Wasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その28)やっぱり!失意の人の正体が判明

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その28)です。

前回、ハリウッドのソルト麻薬の製造所を破壊したエコーチーム。製造所へ続く道の途中、ハイジが関与している可能性を見つけたベアーたちはハイジへの疑念を深めます。ハリウッドを悩ます奴隷売買・麻薬問題に一応の肩をつけたベアーたちは、そもそもロサンゼルス北部へ来た当初の目的だった「RADスーツを強化するためのゼオライトを見つけること」と、副次的な目的として「ベロニカの愛する“失意の人”を探す」ために、ゴッドミリシアへの潜入を開始します。

ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当)
チェリーボム爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。
ヘックスアポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当)
ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当)
他の主な登場人物(クリックすると開きます、ネタバレあり)
バーガス将軍デザートレンジャーのリーダー。あご髭と使い古したカウボーイハットがトレードマーク。コードネーム、スネーク。若い頃はかなり破天荒だったらしい。
アンジェラ・デス熟練のレンジャー、デス将軍。殺されたエースの恋人。ヘリコプターでシールビーチ付近を探索中、軍用らしいロボットに撃墜される(泣)。
ヴァルチャー・クライ南部境界線を越えてハイプールに取引にきたネイティブアメリカン。再び放射線が強まり、故郷への道が閉ざされ、エコーチームに加わる。こう見えて、子持ちの既婚者。30歳。
ショーン・バージン亡くなった市長の代わりに一時的にハイプールを率いていたリーダー。ならず者の集まりレッドスコーピオンとのつながりを強化しようと画策していた。
ケイト・プレストン:ハイプールの灌漑システムの崩壊を救った女性。バージンを投票で破り、新しいハイプールの市長となった。
キャシー・ローソン:レンジャーに救難信号を送っていたAGセンターの首席研究員。感染を止める血清の開発に成功するも、救難が間に合わず、暴走した植物に捕らわれ絶命。
パトリック・ラーセン博士:Agセンターの優秀な医師兼研究者。実は、Agセンターでテロを起こした破壊工作員。未来のために!」と言う謎のセリフを残して自爆。
エシル・メルキャプテン大尉レンジャー本部で新兵器の開発を行う女性。功績をあげるともらえる要請書があれば、彼女から兵器をもらえる。大破壊前の技術にも長けている。
ギルバート“スラッシャー”サガーラ軍曹かつてバーガス将軍とともに戦った英雄の一人。負傷により電動の義足をつけ、地図作りに没頭する。バスローブ姿が似合うダンディ。
ラルフィーレールノマドに住むトペカン族の若者。アチソン族の娘ジェシーと恋仲。泳ぎは上手くない模様。
ジェシーアチソン族のリーダー・ケイシーの娘。トペカン族の若者ラルフィーのことが好き。危うく父親の仕掛けたコーヒー缶爆弾の餌食になるところだった。
ピットブル:元レンジャー・ロバートの妹ケイティに金を貸していたレッドスコーピオンの奴隷商人。成り行きで倒しちゃったよ。。。
サミュエル:スネークスクイージンを売り歩く行商人サミー・ハース。エースがシンスに殺された時に一緒にいた。怒り狂ったデス姐さんに倒されたデス。合掌。
ケッカバトペカン族の族長。アチソン族との争いの原因となった列車事故で片腕を失う。バーガス将軍も一目置く存在。
ケイシーアチソン族のリーダー。トペカン族との争いに対抗するため、爆弾テロを仕掛け続ける。娘を爆発に巻き込むところだったことを知り、改心。
チセル:アチソン族のリーダー・ケイシーの元警備主任。現在は足を洗ったが、元はさすらいの極悪人。年齢72歳の暴走老人。たまに会話が成り立たない。。。
