こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしました返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その4)です。
前回、台風の近づいてきている学校から帰ろうとしている男子学生。正門への近道で通った講堂で、眠っている女子学生を見つけます。彼女はなぜ講堂で眠っていたのか覚えていませんでした。男子学生と女子学生は一緒に学校から出るため正門に向かいますが、なんと正門前の橋は川の濁流に飲まれ、崩壊していました。
川の水はなぜか真っ赤に染まっており、その不気味さに怯える女子学生でしたが、男子学生が「上流の化学工場が薬品を流したのかもしれない」と理性的に説明したため、冷静さを取り戻します。橋が落ちてあっけにとられていた2人ですが、学校で救助を待ち、雨風をしのぐため、校舎に戻ることにします。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
やっと自己紹介…
正門前の橋が崩壊しており帰ることができないので、女子学生と男子学生は雨風を避けるため校舎に戻ることにします。
校舎に戻ると、2人は教室で向き合って座り、自己紹介を始めます。これでやっと彼らの名前がわかります。
女子学生「私はファン・レイシン。イン先生のクラスの3年生よ。レイって呼んで。」
男子学生「上級生だったんですね。先輩、僕はウェイ・チャンティンと申します。」
女子学生のファンちゃんは3年生で、男子学生のウェイ君よりも年上のようです。さすが年上を敬う文化のある国柄らしく、ウェイ君はいきなり敬語を使い出すのでびっくりしますが、自己紹介を終えた2人はこれからどうするか相談します。
ウェイ「僕が校長室へ行って、電話で誰かに助けを呼べるか確認してきます。」
確かに外部へ助けを求めるのは良いアイデアかもしれません。そして、ウェイ君を動かせるようになるので、教室を出て校長室へ向かいましょう。
驚天動地、夢か幻か?!
校長室に向かうため、教室を出て廊下を歩き始めるウェイ君。
教室から少し歩き出すと、突如、景色が変わります。なぜだかわかりませんが、学校はボロボロになっており、まるで異世界にいるかのような景色に変わります。
何が起こったのか分からずドキドキしますが、さらに進むと画面が暗転し、文字が現れます。
『校内に響く彼の足音に私の不安が呼び起こされた 現実が色褪せ静かに時が止まる 私は虚無に閉じ込められた』
さらに全く意味がわかりませんが、その言葉に続けていくつかの細切れの画像が映し出されます。縛られた手首や、お坊さん、復路を被せれた人間、こちらを見つめる目玉たちなど、気味の悪い映像ですが、意味はわかりません。
単に怖がらせるための演出ではなく、何が意味があると思うのですが、いまはわかりません。。。
ウェイ君は死んだの???
そして再び画面が明るくなります。先ほどまでウェイ君を操作していたのに、気づけばウェイ君は逆さに吊り下げられており、レイちゃんは椅子に座って寝ています。何が一体どうなっているの!?
レイちゃんは、舞台に吊り下げれたウェイ君を見つめ唖然とします。
レイ「どうして…ついさっきまで元気だったのに…」
なぜ彼が死んだのかわかりません。悩むレイでしたがあたりを見回すと、ウェイ君が吊り下げられている下に手帳が落ちています。手帳はウェイ君が持っていたもののようですが、中を見ると、寺院の占いの詩が書かれています。
『宇宙の理を持って輪を回せ、さすれば道は開かれん』
うーん、何かの予言でしょうか?ただ、手帳には“手がかり”とあるので、これから困った時に思い出すようにしましょう。
禁止された本の読書会
このまま講堂にいても仕方ありません。この奇妙な世界から抜け出すことを考えましょう。
舞台の上にはたくさんのロウソクがあり周囲を照らしていますが、明るいのはその場所だけらしく、講堂を抜け出そうにも真っ暗なため思うように出口を探すことができません。仕方ないので、講堂の隅のロウソクを手に取り、あたりを探索します。
ロウソクを持って移動すると、舞台の脇に扉があるのを見つけます。ここは講堂の倉庫になっていたところです。早速中に入って何かないか見ることにしましょう。
倉庫の中で何か手がかりになりそうなものを探していると、通気口を発見します。ここはウェイ君がレイちゃんのネックレスを見つけてくれた場所です。
何かないかな?よく見ると、通気口の中にメモが捨てれているのを見つけます。メモの名前は『読書会』とあります。
内容は「生徒を集めて読書会を始めた先生がいる。禁止された本を読んでいるらしい」とのこと。戒厳令下の台湾を舞台にしているため、言論の自由も制限されていることを感じさせます。
倉庫の中には他に特に何もないので、他を探してみることにします。講堂には「正門に続く扉」と「校舎に続く扉」があり、出入り口が2つありますが、「校舎に続く扉」には鍵が掛かっています。「正門に続く扉」から外へ出てみることにします。
幽霊に会ったら、息を止めて進め!
外に出ると、以前、ウェイ君とともに正門に行った時と雰囲気が異なっています。
道の途中にはお墓が立っていますが、墓石に刻まれた文字は削れて消えてしまっており、誰のお墓かわかりません。ここは一体どこで、なぜこのようなことになっているかわかりません。ただただ不気味です。
仕方ないのでさらに先に進むと、正門に降りていく道は消え去っており、行き止まりになっています。しかし、行き止まりとなった場所には、以前はなかった祠があります。祠を調べてみると『講堂の鍵』を見つけます。これで校舎側の扉が開くかもしれません。
さて講堂に戻ろうかと思いますが、レイはさらに祠に紙が落ちているのを見つけます。拾い上げるとそれは絵本の切れ端のようで『霊に遭遇したら』と書いてあります。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。勘弁してと思いながら読むと「霊に出くわしても恐れてはいけない。息を止めて、静かに通り過ぎること」とあります。
意味がわからないまま、とにかく講堂に戻ろうとしたレイですが、帰り道に女性の幽霊がしゃがんで一心不乱に何かを食べているのに遭遇します。そして画面には『右クリックで息を止める』と表示されます。
先ほどのメモの通り、息を止めて幽霊のそばを通り過ぎるレイ。
息はずっと止めておけるわけではなく、息を止め続けていると苦しくなって画面がぼやけ、ついには息をしてしまうようですが、今回は息を止めたまま、無事に幽霊の横を通り過ぎることができました。
心臓をドキドキさせながら講堂に戻ります。そして、講堂の「校舎に続く扉」に先ほど拾った鍵を使ってみると、想像通り、扉は開きます。
これでウェイ君とともにいた校舎になんとか戻ることができそうです。
さて今回はここまで。
なぜこんな奇妙な世界になってしまったのでしょうか。なぜ幽霊がいるのでしょうか。レイは異世界かどこかに迷い込んでしまったのでしょうか? 疑問ばかりが沸き起こりますが、事情を解き明かして真実を知るためには前に進むしかありません。
次回は校舎に戻って、校舎の中を調べていきましょう。
では。