こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたバルダーズゲート2EEのスロウン・オブ・バール(以下、ToB)攻略記その5です。
バールの子であるセンダイとアバジガルは、仲間のヤガ=シュラが倒された後も引き続き、他のバールの子たちを皆殺しする計画を進めています。前回、バルサザールから2人の居場所を聞いたガラコたちは、まずはセンダイを倒しました。
●主人公ガラコ:人間。邪神バールの子の一人。バールの子同士が殺しあう中で、生き残った数少ないうちの1人。バールの子が減る中で、自分自身はどうあるべきかを悩む脳筋好青年。 | |
●ミンスク:人間。脳筋レンジャー。直球な性格だが、ハムスターのペット「ブー」を愛する優しい一面がある。直情的すぎて言っていることがわからない時も多いが、基本的にいい人。 |
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●ジャヘイラ:ハーフエルフ。夫カリードを旅との途中で失ったハーパーのドルイド未亡人。振り返れば第1作からガラコと旅を続けている頼りになる姉さん。 | |
●イモエン:人間、女。ガラコとともに育った幼馴染。しかし実は、ガラコと同じくバールの子。つまり異母妹。どこまでもガラコを支え続けるけなげな娘。その明るさに救われる。 | |
●エアリー:有翼エルフのメイジ/クレリック。奴隷生活で翼を切断されるも、汚れのない無垢な女の子。以前は奴隷生活がフラッシュバックしていたが今は精神的に安定している模様。 | |
●ナリア:人間。デアルニス家現当主のシーフ/メイジ。世間知らずのお嬢様だったが、領地がモンスターに襲われ、父も殺される。苦難を経験し、落ち着きと思慮深さを学んだレディ。 |
今回は、残されたヤガ=シュラの仲間アバジガルを倒して、バールの子による破壊を食い止めるようにしましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※なお、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完して追加している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
アバジガルの巣窟へ
それでは、バルサザールから教えてもらったもう1人のバールの子・アバジガルの巣窟へと移動します。
アバジガルの巣窟への入り口を探していると、突然、青年が声をかけてきます。
ドラコニス「また、田舎僧院からの密偵か? 前回全滅させたので、少しはバルサザールも学ぶと思っていたのだが、ダメだったようだ。いや… お前たちは坊主どもの兄弟ではないな。(クンクン)バールの臭いがするぞ。」
∪・ω・∪ ワンワン あんた犬ですかい? しかし、臭いでバールの子ってバレるって少しショックです。
ガラコ
「どけ、俺とアバジガルとの問題だ。お前は関係ない。」
ドラコニス「親父がお前には気をつけろって言ってたよ、ガラコ。だが、バールの血脈にふさわしいのは我が種族だけだ。」
なるほど、ドラコニスは、バールの子・アバジガルの息子のようです。となると、バールの孫ですか?? しかし、“ふさわしいのは我が種族だけ”って、あんた普通の人間じゃないですか?何か見た目と違う秘密があるのでしょうか?
ドラコニス「殺戮の王は復活する、お前には止められんぞ!俺はアバジガルに認めてもらうぞ、お前を倒してな!!」
そういうと、ドラコニスはガラコたちに襲いかかってきます。そして、イフリートやインヴィジブルストーカーなどを呼び出し攻撃してきます。
ま、強いとはいえ、そんなに驚くことはありません。取り巻きを倒して、ドラコニス1体に集中砲火を浴びせます。
みるみる体力が削られ、ドラコニスは瀕死です。これで決着がつくと思った瞬間、ドラコニスは叫びます。
ドラコニス「そう簡単に俺を倒せると思っていたのか? 実に愚かな種族だ!お前の最後を見届けてやろう。」
そして、ドラコニスは本性を現し、なんとグリーンドラゴンに変身します。“我が種族”を鼻にかけるだけあって、どうやらドラコニスは、ドラゴン族だったようです。
ドラコニスは、本性を現すとさすがドラゴンだけあって、攻撃力も防御力も高いです。前衛陣は強力な武具・防具を身につけていますが、こちらも大ダメージをくらいます。ポーションをがぶ飲みしながら戦い、なんとかドラコニスを倒します。本当に激闘でした。
それにしても、ヤガ=シュラのファイアージャイアントといい、今回のドラゴン族といい、バールの子作りもなかなか幅広いです。
_人人人人人人人人人_
>あんたも好きねぇ!<
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^ ̄
\\\٩(´͈౪`͈٩)////
ドラゴンのみしるしにて
ドラコニスを倒したので、アバジガルの巣窟に入ろうとしますが、その入り口は大きな扉で封印されています。どうやらドラコニスの仲間しか開かないようです。
仕方ないので、倒したドラコニスの首を使うと、扉の魔法が解け、中に入ることができます。
封鎖された部屋から出るには?
