Pillars of Eternity(ピラーズ・オブ・エタニティ)攻略記(その20)

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたピラーズ・オブ・エタニティ攻略記その20です。長い冒険の物語も佳境に入ってきているようで、トアースの目的などが徐々に明らかになり、盛り上がってきています。

さて、前回、バリアル・アイルにある穴を無事に通り抜けるためには、神の庇護が必要と知ったアベルたち。そのため、アベルは天空の神で、出産と創造を司る女神ハイレアに庇護を求めました。

しかし、アベルたちはハイレアにツイン・エルムス山脈にある自らの寺院が襲われているので助けて欲しいと、逆に頼まれます。

  ●主人公アベル:人間、ファイターの傭兵。童顔を隠すため髭面。赤子の魂を奪い続ける“暗き鍵”のリーダー、トアースを追い続ける。
エディール:人間、ファイター。兄がヴェイドウェン側について死んだ背景を知るために、アベル一行に同行。見た目はちょいワル親父。
サガニ:ボレアル・ドワーフの女性レンジャー。アベルの助力により、長老の生まれ変わりの白鹿を見つけることができた。人妻で子持ち。
カナ:アーマウア、チャンター。見た目と違って、実は学者。カエド・ヌアの地下にあるという“徳義の書”を探すため、アベルの仲間となる。
デュランス:人間、プリースト。アベルを調停者と見抜いた狂気的なマグラン神官。しかして、その実体は爆弾ゴッドハンマーの製作者の一人。
アロス:エルフのウィザード。覚醒した女性の魂アイゼルマイルが体に同居している。どうやらアロスがピンチになると別人格が現れる様子。

そしてアベルたちはハイレアの寺院に向かい、寺院を襲っていたスカイドラゴンを退治します。寺院の危機を救ったアベルたちに、ハイレアは加護を与えます。

さらにハイレアは、アベルたちにトアースの背後にある存在を伝えます。実はトアースは女神ウォーディカのために魂を集めていたのです。真実を知ったアベルたちは、集められたホロウボーンの子たちの魂を解放し、正しい輪廻の流れに戻すため、子どもたちの体に戻すことを約束します。

今回は、バリアル・アイルにある穴を抜けて、トアースを追って“深淵なる太陽”へ向かいましょう。

では、はじまり〜、はじまり〜。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

イオヴァラとの記憶

女神ハイレアの加護を受け、テア・エヴロンの塔を出ると、いきなり、アベルはヴィジョンを見ます。過去の記憶と現実の混在が頻発する症状が現れたようです。

目の前に現れたのは、トアースに異端者と呼ばれているイオヴァラと、護衛の兵士たちです。兵士たちは、アベルのことを“審問官”と呼び、「無実の者を処刑した」と言って責め立ててきます。それを見たイオヴァラは兵士たちを止めに入ります。

イオヴァラ

「何をしている、やめなさい!審問官と話がしたい。なぜあなたはここに来たのだ?」

イオヴァラの問いに対して、前世のアベルは「異端審問長トアースから貴方を偵察するように頼まれて来たんだ」と正直に答えます。そして、正直に答えたアベルに興味を持ったイオヴァラは、アベルを客人として迎え入れます。そして、そこでヴィジョンは消えます。

このヴィジョンの通り、どうやらアベルは前世で審問官として、イオヴァラと会ったことがあるようです。二人の間にどういう因縁があるのかわかりませんが、この先、また明らかになるでしょう。。。

さあ、トアースの追跡に戻りましょう。

オールドソング地区でサイファー発見!

バリアル・アイルの穴は、オールドソング地区にあるらしいので、早速、オールドソング地区に移動します。

アベルたちがオールドソング地区を歩いていると、たくさんのグランファーザンの住人がいますが、その中に、ファングス族のマインドハンターがいるのを見つけます。

ʅ(´-ω-`)ʃ マインドハンターって何?と思いますが、エディールがお兄さんの形見からその最後を知るために、サイファーを探しているので、一応声をかけてみます。

アベル

「貴方はサイファーか?もしそうなら、これに触れた者について知りたいのだが…」

どうやらビンゴだったようで、そのマインドハンターはアベルの差し出した軍旗の部品を触り、お兄さんの状況を探る手助けをしてくれます。

マインドハンターの力により、おぼろげに兄の足取りはわかりましたが、なぜヴェイドウェンのいるレッドセラス軍に参加したのかなど詳しいことはわかりません。。。

エディール

「この手がかりを見つけるのも相当苦労したんだぜ… 」

失望するエディールにアベルは「他の手段を考えよう」と言いますが、エディールは「その必要はない」と言い放ちます。

エディール

「先へ進もう。もう俺が知りたいことは終わった。」

うーん、残念な幕切れ。別の方法ならエディールの望む情報が見つかったのかもしれませんが、今回これ以上は手詰まりです。あとはエディール自身で気持ちを整理してもらうしかありません。ごめんよ。

