映画観賞「ポゼッション」(The Possession)箱の中に何がいる!驚愕の実話系ホラー

こんにちは、ゆうじんです。

今日はまた怖い映画を見たので、ご紹介したいと思います。それは、こちら「ポゼッション」(原題:The Possession)です。

映画「ポゼッション」とは

「ポゼッション」は、2012年制作のアメリカ合衆国のホラー映画です。ホラーの鬼才サム・ライミ監督がプロデュースし、「ナイトウォッチ」のオーレ・ボールネダル氏が監督しています。

(あらすじ)
 3ヶ月前に妻と離婚したクライドは、週末に2人の愛娘と過ごすことができるのを楽しみにしていた。ある日、娘たちとガレージセールに立ち寄る。次女のエミリーにアンティークの木箱をねだられ、可愛い娘の頼みならと買ってしまう。
 木箱を買って帰ってから、徐々にエミリーは箱に対して異常な執着を示し出す。そしてついには、温和だった娘が、暴力的な性格になり、奇行をみせるようになってしまう。
 娘の変わりように危機感を覚えたクライドは、娘が執着する木箱に原因があるのではないかと、独自の調査を開始するが、、、。

主人公クライドを「ウォッチメン」のジェフリー・ディーン・モーガン、長女ステファニーをキーラ・セジウィック、次女エミリーをナターシャ・カリスが演じています。

エミリー役を演じたナターシャ・カリスは、撮影当時14歳でしたが、邪悪な箱によって人格が変わっていく様子を好演しています。透明感ある美少女が、悪魔のように豹変するのをとてもよく演じています。めちゃくちゃ怖いです。

しかも、なんとこの物語は実話に基づいて制作されているそうです。eBayというオークションサイトで、箱を手にいれた大学生が奇怪な現象を体験したとのことです。

サム・ライミ監督とは

ちなみに、本作をプロデュースしたサム・ライミ(Sam Raimi)監督は みなさんご存知の通り、有名なアメリカの映画監督・プロデューサーです。

監督デビュー作の「死霊のはらわた」は1980年代のスプラッター・ブームの先駆け作品として知られ、それ以降、いわゆるカルト映画の監督として人気を集めていました。

私のイメージもどちらかというとホラー系の監督のイメージでしたが、2002年にスタートした「スパイダーマン」シリーズでさらに人気が高まり、幅広いファンを獲得されていますね。

映画をみた私の感想

結論から言うと、とても面白かったです。久しぶりに正統派のホラー映画を楽しめたと思います。

蛾が大量に発生したり、顔の中で何かが蠢く場面も怖いのですが、一番怖かったのは、やはり箱に魅入られてから、変貌していくエミリーです。

また、エミリーの変化に伴い、家族内で不協和音が生じてきますが、見ている側もドキドキ、ハラハラします。エミリーを助けようとするお父さんクライドに「そうじゃないのに〜」「危ないよ〜」などと連呼しまくりで、私の好きな王道のホラー映画でした。

勝手な感想ですが、個人的にはクライマックスの部分は若干淡白に終わっているように思います。もう少し盛り上がりか、すんなりいかない要素を入れるとさらに良かったのではと思います。

でも、トータルでは、オカルトホラーの王道として存分に楽しめました。

ぜひ気になった方は、一度チェックしてみてください。

では。