ガラコたちがアバジガルの巣窟へ入ると、手下にドラコニスが倒されたことが伝わり、手下たちによって部屋の出入り口が封鎖されます。
手下「ドラコニスが倒された!全ての入り口を封鎖せよ!アバジガルのもとへ行かせるわけにはいかん!」
そういうと、目の前にいた手下はグレーター・ワイヴァーンとなり、他のモンスターと共に襲ってきます。
手下たちを倒して部屋から出ようとしますが、どの出口の扉も固く閉ざされていて開きません。
出入り口を塞がれてどうやって出るか悩むガラコたちですが、部屋に水(お湯?)の湧き出る小さな池がいくつかあるのを見つけます。どうやらここを潜れば、他の場所に移動できるようです。
池の中を潜り、一気に泳ぎ切ると別の空間に出ます。そこにはフロストサラマンダーの集団がいます。
モンスターを倒して進むと、息を長く止められる薬「ブレス・ポーション」がなみなみと保管されているところがあります。この薬があれば、さらに深い池の中を通り抜けることができます。手下を倒した時に拾っていた瓶にポーションを詰めておきます。
ガラコたちは、池がたくさんあった場所に戻ります。そして、手に入れたブレス・ポーションを使い、さらに深い池を通り抜けて先に進みます。
囚われたモンク
敵を倒しながらさらに奥へ進みます。さすがドラゴン族のアジトだけあって、水属性のモンスターが多い感じです。クオトア、ウォーターエレメンタルなどがガラコたちの行く手を塞ぎます。
敵の物量に負けそうになりながら、ポーションや休憩を活用しながら、少しずつ進み、ガラコたちは牢屋を発見します。そこには1人の修行僧(モンク)が捕らえられています。相当痛めつけられているのか、ガラコたちの方も見ずに身を固めています。
モンク「ゴホッゴホッ、これ以上の拷問はやめてくれ… 頼む… 」
おそらくバルサザールの僧院にいるモンクなのでしょうが、一応、ナリアがここで囚われている理由とともに尋ねます。
ナリア
「あなたは誰?なぜ、ここに捕らえられているの?」
すると、モンクはガラコたちが人間であることに安堵し、アバジガルを阻止するように頼んできます。
モンク「お主ら、あの鱗だらけのモンスターではないな。頼む、何としてもでもアバジガルを阻止するのだ! そのために、お前に必要なことを伝えよう。アバジガルがいる部屋の入り口は、ドラゴンによって守られている。しかし、そのドラゴンは自らの意志でアバジガルに仕えているわけではない。強制の魔法ギアスによって従わされているだけだ。バルサザール様から渡された巻物スクロール・オブ・リヴァーサルがあれば、彼女のギアスを解き、部屋への扉を開くことができるはずだ。しかし、その巻物は奪われてしまった。今はアバジガルの手下の誰かが持っているはずだ。」
そう伝え終わると、これまでの拷問を耐え抜いていた体と心の限界がきたようで、モンクは絶命してしまいます。モンクが言ったことが本当であれば、巻物を探す必要があります。さらに探索を続けます。
狂人イーカンスからの依頼
ガラコたちがさらに探索を続けると、アバジガルに雇われているイーカンスというウィザードを発見します。イーカンスは精神的に病んでいるらしく、話が支離滅裂でよくわかりません。
根気よく話を聞くと、どうやらゴースの目玉を取ってくれば、巻物をくれるとのこと。モンクの言っていたスクロール・オブ・リヴァーサルかどうかわかりませんが、もちろん引き受けます。
イーカンス「それに、お前たち自身が忙しいのなら、ここにある石像たちに頼んでもいいんだぞ。ここにある石像は元は冒険者だったらしい。」
もちろんガラコ自身でゴースを倒しても問題ないのですが、「石像に頼んでもいいぜ」とイーカンスが言ったことに興味を持ったので、手元に余っているストーン・トゥ・フレッシュの巻物で、石像3体の石化を解いてみます。
やはり石像は石化されていた冒険者たちで、石化の呪いが解けると元の姿に戻ります。そして、冒険者たちは助けてもらった礼として何かできることはないかと尋ねてきます。ガラコは正直に「ゴースの目玉が欲しい」と伝えると、冒険者たちは出かけ、しばらくするとゴースの目玉を持ってきてくれます。
