こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたバルダーズゲート2EEの攻略記その19です。
前回、イモエン救出のため、収容施設スペルホールドへ潜入したガラコ一行。しかし、既にスペルホールドは魔術師イレニカスが力で支配していました。しかも、信じていた仲間ヨシモの裏切りにより、ガラコもイモエン同様、囚われの身となってしまいます。
●主人公ガラコ:人間。邪神バールの子供の一人だが、優しさを無くさない好青年。魔法を許可なく使い、カウルド・ウィザードに捕まった幼馴染イモエンを探している。デアルニス・キープの新領主でもある。 | |
●ミンスク:人間。新たにエアリーをウィッチにむかえた脳筋レンジャー。直球な性格だが、ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面も。きんに君&あばれる君。 |
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●ジャヘイラ:ハーフエルフ。夫カリードをイレニカスに殺されたハーパーズのドルイド未亡人。夫の死を懸命に耐える反動で、泣き言を言い続けるエアリーと大喧嘩をしてしまう。 | |
●イモエン:人間、女。ガラコとともにゴライオンに育てられた幼馴染。しかし実は、ガラコと同様、バールの子。つまり異母妹。ガラコを支え続けるけなげな娘。 | |
●エアリー:有翼エルフのメイジ/クレリック。奴隷生活で翼を切断されるも、汚れのない無垢な女の子。奴隷生活がたまにフラッシュバックし、感情の起伏が極めて激しい時がある。 | |
●ナリア:人間。デアルニス家現当主のシーフ/メイジ。世間知らずのお嬢様だったが、領地がモンスターに襲われ、父も殺される。苦難を経験し、大人に成長しつつある。 |
イレニカスはバールの神性を使って、何かをしたいという計画があり、囚われたガラコは、イレニカスにバールの神性を奪われてしまいます。そして、用済みとなったガラコを処刑するように、イレニカスは妹のボーディに命じます。
残虐なバンパイアのボーディは、ガラコたちを単に殺しても面白くないとして、イレニカスがいなくなったのをいいことにゲームを提案します。ガラコたちが逃げるのが早いか、ボーディが追いかけて狩るのが早いか、命がけの競争です。
今回は、ボーディの魔の手から逃れ、イレニカスの計画を潰すべく、イレニカスを倒しましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※なお、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完して追加している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
死亡遊戯!!
ボーディの気まぐれで命がけの遊びに付き合わされることになったガラコ一行。逃げ切れる可能性は低いでしょうが、ゼロではないはずです。ガラコたちはその可能性に賭けるべく、脱出路を探します。しかし、少し歩き始めると、ガラコが立ちくらみし、血が沸騰するような感覚を覚えます。その様子を見たイモエンが心配して声をかけます。
イモエン
「うわ、ちょっと待って、大丈夫? ひどく気分が悪そうに見えたよ。私もイレニカスの儀式の後、体の力が抜けたわ。少しゆっくりしよう。」
イモエンの気遣いはありがたいですが、時間がありません。ガラコは傷ついた体にムチを打って探索を続けます。
ボーディによると、ガラコが連れてこられた場所は、収容施設の地下にある、囚人の精神状態を試すための迷宮だとのこと。
そのため、いく先々で謎かけとなった仕掛けがあったり、
ミノタウルスやゴース、スピリットトロールなどのモンスターがいたりと、攻略しがいのあるダンジョンとなっています。
しかも、少ないながらも極悪な罠が仕掛けられています。プレイしていてドキッとした罠が2つあります。
一つ目はパーティが隣の部屋へ移動するため、扉をくぐると、移動中に扉が突然閉まるというものです。前衛と後衛が分断された状態で、突然敵が現れる罠です。
しかも、現れる敵はアンバーハルク。昆虫型生物で殻が硬いんです。一瞬、パニクってしまい、後衛組の魔法を使うタイミングが遅れ、危うく死にそうになりました。
二つ目にドキッとした極悪な罠は、狭い通路を歩いただけで壁が倒れてきて、圧死する罠です。場所は伏せますが、まんまとひっかかり、悲しい死亡グラフィックを見てしまいました。
名シーフでもあったヨシモが抜け、イモエンがシーフ役をつとめています。イモエンの力不足だったからか、何か気づくポイントがあったのかもしれませんが全く見抜けませんでした。今回はセーブをこまめにしていて助かりました(いや、助かってないけど…)。
ま、こんな感じで歯ごたえのある迷路を探索します。
ボーディとの対決!
