手持ちのエフェクターをお手軽加工で「痛エフェクター」に!

こんにちは、ゆうじんです。

中年を過ぎ、初老も見えてきたオジサンとしては趣味を持ちたいなと思って、うん十年前にエレキギターをやっていたのを思い出し、ここ何年か、独学でエレキギターを練習しているのですが、ギターはやはり面白いですよね。どハマりしています。

ギターにはまると使っている機材にもこだわりや愛着が湧いてきて色々カスタマイズもしたくなってきますよね。私の場合、特にギンギンにディストーションをかけたサウンドが大好物なのでエフェクターもつい増えがちです。。。

痛エフェクターが欲しい!

オンラインショップでエフェクターを物色していた時に、いわゆる『痛エフェクター』なるものがあるのを知り、年甲斐もなく私も欲しいなあと思いました。有名なところではSound Project “SIVA”さんの製品があると思いますが、自分の好きなイラストの痛エフェクターが欲しいと思ったので作ってみることにしました。

ただ、エフェクターの自作からやるとかなり大変なので、今回は既製品のエフェクターにイラストを印刷したステッカーを貼って『痛エフェクター』に変えるなんちゃって加工でお手軽に実施することにしました。お手軽なやり方でしたが、加工した結果、エフェクターボードが非常に華やかになって満足度も高かったので、今回はそのやり方をご紹介したいと思います。(実施は全て自己責任でお願いします。)

(参考にSound Project “SIVA”さんの商品紹介の動画をリンクしておきます。私も欲しい!)

まずは必要なものを揃えましょう

今回は手持ちのエフェクターに加工を施しましたが、必要なものを揃えました。特に工具についてゼロから揃えるとそこそこ費用がかかってしまいますが、私の場合は自宅にリューターがあったのでそれを使ってアクリル板に穴を開けました。

  1. 痛エフェクターに加工するエフェクター
    • ステッカーを上面に貼るのでよくあるボックス型のような形状のもの。
  2. 痛エフェクターに使いたいイラストのデータ
    • 著作権には注意しましょう。
  3. イラストを印刷するためのステッカー(&パソコンとプリンター)
    • 各社から色々販売されてますが長持ちして欲しかったので耐候性のあるものにしました。
  4. アクリル板
    • 貼ったステッカーを保護するために使います。
    • 私は2ミリ厚のものを使いましたが、場合によってはもう少し薄くても良いかもしれません。
  5. アクリル板を切り出すためのカッター
    • 私はOLFAのPカッターを使いました。
  6. アクリル板に穴を開けるための工具
    • アクリル板にエフェクターのノブやフットスイッチのための穴を開けます。

それでは、私が加工した手順をご紹介します。

ステッカーにイラストを印刷しましょう

用意したイラストをステッカーの用紙に印刷します。ステッカーの作成・印刷方法は購入された用紙に説明があると思いますのでそれに従ってください。その上で、私が特に印刷にあたって注意した点は以下の2点です。

1点目は、エフクターのノブやスイッチの部分はイラストが見えなくなるので、用意したイラストの配置を確認しながら印刷することです。せっかく用意した可愛いイラストもノブの下になってしまうと見えずに残念なことになります。。。エフェクター自体の画像データも用意して、画像加工ソフト上でイラストと重ね合わせながら確認するとやりやすかったです(透過処理して重ねると非常にわかりやすかったです)。

2点目は、エフェクターのサイズより全体を少し大きめに印刷して切り出すようにしました。少し大きめに印刷してステッカーを切り出すと、ステッカーとエフェクターを現物合わせしながら調整できたのでやりやすかったです。(エフェクターの寸法はメーカーが公表していますが、ノブやスイッチの位置も確認しながらなので現物合わせができるようにしました)

なお、ノブの種類(vol,gain,tone)がステッカーを貼ることでわからなくなる場合は、必要に応じて画像にノブの種類がわかるように文字を書き込むなどの加工をしても良いです。

(こんな感じに印刷します。大人向けの画像なので処理してます、、、)

エフェクターのケースにステッカーを貼りましょう

エフェクターにステッカーを貼りますがそのままではノブやスイッチがあって貼れないので一旦、エフェクターを分解してケースだけ外してステッカーを貼ります。ステッカーを貼った後、ノブやスイッチの部分の穴をカッターで開けておきます。

保護のためのアクリル板を上に被せないのであれば、このままでも良いのかもしれません。ただフットスイッチを踏んだりするときに傷んでくるかもしれないのと、アクリル板があった方が見た目は綺麗には思いました。

アクリル版を切り出してノブ・スイッチ用の穴を開けましょう

まずはアクリル板をエフェクターのサイズに合わせて切り出します。私の場合はOLFAのPカッターを使って最後は折り切りましたが綺麗に切れました。折り切った側はバリがあったりして危ないと思うので面取りすると良いと思います。

次にエフェクターのノブ、スイッチ用の穴を開けます。外したエフェクターケースの上にアクリル板をおいて、開けたい穴の場所に印をつけると開けやすいと思います。

アクリル板への穴の開け方は色々あると思うのでネットで調べて良いやり方でやってください(私はお金をかけたくなかったので手持ちのリューターで開けました。。。)

アクリル板を挟んで組み立て直して完成!

アクリル板はステッカーを貼ったケースの上に置いて、エフェクターを組み立て直します。アクリル板はノブ・スイッチのナットで固定されることになります。

好きな機材で楽しみましょう!

音色には関係がない部分ですが、エフェクターに好きなイラストが貼っていると足元が華やかになって気分が盛り上がりますね。興味のある方は、ぜひ自分だけのオリジナルな痛エフェクターを作って楽しんでみてください。この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

では。