Baldur’s Gate 2 EE(バルダーズ・ゲート2EE)SoA攻略記(その3)

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたバルダーズゲート2EEの攻略記その3です。

前回、正体不明のメイジに囚われていたガラコ君一行、仲間を増やし、別のフロアまで逃げることができました。さらに逃げた先では、独特の口調のバウンティハンター・ヨシモが新たに仲間になりました。

●主人公ガラコ:人間、男。ファイターの脳筋好青年。試練の連続だが、優しさを無くさない好青年。なんと、邪神バールの子供の一人。
イモエン嬢:人間、女。ガラコと同じくゴライオンに育てられた妹的幼馴染。同じ環境で育ったがより屈託ない性格で、悩むガラコを支え続けるけなげな娘。
ミンスク:人間、男。典型的な脳筋レンジャー。一緒に旅していたダイナヘールを殺され、復讐を誓う。ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面も。
ジャヘイラ:ハーフエルフ、ドルイド姉さん。カリードの奥様。前作ではガラコと旅をした間柄。監禁生活でストレスが溜まっている。カリードとともにハーパーズという善なる秘密結社の一員。
ヨシモ:人間、男。独特な口調とイントネーションで、強烈なインパクトを醸し出すエセ忍者(バウンティハンター)。胡散臭いけど、なぜか憎めない男。

今回も引き続き、脱出先を見つけるために探索を続けます。

では、はじまり〜、はじまり〜。

※なお、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完して追加している部分がありますので、ご容赦ください。

※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。

ヨシモからの情報

前回、ヨシモが仲間になった時に、彼がこれまでにこのフロアを攻略するために集めた有益な情報を2点教えてくれました。

  • この奥の部屋には4つのポータルがあり、それがモンスターを召喚している。ポータルを破壊すればモンスターの召喚は止まる。
  • さらに先には、柱にワンドが備え付けられている部屋がある。ワンドは前を通るものを構わず撃ち殺そうとするが、ワンドは鍵があれば外すことができる。

これからこのフロアを攻略しますが、心していきましょう。

メフィット・ポータル4連発!

早速、初めの部屋に向かいます。

まさにヨシモのアドバイスの通り、4つのポータルがあり、タイプの異なるメフィットを召喚してきます。

ポータルがある限り敵を召喚するので、よい経験値稼ぎにはなりますが、ラジアントメフィットはカラースプレーを唱えてきたり、アイスメフィットやマグマメフィットなども冷気や炎のダメージを与えてきます。倒しても倒しても湧いてきて地味に厳しいため、早々にポータルを潰します。

ポータルを潰せば、あとはすでに発生しているモンスターさえ叩けば良いので、全員で各個撃破して倒しました。

倒してから周囲を捜索すると、3種類の鍵を発見します。ワンド・オブ・クラウドキー、ワンド・オブ・サモニングキー、ワンド・オブ・ファイアーキーです。

ひょっとすると、これがワンドを外す鍵なのかもしれません。大事に確保しておきます。

衝撃の別れ!!

さらに部屋を探索すると、突然、ジャヘイラが悲鳴をあげます。

ジャヘイラ

「カ…、カリード?」

そしてジャヘイラは、部屋の片隅に投げ捨てられた死体を見つめています。

ジャヘイラ

「カリード!いや… これは… 幻覚だわ… 夢よ… 悪い夢よ…。どうして… どうして… 」

そこにあった死体はカリードその人です。

ジャヘイラを慰めようと皆から声をかけられますが、ジャヘイラは錯乱したように、感情を爆発させます。

ヨシモ

「男のことは知らないけど、大事な仲間を失って気の毒ネ」

ジャヘイラ

「構わないで!部外者のくせに!お前たちの言葉なんか聞かない!放っておいて!言葉なんていらない!演説も教訓もいらないわ。私が聞きたい唯一の声は… 死んでしまった!! もう聞けないの!! もう… 」

しばらく、無言の時間が過ぎ、苦しみに耐えていたジャヘイラですが、顔をあげ小さな声でつぶやき始めます。

ジャヘイラ

「シ… シルヴァヌスよ、カリードをその出づるところへと導きたまえ… 彼に相応しいところへと。自然の意思によって… 与えられたものは返され、混乱も今は平和に。私のカリード、私の愛に… 私の愛に導かれんことを… 」