迷路を突き進み、そろそろ出口付近ではないかと思われた頃、案の定、ボーディが現れ、ガラコたちを挑発してきます。
ボーディ
「ここよ、ねずみちゃん、こっち。あなたが逃げ切ってしまうと考えると我慢できなくてね。待ちきれず来ちゃったわ。さあ、ゲームはおしまい。私たちの血染めの再開を祝いましょう!」
そりゃ、このまま何もなく進めるとは思っていません。
ガラコ
「そろそろ来ると思っていたよ。俺をこのままイレニカスの元へ行かせるなんてことはないはずだからな。」
ここは戦って決着をつけるしかないでしょう。ボーディは手下のバンパイアたちと襲って来ます。
殺戮の権化スレイヤーの目覚め!
ボーディとの戦いの中、ガラコは怒りで我を忘れ、心の奥底の悪意により理性が蝕まれていきます。そしてなんと、ガラコは殺戮の権化スレイヤーに変身してしまいます。
そして、スレイヤーに変身したガラコは、ボーディにその破壊の衝動をぶつけ、強力に攻撃します。他の仲間も持てる限りの力をぶつけます。
瀕死になったボーディは驚きの声をあげます。
ボーディ
「これは何!?純粋な死と果てしなく暗い影の生き物が!バールの子よ、あなたはどうなったの!?離れろ!イレニカスにこの事を知らせなくては!」
そしてボーディは逃げ去ります。
止まらないスレイヤー!!
ボーディを撃退し、一瞬ホッとする一同。しかし、スレイヤーと化したガラコの殺戮の衝動は止まりません。なんと、ガラコは見境なくパーティメンバーにも攻撃してきます。
逃 げ ろ ━━Σ(ll゚艸゚ll)━━━ !!
ミンスクが盾となって、他のメンバーとの間に割って入りますが、筋肉戦車のミンスクですら重傷を負ってしまいます。こうなれば、とにかく、逃げるしかありません。距離を保ち逃げていると、突如、ガラコの体が炎に包まれ、スレイヤーへの変身が解けました。
理性がぐらつき、殺人的な怒りに心が満たされることで変身するようです。しかも、ガラコが理性を失うと獣に変身することは、メンバーにもバレてしまいました。
イモエン
「だ… だいじょうぶ? ガラコ、あれはスレイヤーよ。バールの化身の一つなの!以前、スレイヤーに関する記述を読んだことがあるの。神々が地上を歩く必要に迫られた時に現れたって。」
イモエンはキャンドルキープの図書館が好きでよく本を読んでいたので、そこでいろんな知識を身につけたのでしょうか。スレイヤーとはバールの獣性の表れと説明します。
イモエン
「ガラコ、私たちの魂をボーディとイレニカスから取り戻さなくては。あなたは空っぽのまま置き去りにされたから、私とは違う影響があったのね。」
ガラコも直感的に、盗まれた魂が戻らない限り、いつか自分を失ってしまうと感じます。やはりイモエンもガラコも、奪われたバールの神性を取り戻さないといけないようです。気を引き締めていきましょう。
休憩も命がけ!?
ボーディとの戦いが終わり、ボーディというよりガラコのスレイヤー化で大ダメージを食らった一行。休憩しないと、出口を探すのはままなりません。早速、今日はここで野営します。
しかし、疲れた体を横たえていると、またしてもガラコに異変が起こります。苦痛にうめき出すガラコの声で、仲間たちもおきますが、どうすることもできません。
そして、ガラコの苦痛が頂点に達した時、再びガラコはスレイヤーに変身し、仲間に襲い掛かります。
ガラコがスレイヤー化した時の姿をアップにすると、こんな感じです。まさに悪鬼です。
仲間たちは逃げ惑い、ガラコが落ち着くのを待つしかありません。そして、時がすぎ、ガラコは変身した時と同じように突然に元の姿に戻ります。
こんな状態が続くと、自分自身も仲間も失ってしまいます。早く魂を取り戻しましょう。
思考の明晰さを問う試験!
