こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その31)です。
前回、クーデターの首謀者ジョーンズ牧師を倒し、バスティオンを鎮圧したエコーチーム。その混乱に乗じて、ベアーたちは悔悟者たちの解放も果たします。安全になったバスティオンで、ハリウッドの代表ベロニカとゴッドミリシアの代表マクデードによって和平調停が行われ、両者の間に平和がもたらされます。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
また、ゴッドミリシアの無線タワーを使ったことでレンジャーシタデルとの通信が復活し、ベアーたちはカリフォルニアでの状況をバーガス将軍に報告します。ベアーたちは、バーガス将軍からマティアスとチームフォックストロットの調査継続を依頼されます。さて、今回は、ゴッドミリシアで手に入れたゼオライトを使ってRADスーツを強化して、チームフォックストロットを撃墜した南のシールビーチを目指しましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
究極のRADスーツ完成!
ゼオライトを持って、サンタフェ基地のウッドソン中尉の元へ帰ります。
ウッドソン中尉
「ゼオライトは持ってきたか?」
ベアー
「ええ、持ってきたわよ。」
そして、手に入れたゼオライトを50ポンド分(5袋)をウッドソン中尉に渡します。
すると、ウッドソン中尉はRADスーツをすぐに改良し、念願だった「究極のRADスーツ」を渡してくれます。
究極のRADスーツを渡したウッドソン中尉はベアーたちに声をかけます。
ウッドソン中尉
「このRADスーツは最高級の品だ。南の壁を難なく通り抜けられるはず。シールビーチには何が待ち受けているかわからない。注意を怠らないようにしてくれ。健闘を祈っているぞ、レンジャー。また連絡する。」
了解です。では、早速、南方のシールビーチへと向かいましょう。
放射線の壁を抜けてシールビーチ到着!
究極のRADスーツを装着し、サンタフェ基地から南方へ移動します。このスーツのおかげで致死レベルだったレベル6の放射線も無事通り抜けることができます。
放射線の壁を超えたすぐのところがシールビーチです。サンタフェ基地のすぐ近くですが、非常に長い道のりでした。
ここに近づいてチームフォックストロットのヘリコプターが撃墜されています。気をつけて町に入ります。
おもちゃのロボット売りの悲劇
気合を入れてシールビーチに入りますが、入るといきなりオジサン(マッドマネー・マイク)から声をかけられます。
マッドマネー・マイク
「やあ、君たち!いらっしゃい!取り引きするかい?」
笑顔がめちゃくちゃ怪しいですが、ここで無視して不審がられるのも得策ではありません。近づいて話を聞きましょう。
マッドマネー・マイク
「俺はマッドマネー・マイク。金に対して怒っている!だから安く商品を売ってやるぜ!ゼンマイロボットを除いたすべてがセール中だ。ゼンマイロボットだけは、ロボットたちのためにとってあるんだ。」
どうやらちょっと頭のおかしなセールスマンのようです。ゼンマイロボットがどうたら言っていますが意味がわかりません。
ベアー
「ゼンマイロボットって、おもちゃのロボットのこと?」
マッドマネー・マイク
「ああ、こいつらを見てくれ!ロサンゼルスの金庫で見つけたんだよ。ほら!ゼンマイを巻いてやると歩くし、火花だって出す。この小さいボタンを押すとしゃべるんだぞ。かわいいだろ?」
どうやらゼンマイロボットは単なるおもちゃのようです。シンスと何か関係あるのかとちょっとドキドキしました。でも、ロボットのためにとってあるって意味がわかりません。
ベアー
「あなたが言った『ロボットのためにとってある』ってどういう意味?」
マッドマネー・マイク