告解の法廷バリアル・アイルへ!

それでは、告解の法廷バリアル・アイルに向かいます。オールドソング地区の桟橋から船で移動できるようです。船長のドーバハルに声をかけると、バリアル・アイルへ連れて行ってくれます。

バイアル・アイルに到着すると、天気が崩れ、雨が降り出しています。バリアル・アイルは告解の法廷と言われ、法廷に穿たれた穴からは異端者が投げ捨てられ追放されます。穴の先には、古代のアンクウィズ時代の牢獄ブレイス・イーマンがあり、その先にトアースの向かった“深淵なる太陽”があるようです。

固有名称がポンポン出てくるので難解ではありますが、とにかく穴に向かへばいいようです。気合いを入れて探しましょう。

イオヴァラを裏切ったのは…

アベルたちがバリアル・アイル側の桟橋を降りるとすぐに、アベルは前世の記憶が蘇り、イオヴァラとのヴィジョンを見ます。

イオヴァラ

「トアースのいる異端審問院とこれ以上争えば、クレイタンの民が苦しむことになる。争わないためにも、仲間となる同盟国が必要だ…」

前世の自分の行動は選択することもできず、目の前で展開されて行きます。前世のアベルは、悩むイオヴァラに「オシオヌスと交渉してはどうか」と提案します。

以前に見たヴィジョンによると、これはイオヴァラを誘い出すために、トアースに指示されていた行動です。やはり前世のアベルはトアースの命令を受けて審問官として行動して、イオヴァラを裏切ったようです。そして、イオヴァラを裏切ったところでヴィジョンは消えます。

これまでに断片的に蘇った記憶から、アベルがトアースの指示でイオヴァラを誘い出し、イオヴァラは捕まって異端審問にかけられ、そして、告解の法廷バリアル・アイルの穴に追放されたことがやっとわかりました。となると、穴の先にはトアースだけではなく、イオヴァラもいるはずです。裏切ったことを謝罪する必要もあるでしょう。気分が重いですが、前に進みます。

埋葬地の魂たち

バリアル・アイルにある穴を探してどんどん先に進みます。その途中、ファントムやシャドウなど死霊系のモンスターがたくさんいて襲われます。異端者たちとしてたくさんの無実の人間が拷問、殺害されたからかもしれません。

が、こちらも取り込まれるわけには行きません。倒しながら進みます。

また、道の途中には埋葬地もあり、魂が浮遊しています。トアースを追うアベルに賛同するからか、近づくとアベルの体の中に魂が入ってきます。

魂は道の途上にたくさん浮遊しており、アベルはそれら全てから力を受けます。強くなった実感はないですが、何かがパワーアップしているはずです。どこかでそれが活きると信じましょう。

そして、大きな石像が守る階段を登ると、とうとう目指すバリアル・アイルの穴に到着します。

異端審問、再び!

穴の近くに到着すると、アベルはまたヴィジョンを見ます。穴のふちにトアースとイオヴァラの幻影が立っています。

アベルが裏切ったことで、イオヴァラは異端者として捕えられ、拷問にあっています。以前、アベルがヴィジョンを見た光景と同じ状況が繰り返されています。

トアース

「もう一度問おう、イオヴァラ。お前は告発されている異端の罪を認めるか?」

しかし、トアースの厳しい責めにも関わらず、イオヴァラは決して屈しません。

イオヴァラ

「認めよう。過ちを捨て去り、正しき心を持ったことを。偽りの預言者のお前に従ってしまったことが、私の過ちだ。

イオヴァラの態度に、トアースは拷問をさらに厳しくします。拷問器具の歯車の軋む音が響き、ヴィジョンは消え去ります。

前世の記憶と現実の混在がひどくなってきています。アベルに残された時間が少ない証拠です。先を急ぎましょう。

命がけのダイブ!!

