Baldur’s Gate EE(バルダーズ・ゲートEE)攻略記(その7)

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしました。バルダーズゲートEEの攻略記その7です。

さて、前回、ガラコ君一行は、やっとナシュケル鉱山の入り口にまで辿り着き、鉱山のオーナーに入坑の許可を得ました。鉱山のオーナーの物言いに腹を立てそうになりましたが、ガラコ君は根っからの好人物なので、鉱山を正常化することが世のため、人のためになると、ぐっと堪えています。養父ゴライオンの育て方がよかったのでしょうが、脳筋でまっすぐな性格は悪くはありませんね。

ちなみに、そんな性格なので、サブクエストをちょくちょく攻略していくうちに、パーティの名声は、実はうなぎ登りです。界隈ではちょっとした有名人です。

バルダーズゲートのゲームシステムでは、パーティには名声値が設定され、この値はNPCの態度に影響します。名声値は1(悪者)〜20(英雄)までの20段階に分けられます。名声のレベルにより、NPCがパーティにどのように反応するかが変化します。そして、なんと、ガラコ君のパーティの名声値は現在17です。英雄一歩手前の人気者です。

リプレイでもこんなに冗談を言っているようなパーティでそんな名声をもらっていいのか、正直不安を覚えます。。。化けの皮が剥がれなければ良いのですが。

●主人公ガラコ:人間、ファイターの脳筋好青年。心当たりはないけど、行く先々で命を狙われ続ける。不幸を引き寄せる男。トラブルに見舞われると、実直なだけに首を突っ込む。始末に負えない人。
イモエン嬢:人間、シーフ。妹のような幼馴染。でも年下に見えない。おそらく、メインヒロイン。言葉通りの押しかけ女房だが、ニーラのパーティ加入で危機感を覚え気味。小娘には負けないわ。最近お気に入りのブーツを手にいれた。
カリード:ハーフエルフ、ファイター。臆病だが、名誉を重んじる人。比較的良識派で、パーティの精神的支柱。ジャヘイラさんの旦那さん。名声が高まると毎度、褒めてくれる人。
ジャヘイラ:ハーフエルフ、ドルイド姉さん。麗しい見た目と違い、棒(クォータースタッフ)を持てば人が変わったように敵を打ちのめす。一度叱られてみたい。でも人妻。ナシュケルの市長と知り合いなど、実は只者ではないかも。
アジャンティス:人間、熱血パラディン。ちまたで増える野盗の狼藉ぶりに公憤を覚え、いざ冒険者の道へ。熱血同士、脳筋好青年の主人公ガラコと波長が合う。猪突猛進の危ないお方。本人は気づいてないが、ブランウェンと交代されそうだった。
ニーラちゃん:ハーフエルフ、ワイルドメイジ。能力は高いが、たまに予期しない結果を生んでしまうドジっ子魔法使い。ツンとした感じだが、最近、口数が増えた。デレ傾向。イモエンの視線が怖い。

それでは、今回は、ナシュケル鉱山で起こっている不思議な現象を解決しましょう

では、はじまり〜、はじまり〜。

※なお、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完して追加している部分がありますので、ご容赦ください。

ナシュケル鉱山地下1階へ

前回の続きで、ナシュケル鉱山の入り口に立っています。アムン兵が鉱山の入り口を見張っていますが、ガラコ君たちに「中での幸運を祈る」と見送ってくれます。

鉱山の地下1階に入ると、中は薄暗く、鉄を取るために掘った道で迷路のようになっています。

ガラコ一行が歩いていると、鉱員が話しかけて来ます。

鉱員「俺があんただったら出られるうちにここから出るね。鉱山の深くに降りて行った奴らの恐ろしい話を聞いてるんだ

「何を聞いた?」と聞くと、他の鉱員が鉱山の壁から小さな悪魔どもが飛び出して追いかけられたとのこと。鉱山の地下深くでは、何か邪悪なものがいるようです。

悪魔どもって、デーモン系?。レベルが高そうな敵の香りがする。おいおい、よしてくれよ〜。

汚染された鉄を発見

しばらく進むと開けた場所があり、作業のための道具などが無造作に置かれています。また、鉱山内は広く、地下にも続いており、掘った鉱石などを外まで運ぶためのトロッコ用の線路も敷かれています。

