こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたバルダーズゲート2EEの攻略記その23です。
前回、地下世界アンダーダークのドロウ(ダークエルフ)が、地上のエルフを撲滅するために、強大な悪魔を召喚しようとしていた企みを阻止したガラコ一行。ドロウのリーダーであるマトロン・マザーとその娘を倒しました。
●主人公ガラコ:人間。邪神バールの子の一人。イレニカスに魂の一部を奪われてしまう。バールの獣性の化身スレイヤーに変身可能。デアルニス・キープの新領主でもある。 | |
●ミンスク:人間。新たにエアリーをウィッチにむかえた脳筋レンジャー。直球な性格だが、ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面も。きんに君&あばれる君。 |
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●ジャヘイラ:ハーフエルフ。夫カリードをイレニカスに殺されたハーパーズのドルイド未亡人。夫の死を懸命に耐える反動で、泣き言を言い続けるエアリーと大喧嘩をしてしまう。 | |
●イモエン:人間、女。ガラコとともに育った幼馴染。しかし実は、ガラコと同じくバールの子。つまり異母妹。イレニカスに魂の一部を奪われるが、ガラコを支え続けるけなげな娘。 | |
●エアリー:有翼エルフのメイジ/クレリック。奴隷生活で翼を切断されるも、汚れのない無垢な女の子。奴隷生活がたまにフラッシュバックし、感情の起伏が極めて激しい時がある。 | |
●ナリア:人間。デアルニス家現当主のシーフ/メイジ。世間知らずのお嬢様だったが、領地がモンスターに襲われ、父も殺される。苦難を経験し、大人に成長しつつある。 |
そして、悪魔召喚の儀式に使われるはずだったシルバードラゴンの卵を無事に取り返し、ドラゴンの力を借りて、ガラコたちは地上に戻ることができました。
今回は、地上でイレニカスとボーディの追跡を再開しましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
排他的なエルフたち!
ガラコたちがアンダーダークから出て来た場所は、エルフの寺院の廃墟でした。そこは邪悪なエルフが、太古の昔に地上のエルフから分離し、初めてドロウとなったいわくつきの場所です。そこでは、エルフとダークエルフの小競り合いが続いています。
そのためか、ガラコたちもアンダーダークの出入り口からでて来たので怪しまれ、エルフたちの監視下に置かれます。
そして、この前哨基地のリーダーであるエルハンの前に引っ立てられ、いろいろ質問を受けます。
エルハン「手短に、2、3質問がある。」
しかも、ガラコが嘘を付いていれば、すぐに見破れるように、お付きたちを従えています。すでに犯罪者扱いでっせ、ムカムカ。
ガラコ
「好きに聞けばいい、隠すことなどない。」
さすがに、ガラコたちには隠すようなことはないので、正直に答えます。イレニカスを追ってアンダーダークに入り、やっとの思いで出て来たと伝えます。
エルハン「何、イレニカスを追っている!これで安心した。我々は味方同士だ!我々の町サルダネッセラーは、奴の支配下に置かれ、忽然と町が消えたのだ。」
イレニカスを追っていると伝えると、エルハンはやっとガラコたちのことを信用します。どうやらエルハンたちの町サルダネッセラーがイレニカスに襲われ、何らかの魔法で外界との繋がりを断たれたようです。
奪われた魔法のランタンを探せ!
