こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その21)です。
前回、サンタフェ基地近くの農場セリトスからの救難信号を受信したエコーチーム。ロサンゼルスでも法と秩序を確立すべく、至急向かうと、チルドレンオブシタデルの一員で人体改造を施されたエボルブ(進化者)たちが、税金と称して略奪を行っていました。エボルブたちは人間と機械のハイブリッドだけあって強敵でしたが、ベアーたちはなんとか撃退し、農場の人々の信頼を得ることに成功します。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
農場の救援が終わると、サンタフェ基地から無線が入り、今度はロディアという町の商人ピストル・ピートが助けを求めに来ていると連絡が入ります。基地に戻ってピストル・ピートから事情を聞くと「レザージャークというゴロツキ集団がロディアを乗っ取り、町を出入りする者たちから金品を巻き上げている」とのこと。ロサンゼルスでもデザートレンジャーに休日はありません。
アリゾナとの交信を可能とするためにRADスーツを強化しないといけませんが、強化材料の猫砂は人がいるところにあるでしょうから、今回はまずロディアに向かい、レザージャークを懲らしめましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
いざ、ロディアへ!
ロディアはサンタフェスプリングスのすぐ南西ですが、ロディアに向かう途中、ランダムエンカウントでデュガンのワーカーボットと遭遇してしまいました。あちゃ〜。
ワーカーボットは装甲が厚くなかなか体力も高いですが、完全なロボットなのでエナジーウェポンを装備しているピゼピちゃんとヘックスの攻撃が有効で、さくっと倒すことに成功します。今後、デュガンやチルドレンオブシタデルと戦うことが増えると思うので、エナジーウェポンのスキルは上げておいた方が良さそうですな。
さて、そうこうしている間に、すぐにロディアに到着です。ロディアに到着すると、町の入り口で何やら揉め事が起きています。町に入ろうとする人にレザージャークの一味が1人につき銃弾6発を徴収しているようですが、老人が支払いを拒んでいるようです。
ベアーたちが様子を見ていると、支払いを抵抗していた老人は警告もなく、レザージャークたちに撃ち殺されてしまいます。なんと非道な!!
バレットグラバー
「集金完了。さあ、次は誰だ?」
あまりのことに並んでいた町民たちは「こんなところにいられるかよ」と言って逃げ出して行きます。前に並んでいた者がいなくなり、ベアーたちエコーチームの番が回ってきます。
バレットグラバー
「そこで止まれ、よそ者。ロディアに入りたいのなら、ロディア治安銃弾基金に寄付するのだ。一人につき銃弾6発で合計42発だ。」
うーん、こんな奴らに払うのは嫌ですが、さすがにレザージャークはこいつらだけじゃないでしょう。ここで揉めると町の中を自由に行動できなくなる可能性があります。ここで戦うのは得策ではないと判断してグッと堪えて銃弾42発を支払います。あとできっちり取り返したるからな。。。
通行料を払うと、レザージャークから勧誘を受けます。
バレットグラバー
「見たところお前たちは戦い慣れしているようだな。もし仕事を探しているなら、ボスのオビガンか、彼の右腕のデングラー副官と会うといい。」
なるほど、レザージャークのボスはオビガン、副官はデングラーというようです。覚えておこうっと。
囚われのヴァン・グラース市長
ロディアの町に入ると、どこからか人の呻き声が聞こえてきます。
ヴァン・グラース市長
「ああ…」