鉱山に入るような経験は初めてなので、置いてあるこれらの道具にも興味津々です。何気なく、置かれているトロッコを調べてみると、中に入っている鉱石から「汚染された鉄」を発見します。

汚染された鉄は、何か有害な物質でコーティングされているようです。ただの推測ですが、もしかするとこの地方の鉄はこれで汚染されているのかもしれないと思います。

鉱員たちから情報収集

また、鉱山で起こっている不思議な現象を解決するために、鉱員たちに話を聞いて回ります。

すると、「鉱員が何人も行方不明になっている」「先に行った冒険者たちも帰ってこない」というようなことがわかります。

カリード「我々は帰りたいものだ、、、」

弱気にならんでくだせえ、兄い。

ダガーを渡してあげて!

地下1階もそろそろほぼ見て回って、地下2階へ向かおうかという頃に、ある鉱員からお願いをされます。

鉱員ディンク「降りるのかい?だったらこのダガーをカイリーに渡してくれないか?この前落として行って帰ってこないんだ」

どうせ、さらに地下には行くので、脳筋ガラコ君は「道すがらですから、いいですよ」っと、毎度のことながら安請け合いします。敵が強ければそんな余裕ないかもよ。

いざ地下2階へ

あらかた地下1階を探索し終わりました。地下1階では特に敵は出てきませんでしたが、さらに深いところでは敵が出てくるとのこと。気を引き締めていかねばなりません。

では、地下2階へ続く道へ入ります。地下2階に降りますが、見た目はあまり変わりがありません。

鉱山内は暗く、坑道はぐねぐねしており、迷路のようになっているため、ドキドキ感があり、探索は精神的に削られますね。とっとと攻略してしまいましょう。

悪魔の正体とは、、、

地下2階に降りて進み出すと、すぐに鉱員が駆け寄ってきます。

鉱員ベルディン「奴らが来た…、騒がしい悪魔どもが、そこら中にいやがるんだ!助けてくれ!」

鉱員の後ろから、すぐにその「悪魔たち」が出現します。

襲って来た悪魔たちの正体は「コボルト」でした。「悪魔」という言葉のイメージが強かったので、正直ホッとしました。コボルトくらいなら、ガラコ一行の敵ではないでしょう。

距離があるので、近づいてくるまでの間に、イモエン嬢の弓矢の餌食になり、近づくと前衛のガラコ、カリード、アジャンティスに殴られてボコボコです。

あっという間に殲滅です。しかし、どうやら下の階にはもっといるようです。奴らの親玉を倒さないといけないようです。

ちなみにファンタジー豆知識ですが、コボルトの名前は元素コバルトに由来しています。コバルトは冶金が困難なため、コボルトが坑夫を困らせるために魔法をかけて作った鉱物と信じられていたこともあるそうな。その伝承から、ゲームなどでは、鉄や銀などの鉱物を腐らせたりするとされるケースがあります。ただ、伝承知識が低い脳筋好青年ガラコ君は、そんなことは知りません。

さて、地下2階でも、探索しながら、鉱員たちの話を聞いて回ります。

すると、鉱員から「エマーソンは犬たちが下を荒らしていると言っていたが、剣を持った犬なんて今まで見たこともない!本当なんだが、このことは口止めされているんだ」とのこと。

コボルトは頭が犬なので、やはり鉱山にはびこっている悪魔はコボルトのようですね。それにしてもオーナーのエマーソンも、コボルトがわいていることはわかっていたようですが、口止めをしていたとのこと。営利優先はいけませんね。

鉱員カイリーにダガーを渡す

しばらく地下2階を歩き回ると、鉱員カイリーを発見します。地下1階で彼の友人からダガーを預かっていたので、返却します。

報酬としてEXP200を獲得しますが、それ以外にも情報として「コボルトが、ここを少しずつ乗っ取ろうとしているんだ。前はたまにしか見なかったが、この頃は下層に行くとうようよいやがる」と教えてくれます。