早速、イーカンスのいる場所へ移動し、ゴースの目玉を渡します。すると、イーカンスは約束通り、巻物を渡してくれます。
狂人イーカンス「ああ、なんと素晴らしい目玉だ。さあ、スクロール・オブ・リヴァーサルをやろう。」
どんな巻物が来るかと不安でしたが、望み通りのブツが手に入りほっとします。これで、アバジガルの部屋にも入ることができるはずです。
門番のドラゴン
さらに奥に進むと、モンクが言っていた通り、巨大なドラゴンがアバジガルの部屋の前にいます。しかし、ドラゴンはギアスの魔法で苦しそうな表情をしており、弱々しい声で話しかけてきます。
門番のドラゴン「お前はアバジガルと同じ、バールの悪臭がする。ん、お前、スクロール・オブ・リヴァーサルの巻物を持っているじゃないか。私をこの境遇から解放してくれ…」
もともとそのつもりです。ドラゴンを解放するため、ガラコがスクロールを読むと、ギアスが破れ、ドラゴンのどんよりしていた瞳が、澄み渡ります。そしてしっかりした声で吠えます。
門番のドラゴン「ああ、魔法が解けたぞ!私は解放されたのだ!こんなところに二度と戻って来るか! あの雑種の半竜半人に邪悪な復讐が降りかかるよう、お前たちを通してやろう。」
そして門番のドラゴンは、アバジガルのいる部屋へ入れるようにして去っていきました。
それでは、心を決めてアバジガルの部屋に向かいます。
青竜アバジガルとの対決
アバジガルの部屋に入ると、部下のフロストサラマンダーに囲まれ、アバジガルがいました。
アバジガル
「よく来たな!下等な人間にしてはなかなかやるな。だが、おぬしはバールの血を受け継ぐにふさわしい存在にあらず。ドラゴンこそが、新たな殺戮の王としてふさわしいのだ!」
(*`・з・)ムカッ お前たち人間とは違うのだよと、またまたドラゴン至上の上から目線のご発言。ちょっと腹が立つので、ガラコもちょっと言い返してみます。
ガラコ
「ドラゴンだって?聞いた話では、半竜半人の混血の雑種にすぎないじゃないか。」
ちょっと言い過ぎたかな…
アバジガル
「その無礼な言葉を、お前の遺言にしてやろうぞ!」
戦いになるのはおり込み済みでしたが、アバジガルは激ギレしてガラコたちに襲いかかって来ます。
アバジガルもドラコニスと同様、最初は人間の形をしていますが、ガラコたちが追い詰めると、本当の姿を現します。
アバジガルの本当の姿はブルードラゴンです。攻撃力も防御力も高く、これまで対峙した敵の中で間違いなく最強クラスです。ガラコたちは大ダメージをくらいながら、ポーションがぶ飲みで乗る切ります。
前衛陣は全力で強打を続け、後衛陣もそれぞれが持てる最大の攻撃魔法を唱えます。とどめに、呪文コメット(流星)の連続詠唱、前衛陣の波状攻撃でついにアバジガルも耐えきれませんでした。アバジガルはひときわ大きな声をあげて倒れこみます。
アバジガル
「わしの最後の吐息で聞かせてやろう、愚か者め!おぬしは利用され、騙されているのだぞ!!」
騙されているって、一体誰に!? そう思った瞬間、画面が暗転し、ガラコたちがいる場所とは別の場所で起こっていることがオートイベントとして挿入されます。
囚われるメリッサン
場所はアムケスランにあるバルサザールの修道院です。そこにはバルサザールと、メリッサンがいます。
バルサザール
「ほう…メリッサン。私の修道院に戻ったというわけだな。サラドゥーシュで何が起きたかは知っている。バールの子のこともな。」
メリッサン
「不幸なことです。しかし、友よ、説明はできます…」
バルサザール
「いや、だめだ。お前には手のひらを返すしかない。お前の死ぬ時がやって来たようだな。」
メリッサン
「なんですって、何をするの?!」
バルサザール
「お前はバールの子ではない、メリッサンよ。お前の役はもう終わった… この手でじきじきに終わらせてやる。連れて行け!」
突如、バルサザールは裏切って、メリッサンをとらえます。あまりの展開の早さに、理解が追いつきません。
アバジガルは、ガラコは騙されていると言いましたが、順当に考えれば、「バルサザールが、メリッサンとガラコを騙して裏切った」ということでしょうか。これ以上は今はわからないので、新しい情報が出るのを待ちましょう。
5人衆の狙いは?
