こんにちは、ゆうじんです。
私は趣味でギターを弾いているのですが、アコースティックで演奏するときに、たまにブルースハープも使って演奏しています。
私が愛用しているのはこちら、HOHNER社のブルースハープ(10ホールズ)です。
HOHNER社とは
HOHNER(ホーナー)社はドイツの有名な楽器メーカーです。1857年に創業している老舗です。
アコーディオンやハーモニカが主力の商品となっており、日本ではブルースハープ、マリンバンドという商品名のハーモニカで有名です。
ブルースハープとは
ブルースハープとは10穴のハーモニカの事です。もともと「ブルースハープ」という名称はHOHNER社の商品名でしたが、それが普及することで、いつしかこの楽器自体の名称として定着してしまいました。
食品用ラップのことを「サランラップ」と呼んだり、絆創膏のことを「バンドエイド」と呼ばれるようになったりするのと同じですね。
私が愛用しているのは、そのHOHNER社のブルースハープです。
ブルースハープは10穴しかなく、構造も単純ですが、とても幅の広い表現力を持っている楽器です。口にくわえて、息を吹いたり吸ったりして音を出す楽器であるため、演奏する人の個性、情感がとてもよく音に出ます。
吹いて鳴らすリードと、吸って鳴らすリードがそれぞれ、本体の上下に取り付けられています。このリードが、吹いたり吸ったりしたときに振動し、音がなる仕組みです。
他の特長としては、楽器としては比較的リーズナブルです。HOHNER社のブルースハープは定価で4300円となっています。他のメーカーでも約3000~4000円程度とお手頃な価格となっています。
他にもたくさんのメーカーから発売されていますが、有名なものとしては以下のようなものがあります。
TOMBO(トンボ) TOMBOのブルースハープは「MAJOR BOY」が人気です。樹脂ボディの吹きやすいモデルです。 SUZUKI(スズキ) SUZUKIでは「MANJI」というモデルがあります。天然木繊維入りの樹脂でボディを作っており、木製のような鳴りが特徴です。 SEYDEL(サイドル) SEYDELのブルースハープは、全てハンドメイドで作られおり、プロからも高く評価されています。そのエントリーモデルとして「Session Steel」があります。
また、他の楽器ではプロの使うものは、アマチュアが使用するもにに比べて高品質な高価なものであることが多いですが、ブルースハープではほとんど差がありません。単純な構造であり、差別化するパーツがほとんどないためです。ですので、演奏者の腕とセンスがものを言う世界となっています。
私の場合は、普段はギターとともに使っていますが、たまに無性に「赤とんぼ」や「上を向いて歩こう」などを、何も考えず吹きたくなり、センチな気持ちになりながら吹いています。
気になった方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
では。