彼女なりに、苦しいながらカリードとの別れを行います。

ジャヘイラ

「気… 気づかれる前に急がなくては。ここから脱出しなくては… さあ行きましょう!」

急いで逃げないといけないのは確かですが、なんとか蘇生できないかと提案してみます。

ガラコ

「彼を生き返らせる方法はないのか」

ジャヘイラ

「無理よ。彼は死んでしまった、だいぶ前に。もう生き返らせることはできないわ。それに遺体が冒涜されてしまったから! いつかカリードの仇はとるわ。それまで私に心の休まる日は来ないわ。いつか… 弔いを… 」

ジャヘイラの言うように、死体には人体実験された痕跡があります。

ずっと黙っていたイモエンでしたが、たまらず声をあげます。

イモエン

「カリードは苦しまなかったわ。」

ジャヘイラ

「何をでまかせ言っているの。イモエン、私はそんな気分じゃないのよ!」

イモエン

「でまかせなんかじゃないわ。あいつは… あいつは切って… 私に見せたの。私の目を無理やりこじ開けて見せたの。あいつは… 」

どうやら、イモエンの右目の傷はその時につけられたのですね。絶対許さない!

そしてイモエンは引き続き語ります。

イモエン

「あいつは私に見るべきだと。見れば理解すると言ったわ。でも、あいつが何を望んでいたか分からなかったわ。あいつは切りながら言うの『わかるかい?』って。何度も『わかるかい?』って」

人体実験を繰り返すイレニカスの目的が全くわかりません。とにかく、とても悲しく、残念ですが、この場を離れます。

彼女のクローン!!

隣はたくさんの水槽が置かれた部屋でした。しかも、その部屋では、女性とアサシンらしき男が戦っています。

しばらくすると、女が男を倒します。

女「マスター、またあなたなの! まだ私を苦しめるつもりなのですか!?」

ガラコ

「いやいや、あなたは何者で、ここで何をしているんですか」

女は錯乱しているようですが、落ち着くようにいい、聞いてみます。

女「私が誰かあなたは知っているでしょう!それとも“彼女”と勘違いしているのですか!? お前が私を作ったんだ! 殺して作って殺して作って! 今度は私がお前の息の根を止めてやる!」

やっぱり錯乱状態のため、素直に聞いてくれません。いきなり戦闘開始です。

ただの女かと思いましたが、分身するなど魔法も使い、なかなか強敵でしたが、多勢に無勢、遠距離からの攻撃で弱らせ、前衛の攻撃で屠ります。

イモエン

「彼女、クローンだって言ってたけど。なぜ彼女を作ったのかしら。」

周辺の水槽を見ると、先ほどの女性と同じクローンや、体の一部が浮いています。イレニカスは何度もクローンの培養を行っていたようです。。。

イモエンの言う通り、狙いはまだよくわかりません。

ワンドのある部屋

さらに先を進みます。すると、まるで通路のように細長い部屋に入ります。

ガラコたちが先を見ると、先客のアサシンやデュエルガーがいたようですが、ガラコたちの目の前で、壁から飛んできたマジックミサイルや、冷気に凍結され、殺されてしまいます。

よく見ると、壁の柱の部分から魔法が出たようです。おそらく、ヨシモが言っていたワンドのある部屋というのがここのことなのでしょう。

これまでの探索で集めた鍵6本を全て、イモエンにもたせて、彼女がワンドを解除してもらいます。

全てのワンドを外すと、通路のどこを歩いても魔法で攻撃されることはなく、安全に移動することができました。イモエン、ヨシモ、ありがとう。

閉じ込められている男

探索を続けると、小太りな老人がガラス張りの部屋に閉じ込められています。

フレネダン「ああ!あんたは、私のような老人を閉じ込めるような奴らとは違うようだ。助けてくれ。」

ガラコ

「俺たちもさっきまで捕虜だったんだ。助けてもいいが、その前になぜ閉じ込められているんだ。」

フレネダン「私の名はフレネダン。このガラスの牢に閉じ込められてから日は長い。理由は分からないが、魔法の実験のためじゃないかと恐れているんだ。どうか助けてくれ!」

ガラコたちも同じように実験道具にされ、苦痛を味あわされてきました。男が言っていることも整合性がありそうです。助けてあげることにします。近くにあった鍵を使って、牢屋の扉を開けます。

