こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その17)です。
前回、念願のダモンタに到着したエコーチームですが、ダモンタはロボットに襲撃されており、ベアーたちも多数のロボットに攻撃されます。無線タワーを管理する放送局のDJに聞くと、町の北にある航空機基地に放置されていた古いロボットが突然動き出し、襲いかかってきたとのこと。ベアーたちは、まずはロボットの襲撃を止めることが先決と航空機基地に向かいました。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
航空機基地に行くと、マティアスを主人と仰ぐシンスのティンカーが、食堂の娘ビンを機械化する手術を行おうとしていました。このシンスが基地のロボットたちを操り、町を襲撃していたようです。ビンを助けることはできなかったものの、ベアーたちはなんとかシンスを倒すことに成功します。ですが、シンスからマティアスの情報はあまり聞き出せず、マティアスが何者かはまだ謎のままです。さて、ロボットが襲撃してくる原因を取り除いたので、今回は無線タワーに中継器を取り付けることにしましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
驚愕!奇妙な無線の発信地は…
ロボットを一掃したので再び無線タワーに戻り、顛末をDJのウェアウルフ・ウォーリーに報告します。
ウェアウルフ・ウォーリー
「夢じゃないよな?本当に襲撃は終わったんだな?ロックンロール万歳!最高の知らせだぜ。これが鍵だ。ダモンタはあんたたちに借りがある。俺の放送局を好きに使っていいぜ。」
そういうと、ウォーリーは無線タワーを囲うフェンスを開ける鍵を渡してくれます。その鍵を使って無線タワーに近づき、中継器を無線タワーに設置します。
中継器を無線タワーに接続すると、レンジャー司令部から連絡が入ります。これまで中継器を設置した無線タワーたちを連携させて、奇妙な無線信号の発信地を特定してみるとのこと。複数の無線タワーを利用することで、奇妙な無線信号もよく拾えます。
奇妙な無線信号
「希望、優れたテクノロジー… 人間と機械が完全な融合を果たすという我々の理想を分かち合おう… [振動ノイズ] 慈悲は我々… 姉妹の弾丸の中にある。それは我々の銃剣の切っ先の中にある。それは… [激しいノイズ] 最高の人間を科学の力でより優れた者に![振動ノイズ]…光に目を背けようとする罪人の死… [激しいノイズ]」
流れてくる奇妙な無線信号によると、マティスが機械と人間の融合を目指そうとしているらしいのはなんとなく分かりますが、なぜ?何のため?というのは分かりません。。。そうこうしているうちに、レンジャー司令部のメルキャプテンが、奇妙な無線信号の発信地の特定準備を整えます。
レンジャー司令部
「ばっちりよ。全ての信号を固定。三角測量を実行。座標は… 北34度8分2.77秒、西118度19分18.10秒。うーん、位置は… まあ!本当に合っているの?この測定値はカリフォルニアを指している!カリフォルニアがまだ存在していたなんて!」
なんと、奇妙な無線信号はカリフォルニアから発信されているようです。レンジャー司令部ではカリフォルニアは破滅しており、生きている人は誰もいないと思っていたので、超びっくりです。測量の結果が分かり、レンジャー司令部のバーガス将軍から連絡が入ります。
レンジャー司令部
「こいつは驚いた。エコーチーム、君たちが今いるその場所で非常に重要な用事があるのでなければ、すぐに司令部に帰投して欲しい。戻ってきたら、君たちには新たな任務を命じたい。」
バーガス将軍によると、エコーチームに新しい任務を頼みたいので、やるべきことをやったらすぐに帰投せよとのこと。了解です。
サイロ7にだけは行かねば…
