こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたDex(デックス)攻略記(その21)です。
前回、GSV-2の破壊に協力してくれたリッチモンドとミランダを無事に街から逃がしたデックスは、デッカーに顛末を報告しました。二人が無事に逃げることができて喜ぶデッカーに理由を聞くと、デッカーは自らの過去を語ってくれます。
デッカーは、公私ともにパートナーだった女ハッカー・シルクを秘密結社コンプレックスに殺されていました。それが、デッカーがデックスをこれまで手助けしてくれ、また、二人が無事に逃げられたことを喜んだ背景にあったようです。デックスはデッカーの過去を知り、気持ちを引き締めます。そして、レイキャストと会うため、彼に指定された場所へと向かいました。
●主人公デックス:史上最高のAIケテルのデータを脳に保存された“種”として、秘密結社コンプレックスに命を狙われる。GSV-2を破壊した後、レイキャストに指定された場所に向かうが何者かに拉致される。 |
しかし、レイキャストの指定した場所に現れたのは、レイキャストではなく、武装したアーマギアー兵たちです。アーマギアー兵たちはデックスに銃の照準を合わせて近づいてきます。驚くデックスは身動きできませんが、そこになんとデッカーが現れて助けようとしてくれます。ですが、多勢に無勢、アーマギアー兵たちに狙撃されデッカーは倒れ、デックスは何処かへ連れ去られてしまいました。
さて、今回はデックスが連れ去られたところから再開です。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、誤訳、意訳、筆者が脳内補完している部分がありますので、何卒ご容赦ください。
目が覚めるとそこは…
拉致されたデックスがガラス張りの箱の中で目覚めると、目の前に白衣を着たハゲ親父ハモンドが話しかけてきます。
「お目覚めかな!やっと会うことができて嬉しいよ。」
「…ここはどこ?」
しかし、ハモンドはデックスの質問には答えず、話し続けます。
「これまでの貴様の活躍を全て聞いたが、なぜこれほど他と違った個性を持ちえたのか。…この個性は極めて珍しい!誇って良いぞ。」
「私はここはどこって聞いてんのよ!」
「家に決まっておるだろう。」
ハモンドはデックスに“家に戻ってきた”と言いますが、何を言っているのかわかりません。混乱するデックスですが、ふと拉致された時のことを思い出します。
「そう、デッカー!彼は…彼は一体どうなったの?何をしたの?」
「デッカー?連れてくる時に邪魔した男のことを言ってるのか。排除されたよ。奴はお前に感情的な興味を持っていたようだが、どう感じる?教えてくれ?」
「いやぁ…デッカー…」
ハモンドはデックスを研究対象のように扱います。それにしても、デッカーが亡くなったのは確定ですね。。。残念。
「否定か!ほう、なるほど!今度は怒ってるな、良い子だ。戻ってきたら、もっと質問させてくれ。時間はたっぷりあるからな!病理学的に調べられるのは嫌じゃろう。ふむ…アドレナリンが増えたか?さて、そろそろ報告せねばいかん。また戻ってくる。少し休憩しとくがいい。後でたくさんやることがあるからな!さらばじゃ!」
そう言うと、ハモンドは去っていきます。
レイキャストを探せ!
ハモンドが去ったのでガラスの箱から出られないかと色々調べますが、当然、扉は鍵がかかっており出ることができません。そうこうしていると、レイキャストから通信が入ります。近くのスクリーンをハッキングしたのか、映像と音声が流れます。
「パニックにならないで、デックス。そこから出してあげる。これでその箱からでることができるはずだ。身につけていたものは、どこか近くに保管されているはず。まずはそれを回収するんだ。」
おいおい、お前に呼ばれた場所に行ったら拉致されたんじゃ〜と聞きたいことがたくさんありますが、とにかくレイキャストは一方的に通信をします。
「それから、私を見つけてくれ。近くにいる。そこで全てを説明しよう。」
そう言うとレイキャストからの通信は終わります。うーん、仕方ない、装備を回収してレイキャストを探しにいきましょう。レイキャストの言う通り、扉の鍵が開いており、外に出ることができます。
部屋から外に出ると、当たり前ですが、アーマギアー兵や警報機器が通路を警備しています。丸腰で戦うのは厳しいので、ハッキングで監視カメラなどをダウンさせて、出来るだけ戦いを避けつつ進みます。
仕方なく戦闘となる場合もありますが、これまでに義体能力「体力自動回復」を拡張していたのがとても助かります。。。若干、ごり押しで進めます。
そして、先にあった部屋のロッカーにデックスの装備一式が保管されていたので、回収しておきます。
銃や回復薬などを取り戻したので、ずんずん進んでいきましょう。
無数のタンクに人が…
レイキャストを探して先へ進むと、大きなエレベーターを発見します。しかし、それ以上に驚くのはエレベーターシャフト内には、無数のタンクが据え付けれらており、その中に人が入っています。ナンジャコレ?!