フレネダン「出してくれたありがとう。私がついて行ったら邪魔かい?悪いことなんてしないよ。」

フレネダンは、感謝を述べ、さらにガラコたちの後ろについて逃げていいかと聞いてきます。助けると決めた以上、断る理由もありません。ついてくることを許します。

そうすると、ガラコたち一行を動かすと、その後をフレネダンがひょこひょことついてくるようになります。また探索を続けます。

ギルド間の抗争?裏切り!

探索を続けると、男がいきなり声をかけてきます。見た目はこれまで見てきたアサシンのようです。

男「それ見ろ!だから、どこかに援軍がいると思ったんだよ。だから俺は奴一人の力ではないと言ったんだ。ここで終止符を打とう。イレニカスの最後を見届け、ギルド戦争もこれで終わるんだ!」

ガラコ

「いや、俺はただこの場所から出たいだけなんだ。それにしてもギルド戦争だって、何を言っているんだ?」

男「お前が何と言おうと、お前とお前のギルドは終わりだ!」

新しいワード「ギルド戦争」が出ました。どういう意味なんでしょうか。色々聞いてみますが、相手は聞く耳を持たず、戦闘開始です。相手も味方のアサシン2名を呼びます。

なかなかタフなアサシンたちでしたが、後衛は後ろから弓矢、スリングで攻撃、前衛で押し込んでアサシンを攻撃します。

アサシンを2体倒し、残り1体!と思った時、おもむろに後衛から弓矢で攻撃していたヨシモが、背中から攻撃を受けます。

誰かと思うと、何と後ろからついてきていたフレネダンが攻撃してきていました。せっかく助けてやったのに。。。

(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ ) ‘`,、ぶっ殺す!

名前はフレネダンのままですが、見た目はモンスターの見た目になっています。激情に駆られて、アサシンを倒す前に、そのまま皆でフレネダンを総攻撃、フルボッコです。あっという間に、フレネダン、アサシンともご臨終です。

それにしても、何も考えず、フレネダンを倒してしまいましたが、普通の人間のようだったのに、なぜ急変したのでしょうか。理由はよくわかりません。ひょっとすると、フレネダンも実験体のクローンの一人で、不安定だったから隔離されていたのかもしれません。どうであれ、フレネダン自身は、イレニカスの被害者であるのは変わりないでしょう。攻撃してきたので、倒したのは仕方なかったですが、怒りの矛先はイレニカスに向けようと反省します。

ちなみに、ギルド云々は正直今はまだわかりません。。。

やっと出口へ!

先に進むと、アサシンたちの死骸が累々と続いています。激しい戦いの跡だとすると、この先に何かあるのかもしれません。

通路は登り坂になっており、やがて前方から陽の光が見えてきます。ガラコたちのパーティに一瞬安堵の感情が広がります。

アサシンたちの死体を見渡していると、恐ろしい憤怒の叫び声が聞こえ、巨大な爆発が背後の通路を吹き飛ばします。

なんてダイナミックな演出!と思いますが、イラストが流れてきたのをみて、イレニカスのお顔がこんな感じだと初めて判明します。やはり動画に出てきた男性はイレニカスだったようです。

現行犯逮捕!!

通路ごと吹っ飛ばされたガラコ一行ですが、何とか地上に這い出ます。あたりは瓦礫だらけになってしまっています。しかも、イレニカスもガラコ一行の後を追い、地上へ這い出てきます。

