返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その12)思い出せ?恐怖の人形劇…

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしました返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その12)です。

前回、校舎の屋上で『血染めのフィルム』を手に入れたレイ。映写室でフィルムの中身を確認すると、フィルムにはある番号が写っていました。その番号が電話番号と気づいたレイは、校長室の黒電話からその番号にかけてみます。

レイの予想は当たり、電話に謎の相手がでますが、「国のためによくやってくれた」とだけ告げられ電話は切られます。なんのことかわらかないレイは戸惑います。

レイは戸惑いつつも建物内の探索を続けて、新たに音楽室と放送室を見つけます。それぞれの部屋には、ピアノや放送機材がありますが、現在、レイの手元にあるものではどうしようもありません。今回は、さらに探索を続け、レイのおかれた環境がどうなったのか、また、学校からの脱出方法を調べていきましょう。

では、はじまり〜、はじまり〜。

主な登場人物(クリックすると開閉します)
レイ 翡翠高校3年の女子学生。なぜか講堂で眠っていた。学校から出るために構内をうろつく主人公。両親は不仲で、将来に希望がもてない。他にも何か忘れているのかも?
ウェイ 翠華高校2年の男子学生。電話で助けを求めに出かけてレイと別れたが、講堂で亡くなった模様。
レイの両親 夫婦仲が悪くけんかが絶えない。母は専業主婦で、神にもすがるほど悩んでいる。
イン先生 歴史の女性教師。バイ教官に何かのリストを確認させられていた。レイの担任教師。
バイ教官 制帽を被った怖そうな軍事指導教官。生徒たちに恐れられている。元軍人。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。

木製の人形劇場…

音楽室と放送室を探索した後、さらに廊下の突き当たりまで移動すると、外に出ることができます。

建物の外にでると、校舎との間の渡り廊下にでます。そして、渡り廊下には円形の門があり、別の場所へ移動できるようです。このまま校舎へ戻ってもしかたないので、円形の門をくぐって移動してみます。

門をくぐると、少しひらけた広場にでます。電灯のあかりを頼りに進むと、奇妙なものが現れます。

現れたのは木製の人形劇場です。レイによれば、「寺院にお参りするとき、よくこのような人形劇が出ている」とのこと。なぜそのようなものが学校にあるのかわかりませんが、人形劇場にはハシゴがかけられており、近づいてみることが出来ます。

レイが近づいてみると、人形劇の舞台の上がよくわかります。舞台の中央には女性が吊り下げられており、左右にはマネキンの手が2つ置かれています。

レイ「この場面…私に何かを思い出させようとしているような…まるで人形劇をしようとしているみたい…」

人形劇が何かを思い出させようとしていると感じるレイですが、何を思い出させようと言うのでしょうか?意味がわかりません。人形劇のシーンを完成させれば何かわかるかもしれません。マネキンの手があると言うことは、人形劇の人形をセットすればいいのかも、、、人形劇の人形??? そういえばレイは『憲兵の人形』を拾っています。早速、マネキンの手に使ってみましょう。

すると、想像通り、『憲兵の人形』はマネキンの手にピッタリとおさまります。もう一つのマネキンの手がありますが、いまは他に人形はありません。別の人形を見つけたら、また戻ってきましょう。

カセットテープ入手!

他に人形劇の舞台には何もないので、広場の探索を続けます。

すると、広場に植えてある木の幹に何かが挟まっています。

レイが調べてみると、『カセットテープ』を見つけます。手にとってよくみるとカセットテープには「禁止」のラベルが貼られてあります。どうやら検閲されたもののようです。

カセットテープであれば、放送室の機材で再生することができるはずです。早速、放送室へ戻りましょう。

えっ、停電???

カセットテープという手がかりを手にいれ、軽やかな足取りで放送室へ移動していると、突如異変が起こります。

なんと、廊下の裸電球の灯りが消えます。えっ、停電???

仕方なく、そのまま放送室へ向かいますが、放送室の扉の前に立っても「暗くて何も見えない」と表示され、中に入ることが出来ません。。。うーん、どうしようかと悩みますが、そういえば、この廊下には灯りの電源スイッチがあったはずです。

レイは真っ暗な中、手探りで電源スイッチを探し出し、再び電源をオンにします。

すると、灯りがつきますが、奇妙な手形の影があります。キャー、何これ!!と焦りますが、よく考えれば、これはレイの手です。あ〜、驚いて損したと電源スイッチから目を戻します。