司令部にすぐに戻りたいのですが、狂信者のブラザー・ライトがサイロ7でタイタン核爆弾を手に入れるのを阻止してくれと、エノーラ神父に頼まれています。エノーラ神父の話は少し胡散臭かったのですが、放置はできないので、司令部に戻る前にサイロ7に向かうことにします。
サイロ7の場所はエノーラ神父に教わっているので、すぐに到着できました。サイロ7に到着すると、非常に大きくて分厚い扉があり、扉が少し開いています。誰かが先に入っているのは間違いありません。気をつけて進みます。
扉をくぐると、そこはやはりタイタン核爆弾の貯蔵施設です。操作盤らしきものの前に男性が立っています。これがブラザー・ライトでしょう。
ブラザー・ライトは、エコーチームに気づくと大声で叫びます。
ブラザー・ライト
「誰かは知らないが、さがれ!私が生きているうちはミサイルは奪わせんぞ!誰の差し金だ。しもべか?」
ミサイルを奪う?奪いにきたのはあなたの方では?と思いつつ、ベアーは答えます。
ベアー
「私たちはキノコ雲のしもべに頼まれて来たのよ。」
ブラザー・ライト
「それなら君たちは騙されているか、狂っているかのどっちかだ。彼らは何て言った?ミサイルを自分たちに打ち込もうとしているとでも言ったのか?私が私利私欲のためにミサイルを使おうとしていると言ったのか?全部嘘だ!真実と全く違う。」
真実と違う?エノーラ神父からは「ブラザー・ライトは口がうまく、危険なので見つけ次第、倒せ」と言われていますが、気になります。用心しながら話を聞いてみます。
ブラザー・ライト
「エノーラは、私が私欲のためにミサイルを使おうとしていると言ってるそうだが、それは違う。私は彼の指示でここにミサイルを探しにきたが、彼らにこの本物の弾頭を渡してしまえば、峡谷中の人間が滅びることになると気づいたのだ。人々の安全のために、ミサイルを使えないようにしなければならない。」
えっ、本物の弾頭を彼らに渡す?!タイタン神殿にはすでにタイタン核爆弾があるはずでは…。エノーラ神父たちは核爆弾を切り札にして、峡谷を通行する人たちの行動を規制していました。それなのに、どういうことでしょうか。
ベアー
「タイタン峡谷にある核爆弾は本物の弾頭を積んでいないということ?」
ブラザー・ライト
「キノコ雲の神殿の中にあるミサイルは偽物だ。弾頭は入っていない。だから、私をここに送り込んだのだ。本物の弾頭を見つけ、タイタンの怒りが本物の脅威になるようにね。彼らが君たちにそれ以外のことを話しているなら、それは嘘だ。」
なんと!タイタン神殿の爆弾には核弾頭はなく、本物の核弾頭を手に入れるために、エノーラ神父がブラザー・ライトをサイロ7に送り込んでいたとのこと。確かにそう考えると、エノーラ神父の言動(ブラザー・ライトは見つけ次第倒せ)も納得がいきます。。。ただ、ブラザー・ライトが本当に悪人で口から出まかせを言っている可能性も残っているので、もうちょっと探りを入れてみましょう。
ベアー
「あなたはエノーラ神父のことをどう思っているの?」
ブラザー・ライト
「彼は実利的な人間だ。彼が怒りに駆られて核爆弾を使うようなことはないだろう。だが、彼の部下たちは違う。偉大な光の下へ行くことを切望するものもいる。エノーラにそれを止めることはできないだろう。ミサイルをこのままここに置いておくことはできない。キノコ雲のしらべやその類の異常者たちが見つける可能性があるからだ。だが、この近くには町があり、破壊することもできない。爆発すれば大勢の人間が死ぬだろう。弾頭を解体しなきゃならないのに、私にはその知識も勇気もない。だから、何年もここに閉じこもって侵入者を防いでいるのさ。」
ブラザー・ライトは、エノーラ神父に部下を抑える力がなく危険であることや、弾頭を解体しようにもできないので、サイロ7に立てこもって弾頭を守っていたと言います。筋も通っており、よく分かります。どうやらブラザー・ライトの言っていることは信じて良さそうです。
核弾頭を無効化しよう!
