こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたDex(デックス)攻略記(その4)です。
謎の襲撃から逃れるため、レイキャストの助言に従ってバー『フィクサーズ・ホープ』に向かったデックス。前回、トラブルに巻き込まれながらも、とうとうフィクサーズ・ホープに到着し、デッカーと出会います。
デッカーによれば、追っ手を操っているのは『闇の結社コンプレックス』だろうとのことですが、なぜそんな結社に命を狙われるのか、デックスには全く身に覚えはありません。
●主人公デックス:人生に悩むうら若き女性。突如、秘密結社コンプレックスの襲撃を受けるも、本人は理由がわからない。天才ハッカー・レイキャストの警告のおかげで辛くも難を逃れる。目下、逃走中。 |
フィクサーズ・ホープに到着し、とりあえず安全を確保できたかに見えたものつかの間、再び敵の襲撃が起こります。デッカーは、『俺が時間稼ぎをしている間に、より安全なトニーのもとへ行け』といい、デックスを裏口から逃します。
今回は、デッカーに教わった中華街のトニーを探して、助けを求めましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、誤訳、意訳、筆者が脳内補完している部分がありますので、何卒ご容赦ください。
裏通りを抜けて…
フィクサーズ・ホープの裏口から出ると、そこは裏通りになっています。建物の壁には落書きが描かれ、足元にはゴミが散乱しています。あきらかに治安が悪そうです。厄介ごとに巻き込まれないようにしましょう。
そう思いますが、さっそく画面の端に敵キャラが見えます。やれやれ、仕方ない。。。行く手を邪魔するアウトローな方々を懲らしめながら、先へ進みます。
すると、先には巨漢の大男が行く手を遮っています。ギャングの“シーダーズ”ともめた時に大男と戦いましたが、こいつら強いのであまり戦いたくありません。
うーむ、よく見ると、大男はこちらと逆の方向を見続けています。ひょっとして背後から首締めでテイクダウンできるかもしれません。こっそり近づいて試してみます。
が、結論は無理。身長差がありすぎるのか、いまのデックスでは背後からテイクダウンさせることができません。仕方なく、拳で語り合うことにします。
そして、ダメージを喰らいながらもなんとか倒します。なかなかキーボードでの操作に慣れないため、ひたすらパンチを繰り出すゴリ押しですが、勝てたのでよしとしましょう。
招き猫を追ってトニーのもとへ
しばらく進むと、イベントシーンが流れます。
デックス
「くそっ、ここは一体どこ!」
苛立つデックスちゃんですが、裏通りでアウトローな方達に絡まれりゃあ、多少苛立つのも仕方ありませんな。ん?!よく見ると目印の『招き猫』の看板があります。ここがトニーの店“トニーズ”に違いありません。
デックス
「この店に違いないわ!」
トニーがいるのはここに違いないとデックスは扉をたたきます。先ほどから雨が降っており、デックスもずぶ濡れです。
すると、のぞき穴が開き、不審そうな目つきの男が怒鳴り声をあげます。
男「おい、どっか行け!」
おいおい、ずぶ濡れで困ってそうな女性にいきなり声を荒げるとは何事じゃと思いますが、デックスも負けてはいません。
デックス
「あなたがトニー?デッカーから、あなたが隠れ家を持ってるって聞いたわ。助けてほしいの。」
デッカーの名前を聞き、男の顔つきが変わります。否定しないところをみると、どうやら彼がトニーです。
トニー「デッカー? おい、なんだかヤバイことになってそうだが、俺はトラブルはごめんだ。いいかい?」
なんとトラブルを避けたいトニーはのぞき穴を閉めてしまいます。ちょっと待って、ちょっと待って。
デックス
「トラブルどころじゃないわ。トニー、お願いよ。デッカーから力になってくれると聞いたの。」
デッカーの名前を出してひたすら頼み込むと、扉の向こうからトニーのグチが聞こえます。
トニー「なんてこった… おちおち静かに仕事もできねえってのかよ… わかった、わかった。話を聞くだけだぜ。」
そして、トニーは扉を開き、デックスを入れてくれます。ホッ、よかった。。。
トニーズに全員集合!