そして、エルハンはガラコたちに協力を求めて来ます。敵の敵は味方ということで、エルハンたちに協力することにしましょう。互いに協力すれば、イレニカスにも早く手が届くはずです。
エルハンは、イレニカスに魔法で隠されたサルダネッセラーに行くため、町への道を指し示す魔法のランタン“リーン・ランソーン”が、最近盗まれたので、それを取り戻して欲しいとのこと。
ガラコ
「おそらくボーディの仕業だ。彼女はそういう仕事を得意としていた。」
ガラコは、バインパイアたちでギルドを作っていたボーディの仕業だと断言します。そして、エルハンたちに、バンパイアを退治する時の必須アイテム「杭と聖水」を授かります。
ボーディが隠れるところといえば、あそこしかありません。アスカトラ市内で墓地があつまっているグレイヴヤード地区の地下です。そこにボーディたちバンパイアのアジトを見つけています。
英雄ドロッズトに協力を依頼
グレイヴヤード地区に向けて出発すると、英雄ドリッズトの一団に出会います。ドリッズトは、本来邪悪なドラウでありながら、善の心を持つレンジャーで、2本のシミターを使いこなす剣士です。その名は、世界に知れ渡っています。
ちなみに、このドリッズトは、R.A.サルバトーレ執筆によるファンタジー小説「ダークエルフ物語」の主人公です。
せっかくの出会いなので、ボーディたち、バンパイアとの戦いに向けて、協力を頼んでみます。すると、ドリッズトたちは快く引き受けてくれます。
ドリッズト「それでは、グレイヴヤード地区の地下で会おう、ガラコよ。では、その時。」
ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪よかったです。これで、イモエンの魂でパワーアップしたボーディとも安心して戦えますな。
ヨシモよ、永遠に
グレイヴヤード地区に向かう前に、ガラコがどうしても行きたい場所があります。それは、イルメイター寺院です。ガラコたちを結果的に裏切ることとなったヨシモですが、その心臓から、イレニカスのギアスを解いてやりたいのです。
今更、彼が生き返るわけではありませんが、ガラコたちは大事なことだと思っています。イルメイター寺院は、確かワキーンズ・プロムナードにありました。早速、ワキーンズ・プロムナードに向かいます。
そして、狭い寺院に入り、中にいる女司祭に事情を話します。
ガラコ
「妙な頼みなんだが、不幸にも死んでしまった男の心臓を持っているんだ。ヨシモ… 裏切りを余儀なくされた友だ。彼は魂が地獄から救われるよう、イルメイター神に祈っていたんだ。」
女司祭「健全に生きてきた人間でも不意に堕落することも起こります。彼は任務と良心の間で苦しんだことでしょう。彼の心臓をイルメイターの御胸にゆだねましょう。彼が不当に苦しんでいるのであれば、安らぎを見いだすことができるでしょう。」
そう言って、女司祭はヨシモの心臓を供養してくれます。奇跡的な現象が起こることはありませんでしたが、きっとヨシモは救われたという思いを、メンバーたちは感じます。そして、ガラコたちは振り返らず、寺院を立ち去ります。
夢でのお告げ
アンダーダークを夢中で踏破し、ここまで一睡もしていなかったので、宿に泊まってグレイヴヤード地区に向かいましょう。
宿で泥のように眠ると、ガラコは奇妙な夢をみます。夢の中で、ガラコは深い森の中にいます。そして、ガラコに夢のお告げが語りかけます。
夢のお告げ「今起きていることと、これからすぐ起きることをお前に見せよう。見るがよい、イレニカスが起こした惨劇を!」
そう声が聞こえると、ガラコは別の場所で起こっている映像を見せられます。
恐らくサルダネッセラーの町での惨劇なのでしょう。イレニカスの姿を見ると、エルフたちは「追放者が戻って来た!逃げろ!」と叫んで逃げ惑います。
そして、逃げ惑うエルフたちを、イレニカスが一人残らず、魔法で粉微塵にします。
恐ろしい惨劇です。それにしても、追放者と言われるということは、サルダネッセラーは、イレニカスの故郷か何かなのでしょう。
夢のお告げ「お前は、盗まれた魂を取り戻さねばならん。お前は自ら最悪の存在にも、あるいは救済者にもなり得る可能性を持っているのだ。」
そう聞こえると、ガラコは眠りに落ちます。翌朝、昨夜の生々しい夢を思い出します。惨劇を広げないため、ガラコは進みます。
ボーディの警告!