ジャン:狂人フィンスターの研究所で働いていた研究者の子孫。研究成果が悪用されないよう、ダーウィン村の跡地で他のミュータントたちと隠れ住んでいる。
クリス・ヴァンオーバーベイク:RSMが支配するハッピーバレーで税金を名目に住民を搾取する査定官。武器税を取られそうになって、つい倒しちゃった。。。
リック・ベイチョウスキー:ダモンタへ続く高放射線地区の壁を超えるRADスーツを隠し持つ囚人。上片落語のレジェンド・米朝とは関係ない。スーツの隠し場所まで案内してもらうも、再び投獄。
ピゼピ・ジョレンダーウィン村出身の若いミュータント女性。閉鎖された村の外の世界を見たいとエコーチームへ加入を申し出る。明るい性格の理系女子。19歳。
エノーラ神父:マッドモンクのリーダー。実は峡谷のタイタンには核弾頭がないため、ブラザー・ライトにサイロ7で核弾頭の確保を命じていた。核弾頭が無効化され、マッドモンクは崩壊。
ティンカーダモンタの航空機基地でロボットを再起動し、人間を機械化していたシンス。マティアスを主人と崇めている。なぜか女性口調。
ブラザー・ライト:元マッドモンクの一員。改心し、狂信者にサイロ7の核弾頭を渡すことを拒んだ。核弾頭を解体する力がないため、サイロ7で立てこもっていた。
ウェイド・ウッドソン中尉:ロサンゼルスへの派遣隊で唯一生存したレンジャー。サンタフェ基地での司令官的役割を果たす。無線技術に詳しい。
ブラザーMark-12:マティアスを信奉するチルドレンオブシタデルの一員で、人体改造を施されたエボルブ(進化者)。住民から強制的に税金を取り立てていたので成敗。悪人のやることは皆同じ。
ヴァン・グラース市長ロディアの市長。チルドレンオブシタデルを撃退するため、レザージャークを雇ったが、逆に災厄を招いてしまった。
オビガンレザージャークのボス。巨体の筋肉バカ。知能レベルはかなり低い。ステーキが好物。よそ者は食べちゃダメ。
スティーブン・デングラー副官:レザージャークの副官。小柄な体つきだが、リーダーシップ と知能で裏からオビガンを操る実質的なリーダー。
ミスター・マナーエンジェルオラクルを本拠地とするマナーライトのリーダー。トーリの策略が発端だが、我欲のためにフレッチャーを投獄。個人的には超キライなおっさん。。。
トーリ・ロビンソン:エンジェルオラクルに住むロビンソン一派のリーダー。フレッチャーの妻を使い、ミスター・マナーの失脚を狙うも失敗。レンジャーに成敗される。
ハイジ・ホランダー:娼館ハイジの隠れ家を営む婦人。ハリウッド商工会議所の代表。ハリウッドの実質的なリーダー。町を発展させることに夢中で、足元の問題は見てみぬふりらしい。
ミストレス・ベロニカ:ハイジの店の従業員の一人。町の子供たちを守るためにも、ハリウッドの問題(麻薬、奴隷商人)を撲滅したいと考えている。
マティアス:人間と機械の融合を目指すチルドレンオブシタデルのリーダー。機械化により、人類は業を超越することができると信じている。アリゾナのレンジャーシタデルを襲う計画を立てている。
フローシュワッグのレストランで働くウェイトレス。店でスカウトされた子供たちが犠牲になるのを止めたいが、確証がないのでそれ以上のことができないのをもどかしく思っている。
スウィフティ:シュワッグのレストランに入り浸るスカウトの一人。実際は奴隷商人の一員で、鉄拳制裁の対象。
ロサンゼルスに存在する団体・存在(クリックすると開きます、ネタバレあり)
チルドレンオブシタデル 人間と機械の融合により、不死の存在イグゾルテッドになろうとする団体。シールビーチにあるニューシタデルが本拠地。リーダーはマティアス。
ゴッドミリシア ●核戦争を起こした人類を“罪人”と考え、自らを神の民兵と名乗る宗教団体。グリフィスが本拠地。
マナーライト ●荒廃したこの世界でも品位を保って生きようという集団。エンジェルオラクルが本拠地で、強力な送信機も持っているらしい。
デュガン ●地球上から全ての生物を排除し、ロボットの世界を作ることを目指す。人間と機械の融合を目指すマティアスと敵対している模様。

