こんにちは、ゆうじんです。
今日は、超絶有名なマンガ「攻殻機動隊」についてご紹介したいと思います。
紹介するまでもなく有名な作品なのですが、実写映画化されるようで改めてメディアに取り上げられる機会が増えていますね。懐かしくなって、原作群を改めて読み返したところです。
※以下、舞台説明などがあり、未読の方はご注意ください(ネタバレまではなし)。
攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL とは
漫画家の士郎正宗氏による作品で、1991年に出版されました。この作品を原作に、アニメ映画や、テレビアニメが公開されています。他にも小説、ゲームなどの派生作品が展開されており、メディアミックス展開されています。
作品の舞台は、未来の日本で、脳神経にネットを直接接続する電脳化技術や、義体化技術(サイボーグのようなもの)などの高度な科学技術が現実のものとなった時代となっています。そのような中、内務省の公安9課のメンバー(攻殻機動隊)が、テロや暗殺、汚職などの犯罪に立ち向かっていくストーリーとなっています。
私と攻殻機動隊との出会い
私は、友人に「ドミニオン、アップルシードの作者で面白いマンガがあるよ」っという口コミで勧められて、攻殻機動隊を読んだのが最初だったと思います。我々の世代では、OVAのドミニオンを見ていて、作者のことを知っていた人が多かったように思います(ふと、アンナさんやユニさんを思い出しましたが、懐かしいですね)。
いつも通りと言ってはなんですが、氏の作品の特徴の一つと思う膨大な量の書き込みや、余白のコメント、外連味ある演出が、攻殻機動隊のストーリーとバッチリあってグイグイ引き込まれました。技術が発達した中で人間の魂、精神(ゴースト?)はどこにあるのかや、時代は変わっても人間のエゴは変わらないなあと感じさせるストーリーが、ハードSF調とあったと思います。
昔の記憶を辿ると、士郎氏の別作品の「仙術超攻殻ORION」にもこの作品の源流のような設定等があったようにおぼろげながら思います。ただ、ORIONでアジア調の仙術で展開させた時よりも、SF調の攻殻機動隊の方がこのテーマにはあったように思います(もちろん、仙術でもSFでも、説明するベースが違うだけで、それぞれに面白いです。ORIONも名作で私は大好きです。気になる方は一度読んで見てください)。
士郎氏のマンガの攻殻機動隊は、1、2、1.5の3作品が描かれています。どれも面白いですが、9課のメンバーが中心的に活躍する1と1.5が私としては特に好きです。
アニメの攻殻機動隊も面白いですよ
これだけ素晴らしい作品なので、原作が大好きという人もいれば、メディアミックスされたアニメが好きという人もそれぞれいると思います。私の周りでも、原作は好きだけど、アニメはあまり面白くないという人もいました。
ただ、私は原作ファンですが、アニメもとても面白く見ました。原作の良さもあるし、アニメが原作側のイメージを膨らませてくれるように感じました。テレビアニメ版はもう10年くらい前の作品になっているのですが、大人の鑑賞にも耐えうる名作と思うので、見たことがない方にはぜひお勧めします。(私はARISEは残念ながら見れていないため、上記はTV版のSACシリーズについてです。ARISEもいつか見たいなと思っています)。
実写版の攻殻機動隊に期待大
攻殻機動隊の実写映画が、2017年3月31日に全米公開予定ですね。宣伝用のトレーラーを見ましたが、映像を見る限り、期待大な仕上がりのようです。光学迷彩、攻性防壁、義体化をはじめとした科学技術が実写でどう表現されるのか楽しみです。
ぜひ家族と一緒に見に行きたいと思います。
本当に面白いので、原作のマンガでもアニメ版でも、気になる方は是非一度見ててください。
では。