「あ?ああ、向こうの基地にいるロボットたちだよ。最近じゃいろんなところで見かけるだろ。あいつらはロボットだ。この小さいロボットのことを気にいるんじゃないかと思ってね。だからちょっと向こうに行って、売れるかどうか試そうと思ってるんだよ。素晴らしいアイデアだろ?」
なんと、このオジサン、基地のロボットにおもちゃのロボットを売りに行こうとしているようです。基地のロボットって、シールビーチはチルドレンオブシタデルの本拠地なのでシンスに決まっているでしょ。とても、いいアイデアだとは思えません。
ベアー
「危ないからやめておいた方がいいわよ。」
マッドマネー・マイク
「ああ?何言ってんだよ。かわいいゼンマイロボットを嫌う奴がどこにいるんだ。黙ってそこで見てな。じゃあな、マッドマネー・マイクは今から金を稼いでくるぜ!」
そう言うと、マッドマネー・マイクはすたすたと前方に向かって歩きはじめます。あちゃ〜、絶対危ないって。
心配で仕方ないので、ベアーたちもマッドマネー・マイクの後をついていきます。すると、左手にヘリコプターの残骸らしきものがあります。これって、、、ひょっとして、チームフォックストロットのヘリじゃないでしょうか。後で調べましょう。
そうこうしていると、マッドマネー・マイクは門の前に立っているシンスたちに声をかけはじめます。
マッドマネー・マイク
「こんにちは、金属のお客さん!俺はマッドマネー・マイク。取引したい物があるんだが… 」
その呼びかけに、シンスと一緒にいる女性トンザが応えます。トンザも手が機械化されているようです。
トンザ
「巡礼者かしら?チルドレンオブシタデルに入るためにやって来たの?」
マッドマネー・マイク
「巡礼者?嬢ちゃん、俺はセールスマンだ!」
あああ、、、と思いつつ、ベアーたちは少し離れたところからその様子を見ています。
トンザ
「巡礼者じゃないなら、お帰りください。じゃなきゃ撃ちますよ。」
巡礼者じゃなければ立ち去るように促されますが、マッドマネー・マイクはさらに食い下がります。オーマイガー。
マッドマネー・マイク
「またとない取引を提案している男をお前たちは撃つというのか?馬鹿なこと言わないでくれ。ほら、これを見ろ。ちっちゃなゼンマイロボットだ。どうだ?こうやってゼンマイを巻いてやれば動き出して… 」
ゼンマイを巻くマッドマネー・マイクを衛兵のシンスは問答無用に撃ち殺します。ああ、だから言わんこっちゃない。。。
マッドマネー・マイク南無三。。。でも、彼のおかげでチルドレンオブシタデルに加入したい巡礼者でなければ、あの門は通れないことだけはわかりました。このまま正面から行くのは危険なので、一旦、ひいてどうするか考えましょう。
ヘリコプターを発見するも…
これからどうするか考える間に、先ほど見かけたヘリコプターの残骸を調べに戻ります。残骸を調べると、ヘリには焼け焦げた跡がありますが、かろうじてデザートレンジャーの星印があるのが確認できました。やはりこのヘリはチームフォックストロットのヘリで間違いありません。
ヘリの中を調べますが、内部に遺体の痕跡はありません。チームフォックストロットに同行していたデス姐さんを見つけることができるのではと期待していましたが、彼女がどうなったかこれではわかりません。墜落から脱出し、生きていることを願います(泣)
再び正門へ…
ひょっとするとデス姐さんは、チルドレンオブシタデルに囚われているかもしれません。やはり内部へ入るしかありません。もう一度正門に向かいます。
トンザ
「こんにちは!私はトンザ。ニューシタデルの巡礼者を案内する専門家よ。巡礼者の方ですか?」
非常に悩みますが、いきなり巡礼者と言ってバレては困るので、もう少し話を聞くようにしましょうか。
ベアー
「いいえ、私たちは巡礼者じゃないわ。」
トンザ
「あら、それは残念。マティアス様と、マティアス様が人類にもたらす黄金の未来について、話を聞いてみたいですか?」