ベアーたちはゴッドミリシアの本拠地バスティオンに入るため、ゴッドミリシアの儀式ガントレットを受けることにします。ミュータントたちが襲ってくる丘を越えて、儀式を乗り切ったベアーたちはゴッドミリシアの一員として、バスティオンへ入ることを許されます。さて、今回は、バスティオンの中を探索し、RADスーツの強化材ゼオライトと、ベロニカの愛する“失意の人”を探しましょう。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。

やってることはならず者と同じ!

ゴッドミリシアの本拠地に入れたので、早速、探索を始めます。

入ってすぐ左手にたくさんの人がいるので近づいてみると、ゴッドミリシアが徴収している十分の一税を払えなかった人たちが、悔悟者として囚われています。ゴッドミリシアにみかじめ料を払えなかったから、奴隷として無理やり働かせられているようです。

ゴッドミリシアもやっていることは他のゴロツキと変わりません。とんでもない宗教団体ですな。これは神様に変わって天罰を食らわせねばなりますまい。後で囚われている人たちも解放してあげましょう。

ここから逃げたいマギー女史

探索を再開すると、売店の前でマギーという女性に声をかけられます。声から察するに年齢は若いようですが、ガスマスクで顔を隠した破天荒なお方です。

マギー

「あなたたち、デザートレンジャーよね?まさかミリシアに入る気じゃないわよね。他の目的があって来たんでしょ。もちろん誰にも言わないわ。知りたいことがあれば、私に聞いて。それで、あのー、何をするつもりなのかはわからないけど、あなたたちがここを出る時、私が逃げられるように手助けしてもらえないかしら?本当に家に帰りたいの。」

詳しく話を聞こうと思いますが、人目のあるところでは話せないと、売店の裏で話を聞くことになりました。

マギーは本当にゴッドミリシアを抜けたいようですが、さすがに他の人に聞かれるとまずいので周囲を気にしています。

マギー

「さて、どこまで話したんだけっけ?何を知りたいの?」

ピルズ

「なぜここから逃げたいの?私たちになら話して大丈夫よ。ミリシアに入って何があったの?(キスアス)」

ゴッドミリシアのならず者ぶりを見ると逃げ出したい気持ちはよくわかりますが、マギーも同感で「ゴッドミリシアの連中は大半は敬虔な信者ではなく、欲望のまま行動しているだけでここを逃げ出したい」とのこと。

マギー

「本当はここから今すぐにでも連れ出してって言いたいけど… 他の人たちを置いて逃げるわけことはできない。レンジャー、悔悟者たち全員を逃す方法が見つかったら、私も一緒に逃げるわ。それまでは… ここに残るわ。一生後悔するから。どうかしら。」

ベアー

「あなたは優しいのね。わかったわ。」

マギーは「自分だけ逃げられない、奴隷にされている悔悟者たちを解放すれば一緒に逃げる」と言います。なんてええ娘や。。。

ゴッドミリシアの事情通!?

折角なので、マギーにゴッドミリシアの情報を教えてもらいましょう。

ベアー

「ゴッドミリシアについて知っていることを教えてもらえるかしら?」

マギー

「ええ、いいわ。彼らの秘密を知りたいのね。知っていることは何でも教えるわ。」

マギーによると「ゴッドミリシアのリーダー、マラディクション・メイウェザーは権力に執着しているだけの俗物。聖騎士たちと酒と女に遊び呆けている」「マラディクションの妻フィールティは優しく素晴らしい女性だが、マラディクションに暴力を振るわれている」「フィールティは元々、聖騎士シムズの妻だったがシムズは1年ほど前に殉職してしまった」「聖騎士のホワイトは酒の好きなならず者で、彼がシムズの遺体を運んだ」とのこと。うーん、なんだかキナ臭い。。。

さらに、マギーによると「ヴィジラント教会のアセンション・マクデードは、以前は熱狂的な信者だったが最近はふさぎ込みがちだ。教会から出ていきたいのかもしれない」とのこと。最近元気がないとは、ひょっとすると“失意の人”と関連するかもしれません。予断は禁物ですが、覚えておきましょうかね。

それにしても情報が多すぎて、メモを取っておかないと忘れてしまいそうです。ふぅ。

いざ、バスティオン内部へ!