店の中に入ると、トニーの姿がはっきりわかります。野球帽をかぶった肥満体の若い男性です。
トニー
「ところでデッカーはどこにいるんだ?なんで彼自身で知らせにこないんだ?」
デッカーはデックスを逃がすために一人残りましたが、無事だったかどうかわかりません。
デックス
「わからないわ。死んだのかもしれない…。デッカーは残ったの、何か起こったのかもしれないわ。」
すると、トニーは驚いて目を見開きます。
トニー
「死んだのかも?ありえねえよ。あんた誰に追われてんだ? 俺は息をするのが大好きなんだ、いいか、じゃあ、もう出てってくれよ。」
デックスに関わるとマズいと思ったトニーは、とっとと出て行くように言い出します。しかし、ここで引き下がってはいけません。
デックス
「お願い、レイキャストに連絡するのを手伝って。どうしたらいいか、彼なら知ってるわ。」
すると、再びトニーが目を大きく見開きます。口もあんぐりと開いています。
トニー
「レイキャスト?ひょっとして君…レイキャストのお知り合い?」
天才ハッカー・レイキャストの知り合いとわかって固まるトニーですが、突然扉の向こうから大きな声が聞こえます。デッカーの声です。
デッカー
「トニー!開けてくれ!デッカーだ。入れてくれ!」
トニーは逃げてきたデッカーを、すぐに中に招き入れます。これでとにかく全員が無事揃うことができました。
あらヤダ、あなたジャックがないの…
慌てた様子のデッカーでしたが、トニーの店に入ってしばらくすると落ち着きを取り戻します。
デッカー
「とりあえず、ここなら安全だ。こう見えてトニーはハッカーとして追跡をかわすのは得意なんだ。」
ひょうきんで頼りなさそうなトニーも、デッカーが認めるハッカーとのこと。あまり信じられませんが、それ以上に、デッカーが追っ手から無傷で逃げられたのは奇跡的です。
デックス
「一体、フィクサーズ・ホープからどうやって逃げ出せたの?」
デッカー
「ま、経験があるからな。長年、ハッカーとして危ない橋を渡ってきたからな。」
デッカーはただのバーのマスターではなく、元ハッカーだったようです。詳しく話してくれないですが、事情があってハッカーから足を洗ってバー“フィクサーズ・ホープ”のマスターになったとのこと。
デックス
「それで、どうすればレイキャストと連絡を取れるのかしら?」
デックスの質問にデッカーは驚きます。
デッカー
「どういう意味だい?レイキャストとここで“接続”するだけだ。一度、彼とサイバースペースで会ったんじゃないのか?そこにジャックさえすれば… うん?ちょっと首を見せてみろ…これはなんだ…これは“ジャック”じゃない!」
デックス
「やめて!ただのネックプレートよ。何を言っているの、“ジャック”って一体何よ?」
デッカー
「ネックプレート?その変なアクセサリーのことか。俺たちはここでモデルごっこをしているわけじゃないだぜ。“ジャック”がないないなんてどういうことだ。どうやってネットワークにつながるんだ?」
デックスもハッカーだと思っていたデッカーは、デックスにネットワークにつながる装置“ジャック”がないことに驚きます。まるで攻殻○動隊のよう。。。うーん、高まるぅ。
デッカー
「俺やトニーを見てみろ。首の後ろに“ジャック”があるだろ。これを使ってグリッドに接続している。これが接続するための唯一の方法なはずなのに。それがなきゃ、なんとか我々だけでレイキャストへの連絡方法を見つけださなきゃならない。トニー、敵に気づかれないよう、レイキャストへの信号を出せるか?」
トニー
「マジで言ってんの?ペンギンよりうまく“アイス(ICE)”に滑り込まなきゃいけないが…よし!オイラがレイキャストにメッセージを送ってやるぜ。」
仕方なく、こちらからレイキャストへメッセージを送って連絡を取ることにします。トニーが画面に向かって、しばらく作業していますが、突然声をあげます。
トニー
「…よし、コンタクトはできた。レイキャストだ、間違いない。彼の暗号化署名だ。」
お、トニー、ハッカーとして有能なのは間違いなかったようです。トニーはレイキャストとのコンタクトに成功します。
サイバースペース入門!