ベアー
「そうね。とても興味があるわ。」
トンザ
「それでは歓迎しますよ。巡礼者の皆さん!お会いできて光栄よ!この後すぐに巡礼者歓迎センターに案内するけど、その前に簡単な質問をさせて頂戴。最初の質問よ。あなたたちはどこの出身?A-ロサンゼルス、B-アリゾナ、C-どちらでもない。」
ふぅ、どうやら巡礼者たちの歓迎センターに連れて行ってくれるらしいので、疑われはしなかったようですね。しかし、質問でレンジャーだとバレてはいけないので、気をつけて答えましょう。まず、出身地かぁ、アリゾナっていうくらいならバレないでしょう。
ベアー
「出身地はアリゾナよ。」
トンザ
「ふーん、なるほど。二番目の質問よ。どうやってマティアス様とニューシタデルのことを知ったの?A-無銭放送、B-チラシ、C-友人。」
次はどうやって知ったかって?う〜ん、マティアスは無線放送をたくさん流しているので、無線放送と答えましょうか。チラシは見たことないしね。
ベアー
「あなたたちの無線放送を聞いたの。」
トンザ
「ありがとう。じゃあ、これが最後の質問よ。あなたたちはデザートレンジャーですか?」
いやいや、さすがにこの問いには正直に答えてはまずいでしょう。一般人を装いましょう。
ベアー
「いいえ、私たちはレンジャーなんかじゃないわ。」
トンザ
「素晴らしい!調査に参加してくれて感謝するわ。上出来よ!」
ふぅ。バレなかったかと安心した瞬間、トンザは「さようなら」と言い、いきなりシンスたちとともに襲ってきます。な、なぜバレたの!?
トンザの質問に答えるために一人で前進していたベアーは袋叩きにあい、大ダメージです。えええ!!!
ベアーがなんとか持ち堪え、後ろに控えていた他のメンバーが遮蔽物に隠れつつ敵を攻撃して、トンザたちを倒すことに成功します。
いやぁ危なかった。それにしても何故レンジャーとバレたのかしら。アリゾナって答えたのが不味かったのかしら。。。
エボルブ同士の揉め事
門にいた敵を全員倒したので、正門から中に入れるかもと思いますが、巨大な門はピタリと閉じたままです。どうやっても開きません。
仕方なく壁に沿って歩くと、体を改造したエボルブ同士が揉めているところに出くわします。
ドゥイージル
「おーい、レンジャー!こっちだ!撃たないでくれよ!俺もあんたたちと同じようにマティアスが大嫌いなんだ!あんたたちの力になりたい!」
ジョニー・ジッパー
「こいつの話に耳を貸すな!騙そうとしているんだ!俺にはわかる。俺たちがこいつを信じたばっかりに、改造ボーイズは二人の優秀な仲間を失った。あんたたちを罠に嵌めようとしているだけだぞ。」
ドゥイージル
「嘘だ!ジョニーは手先だ!こいつは自分で切り刻んでくれと頼んだんだ。切り刻まれるのが好きなのさ!」
ドゥイージルとジョニー・ジッパーの2体のエボルブ同士が揉めているようですが、正直、見た目で違いがわかりません(というより、イラストが同じじゃん)。とりあえず、襲ってこないみたいなので、一体ずつ話を聞きましょう。まずはドゥイージルに話を聞きます。
ドゥイージル
「信じてくれ、レンジャー。ジョニーはシンスの仲間だ。あいつを殺すんだ。あいつと改造ボーイズは俺たちをマティアスに売り渡す気だぞ。」
ドゥイージルによると、ジョニーは体に傷をつけるのが好きなだけの手術中毒者でマティアスの手先だと言い、レンジャーを殺すこと夢中でよりよい未来のために活動していないマティアスのことを自分は憎んでいると言います。
ドゥイージル
「あんたたちを待ち伏せしている奴らがいる。ジョニーはまっすぐそこへ誘導するつもりだ。俺はそいつらの背後にあんたたちを連れて行ってやる。ジョニーを殺したら道を教える。」
うーん、片方のいうことだけではよくわかりません。次はジョニー・ジッパーに話を聞きます。
ジョニー・ジッパー