とりあえず先へ進むため、エレベーターで更に下に降りるとレイキャストからの通信が入ります。
「見るんだ、デックス。真実を。これがヴェイルに隠れたコンプレックスの姿だ。棚に据えられた者たちは生きている。さあ、来るんだ。もうすぐそこだ。」
おいおい、一体この人たちは何?!レイキャストの元へ着けば、詳しいことがわかるのでしょうか。エレベーターが最深部に着いたので先へ進みます。
エレベーターをおりて先へ進むと、デックスが連れて来られた場所がわかります。大きな窓があり、外の景色が見えますが、大きな泡が見えます。どうやらここは海底だったようです。海底にこんな大型施設を持っているとは、コンプレックスの力を見せつけられた感じです。
更に先へ進みます。
これってクローン人間なの?!
敵を倒しながら先へ進むと研究設備があり、人が入ったタンクも据え付けられています。
置いてあるパソコンにアクセスすると2通のメールがあり、怪しげなことが書いてあります。1通目は標題が「養子縁組リリース量」とあり、養子縁組CEOからリリース代表へのメールです。内容は「次の12年期の養子は10人と決まった。里親が養子の行動パターンと失踪の関連性に気付く恐れがある。オーバーホールすべきだが、ボードは反対のようだ。我々に出来ることは何も無い」というようなことが書いてあります。
もう1通はリリース代表から養子縁組CEOへの返信です。こちらの内容は「失望したな。ハモンドは納得しないだろう。こちらは現在のルートとは別のクローン放出の方法を検討中だ。里親を介さない場合も含めて。とりあえずハモンドには伝えておく」とのこと。よく意味はわかりませんが、養子縁組を使ってクローン人間をばら撒いているようです。ひょっとして、このタンクの人はクローン人間なのでしょうか?
また、更に先にある部屋で別のメールを見つけます。標題は「新しい仕事」とあり、内容は「未就学児程度のクローンの幼体を担当することになったが、人間の子供と同様に扱うことに納得がいかないんだ。クローンの幼体が…人間の子供と同じ学校に通うことになってよいのか」というようなことが書かれています。
どうやらタンクの人間はクローン人間ということで間違いなさそうですね。。。でも、なぜそんなことをコンプレックスがしているのかは想像がつきません。早くレイキャストに会って話を聞きましょう。
レイキャストとの邂逅、明かされる真実!?
先に進むと、隔離室(アイソレーション・チェンバー)と書かれた大きな箱型の部屋を見つけます。何だろ、これ。
中に入ると、たくさんの管に繋がれた異形の生き物が容器に入れられています。
デックスが近づくと、近くの画面にレイキャストの映像が映り、話しかけてきます。
「こんにちは、デックス。ついに会えたね。起き上がって握手できないのを許してくれ。これが強大なハッカーと言われる“レイキャスト”の本当の姿さ。」
「これが…あ、あなたがレイキャストなの?」
「あえて言うなら、この肉体の中にね。ここでは0号と呼ばれているけど。」
いつもの銀色のアバター通りの人物ではないかもしれないと思っていましたが、まさかレイキャストがこのような異形の存在だとは思っていませんでした。
「なぜ私をはめたの?なぜここに連れてきたの?」
「話しても信じてもらえないと思ったんだ。自分の目で直接、彼らや私を見ないといけない。それにコンプレックスは君を殺そうとしないとわかっていた。レッドウッド・ワッツへの介入の前はもちろん、その後もね。おかげで彼らは君をここへ、私の元へ連れてきてくれた。」
えっ、これまでレイキャストから「君はコンプレックスに追われている、殺される」と言われてきたのは全て嘘ってことですか?驚きで一瞬ポカーンとしましたが、デッカーが殺されたのもその嘘のせいかとだんだん腹が立ってきます。
「あなたはコンプレックスが命を狙っているって言ったじゃない!嘘なの!最初から騙したのね!」
「自由を失うのは死と言えないかね?私を見るんだ、デックス。僕を信じてほしい。」
「このクローンたちは…私のクローンなの?」
「このクローンは君に似せて造られたわけじゃない、デックス。君や…私…は彼らと同じなのだよ。何百というクローン達のうちの一人なんだ。全てのクローンはある人物のクローンとして造られた。それは秘密結社コンプレックスのリーダー、“クロウ”と呼ばれる女性だ。」