トニーがレイキャストとのコンタクトに成功すると、あたりのディスプレイにレイキャストの顔が映ります。
レイキャスト
「また会えたね、デックス。生きて会うことができて、本当によかった。やあ、デッカー。君にデックスを託して正解だったよ。」
すると、若干皮肉げにデッカーが答えます。
デッカー
「そう言ってもらって嬉しいよ。命を落としかけたからな。」
レイキャスト
「すまない、他の手段があればよかったんだが。しかし、その価値はあったのは間違いない。さあ、時間がない、急がねばならない。デックス、君にサイバースペースへの入り方を教えなくては。」
デックス
「えっ?でも、私は首にそんな“穴”はないわ。」
レイキャスト
「君には必要ない… 君は… 特別なんだ。」
(。・ω・。)?へ?一体どうゆこと?レイキャストはデックスにジャックは必要ないと言います。
レイキャスト
「今回は私がサイバースペースへ導こう。だが、いずれ君自身でつながることを学ばないといけない。さあ、リラックスして精神を解き放つんだ。昇華し、分離していくことだけを考えて。よし、あの壁を感じるかい? それに集中して、開けるんだ。」
トニーには、レイキャストの言っている意味がわかりません。
トニー
「レイキャストは何を言ってるんだ?彼女には“ジャック”がないのに…」
レイキャスト
「…さあ、流れが見えるかい。目の前を垂直に流れているだろ。それがバーチャル世界への入り口だ。」
すると、画面の上部に「ALTボタンを押して、AR(拡張現実)に入れ」と指示が出ます。
指示通り、拡張現実に入ると周囲の雰囲気が変わります。自宅で兵士に襲われた時にエレベーターをハッキングした時と同じ感じです(攻略記その1参照)。
レイキャスト
「よし、入ったね。この感覚を覚えてないかい?この前と同じだろ。」
拡張現実に入ると、壁のパネルに「DEVICE」と表示がされているので、それにハッキングしてみます。
ハッキングが完了すると、パネルから火花が飛び散ります。いきなりのことでトニーは驚きます。
トニー
「おい!あのパネルはずっと壊れたことなんかなかったぜ!一体どうやったんだ…?」
ハッキングが終わると、レイキャストの警告する声が聞こえます。
レイキャスト
「気をつけて。“ウィルス”が君の方へ向かい始めた。すぐに戻ってくるんだ。」
レイキャストのいうとおり、拡張現実でのデックスの化身(アバター)に赤色の物体が四方から迫ってきます。どうやらこれがウィルスのようです。こちらがハッキングを仕掛けたので、防壁が攻めてきたのかもしれません。再びALTボタンを押して、拡張現実から戻ることにします。
レイキャスト
「それに入るんだ… よし… 戻ってきた。デックス、理解できたかい?これからは一人でできるよう、練習が必要だ。デッカーがサポートしてくれる。」
いきなりデッカーにサポート役を任せるレイキャスト。あんた一体何様と思いますが、デッカーは不安そうながら引き受けてくれます。
デッカー
「ま、やってみよう。」
明かされる衝撃の真実
なぜジャックもなく、ネットワークに介在できるのか?理由がわかりません。戸惑うデックスに、レイキャストが理由を語ります。
レイキャスト
「なぜそんな力があるかと戸惑っていると思う。君は“ケテル”という名を聞いたことはないかい?」
デックス
「…えっと、ないわ。」
レイキャスト
「では、よく聞くんだ。“ケテル”は史上最高の人工知能(AI)だ。世界中のサイバーネットワークで起きている全てを瞬時に把握することができる唯一の。全てのメッセージ、取引、接続。あらゆるものを“ケテル”は見て、感じている。そう、全知全能のね。そして、デックス。君はその“種”なんだ。」
デックスが、全知全能と言われたAIケテルの種???どういうこと?