中心部にある大きな建屋がゴッドミリシアの本拠地バスティオンらしいので、中に入ることします。

建物の中に入ると、残忍そうな男性がいきなり声をかけてきます。男性の名は聖騎士ホワイト。先ほど、フィールティの元旦那だった聖騎士シムズの遺体を運んだとか言われていた人ですね。。。

聖騎士ホワイト

「そこの志願者よ、止まれ。これは命令だ、従うか?」

いきなりなんやねん。と思いつつ、ここで揉めるわけにはいきません。

ベアー

「(ムカつきつつも)ええ、従うわ。」

聖騎士ホワイト

「従順なのは良いことだ。さて、ここバスティオンに酒と麻薬を持ち込むことは禁止されている。もしお前たちがそれを所持しているなら、今すぐ差し出すのだ。」

禁制品を所持していないかどうかをチェックしているのかと思いますが、手元に持っていた酒を渡すと聖騎士ホワイトは「上出来だ。行っていいぞ。乾杯!」と言って去っていきます。おいおい、あんたが欲しかっただけかい。とんでもない輩です。。。

3教会のリーダーにご挨拶

バスティオンにはゴッドミリシア内部にある3教会が入っているとのことなので、それぞれのリーダーに挨拶にいきましょう。まず情報収集部門のヴィジラント教会マクデード司祭です

マクデード司祭

驚いたな、君たちはレンジャーか?だがどうしても入信したいというなら認めよう。」

ヴィジラント教会は情報収集部門なのでたくさん情報を持っているはずです。折角なのでいろいろ聞いてみましょう。

ベアー

「まだここに来たばかりで決めかねているの。だからここのことを教えてちょうだい。そういえば、さっき、聖騎士ホワイトに会ったわ。」

マクデード司祭

「聖騎士はメイウェザーの護衛部隊だ。敬虔さはないがメイウェザーへの忠誠心は強い。リーダーのホワイトは特に敬虔さがない。彼が影響力を持っていられるのは、メイウェザーが彼を守っているからだ。」

ベアー

「メイウェザーってゴッドミリシアのリーダーよね。」

マクデード司祭

「ああ、教会の指導者を悪く言うつもりはない。彼はカリスマ性を備え、部下からの忠誠も厚い。だが私にその忠誠はもうないかもしれない。」

あらあら、マクデードさんはなんだか信仰心に疑問を抱いているような気が…。そういえば、売店のマギーもマクデードが塞ぎ込んでいると言ってましたね。その通りのようです。

次に戦闘部門のミリタント教会です。ボディアーマーを着込んだムキムキの兵士たちに囲まれているのが、リーダーのジョーンズ牧師です。

ジョーンズ牧師

「そのふざけた格好はなんだ、カウボーイか?ここは軍隊だ。お前たちのようなヘタレが私の礼拝所で何をしている。」

さすが戦闘部隊だけあって強面がたくさんいます。ここは大人しくしておきましょう。

ベアー

「ゴッドミリシアに来たばかりで、どの教会に所属しようか迷っているんです。先ほど、マクデード司祭にもお会いしてきました。

ジョーンズ牧師

「ふん、あの泣き虫骸骨はもはや職務に情熱を注いでおらん。ハリウッドを仲違いさせる方法を探り、内部から弱体化させるのが奴の役目だったはずだ。だが、部屋で塞ぎ込み、本を読んでいるだけだ!」

ジョーンズ牧師は、マクデード司祭がハリウッドを分裂させる役目を果たしていないと言い、お嫌いなようです。やっぱり、ベロニカの愛する“失意の人”はマクデードさんかも。。。