ボーディを撃退し、引き続き、出口に向けて進むガラコたち。しかし、この迷路は収容施設の囚人の精神状態を試す施設です。まだ、その機能は失われていません。ガラコたちの前に、施設での試験官の亡霊が現れ、ガラコたちを試してきます。
ガラコたちはいくつかのクイズに答えさせられます。
なかなか難しい問いでしたが、頭をひねって答えます。そして、最後に試験官の亡霊から、これまでの答えを踏まえて判断が下されます。
ドキドキしましたが、結果として、ガラコたちは試験にパスして迷路を脱出することができました。
裏切り船長サエモンの忠告!
迷路を脱出すると、通常の収容施設のエリアに戻ります。収容施設に戻ると、ガラコたちを裏切った船長サエモンがいます。
サエモン「ここにいたのか。無事で何よりだ。」
( ゚Д゚) ナメンナヨ!
何食わぬ顔してガラコたちの無事を喜ぶサエモンにさすがに唖然です。しかし、サエモンはイレニカスではなくガラコにつこうとします。しかし、一度裏切った手前、信用を得ようと、ガラコたちにアドバイスしてくれます。
サエモン「イレニカスの力は強大だ。彼と立ち向かうには軍隊が必要なくらいだが、ここに閉じ込められているメイジたちを使えば千人力だ。上の階にいるメイジたちを解放すれば、これまでの恨みつらみがイレニカスに向かうはずだ。彼らの力を使えなければ、死あるのみだ。」
一度裏切った者は信用なりませんが、言っている内容はわからなくもないです。
ジャヘイラ
「裏切り者は信用ならないけど、言うことには一理あるわ。ガラコ、囚人のメイジたちを味方につけられれば、強力な切り札となるわ。」
アドバイスをどう受け止めるかは任すと言って、サエモンは去っていきます。うーん、サエモンの言葉を信じて良いか一抹の不安はありますが、メイジたちの協力を得られればそれに越したことはありません。メイジたちを解放に行きましょう。
イレニカスの日記!
上の階に上がるための階段を探します。階段を探していると、小部屋でなんと「イレニカスの最初の日記」を発見します。
初めのとついてるので、いくつかあるのでしょうが、手がかりとなります。早速読んでみます。
イレニカス自身もこのような日記を残すべきではないと思いながら、考えを文字にして整理しないといけなかったとのこと。中には次のようなことが書かれていました。
- スペルホールドを支配する時、どんな魔法だったか忘れたが、監督官のワフネは正気を失ってしまった。
- 私の病は確実に進んでおり、故郷の記憶もほとんど残っていない。若きエルフの力と怒りがみなぎりつつも、精神だけが老いてしまったようで、腹立たしく感じる。
- ボーディはバンパイアであることに酔いしれている。イモエンの魂によって回復した今も混乱しており、エルフとしての自分が軽蔑している。
- エレシームの手によって感情を失ったが、それに甘んじているものか。
- スペルホールドの機材を改良し、儀式の準備は済ませた。イモエンはもう用済みだが、ガラコがここに来るはずだ。早く来い、ガラコ。
よくわかりませんが、どうやらイレニカスとボーディの兄妹はエルフのようですね。見た目からは全くわかりませんでした。
あと、イレニカスはエレシームという者から呪い的なものをかけられたようで、それによって感情を失ったらしいです。なぜそういうことになったかはわかりませんが、イレニカスは復讐したいと思っている感じです。
囚われのメイジたちを解放!