グレイヴヤード地区に入ると、いきなりボーディがおり、ガラコに声をかけて来ます。
ボーディ
「あなたは目障りになりつつあるわ。これは簡単な警告よ!これ以上、イレニカスのあとは追わないで。さもないと、あなたは本当に悲惨な最期を迎えることになるわ。」
そして、ボーディは警告とともにガラコたちにバンパイアをけしかけ、本人は転移して逃げ去ります。
うーん、狭い場所での戦いで、後衛陣が大変でしたが、なんとか無事に撃退します。
ちなみに、本当はここまでで、主人公の伴侶が決定していたら、その伴侶がボーディに連れ去られていたとのこと。ガラコ君には伴侶はいないままでしたので、誰も連れ去られませんでした。一抹の寂しさもありますが、脳筋好青年のガラコ君はまだまだ恋愛がどうこうっていう感じではないようです。なんとなく、それはわかる気がします。ガラコらしいかも。。。
いざ、バンパイア退治!!
もちろん、ボーディの警告を無視して、グレイヴヤード地区の地下に向かいます。地下のアジトには、バンパイアたちがたくさんいますが、協力を要請していたドリッズトたちもおり、戦闘をサポートしてくれます。
ドリッズト「ガラコ、遅いぞ。お前抜きで始めちまったよ」
(*ToT)人(T-T*) おおっ友よ さすがドリッズトたちも熟練の戦士なので、戦いがかなり楽になります。いるのと、いないのでは大違いです。サンキュ!
そして、ガラコたちはバンパイアとその眷属を倒しながら、奥へと進み、ボーディを探します。
さすが、ゲーム終盤だけあって、それぞれの敵がかなりタフです。一戦一戦気を遣いながらたたかいます。特にバンパイアたちは、ドレイン持ちなので、使われないように速攻で倒していきます。
ボーディとの最終決戦!
ガラコたちがアジトの再奥まで探索し、血風呂のある部屋に入ります。そこに、ボーディがいました。
ボーディ
「さて、決着をつける時がきたようね。ここまで辿り着くなんて大したものよ、褒めてあげるわ。」
イモエン
「あんたには返してもらわなくちゃいけないものがあるわ!私の魂を取り戻してやるわ!」
魂の一部を奪われたイモエンが啖呵を切ります。しかし、ボーディも負けていません。
ボーディ
「無駄なことはやめておくことね、イモエン。私たちは復讐を成し遂げるために、気の遠くなるような時間をかけて準備してきたのよ。お前ごときが邪魔なんてできないわ。」
「復讐を成し遂げる」って、やはりサルダネッセラーに恨みがあるようです。ボーディはボーディなりの理屈があるのでしょうが、いずれにせよ、魂を奪われる理由にはなりません。
ガラコ
「ボーディ、俺たちはリーン・ランソーンのためにここに来たんだ。今度は逃さないぞ。」
ボーディ
「なんだって、お前は狡猾なエルフたちの手先なの!?奴らは報いを受けるのよ。お前を使って自分たちは姿を現さないなんて、なんて傲慢な奴らなの!私とイレニカスを同族だと認めないなら、みんな葬ってやるわ!奴らは、私とイレニカスが同族だということが恥だと思っているのよ。」
ボーディは、サルダネッセラーのエルフを相当に敵視しています。恨みが深いようです。
ボーディ
「お前を焚きつけたのは誰?エルハンでしょう?エルハンを質問ぜめにさせるために、お前たちを生きて返したいぐらよ。」
ボーディに言わせると、エルハンはボーディたちのことを十分知っているようです。しかし、エルハンはガラコたちにそのことは何も言いませんでした。エルハンはボーディたちが自分の同族だと隠したかったのでしょうか。
ボーディ
「ガラコ、お前はここで終わりよ。お前たちの神の血を吸い尽くしてやるわ。」
長々と話しをしましたが、ボーディとガラコたちは倶に天を戴けない間柄です。ついに生き死にをかけた戦いが始まります。
ボーディは、グリムワーダーやフレッジリングヴァンパイアなどの手下とともに襲ってきます。ガラコたちも全力で攻撃します。前衛による物理攻撃、後衛の強力な魔法による波状攻撃です。
そしてついに、ボーディの倒れる時がきます。
ボーディ
「いやだ!いやだ!これは私のだ!この魂は私のものだ!」
そう言うと、ボーディは消え去ります。しかし、バンパイアを本当に滅するためには、杭で心臓を貫かなければなりません。ボーディは一時的に退避しただけです。相手は相当な深手を負っています。近くにいるはずです。
塵は塵に、灰は灰に
ガラコたちの読み通り、戦った部屋のすぐ奥に小部屋に棺があり、そこにボーディが横たわっていました。ガラコはボーディの体に杭を打ち込みます。すると、ボーディの肉体は見る間に塵と化し、崩れ去ります。
その瞬間、奪われていた魂の一部がイモエンに戻ります。
イモエン
「ガラコ、私、力が戻ってきたみたい。」
魂が戻ったことをイモエンも実感しているようです。残るはイレニカスだけです。ガラコも魂を取り返しましょう。
ボーディの棺をのぞき込むと、魔法のランタン「リーン・ランソーン」が落ちています。ガラコたちはそれを回収します。
これでイレニカスがいるサルダネッセラーに行けるはずです。早速、エルハンの元へ戻りましょう。
秘境サルダネッセラーへ!