ジョーンズ牧師への挨拶も終わったので、最後に奉仕部門のエクスタティック教会へ向かいます。エスタティック教会ではリーダーのメイウェザーはいませんが、奥さんのフィールティがいました。

フィールティ

「あら、こんにちは。新しい志願者たちね。礼拝所にようこそ。私はメイウェザー伝道者の妻、女説教師のフィールティと申します。」

フィールティは美しい女性ですが、よく見ると目の周りにあざがあります。フィールティは物腰も柔らかで、優しそうな女性なので、なぜ目の周りにあざがあるのか不思議です。

ベアー

「目の周りにあざがあるけど、何かあったのですか。」

フィールティ

「何でもありません。し、燭台にぶつかっただけです。」

ヘックス

「まぶたに指輪の跡が残っているナリ(スマートアス)」

フィールティ

「お気遣いに感謝します。ですがただの事故です。それだけですよ。」

スマートあすであざに殴られた傷があるのをつっこむとフィールティは動揺します。フィールティはメイウェザーに暴力を振るわれているようです。理由はどうであれ、女性に手をあげるとはメイウェザーはとんでもない奴です。メイウェザーは鉄拳制裁確定ですな。。。

メイウェザーの悪事を暴け!

3教会の様子をそれぞれ見て回ったので、やはり気になるマクデード司祭の元へ戻ります。マクデードのことをより詳しく知るために、ヴィジラント教会に所属することにしましょう。

マクデード司祭

「また来たのか?どこの教会に所属するか決まったか?」

ベアー

「ええ、ヴィジラント教会に入ろうと思います。」

ベアーたちがヴィジラント教会に入ると約束すると、マクデードは驚くべきことを話し出します。

マクデード司祭

「よろしい。わかった。ではよく聞いてくれ。私はメイウェザー伝道師をしばらくの間監視して、彼が腐敗しているのがわかった。集めた十分の一税を自分の物のように使い、肉欲の罪におぼれ、他の信徒たちまで罪へ引き込んでいる。さらに自分の権力の座を強固にするため、極めて汚らわしい罪人とも取引しているように思われる。残念だが私にはこれらの犯罪の物的証拠を探すだけの勇気はない。聖騎士部隊が四六時中彼を守っているからだ。君たちには、メイウェザーを引きずり落とし、私が実権を握るための証拠を持ってきて欲しい。教会は長い間改革を必要としていた。それを私が引き起こすつもりだ。」

何と!マクデード司祭は、ゴッドミリシアを改革するためメイウェザーの腐敗の証拠を探して欲しいと言います。さらに証拠を持ってくれば、ゴッドミリシアの無線タワーを自由に利用してもいいと言います。メイウェザーの腐敗を断じる口調から、マクデード自身が権力を握りたいからという風ではありません。ま、無線タワーも使えるようになりそうなので、引き受けることにしましょう。。。

メイウェザーの不正の証拠なら、彼から暴力を受けているフィールティが協力してくれるかもしれません。再びフィールティの元へ向かいます。

フィールティ

「あら、あなたたち。お帰りなさい。エクスタティック教会へ入ることにしたの?」

ベアー

「いいえ。それより、メイウェザーの悪事の証拠を探しているの。あなた何か知らない?」

フィールティ

「ごめんなさい。協力することはできません。もう戦う気力はないのです。」

フィールティは戦う気力がないので力になれないと言います。でも、「協力できない」ということは彼女は悪事の証拠があるのは知っているみたいですねえ。フィールティに再び戦う気力を持たせれば、協力してもらえるかもしれません。何かないかなあ。。。

うーん、メイウェザーがロクでもない奴だと分かれば、フィールティも再び戦う気力が起こるかもしれません。とっかかりが何もないのですが、フィールティの元旦那のシムズの一件から探っていきましょかね。

シムズの殺害犯はやっぱり!!