不思議な液体の入った小ビン

地下2階を探索していると、コボルトとちょくちょく遭遇します。コボルトは容赦なくこちらに襲いかかって来ます。

まだ下層があるようなので、こんなところでやられるわけにはいけません。撃退します。

コボルトを撃退すると、何やらビンを落とします。調べてみると「不思議な液体の入った小ビン」とのこと。奇妙な緑色の液体が入っており、この液体はそれに触れる鉄を微妙に変色させるようで、鉄を脆くさせる不思議な現象と何か関連があるのは間違いありません。

しかしながら、知能の低いコボルトたちがこのような計画を立てたとは思えません。後ろで糸を引いている奴がいるようです。

ちなみにこの小ビンの詳細を見ると「ポーションを飲む」という選択肢が表示されますが、こんなもんを飲むと100%腹をくだしまっせ。私がいくらロックな魂を持っていても、これを一気飲みするようなチャレンジングなことはできません。

地下3階はコボルトと罠がいっぱい!

それでは、コボルトがたくさんいるという地下3階へ降りていきます。

地下3階へ降りるとすぐに死体が目に飛び込んで来ます。死体のすぐそばには指輪が落ちています。

指輪は「ジョセフのグリーンストーンリング」とのこと。

そういえば、ナシュケルで夫の帰りを待つ女性がいました。彼女は「夫が鉱山に出かけたきり、帰ってこないので探して欲しい。夫はグリーンリングをつけている」と言っていたような。

残念ながら、コボルトの餌食になられたみたいです。ご冥福を祈ります。可哀想ですが、形見としてリングを後でご婦人に渡してあげましょう。

地下3階はこれまでと違い、罠がたくさん仕掛けられています。シーフの特殊能力である罠発見、罠解除が大活躍します。

シーフが罠を発見すると、罠が赤色で表示されます。気付かずに罠の上を歩くとダメージを受けたります。気づいた罠は、罠解除すれば無事に通れるようになります。

今回、シーフのイモエン嬢は大活躍です。イモエン嬢「もっと褒めて、もっと褒めて」

また、地下3階ではコボルトもそこかしこから出現し、罠とコボルトの波状攻撃です。結構、緊張感あるバトルを楽しめます。

地下3階も探索し終わり、地下4階へ続く道を見つけます。

ちなみに、地下4階へ続く道の前にも罠が仕掛けられています。いやらしい! しかし、ここでもイモエン嬢が活躍し、罠を無事見破り、無効化してから、地下4階へ降ります。

さあ、そろそろ黒幕が出て来てもいいんじゃね?

とうとう、地下4階へ

地下4階へ下ると、これまでの階層と違い、そこには地底湖が広がっています。なんとなく、そろそろボスが近そうですな。

探索すると、地底湖の中の島に洞窟があります。怪しすぎる。準備を万端に整え、洞窟に入ることにします。

囚われの根暗エルフ・メイジ

洞窟に入ります。いつ敵が出て来ても良いように慎重に歩きます。すると、人影が見えます。こいつか、ボスは!?

しかし、話しかけるとどうやら敵ではないようです。

名前は「ハン」、エルフのメイジです。我々の前にこの鉱山の調査にきたらしいのですが、捉えられてしまい、85日間も牢獄に囚われてしまっていたとのこと。あかんやん。

ハン「勝ち目のない戦いだと思うんですが、よろしければあなたとご一緒しましょうか?」とかなり後ろ向きなご発言。ちなみに、このハンくんのご尊顔はこちら。

見た目はイケメンでかっこいいので、私が腐女子ならほって置かないでしょうが、ガラコ一行には、魔女っ子のニーラちゃんがいるので、現在空きはありません。今のところ、メイジのニーラちゃんを変えてまで、ハンくんをパーティに入れる必要性は感じません。残念ですが、ここはハンくんにお断りの言葉を伝えます。

ハン「失礼きわまりないな。君達はこの勝ち目な戦いに挑んでいるがいいさ」と言い残して去っていきます。最後まで、根暗なやっちゃな。

ボス登場、ムラヘイ!

