こんにちは、ゆうじんです。
KORG Gadget for Mac についてですが、かなり便利に画面構成を整理して表示してくれています。
しかも、画面に表示する情報や構成について、ユーザーの好みに合わせて変更したり、目的の情報にアクセスしやすいように変更することができます。
デスクトップで大きな画面で作業している場合だけでなく、出先のモバイルパソコンで小さな画面で作業する場合など、環境に合わせて画面をみやすくできると、快適ですし、そもそも作業効率が上がります。
今日は、そんなKORG Gadget for Mac の操作の基本として、画面の表示内容を変更する方法について説明したいと思います。
画面構成の種類(3モード)
まず、KORG Gadget for Macのデフィルトでは以下のような画面構成になっています。
画面の左側には、トラックやミキサーが表示されています。トラックは左上部、ミキサーは左下部に配置されています。
右側には、打ち込みを行うピアノロールやガジェットの音色を変えるガジェットエディターが表示されています。ピアノロールは右上部、ガジェットエディターは右下部に配置されています。
これで全体を把握しやすいのですが、トラックをいじる時や、集中して打ち込みを行うなど、作業に特化して画面の表示を変更することができます。画面構成を変更するボタンは、画面右上にあります。
こちらのボタンを押したり、後述するコマンドで簡単に画面構成を変更することができます。
では、早速ですが、大きくは3つの画面モードに変更できます。
1.両枠モード
まずはデフォルトで表示される「両枠モード」です。
先ほど見た通り、画面の左側には、トラックやミキサーが表示されています。右側には、打ち込みを行うピアノロールやガジェットの音色を変えるガジェットエディターが表示されており、プロジェクト全体を一覧で把握できるモードになります。
なお、デフォルトの両枠モードでは、左右がちょうど半分で表示されていますが、これも好みによって変更することができます。
枠の境界をドラッグして、左側にスライドさせると右側のサイズを広げることができます。打ち込みを行うピアノロール部を広げて作業することができます。
2.左枠モード
2つめのモードは「左枠モード」になります。
左枠モードを選択すると、左側にあったトラック構成やミキサービューだけが表示されます。
3.右枠モード
最後3つめのモードが「右枠モード」です。
右枠モードを選択すると、右側にあったピアノロールやガジェットエディターだけが表示されます。
更に作業部分を広げることが可能
さらに、これら3つのモード共に、画面の下側にあったミキサー部分やガジェットエディター部分を隠すことができます。
例えば、左下のミキサービューを隠すとこんな感じになります。先のトラック部分まで広げて見ることができるので、トラックの構成を変えたりするときに便利です。
次に、右下のガジェットエディターを隠すとこんな感じです。これもピアノロール部が広く見れるため、打ち込みの作業効率が上がります。
ちなみに、両方とも隠すことができます。こんな感じです。
どのモードでも、画面を広く見ることができるので快適ですね。
画面表示を一発で変更できるコマンド
これまで見てきた通り、右上のモード変更ボタンを使って、画面表示を切り替えてきましたが、これも短縮コマンドがあります。
モード切り替え
- 左枠モード: command + 3
- 両枠モード: command + 4
- 右枠モード: command + 5
表示のオンオフ
- ミキサービューを表示:command + 1
- ガジェットエディターを隠す: command + 2
これらに加え、画面をズームイン、ズームアウトする機能もあります。
- ズームイン: command + +(プラス)
- ズームアウト: command + ー(マイナス)
KORG Gadget for Macはかなり画面構成を柔軟にいじれると思います。画面表示を変えることで、私は本当に作業が快適になって、効率もあがると思います。
気になった方は、ぜひ一度、自分の作業環境にとって最適な画面表示を探してみてください。
では。