デックス
「えっ、どういう事?」
レイキャスト
「デックス、秘密結社コンプレックスが君を亡きものにしたがっている。だが、ケテルのために生き延びねばならない。これから起こることに備えるんだ。自分自身の身を守れるように、サイバースペースで訓練するんだ。デッカーが君を手助けしてくれる。しばらくしたら、また話せるだろう。」
いやいや、もっと聞きたいことがありますが、何か事情があるのか、そういうとデッカーが止めるのも聞かず、レイキャストは通信から消え去ります。
デッカー
「レイキャスト!もっと情報が必要だ。レイキャスト?くそっ!行きやがった。」
トニー
「オイラには、挨拶もなしで行っちゃった…」
デッカー
「AIは何者にも縛られず全てを監視している。ケテルに対抗しようとしているのは政治家たちだ。だが、ケテルには脅迫も効かない、肉体も欲望も守るべき家族もないのだから。もちろん、袖の下も効かん。そう、だから秘密結社コンプレックスが… 政治家たちの最後の切り札なのさ。」
デッカーはケテルについて知っていることを教えてくれます。
デッカー
「奴らはケテルを封じ込めるため“GSV”を解き放った。だが“GSV”は完璧ではないが、十分だった。二つの人工知能…ケテルとGSV… は拮抗した。ブラックマンデーって聞いたことがあるか。そう、全てのグリッドがクラッシュした日だ。彼らはとことん戦いあった。その結果、消耗しあって膠着状態となった。ケテルは未だあらゆる場所に存在しているが、GSVとの膠着状態が解けない限り、作動できないんだ。」
最強のAI “ケテル”を倒すために、別のAI“GSV”を使ったようですね。うーん、シビれる。。。が、デックスにはそんなことは関係ないようです。
デックス
「でも、それが私とどんな関係があるのかわからないわ。」
デッカー
「だが、レイキャストは大いに関係していると思ってるようだ。そして、秘密結社コンプレックスもね。君がどう思っていようが関係ない。」
デックス
「だから、コンプレックスは私を付け狙うってこと?私がケテルの“種”って、一体どういうことなの?」
デッカー
「噂としては、ケテルはGSVにやられる前に、サイバースペースに自らの複製を作っていた。そして、人間をバックアップに使ったんだ。そして種を有機的ネットワークに保存したんだ。そう、人間の脳にね。」
キタ━(゚∀゚)━! なんとAIケテルは、自分の複製の種を人間の脳に保存したとのこと。つまり、それがデックスだったということでしょう。デックス自身にそういう記憶がないみたいだったのでびっくりですが、サイバーパンク感満載の展開です。
デックス
「何を言っているのかわからないわ。私は普通の人間よ。」
デッカー
「そうかもな。だが、“種”かそうでないかは別として、コンプレックスが追っているのは確かだ。なんとかしないと。」
デックス
「レイキャストは、あなたがサイバースペースについて訓練してくれるって言ってたけど、そうなの?」
デッカー
「正直にいうと、嬢ちゃんがどうやって接続してるかさっぱりわからないんだ。俺たちは皆ジャックを使うからな。さっきのようなことは一度も見たことがない。だが、ネットに入れるなら、案内はできるだろう。」
確かに事実として受け入れたくなくても、コンプレックスが危険な追っ手を差し向けてくるのには対処していかないといけません。デッカーができる限りのサポートをしてくれると聞き、デックスも腹を決めます。
デックス
「わかったわ、やってみましょう。」
デッカー
「よし、基本からやっていこう。ふむ… トレーニングするための場所が必要だな。安全なね。そうだ、トニーのファームをハックすることにしよう。」
トニー
「もしもし〜、何を話してらっしゃるのかな〜。俺のファームには何もないぜ。え〜と、悪気はないけど。」
デッカー
「トニー、お前のネットワークは大丈夫だ。彼女が無事にネットを移動できるよう、いくつか中継器をハックするだけだから…。頼むぜ、理想的な環境だろ。彼女を助けてやりたいんだ。」
トニー
「…わかった、わかった!だが、荒らさないでくれよ。それとサブディレクトリには触らないでくれよな。」
トニーは渋々、自分のファーム(これがパソコンを意味するのか、ネット上の環境を意味するのか正確にはわかりませんが)でサイバースペースの訓練をすることを許可します。デックスはトニーのファームにアクセスします。サイバースペースに入ると、拡張現実の時と同じように画面が切り替わります。
デッカー
「奴らが見えるか?ウィルスたちだ。近づかせないように。」
おいおい、いきなりウィルスですか。画面に『Eボタンで、サイバースペースから出る』とあるので、落ち着くために一旦サイバースペースから戻ります。
デッカー
「筋は悪くないが、まだまだだな。もう一度やるかい?」
まだ何もやっていませんが、一応、アクセスして戻ってきたことを褒めてくれます。デッカー、あんたいい教師や〜。一方、お調子者のトニーは、心配しつつもちょっと悪態をつきます。
トニー
「おい、大丈夫か?オイラの作った要塞は難しすぎるんじゃないか?」
このデブめと思いますが、笑われるくらい初心者なのは本当なので仕方ありません。今は我慢しておきましょう。
さて、今回はここまで。
今回は、デックスが最強のAIケテルの情報を脳に託されているらしいということが明かされました。本当かどうかわかりませんが、とにかく命を狙われる理由としては十分なようです。なんとか生き延びるために、ネットに自由にアクセスできるという特殊能力を鍛える必要があります。次回は、サイバースペースに再びアクセスして、デッカーから訓練を受けましょう。
では。