ハンくんが囚われていたところをウロウロすると、誰かが近づいて来ます。

ムラヘイ「タゾクの手下だな。武装してくるとは明らかに私を殺しにきたな!シリックの名にかけて、ここの鉱石はちゃんと出荷させていないのに、私が処罰されるだと!何てことだ!」

D&Dで、シリックとは、殺人、闘争、嘘などを司る悪神です。つまり、善人ではないですね。また、話しぶりからして、どうやら今回の鉱山のトラブルを後ろで糸を引いていた黒幕のようです。

しかし、タゾク?って誰? また、私が処罰されるだと?との言葉を見るに、単独犯ではなく、他にも関係者がいるようです。今の発言だけで、今回の事件が鉱山だけの問題ではない、もう少し広い陰謀が巡らされている香りがします。

ガラコ「誰の手下でもないが、それは関係ない。白状しろ」と詰め寄ります。

ムラヘイ「タゾクの回し者じゃないのか?それじゃ死ぬんだな!おい、手下ども、助けてくれえぇぇぇ!」味方を呼び、戦闘が開始です。

ムラヘイはプリーストのようで、魔法を使うようです。さすがにボスなので、こちらも雑魚敵を相手にするのと違い、戦略的に戦おうと、パーティメンバー一人一人に細かに指示を出します。

(指示内容)
ガラコ:ムラヘイにソードで斬りかかる
イモエン嬢:弓矢でムラヘイを攻撃
ジャヘイラ姉さん:お得意のドルイド呪文エンタングル(からみつき)で、ムラヘイが召喚したコボルトやスケルトンを足止め
カリード:ムラヘイにソードで攻撃
アジャンティス:パラディンの特殊能力ターンアンデッド発動し、足止めされていない手下を攻撃
ニーラちゃん:地味な強力魔法スリープで、ムラヘイを眠らせる

戦闘がスタートすると、まず、ニーラちゃんのスリープの魔法が炸裂し、呪文詠唱中のムラヘイは眠りにつきます。そこをガラコ、カリード、イモエン嬢の攻撃が炸裂。ほとんど瀕死です。

ジャヘイラ姉さんのエンタングルが炸裂し、手下たちは足止めされ、足止めされなかった手下はアジャンティスが屠ります。

作戦がはまりましたね。良かった。でも、このようにいろんな作戦ができるのが、バルダーズゲートのバトルの楽しさですね。

助命を求めるムラヘイ、ゴメンね

戦闘で瀕死になったムラヘイは助命を求めてきます。

ムラヘイ「まいった。俺の負けだ!許してくれ?」

命を奪うのが目的ではありません。先ほどのムラヘイの言葉を考えると陰謀には広がりがありそうです。陰謀を解き明かすためにも生かしておいた方が良いと判断。

ガラコ「この辺りで何が起こっているのか話せば、命は見逃してやろう」

すると、ムラヘイは部屋の後ろにある宝箱を指差し、「許してくださって有難うございます!あの箱の中に手紙が全部ある。それを持ってってくれ。もう邪魔はしねえからと言います。既にムラヘイからは、戦う気持ちが消えているのはわかります。

手下のコボルトとスケルトンを殲滅し、立ち尽くすムラヘイに、ひょっとしてまだ攻撃できるのか試してみたら、普通に倒せてしまいました。正直、一度許したので殺すつもりは全くなかったのですが、出来心でした。ゴメンね。

宝箱の中から手紙、ムラヘイの遺体からムラヘイのホーリーシンボルなどを手に入れます。

手紙には、「わが下僕ムラヘイへ」「タゾクより」と書かれており、鉄の流通を阻害する指示とともに、「鉄を腐らせる鉱物毒素を送る。もし問題が発生したらベレゴストの連絡員トランジックに伝言を送れ」などの連絡が書かれていました。

どうやら、タゾクという者がさらにムラヘイを後ろで操っていたようです。そして、やはり小ビンの中身は鉄を腐らせる毒だったんですね。

とりあえず、ムラヘイ一味は倒し終わったので、その場を離れます。地下4階を探索すると、一気に地上へ出ることができる道を見つけます。

久しぶりに地上でることができました。地上は夕方でしたが、明るさに目がくらみます。

成り行きをナシュケル市長に報告する必要がありますし、さらなる黒幕タゾクを追うために、ベレゴストにいる連絡員トランジックを探すなど、やることがたくさんできました。

しかし、今回は鉱山攻略で疲れたので、とりあえずここまで。

次は、さらなる黒幕タゾクに近づくよう、徐々に陰謀を明らかにしていきましょう。

では。