オートイベントが続きます。再び画面が暗転し、バールの子・センダイを倒した時と同じように、ガラコだけが神の使いソラーに次元の繭“ポケットプレーン”に転移させられます。
ソラー
「神の子よ、あなたは運命の最終段階に至りつつあります。間も無く、全てが収束していくでしょう。あなたはバールの血をわけた兄弟たちと戦ってきましたね。もっとも強いバールの子たちは数年前に集まりました。これがあなたの知る5人衆です。彼らは力をあわせて、他のバールの子達を皆殺しにしようとしました。しかし、あなたは彼らがなぜそうしたか、その理由を知りません。真実を知る時が来ました。あなたがこれまで殺した者たちから直接聞きなさい。」
そういうとソラーは、ガラコが倒した5人衆の一員ヤガ=シュラの霊をよびだします。
ヤガ=シュラ
「な… なぜ俺を呼んだ!? なぜ俺の安らぎを妨げる!」
ソラー
「霊よ、あなたがしたことの真実を、あなたを殺した者に話しなさい。」
ソラーの呼びかけに対応して、ヤガ=シュラは真実を語り始めます。
ヤガ=シュラ
「俺がまだ寺院にいて、老いぼれた魔女からバールの力について教わっていた時に、奴らと会った。強力なバールの子は全員参加していると言われた。俺は自分が最強だと思っていたが、5人衆の他のものたちに団結されれば勝てないとも思っていた。だから、俺は5人衆に参加したんだ。そして、俺たちはバールの子を片っ端から殺して、バールの精が集まることを待ったんだ。」
ヤガ=シュラたち、5人衆は、父バールの復活を実現しようとしていたようです。それは何となく推測はついていました。そして、バール復活のために、バールの子が持つバールの精を集めようとしていたとのこと。
ヤガ=シュラ
「そして、俺たちは5人は、彼の右腕となるはずだったんだ。そう約束されたんだ。俺たちは半神半人となり、この地を支配するつもりだったんだ。」
( ゚Д゚)アラヤダ! 父バールが復活したら、半神半人として右腕におさまるつもりだったようです。意外に野望としては小さいですねえ、5人衆が神になりかわるぐらいの野望かとおもっていました。
ヤガ=シュラ
「ガラコよ、お前は確かに5人衆のメンバーを殺してきた。しかし、お前は何人殺した? 俺と、イラセラ、そして、アバジガルとセンダイか? だが、もう1人残っているぜ。」
確かに、バールの子があまりにたくさんいたので、途中、何人倒していたか、あまり数を数えていませんでしたが、5人衆にはあと1人残っているはずです。
ガラコ
「…バルサザールか?」
これまで登場してきたキャラクターで、メリッサンを捕らえて、傭兵たちを集めている。どう考えてもきな臭いのは、ザビエルバルサザールしかいません。
ヤガ=シュラ
「そうだ… バルサザールはバールの子、5人衆の1人だ。」
ヤガ=シュラも認めます。ヤガ=シュラから5人衆の目的と、最後の1人を聞いたところで、伝えたかったことが終わったようで、ソラーが話しかけてきます。
ソラー
「ガラコよ、5人衆の最後の1人はまだ残り、あなたの父親バールの覚醒も近づいています。どうしますか?」
ガラコ
「俺が、バルサザールとバールを止める!!」
すると、ソラーは「では自分の信じる道を行きなさい。近く再会するでしょう」と言い、次元の繭“ポケットポータル”の新しい部屋を解放し、ガラコを元いた世界に戻します。
邪神シリックと邂逅!