階段を見つけ、上の階へあがると、ガラコやイモエンたちが捕らえられた牢があったフロアに出ます。
階段を上ったところに、収容者の世話をしているロンクがいました。収容者を解放するには、ロンクの協力が必要です。ガラコはイレニカスを倒すために、収容者の力がいるんだと説明します。
ガラコ
「あんたは奴に従わされているだけだ。収容されている連中の助けを借りて奴を倒す。」
ロンク「本気で… できると思っているのか? 確かに俺は指揮官はワフネの方がいいんだ。イレニカスがひどいことをして、おかしくなってしまったんだ。わかった、お前に協力する。収容者たちは好きにすればいい。騒動が落ち着くまで、俺は奥で隠れておく。」
ありがたいことにロンクは、ガラコたちへの協力を約束します。そして、ガラコは収容者たちを一堂に集めます。
正直、メイジたちは収容された狂人たちなので、互いに会話になりません。若干扇動的ですが、ガラコは、皆をここに収容しているのはイレニカスだと教えます。すると、元監督官のワフネもそれに同調して「あいつが元凶だ!この試練を与えているのはイレニカスなんだ!!」と叫びます。これで大勢が決し、イレニカスを倒そうという雰囲気になります。そして、ワフネは皆をイレニカスの元へとテレポートさせてくれます。
イレニカスとの対決
ワフネの力でイレニカスの実験室に転送されます。そこにはイレニカスがおり、急に転移してきたガラコたちに驚きます。
イレニカス
「これは何だ?お前は俺の被験者をみんな解放したのか?馬鹿者!あまりにも危険だ。」
さすがのイレニカスも、狂人で強力なメイジたちが全て解放されているのを知り、動揺が隠せません。
イレニカス
「ガラコよ、お前なぞ恐れるに足らんわ。私は今や、お前とイモエンの魂の両方を持っていて、それがボーディと私を癒してくれたのだ。お前はここで死ぬのだ。ボーディはお前が変身したと私に言うが、お前の意志が弱まっていくにつれ、バールの要素が強くなり、お前を支配するだろう。」
イレニカスは冷酷に言い放ちますが、パーティの仲間もそれぞれ事情から、イレニカスへの復讐心に燃えています。
ミンスク
「かけがえのないダイナヘールの敵討ちだ!震えろ、ウィザード!」
ジャヘイラ
「あなたも誰かに復讐したいようだけど、あなたは私のカリードを殺した!私は“私の”復讐をするわ。」
イモエン
「お前は私の魂を引き裂いて、むしり取った! イレニカス、お前を殺してやるわ! 殺してやるわ!!」
しかし、イレニカスも一歩も引きません。
イレニカス
「死ぬがいい、一人残らず!私は力を取り戻したのだ。お前たちごときに、我が復讐の邪魔はさせん!」
そして戦闘開始です。イレニカスとの戦闘なので、気合を入れて、こちらも持てる限りの攻撃を叩き込みます。
(こちらの指示) ガラコ、ミンスク、ジャヘイラ:イレニカスに物理攻撃! イモエン:呪文ライトニングボルトでイレニカスを攻撃! エアリー、ナリア:呪文フレイムアローでイレニカスを焼け!
しかも、メイジたちも攻撃に参加し、いろんな魔法を唱えてくれます。終始、魔法が飛び交い、かなり派手です。
そして、こちらの唱えた魔法が大ダメージを与え、前衛の強打でイレニカスを追い込みます。瀕死状態になったイレニカスは、逃げ出そうとします。
イレニカス
「ええい、おのれ!出直しだ! 束の間の勝利に酔いしれるが良い。しかし、お前の身体は既に、内側から蝕まれつつあるのだ!私が復讐を遂げる頃には、大勢の者をお前の元へ送っていることだろう!私の怒りを故郷の痴れ者どもに味あわせてやろうぞ! お前の相手はこやつらがつとめてくれるわ。」
イレニカスはそう言うと、魔法で転移し逃げていきます。そして、イレニカスが魔法をかけたのか、囚人のメイジたちは倒れ、一人残らず死んでしまいます。
そして、逃げたイレニカスを追おうとするガラコたちの目の前に、イレニカスが呼び寄せた者が立ち塞がります。
ヨシモとの決着!!