呻き声のする方に近づいてみると、ロディア名物のタワーに檻が吊り下げられており、ヴァン・グラース市長が閉じ込められています。
檻に近づこうとしても、レザージャークの警備兵が警備していてタワーに近づくことはできません。仕方ないので、壁越しに市長に話しかけます。
ベアー
「あなたがロディアの市長なの?」
ヴァン・グラース市長
「ああ、今では前市長ではあるが。この町のためにと思ってやったことだったが…間違っていた。レザージャークどもめ。今思えば、その名前を聞いたときにもっと警戒すべきだった。元々は助けてもらうために雇ったのだ。チルドレンオブシタデルに悩まされていたからな。」
詳しく話を聞くと、ロディアはチルドレンオブシタデルのマティアスから「協定を破った」と言われ、シンスが襲撃してきていたようです。シンスの襲撃から町を守るために、ギャングのレザージャークを雇ったのですが、逆にレザージャークに町を乗っ取られてしまったとのこと。ありゃりゃ。
ベアー
「で、どうして監禁されているの?」
ヴァン・グラース市長
「監禁とは大袈裟な。私は『強制的な塾考』を楽しんでいるし、市長として、レザージャークを招いた者として省みなくてはならない罪がたくさんある。だから今の状況を否定的に捉えないようにしている。いや、むしろ私にとっては有益な時間になると信じている。」
どう考えても監禁ですが、檻に近づけないので助けてあげることができません。言動は少し怪しげですが、本人がまだ大丈夫ならもう少し我慢してもらいましょう。レザージャークに正義の鉄槌を喰らわすことは決定として、RADスーツ強化のための猫砂について何か知らないでしょうか。聞いてみましょう。
ベアー
「あ、このあたりで猫砂を持っていそうな人を知らないかしら?」
ヴァン・グラース市長
「どうして君たちのような熟練の冒険者が猫砂など必要としているんだ?ああ、放射線対策のためか。オルチャタ博士がいくらか持っているだろう。それ以外は知らん。」
ベアー
「オルチャタ博士って誰なの?」
ヴァン・グラース市長
「彼はこの町を襲った病気の原因を調べている。その病気で住民の4分の1が亡くなった。協力を申し出れば、きっと歓迎されるだろう。博士は何かの寄生虫だと言っていた。腹部に寄生するワームらしいが、博士にも原因がわからないらしい。」
なんとロディアはレザージャークによる災難だけではなく、謎の寄生虫による病気にも悩まされているとのこと。超踏んだり蹴ったりですやん。。。
デュガンとマティアスの争い…
市長との会話を終えて、どこからレザージャークの支配を覆すかを考えつつ、町を探索していると、手元の無線が鳴ります。チルドレンオブシタデルのマティアスがデュガンを非難する放送を傍受したようです。
マティアス
「ロサンゼルスの民よ、デュガンの言葉に耳を貸すな!デュガンは人類を奴隷にすることを望んでいる!私は人類を救いたい!私の未来では人間は完全な存在となり、輝く黄金の皮膚を持つ不滅の神となる。デュガンの未来では人間は工場を動かす燃料にされるだけだ!」
そして、しばらく歩いていると、今度はデュガンがマティアスを非難する放送も傍受します。
マティアス
「ロサンゼルスの民よ、マティアスは嘘をついている。私が貴様らを奴隷にし、奴は救うと言っている。奴こそ奴隷商人なのだ!完全な人間として永遠の命を約束するということは、永遠に奴の奴隷にされるということだ。私は貴様らを滅ぼす。だが、少なくとも破滅が訪れるまでは自由を享受できるだろう!マティアスに騙されるな。」
デュガンはロボットによる支配、マティアスは人体改造のサイボーグ主義なので近しい存在同士かと見えますが、思いっきり反目しあっているようです。でも、どちらの支配もごめんですな。。。
レザージャークの真のリーダーは!