ガラコは、アバジガルを倒した場所に戻ります。
アバジガルが倒れたところを探すと、名剣グラム・ザ・ソード・オブ・グリーフ+5などが手に入ります。伝説の英雄ジークフリードが使っていた武器らしいです。柄の中にサーペントが見えるあたり、ドラゴン族と戦った証でしょうね。
さて、このままバルサザールを倒しに進んでもいいのですが、先ほど神の使いソラーが、ポケットプレーンで新しく部屋を解放したので、確認しておきましょう。
ガラコたちがポケットプレーンに移動し、新しく解放された部屋に足を踏み入れると、目の前に1人の男性が現れ、気さくに声をかけてきます。
シアリック「やあ、我が仇敵の子よ。話し合うときがきたな。だが、その前にお前の仲間たちには席を外してもらおう。これはプライベートなことだからな。」
男はそう言い、ガラコ以外の仲間を違う場所に転移させます。
シアリック「さて、これで話せるな。私が誰だかわかるか? 私は、殺戮の神シアリックだ。」
何と、男は殺戮の神シアリックでした。シアリックは、バールが死んだ後、その後釜を奪って新たに殺戮の神になっています。
シアリック「私の前任者がまいた種があちこちで雑草のように生えてきたようだ、残った者は少ないようだが。お前は殺戮を司る望みがあるようには思えないがな。私が何を心配しているかわかるか?」
バールの復活や、強力な力を得てきたバールの子たちが目障りになってきたようです。自分のポストを奪われるとでも思っていると言うことでしょう。
ガラコ
「俺が脅威になると思うのなら、なぜ殺さない?」
シアリック「まったく、事がそれほど簡単なら良いのだが。私が自らバールの子の騒乱に首を突っ込もうものなら、私と敵対する神々ミストラなどが黙ってはいないだろう。直接手を下すわけにはいかんのだ。私はお前が成長するのを見守っていたが、まったく恐れ入ったものだ。お前は私にとってどれくらいの脅威になるだろうか?」
ガラコは別に殺戮の神のポストが気になることはありませんが、邪悪な存在を嫌っているので、神を相手にでも引きません。
ガラコ
「恐れるがいい、他の邪悪な化け物がそうするようにな。」
シアリック「そう言うと思っていたよ、ガラコ。お前は私のような権力を欲するとも思えんが、もし神となるには力がいるな。お前の力を試すくらいなら、他の神々も責めることはないだろう。私の寵児を相手にどこまでやれるかみて見ることにしよう。」
シアリックはそう言うと、シアリックの寵児というモンスターたちとの戦闘になります。ガラコの仲間も戻ってくるので、それほど苦戦することなく倒せました。
敵を倒しても特に何かが起こるということはありませんでしたが、ガラコも神様に気にされる存在に成長してきたのかと思うと少し感慨深いです。
エルミンスターからのアドバイス
アバジガルの棲家をでて向かう先は一つしかありません。アムケスランの僧院にいるバルサザールのところです。バルサザールが5人衆最後のバールの子である事が分かっています。ひょっとすると、ラストバトルになるかもしれません。各自にポーションを補充し、準備万端で移動します。
しかし、アバジガルの棲家を出ようとしたところ、賢人エルミンスターが久しぶりに現れます。
エルミンスター「元気にしておったか、友よ。こんなところでお前と会えるとはな…」
エルミンスターはこの世界では超有名な賢人ですが、ガラコにとっては旅の先々で「見守っておるぞ」と話しかけてくる赤いローブを着た変なおじいさんでしかありません。。。
ガラコ
「どうせ、今回も『暖かく見守っておるぞ』とでも言うんだろ?」
ガラコが記憶を失っているのかもしれませんが、あまり助けてもらってきた覚えもないので、つい厳しめに返してしまいます。すると、エルミンスターは苦笑しながら返します。
