかく気をつけろ。消えた衛兵たちも優秀な奴らだったんだ。」
( ゚Д゚)ゞ了解です、気をつけていきます。あと、“暗き鍵”の活動を調べる途中で、消えた衛兵の一団が探せるようなら探しますね。
ウォーキング・デッド!
正門をくぐり、地区の中に入ります。地区に入ると聞いていた通り、すぐに骸骨やグールなどの不死系の魔物が襲ってきます。手荒い歓迎です。
一旦、敵を撃退しますが、そこかしこに死体が歩いており、襲いかかってきます。面倒ですが、敵を撃退しつつ、探索を開始します。
地区は2ヶ月前から封鎖されていたため、街そのものがさびれ、死に絶えているような雰囲気があります。気味が悪いですが、女神官に見せられたヴィジョンに基づき、古代の塔を探しましょう。
消えた司令官とその一団を発見!
地区を探索していると、この地区の墓地を発見します。墓地にある立派な霊廟の一つには施錠がされていません。中に入ってみましょう。
霊廟の中に入ると、レイラという名の霊と、その霊に取り憑かれた騎士たちがいます。
レイラ「我々はヘリテージ・ヒルの安全を任されていた戒律の騎士団だ。やっと援軍が来たか。ずっと増援部隊が来るのを待っていたのだ。」
戒律の騎士団のワイラや門番の衛兵が言っていた消えた一団のようです。しかし、どうやら自分たちが既に死んでいるということに気づいてないようです。正直に伝えるべきかどうか悩みますが、仕方ありません。
「落ち着いて聞いて欲しいんだが、お前たちは既に死んでいるんだ。」
一団の司令官レイラは真実を受け止められずに、混乱し、攻撃を仕掛けてきます。
レイラ「あり得ない… これはただ… 馬鹿な… 私に何をした!こいつらは敵だ、皆の者、かかれ!」
戦闘開始とともに、レイラはこちらのパーティのど真ん中にいきなりテレポートしてきます。一瞬焦りますが、前衛に交戦させ、後衛は少し離れて距離を保ちます。いつも通り、前衛が盾となり、後衛と直接接しないようにして戦います。あとはあっさり倒せました。
残念でしたが、事の顛末を後で騎士団のワイラさんに報告することにしましょう。
不幸なヴェルタス一家
引き続き、地区の探索を再開し、敵を倒しながら進みます。すると、地区の奥に大きな屋敷を見つけます。
中に入ると、荒れ果てており、グールなどのモンスターが徘徊しています。“暗き鍵”の活動や、なぜ歩く死体が闊歩しているのか、少しでも手がかりがないかと、屋敷の中を捜索します。
すると、テーブルの上にこの屋敷の住人と思われる“ヴァルタス卿の遺書”を発見します。血まみれの遺書の内容は悲痛で「我らが系譜は途絶えた。妻と子供、そして私の遺体はヴァルタス家霊廟へ埋葬して欲しい」とのこと。
(´・ω・`)しょぼ…可哀想に 子供も犠牲になっている模様。本当に此処で何が起こっているのでしょうか。。。
シーダちゃんを探せ
遺書を見つけた部屋から、隣の部屋に入ると、なんとグールになったヴァルタス卿とその家族がいます。
ヴァルタス卿「シーダ!開けてくれ!」
ヴァルタス夫人「もう安全ですよ!出て来なさい!」
んん??? どうやらグールになったヴァルタス卿とその家族が、部屋に閉じこもった娘シーダちゃんに扉を開けるように説得しているようです。
「この人たちがこの家の主人ですか。意識があるなら話が通じればいいのですが…」
唖然として見つめるアベルたちでしたが、アロスの願いも虚しく、ヴァルタス卿たちは「生き残りだ!!」といきなり襲ってきます。既に理性はなくなっているようです。。。
さっきまでの“可哀想に”という気持ちは吹っ飛び、とにかく応戦します。申し訳ないですが、こちらもやられるわけにはいかないので、全力で戦い、家族を倒します。