しかし、なんとレイの横には幽霊「提灯持ち」が!ギャーーーー!!!絶叫しつつも、提灯持ちをやり過ごすため、背中を向けて息を止めます。

もう、本当にびっくりしました。。。このゲームにしては珍しく驚かす系の恐怖でびっくりです。

カセットテープに録音されたものとは

無事に提灯持ちをやり過ごしたレイは、カセットテープを持って放送室へ入ります。

そして、早速、先ほど拾ったカセットテープを再生機へセットします。すると、録音された4つのトラックの音を聞くことが出来ます。

それぞれのトラックには、それぞれ別の音が録音されています。何かの放送だったり、楽しげな歌だったりしますが、流石に台湾語なので内容まではわかりません。うーん、意味があるのかもしれませんが、字幕が出ないのが残念。

仕方なく、トラックの切り替えスイッチをカチャカチャチャ押していると、スイッチが壊れてトラックを切り替えることができなくなります。そして、テープは同じ音階を繰り返し、再生しています。「♪〜 ♪〜 ♫〜 ♪〜」

再生機を壊してしまった申し訳なさがありましたが、繰り返し流れ続ける音階に何が意味があるかもと思い立ちます。音階、音階、音階、、、はっ、音階といえば音楽室のピアノ!!!そういえば、音楽室のピアノは確か弾けました。この音階が関係あるのでは、早速、音楽室へ向かいましょう。

不完全なる耳コピ…

カセットテープの音階がピアノと関係あるのではという名探偵ばりの推理に酔いしれつつ、足取りも軽く、隣の音楽室へ向かいます。

そして、音楽室のピアノに、先ほど聞いた音階を同じように弾いてみます。

しかし、カセットテープから流れた音階と同じメロディを再現するのに手間取ります。何度も繰り返して音を鳴らしますが、なかなか一致しません。しかし、幸い白鍵しか弾くことができないため、何度も繰り返してやっと同じ音階を弾くことに成功します。すると、突然、部屋のどこかで“きぃ”と金属音が鳴ります。

レイがピアノから視線をそらすと、一瞬だけ、音楽室の中に不気味な笑顔の生徒たちがこちらに向けて拍手をしています。一体なんだと思った瞬間、その姿は消え去ります。

生徒たちが消え去った後、部屋の中央に吊るされた鳥かごに照明が当たっています。よくみると、鳥かごの扉が開いています。先ほどの金属音は、鳥かごの扉の開く音だったのでしょう。

レイは鳥かごに近づき、鳥かごの中にあった人形を取り出します。

鳥かごから手に入れた人形は、何か断罪されているかのように頭が袋に覆われています。また、レイは奇妙なことにこの服装にどこか親近感を感じます。レイの親しい人物と関係があるのでしょうか?わかりません。

ちなみに、鳥かごから人形を取り去ると、その下から指のねじれた手が現れます。何か拷問されたかのように感じますし、人形は手にセットできるものであることもわかります。手にセットできる人形といえば、、、人形劇の人形です。広場の人形劇の舞台へ戻りましょう。

役者はそろった

レイは人形を手に、広場の人形劇の舞台へ戻ります。

そして、残されたマネキンの手に、先ほど手に入れた人形をセットしてみます。これで『憲兵の人形』『頭が覆われた人形』が戻り、もともとあった『逆さになった女性らしき人形』とあわせて全ての人形が勢ぞろいします。

全ての人形が揃うと、いきなり『憲兵の人形』が動き、『頭を覆われた人形』に向かって発砲します。なんと人形の拳銃から実弾が発射され、弾は『頭を覆われた人形』を撃ち抜きます。そして、弾は『逆さになった女性らしき人形』の頭も吹き飛ばします。

いきなりのことに驚くレイ。

レイ「なんてむごい…なにが流れ出しているの…血? なんでこんな残酷な光景を見せられなきゃいけないの?」

レイの言う通り、人形からは血のようなものが流れ、拳銃からは硝煙の香りがしています。レイはなぜこのような光景を見せられたのか、なんの意味があるのかと憤ります。

そして、頭を吹き飛ばされた吊るされた人形から何かが転げ落ちます。よくみると、人形の体から鍵が出て舞台の中央に落ちています。

レイが手に取るとそれは『地下の鍵』です。鍵は古びた銅製で、どうやら校舎の地下にある銅製の扉と同じです。これがあれば、校舎の地下の扉が開くことができそうです。

レイは校舎の地下へ移動し、鍵のかかった銅製の扉の前に立ちます。そして、手に入れた『地下の鍵』を使うと、思った通り、扉が開きます。

さて、今回はここまで。

不気味な人形劇を見せられたレイ。一体、何を思い出せと言うのでしょうか。

次回は、新たに行くことができるようになった扉の先を調べ、レイを取り巻く環境を明らかにしつつ、学校からの脱出を目指していきましょう。

では。