聖騎士ホワイトがシムズの遺体を運んだらしいので、まずは聖騎士たちの溜まり場を探ってみましょう。ですが、聖騎士たちの溜まり場に近づくと、聖騎士たちに威嚇されて戦闘になりそうです。。。

仕方ないので、溜まり場の周囲を調べると、壁板の隙間から置かれた鍵の掛かったケースに手が届きます。お、なんだこれ。こっそり鍵を開けてみます。

すると、ケースの中から「シムズの眼球」が見つかります、うげ〜。でもひょっとして、これはホワイトがシムズの死に関係している証拠では!

早速、フィールティに遺品を届けにいきましょう。

ベアー

「フィールティ、これを見てちょうだい。」

フィールティ

「こ、これは何?この目には見覚えがある。この緑は!どうやってこれを手に入れたの!答えなさい!」

ベアー

「聖騎士ホワイトが、元旦那のシムズをやった犯人みたいよ。」

事実を知ったフィールティは慟哭とも絶叫ともつかない声をあげます。

フィールティ

「ああ、神よ。どうしてこの悲劇を食い止めてくださらなかったのですか?自分は悪い妻だから、メイウェザーをしっかりと愛してないから、彼が罪に手を染めたのも私が悪いからだと自分を責めていたのに。そして私を手に入れるため、私が愛した男を殺したというのですか?ああ!あいつを痛めつけるだけの力があれば!復讐の機会があったなら!」

これまで見せたことのない怒りを滲ませるフィールティに、ベアーは語りかけます。

ベアー

「メイウェザーの悪事の証拠があるんじゃないの?」

フィールティ

「彼の腐敗の証拠が欲しいのですか?ああ、あります!ありますよ!娼婦や悔悟者たちと一緒に写っている写真やビデオがあります。少しお待ちください。すぐに持ってきます。」

そういうと、フィールティはメイウェザーに不利な証拠を持ってきて渡してくれます。

この証拠をマクデードに持っていけば、メイウェザーは失脚し、ゴッドミリシアの改革が進むかもしれません。さくっと行きましょう。

腐敗撲滅!ゴッドミリシア改革

ベアーたちは、手に入れた証拠をマクデードに手渡します。

マクデード司祭

「よくやったな、レンジャー!あとはこれを礼拝所で見せるだけだ。改革の時は目の前だ。」

そういうと、イベントがはじまり、礼拝所に場面が変わります。礼拝所ではメイウェザーとフィールティが口論をしています。

メイウェザー伝道師

「私の書類に何をしたのか答えろ!さもないと目をえぐり出すぞ!」

フィールティ

「あなたが何をしようと構うものですか!地獄に落ちなさい!」

そして、そこにメイウェザーの悪事の証拠を持ったマクデード司祭が登場します。

マクデード司祭

「私が『書類』を持っているのだ、メイウェザー。そして中身を見せてもらった。あなたは救済教会の指導者として相応しくない。偽善の怪物だ。」

メイウェザー伝道師

「その書類を渡せ、マクデード贖罪司祭。死体となって奪われたくなければな。」

揉める二人ですが、マクデードがメイウェザーを銃で撃ち倒します。

フィールティ

「ああ、ありがとうございます、マクデード贖罪司祭。教会の腐敗を取り除き、私を偽装結婚から解放してくれました。あなたは一生の恩人です!私は… 」

さらに、銃声を聞きつけたジョーンズ牧師も現れます。

ジョーンズ牧師

「マクデード贖罪司祭、いったい何があった?」

マクデード司祭

「神に命じられたようにやったまでだ、牧師。これを見よ。メイウェザーが隠していた物だ。」

メイウェザーの悪事の証拠をみたジョーンズ牧師も驚きます。

ジョーンズ牧師

「何ということだ。このようなことが起こっているのではないかと思っていたが、ここまでひどいとは!」

驚くジョーンズ牧師に、マクデードはさらに言葉を続けます。

マクデード司祭

「ああ、ひどすぎる。教会にどれほど腐敗が広まっているのかはわからない。だが私は使命に戻る前にまず、教会の指導者の座に就き、内部調査の先頭に立って事態を解明するつもりだ。さて、私に協力してくれるか、牧師?それとも最初に審判台に上げるか?」