町を探索していると、レザージャークの警備が厳重な一際大きな建物があります。どうやら、ここがヴァン・グラース市長の自宅で今はレザージャークの司令部となっている場所のようです。
怪しまれてはいけないので、町の入り口で言われた通りに「仕事を探しにきた」と言ってみると、すんなり建物に入れます。しかも、そのままボスのいる奥の部屋までノンストップで入れました。なんと警備がザルなのかしらん。
奥の部屋に入ると、巨体の男と小柄な男が部屋の中央にいて、周りのレザージャークたちがその二人を護衛しています。ベアーたちが部屋に入ると、小柄な男が話しかけてきます。この小柄な男が副官のデングラーです。
スティーブン・デングラー副官
「おお、よそ者か。お前たちのことはよく聞いているぞ。」
ベアーたちが副官のデングラーに答えようとすると、大柄な男が幼児のような言葉遣いで喋ります。この巨体の男がレザージャークのボス・オビガンです。
オビガン
「ビガン、腹減った! よそ者?よそ者は食べられるのか、デンジー?」
スティーブン・デングラー副官
「だめだ、よそ者は食べちゃいけない。今のところはね。」
オビガン
「わかった、デンジー。」
おいおい。。。とてもじゃないですが、普通の会話ではありません。オビガンは力は強そうですが、デングラー副官のいうがままになっているのが一瞬でわかります。
スティーブン・デングラー副官
「ふむ、君たちは賢く、野心にあふれているようだな。私が必要としている資質だ。私もかつて山でレザージャークに捕まり、殺されるかと思ったが、私を食らおうとするのをやめるように諭し、想像を超えるほどの金と女を約束し、共に山を下りたのだ。それ以来、私が彼らを導いてきた。」
デングラー副官はその頭脳で、裏からレザージャークたちをまとめているようです。事実上のリーダーはこちらですな。
スティーブン・デングラー副官
「力の強い者がこの世界を支配すると考えるのは間違いだ。最強の部下であるオビガン、グリーク、パット。この3人なら私を指でつまんで簡単に殺すこともできるだろう。だが、強さとは体力から生まれるものではない。不屈の意思から生まれるのだ。私はその信念のもとに生きている。」
デングラー副官に聞くと、レザージャークには最強の3人オビガン、グリーク、パットがいるとのこと。これは戦うには厄介な相手ですな。さらに話を聞くと、グリークは蒸留酒製造所で作業を監視しており、パットは酒と女に目が無いということがわかります。覚えておきましょう。
スティーブン・デングラー副官
「我々がシンスを追い払う前は、誰もが歓迎され、通行料も必要なかった。これは全て理想主義者のグラース市長の政策だ。ロディアの豊かさを分け与えれば、LAに文明が蘇ると信じるあの愚か者のな。馬鹿げている!ロディアに私が作ったカジノや、蒸留酒製造所や、銀行に大金を支払わせることが、LAに文明を蘇らせることになるのだ!それが世界の仕組みだ。彼らは羊で、我々は狼。それが自然の摂理だ。」
なるほど、デングラー副官の思想は完全な弱肉強食のようです。ロディアが食い物にされている事情もなんとなくわかりました。このまま話を聞いていると、レザージャークの仲間に取り込まれそうなので、このあたりで引き上げるようにしましょう。
ベアー
「あなたたちがやっていることは間違っているわ。」
スティーブン・デングラー副官
「それでは貴様も理想主義者ということだな。残念だよ。理想主義者は必要ない。お前たちも現実がわかったら、戻ってこい。」
そういうと、デングラー副官に追い出されるので、そそくさと司令部の建物から外に避難します。。。
えっ、猫砂落ちてますやん
頭脳派デングラー副官にどうやって立ち向かおうかと考えつつ、何かとっかかりがないかと町の探索を再開します。町中をうろうろしていると、なんと猫砂を2袋発見します。一つは町の北側にある農場の奥で発見します。
もう一つは、町の地下の下水道の通路で発見します。
グリフィスに行ける程度にRADスーツを強化するには、この猫砂が全部で7袋必要なのですが、こんな風に落ちているのを見つけないといけないのかしらん。
となると、いろいろ探さないといけないわね。頑張ろうっと。
病気の原因解明に顕微鏡が必要!
町の探索を続けていると、たくさんの遺体を焼いている男性がいます。話を聞くと、ヴァン・グラース市長が言っていた寄生虫による奇病の犠牲者たちで、毎晩二人か三人亡くなっているとのこと。
こりゃ、この病気の問題も放置できません。早速、町の病院にいるオルチャタ博士に会いに行きます。病院に行くと、オルチャタ博士は病気の犠牲者の解剖を行なっているので、衛生兵のピルズが何か手伝えないか聞いてみます。
ピルズ
「この町に蔓延している病気のことだけど、私たちに何かできることはない?」
ロバート・オルチャタ博士
「ロディアは寄生虫が原因の病気に襲われている。犠牲者のほとんどが農家の人間だ。それが食習慣によるものなのか、農作業によるものなのかはわからない。町のいたるところから関係のありそうなサンプルを集めてきたが、原因を突き止めるには、壊れていない顕微鏡が必要なんだ。顕微鏡はマナーライトの病院にあると思うが、私が行っても歓迎されないだろう。」
聞くと、このオルチャタ博士は元マナーライトの一員だったのですが、患者を選別するマナーライトのやり方に反発して仲違いしてしまったとのこと。そして、マナーライトの本拠地であるエンジェルオラクルの場所を教えてくれます。
しかも、ベアーたちが猫砂を探しているとわかると、オルチャタ博士はエンジェルオラクルのマナーライトの病院にある顕微鏡を持ってくれば、持っている猫砂をくれるとのこと。もちろん無償で手伝うつもりでしたが、猫砂をくれるというなら、そりゃ有り難いです。
最強の三人衆を弱らせよう!
