こんにちは、ゆうじんです。
今日は久しぶりに家族で軽く外遊びにでかけました。
暖かくなってきたとはいえ、風が吹くとまだまだ寒いですね。
久しぶりに折角の外遊びなのと、外で温かい飲み物を飲もうと持っていったものがあります。
それはトランギアのアルコールバーナー TR-B25です。
今日はこれでお湯を沸かして、甘いカフェオレを作って飲みました。外遊びで体を動かしたあとの温かくて甘い飲み物は、本当に美味しいですよね。
トランギアのアルコールバーナーとは
トランギアは、スウェーデンはもちろん世界中のアウトド ア市場で最も有名なブランドのうちの1つとなっています。そしてトランギアのアルコールバーナーは半世紀以上のロングセラーです。アルコールバーナーといえば、このTR-B25を思い出される方が多いくらいの有名なバーナーとなっています。
こちらのバーナーは、タンク本体以外にも、消火用&火力調整用の蓋と、タンク用の蓋がセットになっています。
>トランギア アルコールバーナー TR-B25【あす楽対応】
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TR-B25のよいところ
アルコールバーナーそのものの良いところとほぼ同じですが、私が思うよいところは以下の点です。
- 基本的に荷物が軽くなります
- 燃焼の音が静かです
- 構造がシンプルなため壊れにくいと思います
燃料がアルコールとなっているため、アルコールを持ち運ぶ必要があります。私はこちらを使うときは、複数回使う予定がないときに持っていくことが多いので、タンクに必要な分だけ燃料を入れてタンクごと持ち運びます。公式HPでは「燃料を入れたまま保管すると、本体が破損する可能性がある」と書かれているので、自己責任ですが、移動の間に持ち運ぶ間だけなので気にせずに使っています。これだととても荷物は軽くなります。
また、燃焼音はとても静かです。ガスと比べて燃焼時に出る音は比較的少ないです。明け方に混んだキャンプ場で使うような場合は、音が静かな方が気をつかわないので良いと思います。
加えて、構造が極めてシンプルで故障する要素がほとんどありません。蓋の密閉性を高めるために、蓋の内側にゴムリングがあるのですが、劣化するパーツがあるとすれば、中長期に使った場合にそのゴムリングの交換が必要なくらいと思います。
TR-B25の弱点
こちらもアルコールバーナーそのものの弱点と重複するのですが、私が思う弱点は以下の点です。
- 風に弱い(風防がほぼ必要)です
- 環境によって燃料の減りが早い
- 火力調整が結構難しい
- 五徳が別途必要
アルコールバーナーは一般的に風や気温といった環境に左右される部分があります。特に風には弱いと思うので効果的に調理に使うためには、こちらの製品でも風防は必要だと思います。
公称では、アルコールタンク2/3の注入量で、約25分間燃焼するとありますが、こちらの値も風や気温によって異なると思います(これはガスやガソリンなどの他のバーナーでも同じですが)。
火力調整は、専用の蓋があり、その開け閉めの具合で調整します。火をつけている間に調整するのは、ペンチなどを使わないと熱くて無理です。結構難しいので、私はあまり微妙な調整が必要な調理はしません。いつもフル火力です。
あと、五徳が必要になります。五徳はTR-B25専用のものが風防付きで良いのですが、上の写真にあるようにエバーニュー(EVERNEW)のアルコールストーブ用ゴトク を使っています。小さな板2枚を組み合わせるだけでコンパクトなのでこちらを使っています。両社のバーナーは若干サイズの違いはありますが使えます。
ちなみに、撮影用に木材の上に置いて写真を撮っていますが、使用すると本体がとても熱くなります。私は安心して使える調理用のテーブルや、耐熱シートの上で必ず使います。使い終わった後も、十分に冷めるまで待ってから片付ける必要があります。昔、気づかずに片付けようとして軽く火傷したことも、アルコールバーナーあるあるだと思います。
おすすめの製品です
このギアだけで本格的な登山などには難しいとは思いますが、荷物が軽くなるのと、故障が少ないという点で、ウルトラライトなトレッキングなどの用途にはとても向くと思います。
もちろん、基本的にアウトドアでお湯を沸かしてティータイムを楽しんだり、軽く調理をするといった用途には適しています。
そして何より、やっぱりこの真鍮製の鈍い黄色のコンパクトなギアは、人を魅了するところがあるように思います。使い込むほど、燃焼の跡がバーナーに残り、味わい深くなってきます。思い出とともに使い込まれた道具は、自分だけの大好きな道具の一つになっていくと思います。
興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。
では。
アルコールストーブをはじめ、アウトドアギアはこちらで探してみてください。