協力しなければ、ジョーンズ牧師の罪も暴くぞという意味でしょうか。元気がなかった時とは大違いのタフガイぶりです。戦闘部門の長のジョーンズも狼狽します。

ジョーンズ牧師

「あ、ああ、もちろん協力するさ。ミリタント教会はいつもヴィジラント教会の導きを頼りにしてきたし、それは今でも変わらない。救済教会を未来に進めるときには私を頼りにしてもらっていい。約束しよう。」

フィールティ、ジョーンズ牧師の支持をマクデードが得て、イベントが終わります。特に最初から狙ったわけではないですが、ゴッドミリシアが健全な組織になるのであればよかったです。

“失意の人”の正体が判明!

マクデードによるメイウェザーの追放が終わり、ベアーたちエコーチームも礼拝所に向かいます。マクデードから求められ、ベアーは握手を交わします。

マクデード司祭

「本当にありがとう、レンジャー。」

ベアーはお礼としてマクデードから、ゴッドミリシアの持つ「無線タワーの門の鍵」を渡されます。アリゾナのレンジャーシタデルと連絡が取れるかもしれません。また、あとで行ってみましょう。

また、鍵を受け取った握手の際、ベアーはマクデードの袖の下にロープで縛られてできたような傷跡があることに気づきます。そういえば、ベロニカは“失意の人”はSMプレイ自分を罰するようなことが好きと言っていた気がします。。。はっきり聞いちゃいましょう。

ベアー

「あなた、“失意の人”のことを知ってる?」

マクデード司祭

「お前ら… その名前をどこで知った?彼女を脅迫したり傷めつけて聞き出したのか?正体が明らかになったが俺を軽蔑するか?教会に俺のことを報告したければすればいい。その罰を喜んで受けようじゃないか。」

いやいや、別にそんなこと考えてないですよ。マクデードがゴッドミリシアの改革を考えているのが本気というのはわかったので、彼に一度、ベロニカの元へ戻ってもらいたいだけです。

ベアー

「安心して、教会に報告などしないわ。ベロニカがあなたに会いたがっているの、彼女の元へ戻ってやって。」

マクデード司祭

「これまでミリシアの中には罪は一切ないと思っていたし、外の世界は汚れていると思っていた。だが、ベロニカが美徳は信徒だけが持つのではないことを教えてくれ、罪は異教徒だけに存在するのではないことがわかった。どうすればいいのかわからない。教会を去り、彼女の元へ行くことも考えた。だが本当の私を知って、彼女に否定されるのが恐ろしい。」

マクデードは、ベロニカとの交流で異教徒も罪人ではないということに気づき、また、ミリシア内の腐敗を目にして信仰が揺らいでいたようです。そして今も彼女の元へ走っていいやら、ウジウジ悩んでいるみたいです。ああ、じれったい。

マクデード司祭

「頼みがある。勇敢な者であれば、こんなことを頼んだりしないのはわかっている。だが彼女に嫌われてしまったら、とても立っていられない。彼女が私のありのままを受けれてくれると言ったら、教えてくれ。そのときは彼女のところへ行こう。」

マクデードは「ベロニカに自分のありのままを受け入れてくれるか聞いてくれ」とベアーたちに頼んできます。先程のメイウェザーとのやり取りをみた後なので、マクデードさんのメンタルが強いのか、弱いのか正直わかりません。性格がコロコロ変わってついていけないです。。。ま、ベロニカを愛するが故に臆病になるのだろうといいように取っておき、このお願いを聞いてあげましょう。さて、今回はここまで。

次回は、失意の人の正体がわかったので、早速ベロニカにそれを伝え、「マクデードをありのまま受け入れるか」を聞きに行きましょう。また、ゴッドミリシアの新リーダー・マクデードとの関係が構築できたので、そもそもの目的のブツ(RADスーツの強化材ゼオライト)を手に入れられないか探りましょう。

では。