「一体、何のことを言っているの?私には昔の記憶がある…私はここで造られたわけじゃない。」
レイキャストは、レイキャスト自身もデックスも含めた全てのクローンは“クロウ”のクローンとして造られたと言いますが、デックスは自分がクローンだとは思えません。
「デックス、目を開いて受け入れるんだ。君はここで造られた。人工的にね。君の記憶はAIケテルの種とともに植え付けられたものだ。我々ほかのクローンと同じように。我々と同じ、君はケテルの化身の一人なんだ。君が5歳の時に他の友達とパーティに行った時、プールでおもちゃを男の子に取り上げられて叩いたことがあったね。」
「どうしてそんなことを知ってるの…?」
「植え付けられた記憶なんだ、デックス。いくつかの種類のうちの1つさ。申し訳ないが、君が信じている子供時代は…実際に君に起こったことではないんだ。」
レイキャストが、デックスの記憶も言い当て、その記憶は植え付けられたものだと言います。デックス自身がクローンというのはどうやら事実のようです。
レイキャストからの提案…
さらにレイキャストは続けます。
「コンプレックスはネットに永遠に接続できるクローンを造ることに成功した。君のようにね。人間の中で暮らし、人間とともに育つ。我々は人類の進化なんだ。コンプレックスはクローンの力を使ってケテルを管理しようしているんだ。我々はGSV-2を破壊したつもりだったが、単に稼働させるのを1日遅らせたに過ぎなかった。このままではコンプレックスはケテルをコントロールし、ゆくゆくは、全ての人類を操れるようになる。」
「そのクロウっていう女性は何者なの?」
「唯一確かに言えることは、クロウは邪悪だということだ。コンプレックスのような組織網を統治し、独占や管理、権力をコントロールさせている。邪悪さは伝播する。クロウは実在し、生きている。だが、彼女が誰でどこにいるか、私にもわからない、今のところは。」
「それじゃ、何をすればいいの?どうやったら此処から出られる?」
「我々はこの悪事に終止符を打たなければいけない、デックス。この研究は続けさせてはいけない。許されることではない。彼ら、彼女ら…忌むべき子供たちは生かされるべきではない…。デックス、我々は管理されるように創られた。普通の人間のように感じるが、この感覚も植え付けられたものだ。意識すらな。」
「しかし、私たちにも自由な意思があるわ!選択することはできる!だからこそ、此処まで来ることができたのよ!」
「デックス、奴らがつくる未来には、選択なんてない。我々の存在は人類にとって危険なのだ。ここに来る途中、君が見たクローンたちはまだ意識はなく、“生きて”はいない。さあ、メインフレームにアクセスしろ。そこから、クローンの生命維持装置を切ることができる。そうすれば、施設全体が緊急設定となり、潜水艇も切り離される。それを使えば逃げられるだろう。」
レイキャストはコンプレックスが世界を支配するキーとなるクローンたちを殺すように言います。レイキャストもデックスも同じくクローンですが、そのこと以上に人工的に創られたとは言え、そんな簡単なことではありません。
「気が進まないわ。」
「では、いいことを教えてやろう。潜水艇は唯一の脱出手段だ。他の方法ではロックは解除されない。デックス、唯一の手段なんだ。」
レイキャストは、この海底施設から逃げるための唯一の手段は潜水艇であり、それを使えるようにするにはクローンの生命維持装置を切らねばならないと言います。うーん、ずるい。
「メインフレームのある部屋に行くために監督者ハモンドのコンピューターをハッキングするんだ。君が一度会った男だ。奴がここでやってきたことを白日のもとに晒すんだ。そうすればコンプレックスは終わる。奴らの嘘の仮面が剥がされるだろう。さあ、エレベーターに行け。上層階に行けるようにしておいた。幸運を!デックス。」
とにかく脱出するためには、メインフレームにアクセスする必要があるようです。クローンを殺す気にはなりませんが、他に手段がないかも含めて、先へ進んでみましょう。
さて、今回はこれまで。
では。