Dex(デックス)攻略記(その6)サイボーグ手術できず?!混乱するインプラント闇市場

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたDex(デックス)攻略記(その6)です。

秘密結社コンプレックスに命を狙われるデックスは、彼らに対抗すべく、サイバースペースでのハッキング技術をデッカーから学ぶことになりました。そして、前回、その練習としてトニーの持つネットワークへのハッキングに成功し、一人前のハッカーとして仲間たちに認められることができました。

●主人公デックス:人生に悩むうら若き女性。史上最高のAIケテルのデータを脳に保存された“種”として、秘密結社コンプレックスに命を狙われる。機器を使わずにサイバーネットに接続できる特殊能力を持っている。
他の主な登場人物(クリックすると開きます)
レイキャスト:突如、デックス宅の通信機器をハックし警告してきた謎多き男性。デッカーによれば、裏社会で知らぬ者はいない天才ハッカー。神出鬼没。
デッカー:ハッカー御用達のバー『フィクサーズ・ホープ』のマスター。秘密結社コンプレックスに詳しく、デックスの逃亡に協力する。
トニーデッカーの知り合いのハッカー。デッカーによれば、腕は良いらしい。やや太った体型に、キャップをかぶったITギーク。トニーズの店主。『Huge&Natural』の熱烈な愛読者。

ハッキング技術を身につけたデックスですが、さらに今後の備えとしてインプラントやナノテクによる物理的や電脳的に“拡張”することをデッカーからアドバイスされます。デッカーによれば、インプラント手術に詳しいドクター・ニールズが中華街にいるとのこと。

サイボーグ化することには踏ん切りがつかないデックスですが、インプラント手術がどの程度、対抗策となり得るか話を聞くことも大事でしょう。今回はドクター・ニールズの元へ向かいましょう。

では、はじまり〜、はじまり〜。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、誤訳、意訳、筆者が脳内補完している部分がありますので、何卒ご容赦ください。

ファストトラベル解禁!

ドクター・ニールズに会うために、デックスがトニーズを出ようとするとトニーに呼び止められます。

トニー

「ちょっと待って!行く前にハーバー・プライムの地図をアップロードしておくぞい。街のことをよく知らなさそうだしね。迷ったら確認してみなよ。」

口の悪いだけの奴かと思ったら、意外にいい奴じゃない、トニーちゃん。サンキュ!助かるわ。メニューから地図を確認すると、街の全貌がわかります。しかも、これまで訪れた地域を選択すれば、その地域にすぐに移動できるファストトラベルが解禁されたようです。

これで随分と攻略が楽になる気がします。ありがたく使わせてもらいましょう。

失踪した兄を探して

トニーズを出て右側へ進むと、隣のエリア「タイジョー(TAIJO)」へ移動できます。目指す「中華街(CHINESE QUARTER)」はタイジョーを経由して移動する必要があるようです。

タイジョーに入るとたくさんの一般人が通りを歩いています。これまでギャングに追われてばかりだったので、人をみるとつい身構えてしまいます。いかん、いかん目立たないようにせねば。。。

どっちに進めば中華街につながるのかわからないので、少しタイジョー地区をうろついてみます。すると、壁に何やら貼ってあります。近づいてみると、尋ね人の張り紙です。

壁からはがしてみると、張り紙にはイケメン青年が写っています。どうやらこの青年シェンを探しているようです。アイテムの詳細で確認すると「タイジョーの中華レストランのチュンタオにご連絡ください」とのこと。そういえば、タイジョーの入り口に中華っぽいお店があったような気がします。

サブクエストな香りがプンプンしますが、すぐ近くですし、秘密結社と戦うためにはレベルアップも必要でしょうから、タイジョーの入り口に戻ってみましょう。店の前に来ると、やはり漢字っぽい看板もあります。ここが中華レストランでしょう。店に入るだけならただでしょうから、中に入ってみます。

店の中には先客がおり、テーブルで何かを飲んでいます。近くに美人な店員さんがいるので声をかけてみます。

チュンタオ

「いらっしゃいませ。ご注文はいかがいたしましょうか? うちの豆腐料理はタイジョーでもとびきりオススメですよ。他にもライス、お団子、麺類などもあります。ぜひ秘伝の広東しょう油でおためしください。」