「こいつの言葉に耳を貸すな!罠だぞ!信じるべきは俺の方だ。ドゥイージルは誰でもシンスに売り渡してきた。だからグーチマンから最高の人工装具を与えられているんだ。あいつを殺して、先に進もう。」
ベアー
「グーチマンって誰のことなの?」
ジョニー・ジッパー
「グーチマンはマティアスの外科主任だ。あいつが巡礼者たちをエボルブに変えているんだ。だがうまくいかない時もあるし、あの病気野郎は実験をしたくなる時もある… 俺がやられたみたいにな。」
ベアー
「グーチマンが改造しているエボルブについてもう少し詳しく教えてくれない。」
ジョニー・ジッパー
「ニューシタデルに入ったら、三段階の神格化が待っている。第一段階は巡礼者。これは普通の人間。教団に認められるのを待っている状態だ。第二段階は手術を受ける。普通の人間よりも優れ、強く、賢いエボルブになるが、俺みたいに病的な奇人となるかだ。第三段階は脳をシンスの躯体に移植する。そうするとイグゾルテッドという。人間と機械が完全に融合した存在になる。ただ俺の知っている限り、その存在になれたのはマティアスただ一人。他の人間はそうなる時を待っている。」
ほっほー、さすが内部の人間だけあって、これまで調べてきたことよりも詳しくわかります。シンスであるエボルブのさらに上の存在、脳をシンスの躯体に移植したイグゾルテッドが完成形のようで、マティアスは唯一のイグゾルテッドらしいです。
さらにジョニー・ジッパーにもう少し話を聞くと、ジョニーは同意なく体を改造され、内臓を改造しやすいように体中に望まずにジッパーをつけられ、その感染症で死ぬ運命にある。ただマティアスを道連れにしたいだけだと言い、ドゥイージルこそがシンスたちの手先だと言います。
ジョニー・ジッパー
「頼む、レンジャー。この馬鹿を殺して先へ進もう。」
正直、どちらの言い分もどっちもどっちでよくわかりません。が、どちらかと言えば、ジョニー・ジッパーの方が話に真実味があり、体中のジッパーが感染症を引き起こし、余命が短いのは確かそうです。ベアーたちはドゥイージルを倒すことにします。
いざ、ニューシタデル内部へ!
ドゥイージルを倒すと、ジョニーは満足そうに言います。
ジョニー・ジッパー
「ついのこのクソガキに天罰が下ったな。それじゃあ、ドアを開けるぞ。」
そういうと、ジョニーは後ろの建物の扉を開きます。
ジョニー・ジッパー
「こっちだ。ついてこい。」
走るジョニーの後ろをついて、廊下を進んでいきます。
曲がり角に差し掛かると、ジョニーは止まって小さな声で話しかけてきます。
ジョニー・ジッパー
「シーッ、見えるか?敵が待ち構えていると言っただろ?後はあんたたち次第だ。そこの端末を使ってドアをロックするか、それか… まあ… 飛びかかるかだ。幸運を祈る!」
そういうと、ジョニーは再び元来た道を走り去っていきます。よく見ると、先に武装したエボルブたちが待ち構えている部屋が見えます。どうやらジョニーは本当のことを言っていて、敵の背後に連れてきてくれたようです。となると、嘘をついていたのはやはりドゥイージルだったようです。ホッ。
扉が開いているので、このまま進むと武装した敵に見つかってしまいます。よく見ると、ジョニーが言う通り、扉の近くに端末機があり、これで扉の開閉を行えそうです。
ヘックスがコンピューターサイエンスのスキルを使って扉を閉めます。
これで敵に気づかれず、先へ進むことができます。通路の行き止まりに、ニューシタデル内部へ続く、梯子があります。
ニューシタデルこそが、マティアスが率いるチルドレンオブシタデルの本拠地です。その内部へとうとう潜入することが可能になったようです。
さて、今回はここまで。マティアスのいるニューシタデル内部へと到着したベアーたち。そろそろ終盤が見えてきたようです。
次回は、ニューシタデル内部を進み、レンジャーの敵、人類の敵であるマティアスを見つけましょう。
では。