エルミンスター「いやはや、今回はわしも黙って見守るわけにもいかんのじゃ。お主が探しておるバルサザールについてはわしも知っておる。あの修道院には強力な魔法で結界が張られておる。そのままでは許された者以外は誰も入れん。」
ありゃりゃ、それは困りましたね〜。どうしようかと悩んでいると、エルミンスターがアドバイスしてくれます。
エルミンスター「お前は好かんかもしれんが、あの悪党のサエモン・ハヴァリアンが修道院へ入り込むための手助けをしてくれるはずじゃ。彼は今、アムケスランで密輸業者と共におる。それでは、幸運を祈るよ。」
そう言って、エルミンスターは去って行きます。なんと、またあの悪賢い船長サエモンに手助けを求めないといけないようです。サエハン船長には、何回も裏切られているのであまり関係したくないですが他に手段がなさそうなので、彼に助力を求めましょう。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
アムケスランに戻って、密輸業者たちがたむろしている洞窟に向かいます。エルミンスターからの情報通り、そこにサエハン船長がいました。
サエハン「また会ったな、ガラコ。あんたを待っていたんだ。見てくれ、仲間が殺されてしまった。あんたはいつか、この町に戻ってくると思って待っていたんだ。」
最終的には協力する方向で考えたいですが、これまで裏切り続けてこられたので、サエハンに抗議し釘を刺しておきましょう。
ガラコ
「自分勝手じゃないか。お前はいつも俺たちを裏切ってきたじゃないのか?」
サエモン「裏切らざるを得なかったんだ。俺もあんたがスペルホールドから逃げるのを手伝って船を失ったり、バールの子のせいで密輸の仕事もできなくなったりしているんだ。貸し借りは無しだぜ。俺が許せないのはバルサザールだ。俺から仲間も仕事も奪い、無実の人々も傷つけたんだ。ガラコ、あんたは修道院に入りたいんだよな。その方法ならいくつか知っているぜ。」
口がうまいからか、なんとなく憎めないのも、この船長のすごいところなんですよね。もういいです。サエモンはバルサザールが許せないらしく、潜入に協力してくれるようです。そして、サエハンは方法として「僧服で変装する」「潜入するための危険な道があるのでそこを通る」の2つを提案します。サエハンによると、オススメは前者の変装らしいので、提案にのって、修道士たちに変装することにします。
そして、サエハンが持っている僧服に着替えて、サエハンと仲間たちと、修道院の正門に行きます。正門の門番は、ガラコたちを修道士と勘違いして通してくれます。
楽勝!と思っていると、門の中に入った瞬間、僧兵たちに囲まれます。
僧兵「ああ、サエモン、よくやったぞ。約束通り、バールの子を連れてくるとはな。薬で眠らせているだろうな?」
サエモン「ガラコは連れてきたぞ、でもあんたたちの手には負えないかもしれんぞ。前にも一度、こいつらを薬で眠らせたことがあって、借りがあるんだ…」
そう言うと、サエモンはさっさと逃げ出します。おいおい、また裏切ったんかい、ゴラァ。しかし、薬で眠らせるところを眠らせずに連れてきたあたり、完全に裏切っている感じでもありません。最後まで、くえない船長です。サエモンを捕まえて小一時間問い詰めたいところですが、目の前の僧兵たちはすでに臨戦態勢です。とにかく、僧兵たちと戦います。
僧兵たちを倒しますが、すでにサエハンは消え去っています。うーん、残念。またどこかで会いたいところです。
僧兵たちの後ろに、バルサザールがいる部屋への扉があります。
準備を整え、バルサザールの元へ向かいます。
さて、今回はここまで。物語は終末に向けて、どんどん加速しています。目が本当に離せませんね。
次回は、バールの子・5人衆の最後の1人で、全ての糸を引いていると思われるバルサザールを倒して、平和を取り戻しましょう。
では。