後顧の憂いなく、エンジェルオラクルに向かうためにレザージャークを退治しておきましょう。ただ、レザージャークには最強三人衆オビガン、グリーク、パットがいるので、そのまま正面から戦うのは避けたいところです。猫砂を探して町中を探索すると、この三人を弱らせるアイテムが手に入るので、三人に使って弱らせておきます。
まずはこちらの『汚れた水』を蒸留酒製造所にいるグリークに飲ませます。
すると、グリークは気分が悪くなります。
次に、『毒入りの酒』をカジノのバーにいるパットに飲ませます。
すると、パットも当然、気分が悪くなります。。。
そして、最後に『病気のネズミ肉のステーキ』を、ボスのオビガンに食べさせます。
疑わずにステーキを食べたオビガンは、体調が悪くなり、横になりたいと言い出します。
これで準備が整いました。さあ、レザージャークに正義の鉄槌を喰らわしましょう。
レザージャークを追い出せ
早速、レザージャークの司令部に行き、首脳部の面々に正面から攻撃を喰らわします。問答無用で戦闘開始です。戦闘が始まるとオビガン、グリーク、パットも参戦してきますが彼らの体力は3分の1くらいまで減っています。
さすがに最強の三人衆と言われるだけあって、オビガン、グリーク、パットの攻撃力は半端ありません。
彼らを弱らせてなかったら、間違いなくエコーチームにも犠牲者がでたと思いますが、結果、こちらに犠牲者は出ず、レザージャークたちを倒すことに成功します。ふぅ。
グラース市長を解放
レザージャークの首脳陣が倒されると、手下のゴロツキどもは逃げ出し、ロディアからいなくなります。グラース市長を監禁していた警備兵たちもいなくなるので、市長の解放へ向かいます。
市長が吊るされたタワーに近づき、檻を下ろします。
檻から出ると、市長はベアーたちに礼を述べます。
ヴァン・グラース市長
「ありがとう、見知らぬ人たちよ。また歩けるようになって気分がいいぞ。」
ずっと檻に入れられていたのに、思いの外、元気じゃない?!と思いますが、さすがに市長も疲れていたようです。
ヴァン・グラース市長
「す、すまないがちょっと休む時間がほしい。あとで私の家に来てくれれば、きちんとしたお礼をしよう。」
それだけ言うと、市長はその場を立ち去ります。
長い監禁生活だったので休息も必要でしょうが、ここで待っていても仕方ないので、申し訳ないですが、すぐに市長の自宅(ちょっと前までレザージャークの司令部だった場所)へ向かいましょう。
市長からのお願い…
市長の自宅に行くと、グラース市長はベアーたちを歓迎してくれます。
ヴァン・グラース市長
「来たか、レンジャー。まだ、病気の問題が残っているが、それでもこの町を解放してくれたことは大いに助かった。本当にありがとう。」
いやいや、礼には及びませんぞい。デザートレンジャーとして当然の務めですと思っていると、その表情を読み取ったのか、市長はベアーたちにお願いをしてきます。
ヴァン・グラース市長
「それからジャークが去った今、町を再建するために手を貸してくれるなら、やってもらいたいことがある。レザージャークが来てから交易パートナーとの交流が絶えてしまったのだ。もし君たちがエンジェルオラクルに立ち寄ることがあれば、彼らのリーダーに交易を再開する用意ができていることを伝えてくれないか。」
市長は町の再建のためにエンジェルオラクルとの交易を再開したいと、マナーライトのリーダーに伝えて欲しいとのこと。エンジェルオラクルには顕微鏡を手に入れに行かないといけないので、道すがらではあります。仕方ない、引き受けてあげましょう。
さて、今回はここまで。次回は、エンジェルオラクルに顕微鏡を取りに行くとともに、交易の再開をミスター・マナーに伝えることにしましょう。
では。