部屋に閉じこもっているシーダちゃんがもし生きているなら助けてあげたいと思うのですが、扉には鍵がかかっているため開きません。さらに先の部屋を探すと、この扉の鍵を見つけることができたので、扉を開いて中に入ってみます。
しかし、部屋の中はもぬけの殻でシーダちゃんはいません。部屋を調べると、部屋の一角に外に通じる穴が開けられています。どうやらこの穴からシーダちゃんは逃げたようです。
部屋を調べると、他に「ヴァルタス家の霊廟の鍵をキッチンにおいておくので、清掃しておくように」という使用人へのメモを発見します。しかし、キッチンを調べると霊廟の鍵はありません。シーダちゃんは霊廟に向かったのかもしれません。
「こんなところを子供が一人で徘徊していたら危険だわ。間に合わないかもしれないけど、早く助けに行きましょう!」
サガニの言うとおりです。可能なら助けてあげたいので、霊廟に向かってみましょう。
ヴァルタス家の霊廟へ
墓地に行くと、“ヴァルタス”と書かれた霊廟があります。さすが名家の霊廟らしく、大きく立派です。
中に入ると、霊廟の片隅に小さな子供が怯えて隠れています。シーダちゃんです。かなり痩せ細っていますが、無事のようです。
「大丈夫?もう安全よ。」
シーダ「静かにした方がいいよ。音をたてると、お腹をすかせた怖い人たちが来ちゃう。私はシーダ。あなたたちも彼らから隠れているの?」
シーダちゃんはグールたちに見つからないよう、怯えた声で言います。この2ヶ月どのようにして生き延びてきたのでしょうか。切なくなります。
「気をしっかり持て。どうしてこんなことになったか、何か思い出せないか。」
そう言うとシーダちゃんは深呼吸して、知っていることを話してくれます。
シーダ「空から大きな音がしたの。皆、雷か嵐がきたと思ってた。でも、そのあと、歩き出したの… 死んだ人間が。お母さんとお父さん、それにお兄ちゃんは扉に鍵をかけた。でも、お腹をすかせた人がたくさんやって来て。お母さんは私に隠れてって言ったの。いつ外が安全になるのかわからなかったから、その後、ここに隠れたの。」
うーん、不憫。ヴァルタス卿や夫人は意識がある時に、娘を部屋に隠れさせて、グールたちと戦ったようです。その後、グールにやられ、歩く死体として復活し、理性がなくなっていたようです。家族のことを、小さいシーダちゃんに伝えるのは不憫です。とにかく一刻も早く逃がすようにしましょう。
「周辺の化け物は全て倒した。正門までの道は安全だ。走れ。」
本当は正門まで一緒について行ってやりたいのですが、選択肢がこれしかないので、仕方ありません。。。
シーダ「わかった。誰にも捕まらないように、頑張るね!」
シーダちゃんは健気にも頑張って走るとのこと。シーダちゃんとはここで一旦、別れますが、心配なのですぐに正門に向かってみます。正門に行くと、無事にシーダちゃんはついており、門番の衛兵に保護されています。よかった。
シーダ「あの人!その格好いいおじさんが私を助けてくれたの。」
「おいおい、私はまだお兄さんだぞい」とアベルは思いますが、髭面なのでシーダちゃんからみれば、おじさんですわな。
衛兵「この鋼鉄の腕に誓い、感謝する。戒律の騎士団はお前たちを歓迎するぞ。」
衛兵は、アベルたちの正義の行いに感謝します。子供を助けるという当たり前のことをしただけです。少し照れます。その後、シーダちゃんは衛兵に連れられ、安全な場所へと去って行きます。家族を亡くしたという不幸な事実は変わりませんが、シーダちゃんだけでも助かったのはよかったと思います。
それでは主目的の探索に戻ります。シーダちゃんの話にもあったように、空から大きな音が聞こえたというのは、おそらく塔の上で何かが起こったのではないかと思います。予断は禁物ですが、死体が歩き回る現象はそれによって引き起こされたのではないでしょうか。
さて、今回はここまで。次回はこの地区にある塔を捜索しましょう。
では。