ビンゴ!間違いなく中華レストランです。しかも、連絡先になっていたチュンタオさんです。早速、尋ね人の件を聞いてみましょう。

デックス

「このチラシの男性は誰なの?報酬がもらえるって書いてあるみたいだけど。」

尋ね人の張り紙を見せるとチュンタオの顔色が変わります。

チュンタオ

「ええ、もちろんですとも。私の兄のシェンよ。お願い、見つけたと言って!どこにいるのか知っているんでしょ?」

喜ぶチュンタオには悪いですが、まだシェンは見つけておらず、何も手がかりはありません。

デックス

「ごめんなさい。申し訳ないけど、まだ見つけていないの。どこか彼が行きそうな場所に心当たりはないの?」

チュンタオ

「知っていればいいんだけれど。2週間前に何も告げずに失踪してそれっきりよ。ただ… 最近、ある女性と付き合いだしたわ。彼女、リリーに首ったけだったみたい… そして兄さんは変わってしまった。何故だか分からないけど…」

手がかりになりそうなので、もう少し詳しく聞いてみましょう。

デックス

「どのように変わったの?」

チュンタオ

「まるっきり変わったわ。流行りの服や髪型にして、いつも鏡の前で気にするようになったの。タフガイのようにふるまってもいたわ。」

リリーと付き合ってからのシェン君の変わりようを、チュンタオは否定的に話します。好きな相手に気に入られようと、服装などが変わるのはよくある話なので、それぐらい許してあげてよと思いますがブラコンなのでしょうか?それとも何か理由があるのでしょうか。

デックス

「どこに行けば、このリリーと会えるかしら?」

チュンタオ

「私もリリーは2回しか会ったことがないの。シェンと一緒に食事に来たわ。いつも秘密げで何かを偽っているかのようで、まったく信用できない感じの女だった。あ、でも、リリーには友達のシャーリーンがいたと思うわ。シャーリーンは中華街のダウンタウンで仕事をしているみたい。彼女ならシェンがどこにいるか知っているかもしれないわ、少なくともリリーの居場所は知ってるはずよ。」

チュンタオは、シェン君のガールフレンドのリリーが信用できないタイプだと考えているようですね。シェン君の失踪にもリリーが関係しているのではないかと疑っているようですが、彼女の居場所は知りません。代わりに、リリーの友達のシャーリーンなら何か情報を持っているのではないかと言います。

まあ、確かに2週間も失踪したままとなると心配ですね。仕方ない、ここはシェン君の捜索を引き受けてあげましょう。

チュンタオ

「兄さんを探してくれるの?本当にありがとう!帰ってくることを祈っているわ。」

すると、サブクエスト『薄幸な恋人たち』が追加されます。

幸いドクター・ニールズもシャーリーンも同じ中華街にいるようなので、一旦、中華街に向かいましょう。

ドクター・ニールズのクリニックに到着!

タイジョーを左に進むと、中華街へ移動できるのでサクッと移動します。

中華街に入ると、地区の入り口には中国様式の大きな門があります。これがデッカーが言っていた目印の門でしょう。ドクター・ニールズのクリニックはすぐ近くにあるはずです。

中華街を右に進むと、クリニックへの入り口を発見します。入り口には強面の警備員がいます。何かチェックがあるのかと恐る恐る進みますが、何もなくあっさりと中に入ることができます。

クリニックに入ると、さすがサイボーグ化クリニックだけあって、待合室に座っている連中も腕や顔など体の一部が“拡張”されています。

キョロ(((゚ー゚*)(*゚ー゚)))キョロ、目新しいのでつい辺りを見回してしまいますが、揉め事にならないように大人しくしておきましょう。ドクター・ニールズを探して奥へ進むと、メカメカしい手術室らしき場所を通ります。

おいおい、そのまま手術室に入れるなんて衛生面で大丈夫かと思いますが、あまり考えないでおきましょう。さらに奥へ進むと、白衣を着た老人がいます。これがドクター・ニールズでしょう。

デックスがドクターに声をかけると、笑顔を浮かべて話しかけてきます。

ドクター・ニールズ

「これはこれは、お前さんがデックスじゃな。 デッカーから青髪の女の子が来ると連絡をもらっておる。“拡張”したいんじゃろ。わしを信じなさい。“拡張”について、この街でわし以上にの腕をもつ者はおらん。見ての通り95歳のベテランじゃ、間違いないぞ。」

いやいや、まだ人体改造することに賛成したわけではありません。先に言っておきましょう。

デックス

「言っておくけど、私は体を改造したいと思ってないの。ごめん、悪気はないのよ。でも、なんだか不自然な感じがして…」

すると、温和そうな表情だったニールズは憤慨して答えます。

ドクター・ニールズ

「不自然じゃと?車は自然かい、それとも、まだ馬に乗るべきかな?電気はどうだ、焚き火に頼るべきか?服だってそうじゃ、着ずに震えながら素っ裸で走り回れと?おぬしはネックプレートをつけとるがそれと何の違いがあるじゃ。“拡張”によって人間性は失われんよ。進歩を求めるのは、まさに人間性そのものじゃからな。わしら人類は進化の次のステップを迎えておるのじゃ。これは自然なことじゃよ。」

