こんにちは、ゆうじんです。
久しぶりにお休みに時間が取れたので、積んでいたゲームを一つ攻略することができました。
とても面白かったので、ぜひみなさんにご紹介したいと思います。それは「Her Story 」です(ネタバレなしです)。
Her Story とは
今回ご紹介するHer Storyは、サイレントヒル シャッタードメモリーズのクリエイターが贈る、全く新しいスタイルのアドベンチャーゲームです。 そのゲーム性の素晴らしさで、Bafta, IGF, GDC, The Game Awards 2015など、様々な賞を受賞しています。
タイトル: Her Story
ジャンル: アドベンチャー
開発・パブリッシャー: Sam Barlow
価格: 598円(記事執筆時のSTEAMでの価格)
ストーリー:
1994年のイギリスで、一人の男性が行方不明となる事件が発生しました。その男性の妻とされる女性に対する事情聴取は数日間、7回にも及び、その際に録画された映像は警察のデータベースに保存されています。プレイヤーは警察の端末を操る人物となり、分割された事情聴取映像を元に事件の手がかりを探っていき、事件の真相を導き出していきます。
ゲームには、そのジャンルの区分で悩むというか、それ自体が新しいジャンルと将来なり得るような挑戦的な意欲作が出ることがありますが、今回のゲームはまさにそういう感じです。
一応、ジャンルはアドベンチャーゲームとなっていますが、通常のアドベンチャーゲームとその趣きは異なります。その特徴は次のような点です。
推測して検索する行為の没入感がすごい
Her Storyは、警察のデータベースに保存されている事情聴取の録画映像を、1つずつキーワード考えて検索しながら、調べていくことで、ストーリーが少しずつ明らかになっていきます。
録画映像をプレイヤー自身が見て洗い直し、推測し、真実を見つけていく行為は、まるで自分が本当に警察か探偵になったかのようにリアルです。また、その検索の操作は、ゲーム内でのパソコンのデータベースソフトを通じて行いますが、そのギミックも本当に自分が操作している感じを盛り上げます。
映像に出てくる女性の演技が素晴らしい
このゲームの事情聴取の映像に登場するのは、ヴィヴァ・セイフェルト(Viva Seifert)さんは、イギリスの元体操選手の女優・ミュージシャンです。
このゲームでは、事情聴取の映像をひたすら見ていくのですが、この方の演技が本当によくて、よりゲームに引き込まれます。 正直、まるで映画を見ているかのようです。
日本語化に完全対応しています
WindowsとMacに対応していますが、現在は公式に日本語化に対応しており、事情聴取の映像についても、全て字幕がついています。訳も違和感ありません。
せっかくの素晴らしいゲームを、言葉の問題で体験できないということがありません。日本語化いただき、本当に嬉しいです。
最後に、価格もほぼワンコインに近く、比較的安価だと思います。この価格で、新しいエンターテイメント体験や推理体験ができるのはオススメです。きっと楽しめると思います。
気になった方は、ぜひ一度チェックしてみください。
では。