イレニカスがガラコたちの相手に残した者は、ヨシモでした。
ヨシモ
「どうして諦めなかったんだ? あんたの中身は既に死んでいる。イレニカスに手抜かりはないんだ。俺がここに残されたのは、あんたの外側の体を滅ぼすためさ。」
ガラコ
「ヨシモ、やめてくれ。一緒に旅をしてきた仲間じゃないか。」
ヨシモ
「どうにもならないんだ、ガラコ、どうにも。俺は最初にイレニカスの部下になった。あいつの部下になるには、皆、ギアスを受けねばならない。何も知らない俺は喜んで受けたが、今は…。ギアスに抵抗するとどうなるか知っているか?苦しんで…苦しんで死んでしまう。あいつの呪文は恐ろしく強力なんだ、ガラコ。」
どうやら、ヨシモは強力なギアス、つまり強制の魔法がかけられ、イレニカスの命令に従わないと、苦しんで死んでしまうとのこと。これがヨシモがイレニカスに従っていた理由のようです。
これまでずっと一緒に旅をしてきたからこそ、ガラコはヨシモの本性は悪ではないと思います。何とかして助けたいガラコは、ヨシモに語りかけます。
ガラコ
「ヨシモ、俺が助けてやる。なんとしてでも。こんな真似はよせ。」
しかし、ヨシモは悲しげな表情で首を振ります。
ヨシモ
「いいや、どうにもならないんだ… あんたを殺し損ねてギアスで弱って死んでいくか、戦いに敗れるか。あとは、イルメイター神の御心に委ねるだけさ。」
イルメイター神というのは、忍耐,苦痛,殉教,不屈の神であり、その属性は秩序にして善、つまり善神です。ヨシモも善なる精神の持ち主です。
ヨシモ
「救いもなければ、戻ることもできないんだ。さっさと片をつけようぜ!俺はイレニカスが約束した地獄に足を踏み入れているのさ。イルメイターよ、俺の心を奪ってくれ、俺はこうするしかできないんだ!」
そういうと、ヨシモは手下のアサシンたちと襲いかかってきます。悲しいかな、どうしようもありません。
ヨシモはインヴィジビリティを使い、透明になり、不意に姿を表して攻撃してきます。非常に戦いにくいです。ガラコは気が進まないながら、手の抜ける敵でもありません。そして、ガラコの一刀が袈裟斬りに入り、ヨシモは倒れます。他のアサシンたちも仲間によって倒されます。
イレニカスによるギアスの影響があるのか、倒れたヨシモの遺体は「ヨシモの心臓」を残して砕け散ります。
おそらくギアスが心臓にかけられているのでしょう。ヨシモが安らかに眠れるようにするためにも、ガラコの手でイルメルターの寺院に持っていき呪いを解いてやりましょう。ヨシモの無念をガラコは胸に刻みます。
船長サエモンからの申し出!
ヨシモたちを倒したガラコ、逃げたイレニカスを追いかけます。すると、途中で船長サエモンを見つけます。
サエモン「イレニカスとボーディは逃げたぞ。俺は奴の日記を読み、ボーディとの立話も聞いた。奴の目的地はテシールの森にあるエルフの町サルダネッセラーだ。そこで、より強力なパワー、神以上の力を得たいと思っているようだ。そうなったら大変なことになる。あいつにはついていけない。」
そして、サエモンはイレニカスを追いかける方法を2つ教えてくれます。1つ目は、地下にあるマジックポータルでアンダーダーク経由で移動する方法。2つ目は、サエモンの船に乗って追いかける方法です。どちらでも良いのですが、アンダーダークと聞いて、エアリーが叫び出し、「アンダーダークには行けない!私の種族アヴァリエルにとってアンダーダークは地獄も同じなんだ」と拒否反応を示します。
エアリーの過剰反応が怖いのと、船で先回りできる可能性もあるようなので、サエモンの船に乗せてもらうことにします。裏切り者ではありますが、彼がイレニカスの正体を知り、恐れているのは嘘ではないようです。信じてみましょう。
船の乗ることを伝えると、船長サエモンは、ガラコ一行を収容施設の外にまで転送してくれます。
そして、町の酒場で会おうと約束して、サエモンとガラコは別れます。
スレイヤーチェンジの能力!