そして、ドクター・ニールズはデックスを見つめながら、インプラントと人間性についての持論を語り出します。

ドクター・ニールズ

「“拡張”することで、自分が自分でなくなると心配しておるんじゃろ?お前さんの存在は、物理的な肉体にあるのではない。それを、魂、意識、運命、なんと呼んでもいいがね。肉体を強化すれば、その“本質”が弱まるのか?そんなことはない、お前さん自身が力を与えるんだ!より高く跳躍し、高速に走り、知能が上がり、敵を打ち倒すようにな…」

うーん、確かにサイボーグ化と人間性の関係については、ドクターの言うこともわかります。。。

デックス

「デッカーから、私にはニューロウィーヴが必要だと言われたわ。どんな手術か教えて?」

ドクター・ニールズ

「ニューロウィーヴだって!なぜデッカーは言わなかったんじゃ。ちょっとトラブルがあってな。じゃが、お前さんがそれがいいというなら手術してやってもよい。第一に、ニューロウィーヴは、高性能で多機能な拡張を可能にする神経プラットフォームじゃ。それによってインプラントの順応や拡張、アップグレードが可能となる。他のサイボーグ化された連中とやりあうために、お前さん自身も渡り合えるように拡張させようというところじゃろう。」

そうです、ここに来たのは、そもそも秘密結社コンプレックスに追われている状況を生き延びるためです。仕方ない、多少のサイボーグ化は受け入れましょう。

妨害されているインプラント手術?!

腹をくくったデックスは、ドクター・ニールズにインプラント手術を頼みます。

デックス

「わかったわ。手術するわ、いくら払えばいいのかしら?」

ドクター・ニールズ

「手術代はいらん。デッカーには世話になっとるからな。じゃが、別の問題があるんじゃ。ニューロウィーヴは軍用のハードウェアでわしの患者が必要となることもないから、ここには在庫がないんじゃ。」

デックス

「注文することはできないの。取引している卸業者がいるでしょう?」

ドクター・ニールズ

「問題はそこじゃ。ニューロウィーヴを注文することはできるが、やりたくないんじゃ。なぜかというと、デッカーも知らんじゃろうが、現在、闇市場に欠陥品が溢れかえっておる。何者かによって妨害されているように思えるが、欠陥品は拒絶反応を引き起こす。わしの知っとる卸業者はしっかりした品物を扱っておるが、それもいつまでも持つまい。ニューロウィーヴは不完全品をインストールするのは危険すぎる。失敗すれば… 想像を絶する結果になるじゃろう。」

なんと、現在、インプラントの闇市場が混乱しており、ちゃんとしたニューロウィーヴを手に入れるのは困難とのこと。ドクター・ニールズは人為的な混乱と疑っているようです。もう少し話を聞いて見ましょう。

デックス

「インプラントが妨害されているって言いたいのね。でも、誰が糸を引いているのかしら?」

ドクター・ニールズ

「知っておればいいんじゃが、誰も知らん。最初は誰もが運が悪かっただけと考えた。そう、製造工程の不具合だとね。じゃが、不具合が大量に発生し、しかもハードウェアの種類に限らず発生しだしてきた。意図的に引き起こされているということじゃ。」

皆が疑うほどに欠陥品のトラブルが多いようですね。うーん、無理やり闇市場でニューロウィーヴを調達するのはやめておいたほうがいいですね。どうしましょう。

ドクター・ニールズ

「そして、状況は悪くなるばかりじゃ。わしの友人のドクター・ホルムがフィクサーズ・ホープの隣で薬局を開いておるが、彼もわしと同じくらい、この問題を収束させたいと思っとる。合法なニューロウィーヴを安全に手に入れるなら、インプラントを妨害しているやつを見つけるのが先決じゃ。ドクター・ホルムには話を通しておく、わしの知らんことを彼なら知っているじゃろう。」

ドクター・ニールズは、親友のドクター・ホルムならこの一件について何か知っているだろうと教えてくれます。仕方ありません。正規品のニューロウィーヴを手に入れるため、まずはインプラント闇市場の混乱を解決するとしましょうか。

さて、今回はここまで。

次回は、ドクター・ホルムと会ってインプラント闇市場の混乱について話を聞いてみましょう。

では。