解体に失敗すれば、即アポカリプス直行の超デンジャラスな試みですが、生きている核弾頭をこのままにしておくわけにはいきません。エコーチームの爆弾娘チェリーボムが命をかけて核弾頭の解体に取り組みます。
爆発物のスキルも上げてきましたが、解体の成功率をみると高くありません。ドキドキしながら見守りますが、なんとかチェリーボムは弾頭の解体に成功します。ふぅ〜。これで核爆弾もただの飾りになりました。。。
弾頭が解体されると、発射コントロールパネルから「サイロ7の弾頭に異常を検知。システム修復不可。全管理センターに通知」という放送が流れます。放送が流れるとすぐに、エノーラ神父からの無線が入ります。
無線
「頼む、同志よ!彼らと話してみる。何が合ったのか解明する。レンジャー、サイロ7で何が起きているんだ?こちらの管理システムには弾頭は無力化されたと表示されている。これは一体−」
慌てた様子のエノーラ神父の背後で「この世に神などいないのだ!」とパニックになるマッドモンクたちの声が聞こえます。
無線
「同志よ!頼む、待ってくれ!私の話を聞いてくれ!話を−[通信途絶]」
モンクたちのパニックを鎮めようとするエノーラ神父ですが無残にも無線は途絶えます。マッドモンクたちに核爆弾を任せるなど、赤ん坊に発射スイッチを渡すようなものです。エノーラ神父には少しかわいそうなことをしましたが、仕方ありません。南無阿弥陀仏。。。
マッドモンクは崩壊…
ダモンタ周辺でやるべきことはやったので、レンジャー司令部へ戻りましょう。タイタン峡谷を通ろうとすると、入り口にエノーラ神父が傷ついて倒れています。神父はベアーたちを見ると恨みの言葉を投げつけます。
エノーラ神父
「クソ野郎どもめ!お前たちが核を無力化したせいで、我々が峡谷を統治することができなくなったぞ。同志たちはレイダーやダイヤモンドバック市民軍との戦いで死んだ。全てお前たちのせいだ!」
マッドモンクの統治が必ずしも良いものではなかったと思うので、申し訳ないですが無視して先へ進みます。エノーラ神父の言った通り、峡谷は無法地帯と化しており、たくさんのレイダーが襲ってきます。ま、無法地帯と言っても他の地域と同様になっただけなのですが。エコーチームは、襲ってくるレイダーたちを倒して先へ進みます。
共闘を持ちかけられていたダイヤモンドバック市民軍からも恨まれて、問答無用に攻撃されます。マッドモンクであれ、ダイヤモンドバック市民軍であれ、特定の団体が核爆弾を所有するのはリスクが高く避けるべきと思うので、襲ってくる相手はこちらも容赦せず倒して進みます。
そして峡谷を通り過ぎると、再びアリゾナ西部に戻ります。
なかなか帰れまテン…
峡谷を抜けると、レンジャー司令部から無線がきます。寄り道しすぎて怒られるのかしら。。。
レンジャー司令部
「応答せよ、エコーチーム。問題が発生した。レッドスコーピオン 市民軍が我々に何か恨みを抱いているらしい。ダンフォースはレンジャーの非道な行いに対する報復だと言っているが、こちらには身に覚えがない。何にせよ、これを止めなければならん。」
あら、ひょっとしてスコーピオンのアジトの刑務所地区で多少暴れたのがバレたのかも、、、。
レンジャー司令部
「残念だが他のチームは敵の部隊を追っているため、君たち以外に残っているチームはない。刑務所に向かい、ダンフォースに何が起こっているのか確認してくれ。奴を落ち着かせることも、和解することも不可能な場合、やるべきことをやってくれ。手段は問わない。この混乱が収まるまで、君たちをロサンゼルスに送ることはできないだろう。」
ふぅ、よかった、バレてなかった。レッドスコーピオン の親玉ダンフォースがなぜ怒っているのかを確認し、落ち着かせるなり、倒すなり、問題を解決せよとの命令です。了解です。レンジャー司令部からの無線が終わると、今度はそのダンフォースが無線を送ってきます。
ダンフォース
「これまでレッドスコーピオン 市民軍は、デザートレンジャーの度重なる領土侵犯に目をつぶってきた。しかし、今度の企みはあまりにも卑劣だ。決して許すことはできない。デザートレンジャーが我々の犬を殺している。忠実な猟犬、最高の友人を疾病という最も残虐で野蛮な方法を使ってだ。犬たちは足から血を流し、口から泡を吹き、目には膿がたまっている。エサを食べなくなり、動くこともできなくなり、そして死んだ。バーガス!聞こえるか!今度こそ許さんぞ。」
どうやらダンフォースはレンジャーが疾病を使って犬を殺したことに怒っているようです。犬を殺されたからって、こんな大々的に攻勢を仕掛けてくるとは、ダンフォースはどえらい愛犬家のようです。
犬に疾病を仕掛けるようなことした覚えはないけどなあと思いますが、ダンフォースのブチ切れ具合を考えると、このまま放置もできません。レンジャー司令部に戻るのは後回しです。さて、今回はここまで。
次回は、刑務所に向かいダンフォースの怒りを鎮めましょう。
では。