これから飛び込もうとする穴の前に、女神ウォーディカの彫像があります。穴に飛び込んで無事でいられるかどうか保証はありません。あまりの緊張に耐えきれず、カナが口を開きます。

カナ

「追放されし女王ウォーディカの彫像か… あのしかめ面が良い兆しであることを祈るばかりだ…」

( ˘•ω•˘ )まったくです。

穴は神の寵愛なくしては無事で通れないとのことですが、我々には女神ハイレアの加護があります。気持ちを決めて、穴に近づいてみます。

下から吹き上げる風が、アベルを打ちます。穴は深く、地上からの光は届かず、底は見えません。

アベル

「私には女神ハイレアの加護がある。南無三!」

そう言うと、意を決してアベルは穴に飛び込みます。

すごいスピードで落ちて焦りますが、周囲を旋回する魂がオーラの中にアベルたちを包み、落下速度が徐々に緩やかになります。ひょっとすると、バリアル・アイルでアベルに飛び込んできた魂たちかもしれません。おそらくハイレアの加護なのでしょう、ありがとう女神様!

しかし、すべて無事にとはいかず、落下の途中に、アベルは壁に激突しそうになります。アベルはハイレアに運命を委ね、周囲の魂と波長を合わせます。

すると、周囲の魂がまるで意思を持ったかのようにアベルを安全な穴の中央に押し戻します。そして、無事にアベルたちは穴の下に降り立ちます。

ここでイラストと文字が流れ、最終章のACT4に突入します。

古代の監獄ブレイス・イーマン

サガニ

「ほら、私たちが飛び込んだ穴の光があんな遠くに。まるで宇宙に輝く星のように小さい。」

サガニの言う通り、入ってきた穴ははるか上にあります。

アベル

「ああ、もうこの道からは戻ることはできないな。ここはブレイス・イーマン、古代アンクウィズの監獄だ。この先にトアースのいる“深淵なる太陽”がある。さあ、前に進もう!」

アベルの言う通り、ここを抜ければ、トアースのいる“深淵なる太陽”に行けます。アベルたちは前に進みはじめます。

流石に監獄だけあって、古代アンクウィズの兵士たちが守っており、侵入者のアベルたちに襲いかかってきます。

強力なモンスターたちですが、こちらも対トアースに向けて装備も、魔法も最強と思われるものに整えています。倒してどんどん前進します。

監獄にはアドラの柱が何本もあり、たくさんの魂が囚われています。そのなかにはホロウボーンの子たちの魂もあると思われますが、今は助けることができません。あとで解放することを誓い、前に進みます。

囚われのイオヴァラの霊体

監獄の中を進むと、少し開けた場所にでます。そこにはアドラでできた巨大な柱があり、アベルが近づくと眩い光を放ちます。

そして、しばらくして眩い光が消え去ると、アベルたちの目の前にイオヴァラの霊体が現れます。霊体となったとはいえ、彼女はこれまでとどこか別人になったような感じを受けます。よくみると、顔に炎で焼かれたような跡があります生前にトアースに拷問された跡です。

イオヴァラの霊体

「戻ったんだな。はるか昔にお前を正しい道に戻したと思っていたが、それとも私は再び失敗したのか。なぜここに来た?」

遠い昔、前世の時代にアベルはトアースに従い、イオヴァラを裏切りました。そのせいで彼女はこの監獄に落とされたのです。これまで断片的に思い出したアベルには彼女への謝罪の気持ちがあります。

アベル

「イオヴァラ、すまない。君を解放しにきたんだ。」

イオヴァラの霊体

「勇敢な行動だが、お前の言葉の裏に何かあると疑いたいところだな…。私がわかるのはお前がここに来たのはトアースと関係あるということぐらいだ。」

前世で一度裏切られたからか、チクリと言われます。そりゃそうですよね。アベルはイオヴァラにトアースを追っている理由も伝えます。

アベル

「トアースはその魂たちを輪廻の流れから奪った。奴の狙いは女神ウォーディカに力を与えること。そして、災いの責任をアニマンシーになすりつけることだ。俺は囚われた魂を解放しなくてはいけない。」

しかし、調停者として覚醒し、前世と現実の境が曖昧になりつつあるアベルには時間があまりありません。ひょっとすると、イオヴァラなら、アベルが思い出せていないことも知っているかもしれません。率直に聞いてみましょう。

語られた驚愕の真実!

