こんにちは、ゆうじんです。
1992年にSFCではじめてロマサガに出会いましたが、私の周りではファイナルファンタジーのほうが明らかにメジャーでした。私もファイナルファンタジーの虜でした。
その頃、スクウェアは私にとってすごいクールなゲーム会社でした。そして、そのスクウェアの名作、FF4をクリアして感動し、抜け殻のようになっていた時に、同じスクウェアのソフトということで買ったのが、ロマサガとの出会いです。
最初は本作のゲームバランスにあまりいい印象ではなかったのですが、自分だけの物語をつむげるフリーシナリオシステムや、技をひらめくシステム、レベルではなくパラメーター制など、先進的なシステムや、魅力的なキャラクター、ストーリーにどんどんハマりました。素晴らしい思い出になっています。
特に、今は普通ですが、ロールプレイングゲームなのにマップ上に常時、敵シンボルが表示され斬新でした。敵シンボルにふれるとエンカウントするというシステムに、「じゃあ、ふれなければ敵と戦わなくてすむじゃん」と感動したのもつかの間、マップの細い道に、敵シンボルが長い列を作って詰まっているのをみて世の中の厳しさを気づいたのも良い思い出です。
ロマサガの音楽はかっこいい
そして、私がロマサガシリーズを思い出すときに、いつも一緒に思い出すのが、その音楽のよさです。
そのころ、ゲームミュージックというジャンルがあるとは思ってなかった年頃でしたが、それでも耳に、記憶に残っている音楽がたくさんあります。そのゲームを思い出すと、つい口ずさむことができる名曲たちです。私と同じように、その頃の子供たちの思い出や、記憶にしみついていると思います。
ロマサガの名曲は、作曲家の伊藤賢治さんが作っています。
当時、私は伊藤賢治さんの名前は知りませんでしたが、自分も音楽をつくるようになり、自分が遊んで面白かったゲームのうち、伊藤賢治さんが作られた音楽がこれほど多くあるとは思いませんでした。ケレン味あるメロディライン、いわゆるイトケン節といわれるサウンドは本当にかっこいいと思います。
成長してから音楽をやるようになり、耳コピなどでロマサガの曲の一部を軽くギターで弾くことはありましたが、ちゃんとした楽譜がほしいなあと思っていました。
そして、今日、イトケン好きで、ロマサガも好きな諸兄にオススメしたいのが、こちらの楽譜『楽しいバイエル併用 ロマンシング サ・ガ / ベスト・コレクション』です。
ロマンシング サ・ガ / ベスト・コレクション(ドレミ楽譜出版社)
この楽譜は、サガシリーズ発売25周年を記念して、「ロマンシング サ・ガ」「ロマンシング サ・ガ2」「ロマンシング サ・ガ3」の中からベスト曲を収録したピアノ曲集です。楽しいバイエル併用とあるように、簡単なアレンジになっています。
名曲揃いのはずのロマサガなのですが、なぜか現在その楽譜はあまり見かけません。ロマサガの楽譜で、現在一番手に入りやすく、良いと思うのがこちらです。
<収載曲(一部)>
〈ロマンシング サ・ガ1〉
オーバーチュア~オープニングタイトル
アルベルト
シフ
クローディア
脱出!
下水道
ラストダンジョン
決戦! サルーイン
〈ロマンシング サ・ガ2〉
プロローグ-七英雄の伝説-
オープニングタイトル
帝都アバロン
ダンジョン1
遥なる戦いの詩
皇帝出陣
クジンシーとの戦い
七英雄バトル
ラストバトル
〈ロマンシング サ・ガ3〉
エレンのテーマ
ミカエルのテーマ
モニカのテーマ
四魔貴族バトル1
四魔貴族バトル2
玄城バトル
エピローグ ~新たな旅へ~
エンドタイトル
ソフトの発売から20年近くたっていますが、イトケンの音楽は全く色あせることはありません。
楽器を弾く方や、DTMerなどで音楽を楽しんでいる方は、イトケンのロマサガサウンドを満喫できると思います。
気になった方は、是非一度チェックしてみてください。
では。