さすがに、イレニカスやヨシモとの戦いで力を使い果たしたので、町に戻る前に野営をして回復します。その夜、またしてもガラコは夢を見ます。
夢にはイモエンが出てきますが、それはガラコの理性と心のタガが外れたら残るもの(ということは本能?バールの獣性?)が擬人化して現れたもののようです。
イモエンらしきものはガラコに「与えられた力を使いなさい。使うたび、少しずつ内面の邪心に近づいていく。戻れなくなるかもしれない。でも、素晴らしい力が手に入るわ」と言います。
そして、スレイヤーになれば、サレヴォグでも、イレニカスでも、ボーディでも倒せると、ガラコに見せつけてきます。
そして、夢は覚めます。夢から覚めると、ガラコは自らスレイヤーに変身したり、元に戻るという能力“スレイヤーチェンジ”を身につけます。
海賊王デシャリクの船で出航!
早速、街に戻り、サエモンと約束した酒場に向かいます。酒場でサエモンに会うと、なんと船を海賊たちに沈められてしまったと報告してきます。
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)
どうしようかと悩みますが、サエモン曰く、船にはアテがあるとのこと。話を聞くと、なんと海賊王デシャリクの船を失敬しようと言い出します。なかなか大胆なやつです。それ以外の方法も思いつかなかったので、その通り、デシャリクの船を奪います。
途中、色々トラブルはありましたが、最終的に、船を失敬して海に出ることができました。
船は大破、海の藻屑に!!
サエモンは船長としては腕利きらしく、航路は適切で数日中に大陸につきそうです。
しかし、4日後の朝、見ず知らずの船が横付けして、人間ではない種族が乗り込んできます。それはギスヤンキという種族です。ギスヤンキは、背の高い、痩せこけた人型生物です。皮膚はざらざらして黄色く、目はまがまがしく輝き、とがった耳は後ろ側がぎざぎざになっています。
ギスヤンキたちは「サエモンが盗んだ聖者の遺産を取り返しにきた」と言います。しかし、サエモンは「盗んでいない。この船の全員を調べたらよい」と言い出します。
ん、そういえば、この船に乗った時に、船を奪う協力をしたお礼として、サエモン船長からこのシルバーブレードをもらっていました。
よく読むと「ギスヤンキが神聖な物として使用した両手剣の一部」と書いてあるわ。また、ハメやがったな、サエモンの野郎!! しかし、ギスヤンキは船員を取り調べるのではなく、見せしめに皆殺しにしようとしてきます。とんでもねえ!
仕方なく応戦していると、なんとさらに別の種族が船に乗り込んできます。乗り込んできたのはサハギンです。いわゆる半魚人ですね。凶暴です。次から次へとトラブルが起こります。
船員たちは、サハギンが船についたことで、もう終わりだと諦め、船から飛び降り出します。それくらい、サハギンは嫌われているようです。しかも、船長のサエモンも諦めだします。
サエモン「ここらが潮時のようだな。では、さらばだ、ガラコ!幸運を祈る!」
サエモンは魔法で転移して逃げていきます。サエモンは一体何者だったのでしょうか。裏切るし、盗んだものを渡すし、しかも、また逃げるし。うーん、なんとも味のある船長でした。
船はサハギンに襲われたことで、船全体が揺れ出し、大きく傾き始めます。そして、船員たちもギスヤンキたちも、ガラコ一行も海に投げ出されます。ガラコたちは海中に引きずり込まれます。
さて、今回はここまで。
次回は海中に引きづり込まれたところから再開しましょう。どうなるガラコ! 生きているのか、死んでいるのか!?
乞うご期待!!
では。