日が暮れ、夜中になっていますが、一刻も早くイレニカスの元へ移動したいところです。アンダーダークの入り口にいるエルハンの元へ移動しました。
エルハン「よくぞ戻った。ランソーンを手に入れたな。」
ボーディの言っていた通り、エルハンはボーディたちは面識があったのに、それを隠していました。何かをまだ隠していそうです。イレニカスを倒すに当たって、情報を隠されていると困ります。エルハンに問いただしてみます。
ガラコ
「ボーディは、俺たちに死ぬ前に色々話してくれたよ。エルハン、まだ情報を隠しているな。」
エルハンは焦った風で、それを否定します。しかし、嘘のつき方が下手です。案外、いい人かもしれません。
エルハン「ボーディや追放者イレニカスのいうことなど信じてはいかん。他の者にも触れ回るべきではないぞ。」
追放者って言ってますやん。絶対、面識があるでしょ。さらに突っ込んでみます。
ガラコ
「イレニカスのことを追放者と呼んでいるようだが、それは見知らぬ者につけるはずはない。イレニカスはサルダネッセラーの住人だった者ではないのか。お前が話さないなら、他の者に聞いて回るだけだ。」
エルハン「駄目だ、お前が知るべきことじゃない。ガラコよ、私からは話せないのだ。私から話すのではなく、当事者から聞くべきだ。女教皇のデミンに聞いてくれ。追放者のイレニカスとボーディは罪人なのだ。彼らの犯した罪は果てしなく重いのだ。」
とうとうエルハンは隠し事があることを認め、女教皇のデミンに背景の事情を聞いてくれと言います。デミンはサルダネッセラーにいるとのこと。
エルハンの部下の大半は、ドロウたちがアンダーダークから出てくるのを阻止するために、この地から離れることはできないそうです。仕方ないので、ガラコたちと、エルハンとその部下数名で、魔法のランタン「リーン・ランソーン」を使い、サルダネッセラーに転移します。
あっという間に、サルダネッセラーの入り口に到着します。
サルダネッセラーは、エルフ一族以外のものにとっては、見ることもほとんどない秘境の地です。イレニカスはなぜそこまで恨み、執着しているのでしょうか。それもこの入り口をくぐれば、真実が見えてくるはずです。
ガラコたちが入り口をくぐり、サルダネッセラーに入ると街の景色を表現した動画が流れます。
そして、サルダネッセラーに入ったところで、第6章が終わり、第7章に突入します。この章がシャドウ・オブ・アムンでの最終章となります(ちなみに、作品としては、完結編のスロウン・オブ・バールに続きます)。
とうとうガラコの旅もここまできましたね。感慨深いです。
さて、今回はここまで。
次回は、イレニカスが復讐として襲っているサルダネッセラーを解放するとともに、イレニカスを倒してガラコの魂を取り戻すようにしましょう。
では。