アベル

「すまない。実は、私の魂が忘れることができない前世があるようなんだが、お前や異端審問院やトアースについて、断片的にしか思い出せない。時間がないんだ、何か知っていたら教えて欲しい。」

イオヴァラの霊体

「私が覚えていることは教えてやろう。あれは裁判の直後だった。前世のお前は、私が伝えたことを真実かもしれないと思うようになっていた。」

そう言うと、イオヴァラの口元が緊張で引き締まります。そして覚悟を決めて、彼女は話しはじめます。

イオヴァラの霊体

「…神々は、本物の神ではないということだ。我々が信仰を広めた神々は人に作られたものだ。

(((( ;゚д゚)))ナニヲイッテイルノカナ? あまりのことに一瞬意味がわかりませんが、彼女の言葉『神々は本物の神ではない』を聞き、仲間も絶句します。

しばらく言葉を発せられずにいたアベルですが、乾いた口から声を絞り出して問いかけます。

アベル

「…誰が、何のために神々を作り出したんだ?」

アベルの問いにイオヴァラは次のように教えてくれます。

(イオヴァラが語った“真実”)
●古代アンクウィズの時代、人々はそれぞれ自分たちの神を信じていたが、そのために戦いも起こっていた。
●いくつかの戦争を経て、アンクウィズの民は争いを避ける方法を模索した。彼らは全知力を注ぎ込み、何世代もの間、真の創造主を見つけ出そうとしたのだ。
●しかし、その研究の結果、アンクウィズの民は「神はいない」という事実を知った。
●アンクウィズの民はその事実に驚愕した。アンクウィズの高い知性と広い見識を持ってさえ、事実を突き止めるまで長い時間がかかった。他の民はどれだけの時間でこの答えを導きだせるのか。それどころか、もし何の答えも導き出せなかったら、どれほどの間、戦争と混乱がはびこるのだろうかと。
●そのため、アンクウィズの民は、研究の過程で生まれた成果を使って、空白を埋めるために偽の神々を創造した。
●そして、アンクウィズの民は、偽の神々を信仰するように世界中に宣教師を派遣していった。イオヴァラも、アベルもかつてその宣教師として活動をしていた。

_人人人人人人人人人_
>空前絶後の新事実!<
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^ ̄
\\\ (งꐦ☉д☉)ง ////

信じがたいことではありますが、彼女がわざわざ嘘をつくとも思えません。予想の斜め上をいく真実です。

イオヴァラの霊体

「ウォーディカはかつて暴走した時、他の神々に倒され、力がかなり衰弱している。しかし、トアースが魂を注入し、ウォーディカが再び力を取り戻せば、全てが混沌の世界になるだろう。」

イオヴァラはトアースを阻止しないと、ウォーディカが世界を混沌にまねくといいます。やはりトアースを止めねばなりません。

アベルとイオヴァラはその後も会話をしますが、最終的にイオヴァラはここに残ると言います。

イオヴァラの霊体

「もし再び会えるなら、それが今の生だろうと別の生だろうと…平和な時に会いたいものだな。」

そう言うと、イオヴァラは消え去ります。前世で裏切ったのはアベルですが、彼女を慕っていたことは本当なので若干残念ですが、仕方ありません。

アベルたちは先へ進み、下へと続く階段を発見します。この先はトアースのいる“深淵なる太陽”です。

さて、今回はここまで。

次回はトアースがいる“深淵なる太陽”に入ることになります。これまでアベルたちが追ってきた因縁の相手との再会です。恐らく次回が最終回となると思います。本当に長い長い追跡劇でした。

どんな結末となるかはわかりませんが、トアースを阻止し、この世界を救いに行きましょう。

では。

追伸&お詫び)それにしても、今回、イオヴァラが告白した部分は、とても難解で私自身十分理解できていない感じがしています。そのせいで、みなさんに面白さを伝えきれていないと反省していますm(_ _)m。本攻略記は初見プレイの実況ですが、背景をもっと理解できれば、ストーリーの奥深さをもっともっと味わえる気がするので、一度攻略しても再プレイ確定ですねσ(^_^;)