さすがに爆発した中心地から這い出てきたイレニカスを、周りの兵士たちが取り囲みます。そして、取り押さえるために攻撃を始めます。

イレニカス「ここで私に攻撃するつもりか!?私を誰だと思っているのだ!?」

そういうと、イレニカスは兵士たちを強力な魔法で攻撃します。

イレニカス「苦しめ!皆、苦しむがいい!」

そして、兵士たちを皆殺しにしてしまいます。その後、イレニカスはガラコたちの方を見て話かけてきます。

イレニカス「神の子よ。逃れたか。お前を少々見くびっていたようだ。」

イモエン

「これ以上、私たちを苦しめないで!」

イレニカス「苦しめる?馬鹿な娘だ。私が何をしているか分かっていないようだな?」

イモエン

「分かりたくもないわ!もう私達を放っておいて!」

イレニカス「逃すわけにはいかんな。もう少しで眠っている力を解き放てるのだ。」

イモエン

「そんなの余計なお世話よ!」

たまりかねたイモエンが、マジックミサイルでイレニカスを攻撃します。

しかし、さすがイレニカス。無傷で立っています。

イレニカス「いい加減にしないか。無知な者どもの戯言を聞く気はない。」

彼なりの信念というか、妄執がやはりあるのでしょう。イレニカスは聞く耳を全く持ちません。狂っています。。。

イレニカスはイモエンに魔法を唱え、炎で攻撃します。イモエンは炎に包まれます。

何とかイモエンは立っていますが、部が悪いのは否めません。どうなるのか?と心配になったところ、おもむろに、周囲に転移してくる者たちがいます。

そして、怒鳴り声が響き渡ります。

声「誰に許可を得て、魔力を用いておるのだ!」

現れたのは魔法使いたちです。

魔法使い「当事者は全員逮捕する!この騒乱は終わりだ!」

イレニカス「何故いちいち邪魔が入るのだ!忌々しい!」

そういうやいなや、イレニカスと魔法使いとの間で、激しい魔法の攻防が繰り広げられます。そして、何名かの魔法使いがイレニカスに敗れ、砕け散ります。

あれっと思っている間に、さらに魔法使いたちが転移してきます。

最初の魔法使いたちよりも、より高位の魔法使いたちなのでしょう。イレニカスを一瞥し、その実力を見破ります。

新しくきた魔法使い「このメイジの力は強大だ。一気に片をつけなくては。」

イレニカス「もういい!時間がない!」

イレニカスも不利を悟ったのか、それとも戦いの意味がないと考えたのか、一旦抵抗をやめます。

魔法使い「直ちに抵抗をやめ、我々に同行するのだ!」

イレニカス「お前の哀れな魔法は役に立たない。もうやめろ。」

魔法使い「我々が倒れようとも、多勢に無勢だ。お前に勝ち目はない!」

イレニカス「ひよっこが笑わせてくれる。投降してやっても構わんが、その娘も一緒だぞ!!

_人人人人人人人人人_
>ハアァァァァァア?<
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^ ̄
\\\ (งꐦ☉д☉)ง ////

何を言い出すと思ったら、イモエン巻き添えです。

イモエン

「何? やめて! 私は何もしてないわ!」

しかし、一切魔法使いたちは聞く耳を持ちません。

魔法使い「お前は、魔法の違法使用に関わった。同行しろ!」

イモエン

「あいつと一緒なんていや!いやよ!許して!お願い!」

イモエンの釈明も聞き入れられず、問答無用で、イレニカス、イモエンは魔法使いたちに連れ去られてしまいます。

ミンスク

「なんてことだ!ダイナヘールを殺した奴が報いを逃れて、イモエンまでも連れ去りやがった!ガラコ、あの邪悪なウィザードを探し出そう!」

ジャヘイラ

「イレニカスが自分から去るなんておかしいわ。それに彼はガラコに興味を示したのに、何故イモエンを連れて行くのかしら?もしかしたら、私達をおびき出そうとしているんじゃないのかしら?」

さすが、ジャヘイラ姉さん、見た目と違って百戦錬磨のベテランなので、言うことが違います。。。

ジャヘイラ

「だったら、慎重に行動すべきよ。彼についても、彼と戦っていた連中についても私たちは知らないのよ。何か、大きな陰謀に巻き込まれているような気がするわ。」

姉さん、全くその通りです。

ヨシモ

「ドルイドの言う通りネ。ミンスク、あのウィザードとはいずれ戦うことになる気がするヨ。ここはひとまず、力を貸してくれる仲間を探すべきネ

確かに、イモエンが抜けてしまい、大幅な戦力ダウンです。

今回はここまで。

次は、情報を集めつつ、よければ仲間も探しましょう。

では。